【完結】オルタナ達に、『復讐』を…   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウでございます。前回、ライダー要素を少し書きましたが、何のライダーシリーズなのか、お分かりいただけましたか?…妃十三学園からの脱出を試みた流星。彼は無事に、学園から脱出できるのだろうか。そして、流星がとうとう…仮面ライダーに変身する…。ライダーに変身した流星は…………では、本編へどうぞ


復讐の変身

壊滅した妃十三学園にて……

小百合達に別れを告げた流星は、学園から脱出すべく、行動を開始した。

流星(くそっ!出口はどこだ!?…小百合達に聞いときゃよかったな……)

外は夜で見通しが悪いため、流星は焦っていた。…その時…

「あれ!?キャプテンがいない!!」「えっ!?」「ヤバいやん!このままじゃ、逃げらてまう!!」「探すのです!!まだこの学園にいるはずですわ!!」

裏切り者のオルタナ達の声が響いた。

流星(マズイ!!いなくなったことがバレた!…早くここから抜け出さなければ……捕まって、また連れ戻される!!)

流星は見通しの良い校庭に移動した。

 

校庭にて……

流星は倉庫裏に隠れて、様子を伺う。

直美「キャプテーン!どこにいるんやー!!」

日奈「キャプテン、ボクが悪かったから…出て来てくださいよ…」

シルビア「ナオミ、ヒナ……キャプテンは…もしかしたら……」

直美「アホ!まだわからんやろ!」

校庭には、橘直美(たちばななおみ)、桃井日奈(ももいひな)、シルビア=リヒターの三人がいる。

流星(諦めて欲しいが、そうはいかねぇようだな…)

流星は隠れて、三人の様子を伺う。

直美「日奈、ここは任せた!」

シルビア「ワタシとナオミは、プールの辺りを探すわ!」

日奈「は、はい!!」

直美とシルビアは、プールの方に向かった。日奈は一人取り残され、あたふたしている。

流星(アイツは慌てん坊だ…変身するなら……今しかねぇな…)

流星は倉庫裏に完全に姿を隠すと、『戦極ドライバー』を装着する。そして、『ブラックオレンジロックシード』のロックを解除する。

『オレンジ!』

その後、流星はロックシードを戦極ドライバーにセットする。

『ロック、オン!』

すると、ホラ吹き貝のような音色で、変身待機音が響きわたる。更に、空がチャックのように開き、そこから黒い球体がゆっくりと降りてきた。

日奈「ひっ!?…なな、何の音…!?」

あたふたする日奈。だが、流星はそんな彼女を全く気にしていなかった。

流星「…変身。」

流星はそう呟くと、戦極ドライバーのカッティングブレードをおろした。

『ソイヤッ!…オレンジアームズ、花道・オンステージ!』

その時、空中に浮いていた黒い球体が流星の頭を包み込み、展開すると、流星は戦国時代の鎧武者のような姿に変わった。流星は……

『仮面ライダー鎧武・闇(ブラックオレンジアームズ)』に変身したのだ。流星は、オルタナ達に復讐するため…動き出す……。

鎧武闇「…覚悟しろ…裏切り者共…」

………

……

日奈「さっきの音はなんだったんですかぁー!」

日奈は慌てている。そこに、

パァンッ!…ボンッ!

日奈「ひゃあっ!!」

日奈の足下に銃弾が撃ち込まれた。そして…

ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…

銃弾を撃った犯人が姿を見せる。

日奈「ひっ!?…よ、鎧武者!?み、皆さーーん!!」

仮面ライダー鎧武・闇を見た日奈は怖がり、オルタナ達を呼ぶ。日奈の声を耳にした直美とシルビアがすぐに駆け付ける。

直美「な、何やあれ……鎧武者…?」

シルビア「あれが…ニッポンの…鎧武者…」

直美とシルビアは、驚きを隠せなかった。

鎧武闇「…まずは、てめぇらからだな…」

鎧武闇はそう呟くと、『無双セイバー』のブライトリガーを引き、日奈達目掛けて銃弾を乱射した。

ドパパパパパパパーーーー!!!!ズドドドドドドドッ!!!!

三人「きゃぁぁああああああっ!!」

三人は銃弾の嵐に怯む。鎧武闇は銃弾を撃つことをやめると、三人目掛けて走り出す。そして、無双セイバーの刃『ハモンエッジ』で、直美を切り裂いた。

ズパッ!

直美「…っ!?」

…ブシャァァアアアアアアッ!…ドサッ…

直美は血を吹き出し、その場に倒れた。

日奈「っ!!!!」

シルビア「ナオミ!!…く、覚悟!!」

シルビアは直美の仇を取ろうと、鎧武闇に襲いかかる。鎧武闇に攻撃を仕掛けるが、次々とかわされてしまう。

シルビア「!?…速い!」

鎧武闇「そんな感情的な攻撃…当たると思ってんのか…?」フッ…

鎧武闇は素早い動きで、シルビアの前から姿を消す。

シルビア「!?」

シルビアは辺りを見渡す。

シルビア「…!!そこ!」

シルビアは後ろを振り向くが、そこには誰もいない。

「俺はこっちだよ…」

シルビア「!?」

シルビアが前を向いた次の瞬間…

ザシュッ!…ブシュゥゥウウウウウッ!…ドサッ…

鎧武闇に切られ、血を吹き出してその場に倒れた。

日奈「い、いや……いやぁぁああああああああ!!!!」

日奈は恐怖のあまり、叫んだ。日奈の叫び声を聞いたオルタナ達が次々と校庭に駆け付ける。駆け付けたオルタナ達は目の前の光景に、言葉を失っていた。

鎧武闇「…次々と獲物が来たな……大切なモノを奪った挙げ句…悪徳理事長への復讐を潰しやがって……覚悟しろ…!」

鎧武闇は怒りに燃え、無双セイバーの切っ先をオルタナ達に向けた。オルタナ達は『オルタナ覚醒』をし、戦闘体制に入る。ガン担当のオルタナ達が、鎧武闇目掛けて弾丸を撃つが…当たる気配がなかった。

鎧武闇に変身する『馬場流星』を裏切ったオルタナ達は、彼を裏切った後…夜獣との戦いでは何もせず、戦いのほとんどを流星に押し付けていた。そして、弱った夜獣だけを倒す…簡単に言うと、美味しいところを持っていくだけだった。更に、戦闘訓練も怠っていたため、コントロールはがた落ちし、連携も取れなくなってしまった。

鎧武闇はため息をつき、無双セイバーのトリガーを引き、ガン担当のオルタナ達の身体中に風穴を開けた。鎧武闇に撃たれたオルタナ達は、血を流し、その場に倒れた。

詩音「…そんな……サテライト担当の皆さん!」

詩音がそう言うと、サテライト担当のオルタナ達が、サテライトで鎧武闇に攻撃する。しかし……

鎧武闇「…無駄だ。」

ガキン!ガキン!ガキン!ガキンーーーー!!

鎧武闇は全てのサテライトを、無双セイバーで弾き落とした。そして、サテライト担当のオルタナ達を撃とうとしたが…

日奈「そうは、させません!!」

日奈がハンマーを振りかぶって襲いかかってきた。鎧武闇は襲いかかってきた日奈を、ハイキックで蹴っ飛ばした。

日奈「ぐっ!…がぁっ…!」

日奈は背中から壁に激突し、気絶した。

桜子「な、何なの!?あの鎧武者……」

愛梨「…つ、強すぎる…」

千穂「っ!!…小賢しい…!」

残ったオルタナ達は、圧倒的に強い鎧武闇に狼狽えていた。

鎧武闇「…俺が強いんじゃあねぇんだよ……てめぇらが弱すぎなんだ、よ!!」

ズダダダダッ!

鎧武闇は、無双セイバーのトリガーを引き、残ったオルタナ達目掛けて銃弾を乱射する。

結衣「ひゃっ!」パシュッ!

未幸「あうっ!」パシュッ!

桜子「きゃっ!」パシュッ!

こはる「ひゃあっ!」パシュッ!

千穂「ぐっ!」パシュッ!

撃たれたオルタナ達は、撃たれたヶ所をおさえ、倒れた。残されたのは、詩音、愛梨、恋の3人である。

三人「っ!」

残された3人のオルタナは、武器を構える。

鎧武闇「…次は、てめぇらだ。」

鎧武闇は3人のオルタナ達に、無双セイバーの切っ先を向けた。

詩音「はぁぁああああああ!!」

愛梨「おりゃぁぁああああああ!!」

恋「やぁぁあああああああ!!」

3人は武器を大きく振りかぶって、鎧武闇に襲いかかる。しかし、攻撃が大振りのため、隙が多い状態だった。

鎧武闇「…バカが。」

鎧武闇はそう呟くと、

ズババッ!

襲いかかってきた3人を、瞬時に切り裂いた。数秒後、3人のオルタナは、血を吹き出してその場に倒れた。不意に鎧武闇は倉庫裏の方を向く。

つむぎ「っ!?」ビクッ!

そこには、つむぎが隠れており、震えていた。

鎧武闇「…。」

鎧武闇は向きを変えると、校庭を立ち去っていった。

 

鎧武闇が去って、数分後……

日奈が気が付き、つむぎと何故か気持ち良さそうな表情をした未幸と共に、負傷して動けなくなったオルタナ達を保健室まで運んだ。その様子を、変身を解除した流星が双眼鏡を使って遠くから見ていた。

流星「…何て無様な姿なんだ…」

オルタナ達が寝込んでいる保健室の様子を見ると、多くのオルタナ達が苦しそうな表情を浮かべており、動けるオルタナ達(特に日奈とつむぎ)は、それを目の当たりにして泣きじゃくっていた。

流星「…ふん、ざまぁ見ろ…!」

流星はそう吐き捨てると、学園を去っていった。

 

オルタナ達を襲撃して、3日程経った頃……

流星は格安の旅館に宿泊していた。借りていたアパートが、取り壊されることになり、荷物はタダゾンの倉庫に預けている。流星はテレビをつけ、ニュースを見る。

アナウンサー『3日前の夜、壊滅した妃十三学園に、突然現れた黒い鎧武者が、オルタナ達を襲撃する事件が発生しました!現場には、重症を負ったオルタナ達が何人も運ばれている様子が見られます!』

あの襲撃事件が、ニュースに報道されていた。

流星「えっ!?」

更に詳しく見ていくと、流星は驚きの声をあげる。その理由は……

アナウンサー『ただ、これ程の重症を負ったにも関わらず、死者が誰一人いなかったことが奇跡としか思えません!』

死者が誰も出なかったからだ。

流星「…あれだけの重症を負って誰も死ななかったなんて……恐るべき生命力だな…」

流星はテレビを消し、チェックアウトをすると旅館を出た。

流星(何か無駄なことしたな~……まぁ、いっか……)

流星はバイクのエンジンをかけると、何処かへ走り去っていったのであった。

 




いかがでしたか?今回はここまでです。流星が変身し『仮面ライダー鎧武・闇』は、ブラックジンバーレモンアームズではなく、ブラックオレンジアームズです。仮面ライダー鎧武の原作と異なる部分がございますので、あらかじめご了承ください。ちなみに流星は普通二輪自動車の免許を持ってます。『タダゾン』は私が頭の中で想像した、架空のサービスです。ア○ゾンとは、無関係です。次回もお楽しみに。では、またね。
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