【完結】オルタナ達に、『復讐』を…   作:やさぐれショウ

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やさぐれショウでございます。美弥花、乃々、小百合、若菜は『ゲネシスドライバー』と『ソニックアロー』、更に『エナジーロックシード』を先生達に託され、オルタナを引退することを決めた。その前に……彼女達の感情が、爆発する……では、本編へどうぞ


チームリーダーと若菜の怒り

ラウンジにて……

手当てを終えたオルタナ達が、会議を開いていた。その内容は……流星についてである。

詩音「キャプテン……泣いていましたね……」

未幸「はい……苦しそうでした…痛そうでした…」

つむぎ「うん……だからこそ、お兄ちゃんを連れ戻して、ちゃんと謝ろう…!」

桜子「そうだね…キャプテンは優しいから、きっと…許してくれるよね…」

千穂「そうです、キャプテンは私達がどれだけ痛め付けても、文句一つ言わなかった…だから」

その時…

バァンッ!!

ラウンジのドアが勢いよく開き、小百合をはじめとするオルタナのチームリーダーと若菜が入ってきた。

小百合「皆いい加減にして!!」

小百合はオルタナ達に怒鳴る。

乃々「襲撃をされて、それでもキャプテンを連れ戻そうとだなんて……何を考えてるの!?」

つむぎ「そ、それは……お兄ちゃんに謝って、許してもらうために…」

つむぎは言う。つむぎの発言を聞いたチームリーダーと若菜は眉を寄せる。

美弥花「キャプテンは言ってたよ…『俺はてめぇらがどれだけ謝ろうが優しく接しようが、絶対に許さねぇし、ましてや絶対に信頼しねぇ…2度と俺の前に姿を現すな。』…ってね…」

美弥花は眉を寄せながら、流星の言葉を伝えた。しかし……

つむぎ「そ、そんなの……そんなの嘘だ!!」

桜子「美弥花ちゃん!嘘だよね?嘘なんだよね!?」

玲「そんなの認めませんわ!!乃々、キャプテンは私(わたくし)達を見捨てるようなお方ではありませんよね!?」

ナタリー「キャプテンがいなくなったら…誰が私の召し使いをやってくれるの…?」

恋「ダーリンは優しいから…私達が謝ればきっと許してくれるよ!!許さないなんて、嘘っぱちだよ!!」

オルタナ達は、全く聞く耳を持たなかった。

若菜「嘘じゃない、本当だよ。美弥花、あれを…」

美弥花「うん、わかった。」

美弥花はスマホを取り出し、録音を再生する。

流星の声『アイツらに伝えておいてくれ。『俺はてめぇらがどれだけ謝ろうが優しく接しようが、絶対に許さねぇし、ましてや絶対に信頼しねぇ…2度と俺の前に姿を現すな。』…ってな。』

それは、流星を裏切ったオルタナ達に向けられた、流星のメッセージであった。

若菜「これでも分からない?キャプテンが貴女達を拒んでいることが。」

美弥花「今の録音が証拠だよ。」

若菜と美弥花はオルタナ達に言う。それでも…

結衣「そんなの…嘘…!」

シルビア「ワタシは信じない!こんなの…こんなの!!」

愛梨「アタシも絶対に信じない!!てゆーか、途中で辞めるなんてあり得ないっしょ!!」

彼女達は理解していないよう…いや、理解していない。

その時…

バンッ!

乃々「途中で辞めるなんてあり得ない?…じゃあ、キャプテンをそこまで追い詰めたのは誰…?…あんた達でしょ!!!!」

堪忍袋の緒が切れた乃々が、オルタナ達に怒鳴りたてた。まるで、別人のようだ…。

乃々「あんた達が何の罪も無いキャプテンを寄って集って散々苦しめたせいで…キャプテンはここを出ていったんだよ!!!!自分達がキャプテンに謝れば、キャプテンは優しいから許してくれる…そんな甘い考えが通用する訳ないでしょ!!!!」

乃々が怒鳴りたてた影響で、次第にオルタナ達の表情が暗くなったり、青ざめたり…中には涙を流す者も現れた。

小百合「泣けば良いと思ってるの?そんなことで馬場キャプテンや私達が許すと思ってるの?馬場キャプテンの前任のキャプテンが悪人であることにいち早く気づいたのは私達だよね?皆にも言ったよね?『彼は危険だから』って何回も警告したよね?でも、あんた達はそれを聞き入れたの?」

オルタナ達「…。」

小百合「答えなさい!!!!」

オルタナ達「…!!」ビクッ

小百合も怒鳴り、オルタナ達は首を横に振った。

美弥花「馬場キャプテンが入ってきた時、私達は『前のキャプテンとは全く違う』って言っても、あんた達は聞く耳を持たなかったよね!?」

美弥花は続ける。

美弥花「誰だったかなぁ?私達に『貴女達の目は節穴』って言った人は?『キャプテンなんて、どれもゴミクズ』、『あんな奴の味方をするあんた達もゴミクズ』…そんなことを言ったのは誰だったかな!?」

美弥花は分かっているように言う。流星が入ってきた時、美弥花、乃々、小百合、若菜の4人は悪徳キャプテンとは正反対であることをいち早く見抜き、オルタナ達にそれを伝えたが、彼女達は聞く耳を持たず…それどころか…

真知「君たちの目は節穴か?」

玲「貴女達には失望しましたわ…」

千穂「キャプテンなんて、どれもゴミクズ同然です。まぁ、あんな奴の味方をする貴女達もゴミクズ同然ですけどねw」

等…美弥花達4人は、オルタナ達から散々暴言を吐かれた。

小百合「貴女達に失望した…なんて言ってた人もいたけど、失望したのは私達のほうだよ…」

小百合はがっかりした感じで言う。

小百合「あんた達が聞く耳を持たなかったせいで…何も罪の無い、馬場キャプテンは……散々苦しい思いを、痛い思いをしたんだよ!!!!何も罪の彼に、こんなに痛い思いをさせて…あんた達は最低だよ!!!!彼の思いを無視して、連れ戻して謝ろうだなんて…結局は自分達のことしか考えてないじゃない!!だからあの鎧武者からの襲撃にあったんでしょ!?」

乃々「キャプテンは優しいだなんて勝手な解釈して…いつまで現実から逃げているつもり!?」

美弥花「私達の言葉を、一人でも多くの人が聞いていたら…こんなことは起きなかったのに!」

若菜「キャプテンはもう2度と、ここには戻って来ないわ!!その原因を作ったのは貴女達でしょ!!いい加減、現実を見なさい!!」

4人の言葉に、言い返す者は誰一人いなかった。4人の言葉を聞いたオルタナ達は全員…暗い表情をし、下を向いてしまった…。美弥花、乃々、小百合、若菜はラウンジを出た。小百合は理事長室に向かい、後の3人は、隠し研究室に戻った。

 

 

理事長室にて……

新しい理事長『妃十三護(ひとみまもる)』と、その息子であり、流星代理のキャプテンである『妃十三勝(ひとみまさる)』が話し合っていた。

理事長「勝、オルタナ達の様子はやはり…」

勝「はい、全員…馬場キャプテンに戻って来て欲しいと言うばかりです…」

理事長と勝は、暗い表情で話し合う。すると…

コンコンッ

勝「…どうぞ。」

ガチャッ

小百合「失礼します。」

小百合が入ってきた。

理事長「吉良君…」

小百合「理事長、妃十三キャプテン…ここに、お二人の判子を…」

小百合は『オルタナ引退届け』と『退学届け』を出した。これを見た理事長と勝は驚いたが……

理事長「…分かった。」

勝「分かった…」

小百合の出した書類に判子を押した。

理事長「吉良君…君は、馬場キャプテンと話したそうだね。」

小百合「…それが何か?」

理事長「その時の彼の様子を聞きたいんだ……良いかな?」

小百合は何の躊躇いも無く、当時の出来事を理事長と勝に話した。小百合が流星と話した時、彼は見るに耐えられない様子であった。精神的な傷は想像以上に大きく、もうキャプテンに戻るつもりは無いと言うことが分かった。

小百合「理事長、妃十三キャプテン…馬場キャプテンは…キャプテンに戻ることは、絶対に無いです。ですので、彼を連れ戻すのは辞めるよう、オルタナ達に伝えてください。もし、私の警告を無視して彼を連れ戻そうとするのであれば……」

小百合は椅子から立ち上がり…理事長室を出る直前に、こう言った。

小百合「例え、貴方達が相手でも…容赦しませんからね?…では、失礼しました。」

その声は、とてつもなく冷たい声であった。理事長と勝はその場に凍り付き、呆然としていた。

 

 

隠し研究室にて……

小百合は隠し研究室に戻り、荷物を纏めていた。

若菜「じゃあ小百合…キャプテンと合流できたら、連絡、お願いね。」

美弥花「私達も、後から行くから。」

乃々「では、お気をつけて。」

小百合「美弥花、乃々、若菜、ありがとう。必ずキャプテンと合流して見せるから。」

小百合は荷物を持ち、美弥花、乃々、若菜に見送られ、妃十三学園を去っていった。

小百合(待っててねキャプテン…今、行くから!)




いかがでしたか?今回はここまでです。小百合がオルタナを引退しましたが、美弥花、乃々、若菜もいずれ、オルタナを引退します。彼女達は、流星の味方です。ダリア、リリー、牡丹も流星の味方という視点で書いて行きます。次回、小百合がとうとう………!?
お楽しみに。
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