天界、そこは神々が住まう聖なる領域。壮大なる神殿が建ち並び、それぞれの神殿にて神達が日々、自分に課せられた使命を全うしている。そして、そんな神達に奉仕する天使達が忙しそうに空を飛び回っている、そんな天界にて、ある神は呟いた。
「あーひまー、ここ最近やることないしー使命もとっくに終わっちゃったしな~」
この神は、自分の全うすべき使命を終え、暇を持て余してしまっているようである。
そして、暇を持て余しすぎた神は思いつく。
「あっ!そうだ!ちょっと前から人間達の間で流行ってる野球ってゲームしよ!確かボールを全力で投げあってダメージを稼ぐんだっけ?」
この神、どうやら別のゲームと野球を混同しているようである。神の全力の投球を耐えられる者は同じ神だけなのだが……(白目
ちなみに野球は1830年代ごろに原型が出来たのだが、悠久の刻を生き続ける神にとって、190年ほど前のことなど、ちょっとで事足りるのだ。
しかし、野球はキャッチボールをやるとしても一人ではすることは出来ない。即ち、必然的に相手が必要になってくる。
「でも、私一人じゃ出来ないな~誰かいないかな~?」
神が遊び相手を探していると、背から一対の翼を生やし大量の書類を抱えた、幸薄そうな天使が通りかかる。
「おーい!そこの権天使(下級天使の纏め役、軍隊であれば准尉や曹長に相当する)野球しようぜ☆」
「わっ!?私でございますかっ!?畏れ多いことでございます。上位天使の方々となされてはいかがでしょうか・・・」
権天使の彼は思った。神と野球なんてしたら物理的に消し飛んでしまうと。そしてイチイチ仕事を押し付けてくる上位天使たちに、この面倒事を擦り付けようとするが……
「今、野球したいんだっ!いっくよ~!」
哀れ、神の気まぐれに権天使の彼は選ばれてしまった。神は理不尽なのである。
神は己の余りある神力を無理矢理固め、具現化させたボールを初めて投げるとは思えない見事なフォームで、権天使に投げた。
『ゴウッ!!!!』
「ヒッ!ヒィィィィィィ!!」
神の全力をもってして、投てきされたボールの初速は音速を優に超え光を追い抜きかねない速度で、彼の頭を掠め、衝撃波と轟音、そして彼の髪の毛を撒き散らしながら天界と下界を隔てる境界を突き破り……
「んお?何だこのおt『パァン!!!』……」
日本にある、とある高校の教室でつまらない授業に耐えきれず寝ていた。一人の不幸な青年の頭を爆発四散させるのであった。
(作者の名状し難いロリババアの様なモノです。この作品は、自分が急な思いつきで書いたものなので色々とガバガバです。
普段は仕事が忙しく、この小説に手をつけられません。ですので確実に不定期更新になります。
それでも良いとおっしゃる方はどうか気長に待っていていただきたいです。)