よう実。モブに転生憑依!?『自由気ままに頑張りま〜す』 作:おべ
最初の冒頭。これ7巻で知る内容だったな。
松雄さんなら大丈夫だけど坂柳さんの働きがあったことは知らないはず....。よし、見なかったことにしよう。
オレ1話 平穏を送りたい。
オレは平穏な日々を過ごしている。
松雄さんと坂柳理事長には感謝している。
松雄さんにこの学校を紹介され、この学校の理事長である坂柳さんの働きもあってこの学校に入学できた。またオレへの負担を考えてDクラスになるように調整されており、オレは平穏な日々を過ごすことができる。
あそこから逃げられるのらどんな条件でもオレは従うだろう。
4月。
オレは友達作りに失敗した。
入学式で失敗し、部活動説明会でも失敗した。
友達がいないわけではない。
オレはよく3バカとつるんでいる。
池寛治、須藤健、山内春樹というようにクラスカースト最下位だ。
唯一の友達は櫛田くらいだろうか。オレにとって天使だ。
堀北は隣人だ。事あるごとにコンパスで刺してくる。痛いからやめてください。『罪と罰』を読むのは構わないが同じように実行に移すのだけはやめてください。
友達作りには失敗したが、平穏な日々を手に入れられたのだから良しとしよう。オレは友達作りのためにこの学校へ来たのではないのだから。
4月中旬。
Dクラスの授業態度は最悪だ。私語や携帯に触るのは当たり前。他の人とお喋りをする者やゲームをする者、うるさくする者といったように授業中は動物園のような光景だ。ホワイトルームにいたため学校の授業というものは知らないが、この行為をやってはいけないということだけはオレでも分かる。
4月最後の週。
今日は小テストを受けることになった。
オレは茶柱先生の説明に違和感を感じる。
入学式のSHRでもそうだったが何かを隠すような言い回しだった。嘘は言ってないのだがどこか引っかかる説明だった。といってもオレには興味はない。平穏な日々があればそれでいいのだから。
小テストに取りかかる。最初は全部の問題を見る。最初の17問は中学生レベルの問題だった。だが最後の3問は異質。とはいってもオレは全ての問題の解答が分かるのだから関係ない。
5月1日。
Dクラスはクラスポイントが0。茶柱先生によりクラスポイント0の理由の説明があった。その理由は授業態度に関するものがほとんどだ。10万という大金を毎月貰えるわけがない。これが社会の厳しさだ。といってもオレには関係ないこと。オレ日常が奪われたわけではないのだから。
放課後。
オレは茶柱先生に呼び出しを受けた。他にもBクラスの生徒も呼ばれてた。職員室へ向かうと茶柱先生の姿は見つからない。代わりにBクラスの担任である星之宮先生がオレのことを気にかけてくれる。やりとりを交わしていると茶柱先生が生徒名簿で後ろから星之宮先生の頭を叩き登場して来た。
その後生徒指導室へ案内され、隣接してある給油室に入れさせられる。退学を脅しにして。
ほどなくして隣人である堀北が入室して来た。堀北と茶柱先生のやりとりを給油室から盗み聞きするような形になる。一通り聞くと堀北は優秀以外ありえないと思っているようだ。
茶柱「出てこい綾小路。」
その後オレは茶柱先生に呼び出さられる。堀北はまだいる。オレが出ないでいると茶柱先生は退学を脅しにしてくる。平穏な日常のためなら従うとしよう。
茶柱先生はオレの入試問題の解答用紙をゆっくりとテーブルに並べていく。全教科50点だ。
オレ「偶然って怖いっスね。」
全て偶然だ。点数を揃えた証拠はないのだから。
茶柱先生の説明の後、茶柱先生は職員会議へ向かいオレと堀北は廊下に取り残される。沈黙の後オレは堀北と会話をした。
その後オレは強制的に堀北に協力させられる。
寮。
オレはベットに転がる。堀北の協力に興味はない。
オレは携帯でこの前の小テストの結果を見ていた。先程生徒指導室を出る時、茶柱先生に見ておけと言われたためだ。
『小テストの結果』というページを開くとそこに各クラスの結果が記載されている。ほとんどのクラスが最高点数が90点に対してBクラスだけ満点の人がいた。普段のオレなら興味はないが、茶柱先生は注視しているのだろうか、少し興味を持つ。平穏な日々を過ごしているが退屈はしている。我儘であるがそれくらい許してほしい。
過去問。
オレは櫛田と食堂へ向かった。櫛田は疑問に思っているようだが。
結論からいって中間テストと小テストの過去問と解答を手に入れることができた。だが少しさっきの先輩の発言が気になった。オレの前に貰っている生徒がいるような発言をしていたためだ。
オレは1つの仮説を作る。この前の小テストでBクラスの人が満点を取っていた。これが取引で過去問を入手していた者と同一人物であるならば.....。証拠はないが調べてみるのも1つの手か。
堀北兄妹事件。
自販機で飲み物を買いに来たら路地裏で堀北ともう1人を目撃する。もう1人は生徒会会長で堀北の兄らしい。
会長が堀北を撃ち込もうとしたので、オレは気配を悟られずに近寄り、堀北会長の右腕を掴み動きを制限する。
その後にも互いに牽制をする。
会長「いい動きだな。何か習っていたのか?」
その質問の後でここから誰が去っていく足音が聞こえた。
オレ達の行為を目撃していた者がいたのだろう。妙な視線があったため知っていたが。
会長「ッチ!どうやら見られていたようだな。おまえの連れか?」
会長はオレを疑っているらしい。
綾小路「違う。オレは知らない。」
あの視線はオレの記憶にないものだ。
会長「そうか。」
会長はそう言いながらここから去っていった。
オレはまた堀北と取り残される。
中間テスト後。
中間テストの過去問は櫛田によって配布された。
Dクラスの結果は高得点。多くの者が80点後半だった。
須藤は39点で合格ラインに1点足りなかったがオレと堀北の働きにより退学は取り消せた。おかげ5万なくなったが。
テスト打ち上げ後。
オレの打ち上げが終わりみんなはそれぞれ帰って行く。櫛田も帰ったのだが、櫛田は携帯を忘れたようなのでオレは携帯を持って櫛田を追いかける。
外に出ると向こうに櫛田と通行人が1人いる。通行人の1人は少し怪しかったが櫛田に携帯を届ける目的があったため放置する。
オレは隠れ櫛田を見る。櫛田は殺意を持って欄干を蹴っている。オレは運が悪いようでオレの携帯が鳴ってしまう。案の定櫛田にバレてしまう。櫛田はオレの手首を掴み、オレの手のひらを自分の胸に当てる。
櫛田「あんたの指紋、これでベットリついたから。」
オレは櫛田に弱みを握られることになる。
弱みを握られたことはオレに落ち度だが、さっきから妙な視線を感じる。路地裏での出来事の時と全く同じ視線だ。何故だろうか、路地裏でも今でもそうだがどちらもオレに向けての視線だ。これは何かあるに違いない。
7月。暴力事件。
どうやら暴力事件があったようだ。Cクラスが被害届を提出しており、Dクラスの須藤が主犯のようだ須藤は自己防衛と言っているが、結果的にCクラスの連中が怪我を負っている。一方的な殴り合いだったのだろう。Dクラスは無罪を証明できるのだろうか。
Bクラスが今回の騒動に協力してくれるようだ。その時に一之瀬と連絡を交換することができた。オレは嬉しかった。
今回の暴力騒動で目撃者を見つけた。事件当日現場にいたようだ。カメラから騒動の時の画像があった。だがこれだけでは弱い。この事件、Dクラスが勝つのはほぼ不可能だろう。
裁判。
結果からいうとDクラスの劣勢。明日への持ち越しとなったがDクラスが勝つ方法はないだろう。
その後一之瀬さんのポイントでカメラを購入し、上手く誘導して堀北にも一芝居打って貰った。結果的にCクラスが被害届を取り下げる形になったようだ。
帰り際会長にお褒めの言葉を貰い生徒会の勧誘をされたが丁重に断った。隣の橘先輩は驚いた様子だが。
会長とのやりとりの後、堀北はオレを呼び止める。堀北は何かと入れ知恵されたような質問をしたため適当に応えた。
オレは最後に、
オレ「オレの詮索はするな。」
はぁ〜、俺はどこのグループにするか。無人島試験の結果により他クラスの動きが変わるからなぁ〜。特に龍園が。