よう実。モブに転生憑依!?『自由気ままに頑張りま〜す』   作:おべ

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3話 5月1日。

 

 

 5月1日。朝。教室。

 

 どこのクラスでもざわついている。10万prptが振り込まれてないのだから。

 

健二「直樹は何ポイントだった?」

 

俺「6万6000だ。おまえは?」

 

 原作では6万5000だが、俺のイレギュラーの影響だろう。意外に10clpt影響するんだな。

 

健二「俺もだ。みんな6万6000なんだよ。」

 

俺「あとで先生に訊いてみようぜ。」

 

健二「だな。」

 

 周囲のみんなはざわついていた。Dクラスはもっと大変なんだろうな。憑依先がBクラスだったのは幸運だった。

 

 

 

 


 

 

 

 HR。教室。

 

 星之宮先生が教室に入って来た。

 

星之宮「それではHRを始めまーす。」

 

男子「先生!ポイントが10万じゃないんですけど?」

 

みんな「「「そうそう」」」

 

女子「なぜでしょうか?」

 

星之宮「それについてこれから説明しますね。」

 

 Dクラスは最初質問形式で最後まで煽るような説明だったが、星之宮先生は生徒で遊ばないらしい。

 

星之宮「気づいている人はいると思いますが、この学校は実力で生徒を測る。つまり、クラス全体の授業中の態度や成績でクラスポイントが算出されます。それに100をかけた数字が皆さんへのお小遣いとなります。」

 

男子「そんなの聞いてないですよ〜。」

 

 周りからは「なるほど〜」の声がある一方で、「聞いてない」という声も当然ある。

 

神崎「いや、入学初日の説明では毎月1日に振り込まれるが、かならずしも10万とは言っていない。学校側は嘘をついてないよ。」

 

 神崎頭良いなぁ〜。このタイミングで出てくるのか。

 

 周りからは「なるほどなぁ〜」や「まじかよ〜」と聞こえてくる。

 

星之宮「神崎くんの言った通りです。クラスポイントは皆さんの評価で決まるから注意してね。」

 

 星之宮先生は茶柱先生と違ってみんなにやさしく説明していく。

 

星之宮「これが今回の各クラスのクラスポイントよ。」

 

 星之宮先生が手にしていた筒から大きな紙を取り出し黒板に貼った。

 

Aクラス940clpt
Bクラス660clpt
Cクラス490clpt
Dクラス
0clpt

 

神崎「並びが綺麗すぎですよね。」

 

 並びが綺麗すぎる。AからCまでのクラスポイントは全部10の倍数だ。原作では次の月から一の位は0ではない。この月の採点基準は異質だろう。

 

星之宮「ふふ。だんだん気がついてきたかな?では、なぜ君たちはBクラスになったと思う?」

 

男子「テキトーなんじゃね?」

 

 Bクラスの池ポジの人が言う。

 

 クラスの配属の基準はテキトーではない。原作では推薦された人の調査で決まる。

 

星之宮「適当ではありません。優秀な子順にクラス分けされています。」

 

 優秀順か。俺はなんでBクラスなのだろう。それこそテキトーか。

 

星之宮「君たちはこの学年で優秀なクラスかな。Aクラスは優秀すぎ。Aクラスを基準したらダメですよ。」

 

 星之宮先生はクラスポイントの用紙を見ながらAクラスを基準にしたらダメと言ってきた。あながち間違いではないしな。

 

神崎「BクラスのクラスポイントがAクラスより高ければ、僕達はAクラスに上がっていたんですか?」

 

 やっぱり神崎くんは頭がいい。

 

星之宮「その通りよ。クラスポイントによってクラスが決まります。」

 

 周りからは「「おぉ〜」」と感心する反応。

 

星之宮「それに、『希望する進路を選べる権利』は『Aクラス』だけでーす。皆さん頑張りましょう。」

 

 ここで星之宮先生から爆弾発言。俺達にとって重要なことを言われる。

 

星之宮「この学校は実力主義よ。世の中甘くないわよ。でも、みんなにはチャンスがある。Aクラスになればみんなの夢が叶えられるわ。」

 

 現実を説明した後に希望を持たせる発言。茶柱先生なら絶対に言わないな。

 

一之瀬「ポイントは増えたりするんですか?」

 

 星之宮先生の説明があらかた終わった所で一之瀬さんが質問する。

 

星之宮「増えるわよ。」

 

 増える方法があることを知ってみんなが安堵する。

 

 星之宮先生がもう一つの筒から大きな用紙を取り出し黒板に貼る。Bクラスの小テストの結果だ。

 

星之宮「皆さんのテストの点数が高いとクラスポイントも増えます。皆さん頑張りましょう。」

 

 当然、俺の点数は100点だ。次点で神崎くんが90点。

 

神崎「小テストの点数もクラスポイントに影響するんですね。」

 

星之宮「その通りよ。神崎くんはこの中で一番()えてますね。」

 

 お!星之宮先生の認定貰ってるな。原作通り、一之瀬さんと神崎くんがこのクラスを引っ張っていくのかな。

 

男子「それにしても凄いな。直樹、満点かよ。」

 

 そりゃ〜、誰かに言われるよな。

 

星之宮「直樹くんは素晴らしいですね。1年生の中で1人だけですよ。この調子で頑張ってくださいね。」

 

 俺は褒められた。素直に嬉しい。

 

 周りから「おぉ〜」や「すげ〜」など様々。

 

星之宮「皆さん、中間テストは頑張ってくださいね。これでHRを終わりまーす。」

 

 Bクラスは無事にHRが終わった。

(Dクラスは悲惨だからな。某テレビ番組の『0円食◯』みたいな生活だからね。大変だ。)

 

 


 

 

 

 HR後。教室。

 

健二「おいおい、直樹って凄いんだな。」

 

男子「そうそう。おまえモブキャラだと思ってのに。」

 

神崎「それはさすがに言いすぎじゃないかな?」

 

 当然、そうなるわな。

 それに神崎くんの発言からして君もそう思ってたのかな!?後で問い詰めよう。

 

直樹「たまたまだって。俺は凄くない。」

 

男子「そういう奴ほど頭がいいんだよな。ムカつくぜ。」

 

健二「そうそう。分からない所は此奴(こいつ)に訊くか。」

 

 此奴ですか。

 

 

 

 

 

一之瀬「ねぇ〜、みんなに聞いてほしいことがあるんだけど。中間テストまでに勉強会開きたいと思うんだけど、いいかな?」

 

 俺達が馬鹿みたいな会話をしていると、突然一之瀬さんがみんなに呼びかけきた。もう既にこのクラスのリーダーだ。

 

神崎「いいと思うよ。他のみんなもいいよね?」

 

男子「ああ、いいと思うぜ。」

 

女子「賛成賛成。」

 

 普通なら嫌がる奴はいる。だが、ポイントが関係してくるためみんなはそれに賛同する。自分のお小遣いが減るのは嫌だからな。

 

一之瀬「それと、直樹くんはできるだけ参加してほしいな。」

 

 ですよね。めんどくさいけど、参加しますか。

 

神崎「そうだね。直樹くんは僕より頭がいいみたいだからね。」

 

 俺、頭良くないです。神崎くんがトップだと思います。

 

俺「はぁ〜。これ拒否権ないやつじゃん。」

 

健二「ドンマイ!」

 

 此奴、本当に俺のこと心配しているのだろうか。

 

 

 

 


 

 

 

 その日の放課後。教室。

 

健二「直樹〜。そろそろ部活行こう。」

 

 俺と健二は陸上競技部に所属している。

 

 健二は短距離。俺は長距離。

 

俺「そうだな。そろそろ行....」

 

 俺が言いかけ中に放送が流れる。

 

『1年Dクラスの綾小路くん。担任の茶柱先生がお呼びです。職員室まで来てください。』

 

 お。綾小路くんか。俺は呼び出しはないみたいだな。

 

『1年Bクラスの神崎くん。担任の星之宮先生がお呼びです。職員室まで来てください。』

 

 うん?神崎か。原作ではなかったが。

 

 俺も後で星之宮先生の所に行くか。やらないといけないこともあるし。

 

俺「健二すまん。俺もさっき、星之宮先生に呼ばれていたわ。先に行ってくれる。」

 

健二「そうだったのか。なら、顧問にはちゃんと言っておくから。さっさと来いよ。」

 

俺「あぁ。頼んだ。」

 

 俺は教室を出る。

 

 

 


 

 

 

 廊下(Bクラス前)。

 

俺「神崎。後で俺も用があるって先生に伝えてくれないか?」

 

 教室を出ると神崎がいたので俺は神崎を呼び止める。

 

神崎「別に構わんが。何か用事あるのか?」

 

俺「ちょっと野暮用でな。30分後に向かうから。何かあったら携帯で連絡してくれ。すまんな。」

 

神崎「分かった。先生には伝えておくよ。」

 

俺「サンキュー」

 

 伝え終わると神崎くんは職員室の方へ向かった。

 

 俺はテキトーに時間を潰すか。

 

 

 

 

 5分後。携帯。

 

『OKみたいだ。30分後に来てほしいみたいだ。』

 

 神崎から連絡が来た。返信で『了解』と送る。

 

 俺はあまり綾小路くんと会いたくない。

 

俺は30分後に向かうとしよう。

 

 

 




次回、生徒指導室ですが、ちょっと修正します。

没作品ができてしまった。

本編と没作品分けて出すか。
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