「実技総合結果出ました」
「救助ポイント0で2位とはなあ!」
「後半他が鈍っていく中で敵を寄せ付けて迎撃し続けた。タフネスの塊だ」
「対照的に敵ポイント0で8位」
「あれに立ち向かったのはいたけど……ぶっ飛ばしたのは久しぶりかな」
「妙なやつだよ。あそこ以外は典型的な不合格者だった」
「だが注目すべきは……やはりコイツだな。轟晴矢」
「コイツって推薦入学の轟焦凍の双子だよなあ!?」
「双子なのに顔が似てないわね……でもどっちも好みだわ!」
「まあそれは置いといてこの子の個性……ゲームマスターだっけ?はっきり言おう。規格外だ」
「不合格にする理由がありませんね」
「うん!彼には是非立派なヒーローになってもらいたいもんだ!」
こうして雄英での会議は進んでいく。
・・・・
結論から言うと合格した。
合格通知の知らせでオールマイトが出てきた時は流石に驚いた。
どうやら首席合格らしい。
誰とはわからないが目をつけられそうだなあ……怖いなあ……
「晴矢兄ぃ?」
「ああ、なんでもない。気にすんな」
そして雄英の正門に着くとそこには
「あ!おーい!晴矢!」
「晴矢さん。おはようございます」
拳藤さんと八百万さんがいた。
「おはよう。拳藤さん、八百万さん」
「あの……そちらの方は……?」
「ああ、コイツは俺の双子の弟、轟焦凍」
「轟焦凍だ。よろしく」
「双子なのに顔があまり似てないんだね」
「よく言われるよ」
そしてクラス割りの紙を見ると
「全員A組か」
「晴矢、これからよろしくね!」
「晴矢さん。三年間よろしくお願いします」
「ん?ああ、よろしく」
んで教室に行き、ドアを開けると
「机に足をかけるな!机の製作者や雄英の諸先輩がたに申し訳ないと思わないのか!?」
「思わねーよ!テメーどこ中だよ!端役が!」
うん……なんて言えばいいんだろう……
拳藤さんたちもあまりいいものを見る目ではない。当然か。
俺たちがさっさと席に座ろうした時、
「テメェか?入試一位ってのは」
誤魔化してもしょうがないし……ここは
「ああ、そうだけどなに「テメェ余裕こいてんじゃねえぞ!俺がすぐにお前より上に行ってやるんだからな!」……」
言いたいことだけ言うと元の席に戻っていった。
とウンザリしていると
「アンタが轟の言ってた双子の兄っすか!」
いきなり横から大男が現れた。
「そういう君は?」
「あっ!失礼したっす!自分は夜嵐イナサというっす!轟とは推薦の時に会ったっす!」
「夜嵐くんか。なあ?俺のことは晴矢って呼んでくれないか?」
「わかったっす!しかしこれからの日本一暑い高校生活……燃えるっす!」
おおう……暑いな……
そしてあの入試説明で注意されていた緑君が入ってくると
「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここは……ヒーロー科だぞ」
なんかいる……
寝袋に入っていた男はどうやら担任らしい。雄英の教師ってことはプロヒーローだよな?
体操服を寝袋から取り出すと
「早速だが……これ着てグラウンド出ろ」
んでグラウンドに出ると
「個性把握テストぉ!?」
「入学式は!?ガイダンスは!?」
「ヒーローになるならそんな無駄な行事出る暇ないよ」
いやいや、出なくていいのか?俺がそう思ってると
「轟……ああ、二人いるんだったな」
「なら俺のことは晴矢って呼んでくれませんか?」
「わかった……晴矢、お前中学の時のソフトボール投げの記録何メートルだった?」
「72m」
「んじゃあ円から出なきゃ何してもいいから個性使って投げてみろ。思いっきりな」
「んじゃあ」
<マイティアクションエックス!>
<ガッシャット!ガッチャーン!レベルアップ!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!エックス!>
「姿が変わった!」
「あれがアイツの個性なのか?」
<ガシャコンブレイカー!>
ガシャコンブレイカーを取り出してボールを上に浮かしてガシャコンブレイカーを下から上に振り上げるように叩いた。そしてボールは空の果てに飛んで行った。
相澤先生の持っていた測定器を見てみると……2600mか
「まず自分の最大限を知る。そこからヒーローに必要な素地を作る」
「うおう!2000オーバーってマジかよ!」
「なにこれ面白そう!」
「個性思いっきり使えるんだ!流石ヒーロー科!」
「面白そう……ね。ヒーローになる為の三年間……そんな心づもりで過ごす気なのかい?よし、トータル成績最下位の者は見込みなしとし、除籍処分としよう」
はあ!?
こうして俺たちの絶対に負けられない戦いが始まった。