戦姫絶唱シンフォギア~影~Dún Scáith~   作:英国の珍兵器

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前回から2年が立ちました。と言ってもほぼ説明会みたいなものですが・・・


2年後~

特機部ニのあるトレーニング用の部屋で3人の女性がトレーニングというにはえげつない訓練をしていた。

 

「それっ!」

ある女性は2槍をもち、残る二人は1槍ずつもつ。いずれも紅く照り輝くどこか恐ろしくなりそうな槍だ。

 

「ふっ!」

 

「やぁっ!」

 

2人でなんとかその女性の槍さばきについていき、何とか拮抗していた。

 

「ふん・・・二人とも"それ"に慣れたようだな。だが!二人でようやっと私に拮抗できるのはまだまだと言わざるを得ない。今度からは1人相手でやる。だが、あいている者がでるな・・・キャスター、居るんだろう?」

 

「む・・・」

キャスターは霊体化を解き、奏の横に立つ。

 

「あいている者の相手をしてくれないか?」

 

「いいだろう。それがマスターの練度があがるのに繋がれば。」

 

「ではこれで本日の鍛練は終わりだ。」

 

「御師様。」

 

「む、マスターか。どうした?」

 

「私と一対一での鍛練に付き合ってくれないか?私はまだ弱い・・・」

 

「ふむ。良いだろう。さぁこのスカサハに力を示せ!」

 

「はいっ!」

 

そのやりとりを横目で見ながらトレーニング部屋をでる奏。

 

そして戦闘装束を解除する。

 

奏の首にはオレンジのペンダントを身につけている。これはキャスター(スカディ)が魔術で作った物で、前回奏の為に作成した戦闘装束兼防寒着とここ最近スカサハ様に与えられたゲイボルクをどうするかという話になる。

いつ戦闘に入るかわからないため、常にゲイボルクは持つ必要があるが、持っていると完全に大騒ぎになる。

よってキャスターが奏の為に魔術でシンフォギアに似せたペンダントトップで収納させられる様にした。

 

魔力をペンダントトップに流すとあのオレンジを基調とした戦闘装束を素早く身に纏わせ、ゲイボルクが右手周辺にポンっ!と現れる。それを掴むと戦闘準備が完了する。

 

何よりその利点は、戦闘準備にかかる時間が短い、シンフォギアではないため、リンカー(Linker)を使用しないですむ・・・などがある。

 

 

 

 

 

因みに本日は平日であるが、翼が学校に行って良ないのはただ単純に春休みだからである。

 

来週は翼が通っているリディアン音楽院の入学式なのだ。

奏は19歳に既になっており、2課の正式な職員となっている。(2課は国家機密組織なので、2課の職員名簿は2課の人間と、国のトップクラスしか持っていない。)

 

この二年間、奏は成長した。オペーレータのみならずマスターとしても。マスターとして活動するには後方で指示しても良いが、スカサハの地獄のような修行によりゲイボルクを与えられ、真名解放が出来るようになった事もあり、奏の性格上前に出ることが多い。まぁマスターとしてはどうかと思うが・・・・・・

 そのためのキャスターが制作した戦闘装束である。

 

 

 

 

 

 

 

因みにスカサハとの修行が終わった後は休憩が有るため、スカディ様に膝枕をさせられ、ふやけている最中だった。

 

「あぁ~~・・・・・・」

 

「ふん、良い顔でふやけてるなマスター。」

 

 

 

 

 

ちょうどその頃・・・スカサハと翼はというと修行は終わり休憩に入っていた。

 

「・・・・・・御師様・・・」

 

「何だ。」

 

「私は強くなれるだろうか?・・・」

 

「私が見込んだのだ、それなりの技量がなければこうまでしてまで召還されなかったぞ」

言外にそれなりの評価している、とスカサハが言う。実際、クーフーリンとかいうセンスの固まり程ではないが、現代の人間ではトップ?の戦闘能力を持つ(かもしれない)人物が翼だからだ。

 

「そっか・・・」

 

「お主も、奏とかいうのも、まぁ儂がゲイボルクを渡せる位には成長したのだ。少しくらいは胸を張れ。」

 

 

 

 

 

 

 

因みに、翼がスカサハを御師様とよぶのはプライベートくらいです。それ以外はランサーと呼びます。


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