幻想の記憶使い   作:魚介(改)貧弱卿

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4話

「都市に入りましょ?」

 

「ん、、わかった」

 

彼女に先導されて都市に入り、

「動くな!!」

包囲された、おまけにめっちゃカッコいい銃?みたいなものを突きつけられている

 

ミラー案件ですねわかります、、

 

さて、

「止まりなさい、この人は恩人よ」

永琳が片手で制止してしまった…

 

マジ?メモリ能力より永琳の片手の権力の方が強いの?

永琳どんな立場なんだよ

 

「しかし!その男には住民登録がありません!それは妖怪です!」

「彼は人間よ、妖力がないから」

 

「………おい、装置もってこい」

「はっ!」

 

謎の鎧?スーツ?の男らしき人物が部下と思しき似たような装備の男を下がらせた、

多分妖怪と人間を識別する機会でも用意しに行ったのだろう、、ってかめっちゃ早いな

動き早い、人間のできる動きじゃないぞ……いやエクサスケルトンか?外角側から強化するんだったら可能だな

 

ビームとか撃つ?だとしたらマジでミラー反射は避けられない運命だが

 

「一応だが検査を行う!」

「あぁ、はいよ、待ってればいいかな?」

「はぁ……この頭の固さには困ったものね」

 

「しかし!これで妖怪の擬態であれば被害が出ます!」「私が保証するわ」

「八意様!どうかご理解下さい!」

(なんか言い合っちゃってるなぁ)

 

個体識別とかはわからないが

ひときわ近くにいた男?に声をかけようとしたが、銃が派手に鳴っているのでやめた

 

多分そういう牽制対策

メモリを起動する間もないかもしれないけど、T2のメモリは運命の影響が強い

落としたり起動したらするだけでも多分オレに刺さりに来る

映画でのヒート、トリガー、エターナル以外はみんな投げてたし、そもそもT2は浮く以上

起動すれば挿さるのである

中途半端な攻撃じゃメモリブレイク出来ないし

外装を直接切られたりすれば別だとは思うが

 

「持って来ました!」

「よし、俺が出る」

 

赤いヘルメットの隊長らしき人物が出てくる

「これは妖怪検査機、こいつに従って検査してくれ」

「…了解」

(多分音声ガイドか何かあるんだろう)

 

「ピロリン!」

まさかの永琳の声だった…

自分の声を使って音声ガイドを作ってたのか、しかし永琳は薬師なんじゃ無かったのか?

 

「まずは、指紋登録、と、声紋鑑定、を、行います」

(この機械ならではの割れた音がいいね

実にいい、ディモールトベネ)

 

指紋の登録完了、声紋登録完了し、

「続いて、霊力検査を、行います

登録スタンバイ………」

とりあえずパネルらしき場所に触れてみる

指紋検査の時と同じパネルである

 

「必要量/現在値、100/5…」

 

なげえなあ…

 

と思うのもつかの間、10秒程度で終わった

すげえな、高性能だ

 

「霊力波紋登録完了、重複・類似例無し

妖力判定、ネガティブ

 

塩基反応、霊長類 ヒト科ヒト目

あなたを人類の一員として認めます

ようこそ、人類の都、インテーディルへ」

 

「登録完了っぽいな」

「本当に人間、だと……」

(逆にアンタは俺のことを妖怪だと思ってたのかよ…)

 

「これでわかったでしょ、さぁ行きましょう」

俺の手を取った永琳が俺を引っ張り

どこかへと引っ張っていこうとする

 

「と、ちょっと待って」

「なに?」

 

俺は軽く手を振り、尚こちらに視線を向けている男達の内一人に向けて

 

「君、ゾーンメモリを持ってるね?」

鋭い視線を向け返す

 

「俺のメモリ…返してもらう」

「なんだ?これか?」

 

取り出されたのは、やはりゾーンメモリ

特殊タイプのメモリで、直接戦闘には向かないが 強力な干渉能力を持つ、他のメモリを呼び寄せる効果を発揮したこともあるし、ビーストメモリとのコンボはダブルすら追い詰めたこともある

 

とはいえエクストリームでのやられ役であった

 

まぁ最上位のメモリ且つライブモード持ちのエクストリームは同じクラスのゴールドメモリ、ズーやファングのライブモード持ちやゼロ、エターナル型のメモリ干渉能力でもなければ勝てない

 

彼女が速攻でやられるのもわかる話だ

 

「これは押収品だ!渡すわけにはいかない!」

「ダメだ、それは危険なんだ…特にZのメモリは強力だ、君が適合しても食われる可能性が高い」

 

「黙れ!警察機構の執行する公権に口を出すな!」

「そうかい…なら見届けるとするさ」

 

永琳の元へ歩きながら呟く

 

「ゾーンの暴走をな」

 

「ねぇ、貴方はいつもあんな事をしているの?」

「メモリかい?」

 

「ええ」

「アレは俺が紛失したアイテム、それを無断使用した挙句に害をなすのは止めて貰いたいというだけさ」

 

「そういえば、回収するって言ってたわね」

 

ガイアメモリを見せる

「俺が持っているのは現在4本、いずれも中級メモリだ、下級メモリならまだしも、バイラス、アームズ、バイオレンス、デス、他恐竜系、サン、グラビティ、テラー、タブー、ナスカ これくらいは回収しないといけない」

 

ウェザーは適合者がおかしいだけだからな

メモリ本体は上級のうち一つに過ぎない

クレイドールは最強の可能性を持つだけのメモリ、若菜のように覚醒しなければ良いという話、、覚醒したらしたで生贄になる事を恐れるだろうし

 

「ねぇ、貴方……家あるの?」

「都市に初めて来た奴が家なんて持ってると思う?」

「わからないわね、貴方妙に博識だったし」

 

「あぁ……」

(こりゃマズったか?)

「まぁ別に良いのよ、もしかしたらほかにも都市があるのかも知れないって思っただけよ」

「そうか、、ってここ以外都市無いの?」

 

「えぇ、人類生存圏はここだけよ、

いえ、そもそも人類が存在するのがここなの」

 

「なるほど…….じゃあつまりは」

 

ここは……過去の世界……

 

「つまり、何よ?」

「いや、なんでもない」

俺は目を瞑ってなんでもないとアピールしつつ永琳について歩く

 

「さぁ、着いたわよ

ここが私の家、今日から貴方の家でもあるわ」

 

「…………は?」

 

「返さないでね?一等地に別荘がいくつもあって困っているの、有効活用でしょ?」

「なるほど分からん」

 

(え?永琳は都市の中心部である一等地に別荘がいくつもあるほどセレブなの?じゃあなんで薬師?いや薬師がめっちゃ貴重なのか?それとも永琳は貴族か何かなのか?)

 

「私が貴族というかは分からないけど、セレブといえばそうね、名家ではあるわ」

「心を読むな!」「簡単すぎるのよ」

 

(罠だ!計略だ!)

「私は罠師じゃないわよ?、まぁいいわ

これ鍵よ、新型カードキーだから曲げても折っても大丈夫、耐水性もあるわ」

 

(便利だなぁ)

 

カードキーとはなんなのか……

 

(まぁいいや、さっさともらってしまおう)

取り敢えず最近寝てなかったので

屋根のある場所で寝たい俺はカードキーを受け取る

 

「ありがたくもらっていくよ」

 

こうして、後々にまで俺の拠点となる場所に巡り合うのだった

 

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