クラス代表決定戦第一試合は龍姫の圧勝で第二試合目が始まる寸前に副担任である山田真耶が必死になって走って織斑一夏の元へ向かったのであった。
「織斑君‼ 専用機が届きました‼」
「時間がない、一次移行はなんとかしろ‼」
【次は男子対決か、その次はIS同士の試合か】
【この試合、士道の勝ち確定】
【その通りだ】
二試合目は男同士の対決になったようで士道は先にアリアスギアの準備は既にできているためカタパルトで発射準備に取り掛かっているのであった。
【士道、零落白夜は頭に入ってるよね】
【ああ、もちろん‼】
先ほど試合を終えて次の試合の準備に取り掛かっていた龍姫から念話が飛んできた士道は信頼し合っているのか、余裕が見えているのだ。
そして
「行くぞ」
士道はカタパルトからアリスギア「MN10/T」にそろえて飛び立ったのであった。
「士道のIS、コンパクトで動きやすそうだな」
「ISだって、迫力あるだろ」
IS「白式」に乗り込んだ織斑一夏と対面した士道は改めてISのデザイン性に感想を述べて試合開始のブザーが鳴り響いたのであった。
「セシリア、大丈夫?」
「大丈夫ですわ‼ 参りました 先ほどのお話の続きをお部屋に行かせてもらってもよろしいですか?」
【別に構わないよね?】
【もちろん】
「いいよ」
「では、よろしくですわ」
先ほど龍姫に思いっきり一本背負いで惨敗したセシリアが戻ってきたところで試合開始十秒で話していたアリスギアについて詳しい話をして欲しいと言われた龍姫は念話で仲間達と相談した後、部屋でなら構わないと答えて夜部屋に来てもらう約束を取り付けたのであった。
「白式、剣一振りということは」
「容量不足ってことでしょ」
現在アリーナで行っている試合を見ながら狂三達はそれぞれ白式について感想を述べたり解析をしていたのである。
「おりゃ‼」
「直線的だな‼ こっちだって、毎日龍姫達に鍛えられてるだよ‼」
「あいつ、動きに無駄がないな」
一方で試合真っ最中の士道と一夏は士道に試合の主導権を握られたまま大剣型「リベレーター」を振るう士道に翻弄される形で一夏は斬りかかっていたのだ。
改めて士道の試合運びを多少であるが見直したのか織斑千冬は龍姫達によって鍛えられた士道の戦い方の無駄のなさを評価していたのであった。
「もらった‼ あれ?」
「ライダーキック‼」
「勝者‼ 五河士道‼」
態と士道は一旦動きを止めた瞬間に一夏は斬りかかったのだがこれが自分を誘い込ますための通称「誘い受け」と呼ばれる戦術に気づくはずもなく士道は一夏の斜め情報から急降下飛び蹴りで勝利したのであった。