並行世界のIS世界で凰鈴音に遭遇した龍姫達はいつも通りに授業を受けて放課後になった。
「今日の訓練、ISに頼りすぎると」
「折紙、ここはそう言うところだから‼」
行われた授業内容に感想を述べる折紙に龍姫がツッコミを入れながらいつものメンバーで会話を楽しんで部屋に帰ろうとしていると、
「アンタなんて、犬に食われて死んじゃえ!」
「一夏の奴、またやらかしたのか?」
「これで何回目だろう?」
大声で鈴音が一夏に罵倒して泣きながら走って行ったのを見届けて行ったところに遭遇してしまった龍姫達はもう既に一夏の味方になる気は当に失せており狂三と七罪に至っては殺す気満々(龍姫達が制止)だった。
見過ごすわけには行かなくなった龍姫はすぐに鈴音の部屋へ追い越さないように追いかけて行ったのだ。
いつもならば縮地で先回りと言いたいのだが流石にここはIS学園という場所であるため不本意に抜刀などしてみたらまず織斑千冬が黙っていないだろうと考えながら鈴音の部屋の前に到着したのであった。
龍姫はそのままドアをノックしたところ、
「どうぞ‼ 入ってきていいわよ‼」
「お邪魔します」
「龍姫、まさか、さっきのこと」
「気づかないと思った? これでも幼馴染みが多いし、兄と姉と妹が居るからね」
「いいわね、ねぇ、話聞いてくれる?」
「いいよ。そのために此処に来たんだ」
ということで龍姫は鈴音の話を聞くことにしたのであった。
どうやら昔一夏と約束で料理の腕前が上がったら酢豚を食べてほしいという約束を、何を間違えて覚えたのか酢豚を奢ってやるという方向に行ってしまうという、流石あの姉にして弟ありと言ったものである。
「人間たる者、自分への約束を破る者が最も下らぬ。吉田松陰。もう、その約束やめた方がいいよ。一夏との」
「アンタ、そうね、もうやめた‼ 一夏と約束するの‼ って、吉田松陰って誰?」
「そっか、松下村塾を開いて、伊藤博文を教えた人だよ」
龍姫は珍しく仲間達の名言ではなく吉田松陰の残した名言を鈴音に教えたのだ。
すると鈴音は吹っ切れたのか一夏と約束事はもうしないと宣言した矢先に龍姫に吉田松陰は誰なのかと質問したので大まかに知っている範囲で龍姫は教えていたのであった。
「そろそろ行くね。クラス代表戦頑張ってね」
「アンタはクラス違うでしょ‼」
龍姫はクラス代表戦に意気込む鈴音にエールという敵に塩を送ることをして鈴音にツッコミを入れられたのであった。
こうして鈴音の問題は解決したのであった。