かっこいいと思いました。
え、見るのが遅い?
まぁ・・・そうっすね。
前回のあらすじ
電車に乗るために駅のホームにいたら、
いきなり少女が自殺しようとしていた。
それを止めた俺はとりあえず弦巻家へ。
肝心のこころははぐみの家でお泊まり会とか
なんとか。
代わりといっちゃなんだが、
美咲がいた。(前話参照)
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「あら〜いつもより大人数で食べるご飯は
格別ね〜」
と、こころのお母さんが言う。
まぁいつもはこころのお父さん、
こころのお母さん、黒服、こころ
なんだろうが、
こころがいなくて
代わりに3人やってきたからなぁ。
「食べて食べて〜」
こころのお母さんが少女に催促する。
「そういえば名前はなんだ?」
シチューを食べ?飲み?終わった
こころのお父さんが少女に問う。
「葉加瀬真冬です。」
「葉加瀬・・・
まさか葉加瀬○郎の娘じゃないだろうな?」
どうやったらその思考が・・・
いや、俺も一瞬思ったけどさ。
どう考えてもアウトだろ。
色々な意味で。
「誰ですか?葉加瀬太○って。」
ちょっとそろそろ危なそうなので、
これ以上は止めておく。
「真冬ちゃんはちゃーんと食べなきゃダメよ。」
「い、いただきます。」
勝手に連れてこられた挙句、
知らないだだっ広い家でご飯を食べろ
なんて、俺だったら戸惑うわ。
「もちろん美咲ちゃんもちゃんと食べてね。」
「はい、いただいてます。」
と、煮魚を食べている。
これは・・・ブリだ。
ブリっとしてそうなブリだな。
数十分経つと
『ご馳走様でした。』
とみんなが言って、夕食終了。
様々な協議の末、
俺が2番に風呂に入ることになった。
1番はこころのお父さんで、
3番以降は女子同士の話らしい。
黒服は最後と。
別にお湯がなくなっていてもいいですよ
なんて冗談を言っている。
さすがにくっっっっっっそ広い
風呂の湯がなくなるのは
風呂の栓を抜いた時以外ないだろう。
そして、風呂上がり。
ある異変に気がつく。
なんと、こころの部屋が開いている。
中に入ると、葉加瀬がいた。
「あっ」
「ここ、こころ・・・さっきの親の娘の
部屋なのだが・・・迷っとるな。」
「同じような部屋があるから・・・」
「それに関しては俺も間違える自信がある。」
客室も何部屋かあって全て同じような
ドアだ。
ドアの部分に何号室みたいな感じで
書いたらいいのに。
俺が覚えているのは、
こころの部屋、こころのお父さんの仕事部屋、
食べるところ、風呂・・・くらいなものである。
弦巻家は一種の迷宮なのである。
かくれんぼしたら絶対見つからないと思うし。
「間違えたのは気づいたけど、
このちっちゃい楽器たちが可愛いと思って。」
それはこころの部屋にあった、
ハロハピみんなの楽器のミニチュア的な
ものであった。
「へぇーこんなものがぁ。」
「こんなものまで・・・」
と言って葉加瀬が見せてきたのは、
CDのジャケットだ。
こころドアップのジャケット。
「ああ、こころ・・・以下略
はバンドやってるからなぁ。
聞いてみるか?」
と言って、勝手にCDを音楽プレーヤーに
セットする。
どうやら、[えがおのオーケストラ]だな。
葉加瀬は聞き入っている。
「たしか、客室に音楽プレーヤーあったよな?」
俺の記憶が正しかったら、あるはず。
「はい、ございます。」
「うぉ!」
後ろからいきなり黒服が話しかけてくる。
「他にもAfterglowとかあるぞ〜」
と言って、こころの部屋のCDをかき集める。
「私がお持ちします。葉加瀬様、お部屋まで
案内します。」
「あと、よろしく。」
と、黒服に言い、俺は退室。
自室(客室)に戻るか。
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「全部良かった。」
と、朝イチ・・・俺的にはおはようさん
なのだが、律儀にも感想を伝えてくる。
「そうかそうか。その前におはようさんな。」
「おはよう。」
「よく寝れたか?」
「まぁ・・・そこそこ?」
「まぁ、昼寝というか・・・夕寝してたのにな。」
「久々にふかふかのベッドで寝た。」
今日は12月25日・・・な気がしないのは
果たして俺だけなのか。
でも、プレゼントが置かれてあったことには
驚いたが。
中身は・・・
かなり高そうな時計だったりするのだが。
いや、鬼高そうな時計だな。
早速つけさせてもらっていたりするのだが。
「プレゼントあった?」
「ああ、この時計。」
と、鬼高そうな時計を見せる。
「私は可愛い洋服。」
「まじかァ。」
これは美咲にも・・・
「おはよう。」
「・・・おはよう。」
「なに?黙っちゃって。」
「いや、屋敷広いはずなのに、
こんなに集結するものなのかなぁー
とおもって。」
偶然ってすごい。
「で、美咲は・・・プレゼントあった?」
「ミッシェルの財布かな。」
と、見せてくれる。
ほんとにミッシェルの財布だ。
正せば、ミッシェルが入っている
長財布なのだが。
「サンタすごいなぁ。」
どっちかと言うと渡すほうな気がするのだが。
まぁ、ありがたく感謝申し上げよう。
ありがとう、サンタさん。
「そういえば、美咲、」
「きょう、あたしちょっと用事。」
一緒に出かけないか
と言おうとしたのだが、勝手に断らてしまう。
「いや、こころ達いつ返ってくるのって
聞こうとしたのだが。」
咄嗟に方向転換をする。
一応気にはなっていたからちょうど良い。
「それなら、明日じゃない?
今日も泊まるらしいよ。」
「ほーそうなんか。」
そして、各々朝食を食べに行く。
ちょうどいいや。
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「この後暇か?」
と言う前に葉加瀬の客室のドアをコンコンとする。
「暇だよ。助けてくれたおかげでね。」
「そりゃよかった。
少し、出かけようと思うのだが。」
「その間に自殺しないようにって?」
「否定はしないわ。」
その考え方もありか。
そして、10分後
弦巻家へ出ていき、近くの駅へと足を進める。
そっから電車に揺られたりしながら
ついに
とある動物園に来る。
「・・・」
「人多いと思ったのだがなぁ。」
そりゃあ人は多いのだが、
予想よりはるかに少なかった。
「これなら見れそうだな。」
と言って、葉加瀬を連れて入園。
いきなり、ジャイアントパンダとご対面。
「おお、パンダだな。」
「笹食べてるね。」
「記念に1枚撮っておこう。」
1枚はパンダだけ。
もう1枚は少し下がってパシャリ
名ずけて葉加瀬とパンダ。
「ちょっと!?」
「へ、撮られる方が悪いんだよ。」
口ではこういっているのだが、
態度は嘘をつかない。
嬉しそうだ。
そして、動物たちをよくよく観察して
ついに昼飯時。
さすがにパンダのとこも、
予想より人が多くなってきた。
どうやら朝が異常なだけだったらしい。
「葉加瀬、この後、ついてくる気はあるか?」
「帰るって言っても連れていくんでしょ?」
「まぁそうなんだがな。」
とっておきの場所があるのだ。
と、その前にこの動物園を
もう少し堪能しておく。
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おやつの時間くらいに退園する。
そっから再び電車に揺られる。
「あ、海。」
と、葉加瀬が言う。
ちょうど夕焼けが綺麗な海が見える。
「おお、幻想的だな。めっちゃ偶然だな。」
これは予想していなかった。
電車の中ではとある動物園で見た
動物の話をしていた。
主にパンダかな。
ちゃんとパンダのグッズも買っている。
葉加瀬はどうやらパンダが好きなようだ。
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外が暗くなってきた時に下車。
いや、下電車か?
「おお、積もっとるなぁ・・・」
「雪も降ってるよ。」
「ホワイト聖夜祭だな。」
と言って、目的地まで歩く。
目的地は高台にある。
雪が降っているとなるとなおさら最高である。
歩くこと数十分。
人の気配がちらほら。
「わぁ・・・綺麗・・・」
そこには街のあかりと雪で
最高の景色になっていた。
高台まで歩いた価値があるってもんだ。
前にハロハピで電車に乗って、
この近くに遊びに行った時に
見つけたものである。
きっとクリスマスならなおさらいい
と思って来てみたのである。
予想通りである。
「知らなかっただろう、
こんな綺麗な場所があることを。
辛いことだらけかもしれないが、
こういうとこもあるんだ。
簡単に死のうとか思わないことだな。」
葉加瀬は泣いている。
それは、景色に感動してなのか、
辛いことを思い出してなのか、
それとも別の何かなのか、
全てなのか、俺には分からないが
とりあえず背中をさする。
「俺で良かったら、またこういうこととか
パンダの動物園とか連れてってあげるさ。」
たしか、西の方にもパンダのいる動物園が
あったはずだ。
さらに海が見えるとこ。
あそこもいいかもしれないなぁ。
なんで知ってるかって?
まぁ色々だよ。
正直にいえば、ワセダが
「ここよりも、ずっと南の方に
海の近くのパンダの動物園がいるから
行きたいねぇ。」
と、漏らしていたからだ。
このまま、帰るのはどうかと思ったので、
みんなにお土産を買うことにした。
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帰りの電車の中で、葉加瀬は色々話してくれた。
人生が辛いと思うようになったきっかけとか、
お母さんのこととか。
「そういえば、名前聞いてなかった。」
「ああ、俺の名前?聞いて驚くな?
弦巻カイだ。」
「え、弦巻カイ?」
「そうそう、
まぁあそこの家の住人ではないんだけどね。
普通の家に住んでいた弦巻だよ。
今はマンションで一人暮らし。」
「思い出した!」
「え?何を?」
一体弦巻カイと聞いて何を思い出したのか。
「お父さんが
弦巻カイにお前は助けられる。
その時に言ってほしい。
それでも、お前は
って言ってた。」
その内容を信じるとすれば、
娘が自殺することがわかっていたような口ぶり。
それに俺も思い出した。
葉加瀬・・・そうか。
なるほど、そういうことか。
このことは後日話す機会があれば
話すこととする。
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ついに弦巻家へ到着。
長旅だったぜ・・・
重要なことも知ることが出来た。
結果オーライってとこだ。
「ただいまぁー」
と言って洗面所へ行く。
手洗いうがい大切ね。
「先にお風呂にしてくれるかしら?」
なるほど・・・どうやら次がつっかかるらしい。
「真冬ちゃんはご飯ね。」
そして、風呂へ行く。
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「ねぇ、真冬がいなくなった。」
真冬のお母さんらしき女性の声がする。
「なぁに心配することはない。
今頃、弦巻家にいるんじゃないかな?」
どうやら電話をしていて、電話先は
真冬のお父さんなのかもしれない。
「どうして、そう思うの?」
「思わないよ。絶対
「昔と変わらないわね。」
「君と僕、一緒に暮らしたいと思って、
決めたことじゃないか。
心配なら、明日にでも向かいに行ったら?
ごめんだけど、僕は
「分かった。ありがとう。そして
お仕事頑張って。」
そう言って女性はスマフォの通話を切った。
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「どうして、こころのお母さんの手料理は
冷めても美味しいのか。」
「あらあら〜嬉しいこと言ってくれるのね。」
素朴な疑問を口に出していた。
「でも、温かい方が美味しいでしょ?」
「もう、さらに美味しっすね!」
明日の朝ごはん何にしようかしら〜
と呟きつつ、俺が食べ終わるまで待っている。
食べ終わったあとは
ぐったりぐっすりと寝た。
さすがに移動しすぎた。
夢は・・・晩御飯の夢を見た。
カレーとポテトサラダ、あと1品を
30人以上で食べていた。
多分ガールズバンドの子達だろう。
それくらいしか思い出せない。
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朝食を食べ終わり、ぐったりしようと思った
12月26日。
時刻は10時くらい。
弦巻家のチャイムが鳴る。
黒服たちに通されて、ある女性が入ってくる。
「真冬はいますか?」
この一声で、真冬の母だと気がついた。
「はい、あの男性といるのが真冬様です。」
「お母・・・さん。」
「真冬・・・心配したわよ。
途中でていくし、お父さんも
大丈夫大丈夫とかいうし。」
「うそつき!うそつき!」
急に葉加瀬が声を荒らげる。
「全部知ってて、止めなかったのでしょ!
私が・・・私が・・・」
死のうとしてることを、
とでも言いたかったのだろうが
言葉が詰まっていた。
「お話、いいですか?」
こういう時は冷静な人が
話すべきである。
そもそも断られたらおしまいだが。
「わかりました。
あなたが何者であるかは
分かりませんが、
真冬が無事ということが確認できたので。」
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対話室・・・と言っていいのか、
ソファーが向かい合わせになっている
部屋へと通される。
途中真冬のお母さんが
「はぁ」
とか
「ほぉ」
とか感嘆していたのはスルーで。
「葉加瀬・・・いや、真冬は
溜め込むタイプですか?」
「まぁ、そうね。
あまり、悩みを表に表さない、
自分だけで解決しようとする
部分は多く見られるわね。」
多分、1番聞きたい
あなた何者なの?
だろうが、
それを飲みこみ俺の質問に答えてくれる。
「私からも1ついい?」
「はい。」
「あなた何者なの?」
ブッ ゴホンゴホン
吹き出したことを誤魔化そうと咳をする。
まさか俺の考えた質問と
同じ質問が来るとはおもはなんだった。
「ハロー、ハッピーワールド!
って聞いたことありませんか?」
「あるわ。」
なんで、ハロー、ハッピーワールド!が
唐突に出てくるのか
という顔をしていたが続ける。
「そのグループの
アドバイザーをやっております。」
最近はアドバイザーというより
付き添い・・・PAみたいな感じになってるけど。
ちなみにPAというのは
機材・・・楽器等を準備したりする人のことだと
思ってくれたらいい。
「そんな人がどうして、真冬を?」
不思議と怒りは感じられなかった。
素朴に疑問に思っているのかもしれん。
「駅で自殺しようとしていた人を
見過ごす訳にはいかなかったので。
見過ごしたら一生後悔すると思うで。」
「そう・・・自殺しようとしてたのね。」
「間一髪、危機一髪でした。」
「ありがとう・・・ね。
これでも真冬を心配してるのよ。」
「知っています。」
しかし、
葉加瀬からは散々母親の文句を聞いたのだが。
「真冬がしんどい時に
そばにいられなかったのよ。
彼女なりに解決しようとしていたのに
もっと酷くなるからやめなさいって。
それしか言わなかったのよ。」
それで、葉加瀬は自分の地位をこれ以上
下げたくないからだとか言っていたのか。
もっと酷くなると、母親の地位も
自然と下がるだろうし。
その辺あまり知らないが。
「でも、昨日、前向きに生きていきたい
って言ってました。
苦しい1面もあれば
素晴らしい1面もある
と知ったらしいので。」
素晴らしい1面とは
綺麗な綺麗な夜景のことだろう。
「そうなのね。
あなたは真冬にとってのヒーローね。
私はただ・・・ただの邪魔者。
真冬にとって敵側なのでしょうね。」
それだけしてきたからね
とつけたして、
お茶をすすっていた。
「葉加瀬と話しますか?」
「ええ。」
対話室のドアを開けると、
葉加瀬がいた。
「親と話してこい。」
「嫌。」
「酷いいいようだな。」
「そばにいて欲しい。」
「そんくらいなら・・・」
親子水入らずで話し合って欲しいものだが。
「真冬、先に謝らせてちょうだい。
私が悪かった。ごめんなさい。
あなたがしんどい思いをしているというのに
もっと火に油を注ぐようなことをして。」
「・・・」
「勝手だけど、一緒に帰らない?」
「嫌。カイと一緒がいい。」
とんだ発言だなおい。
「私をよく理解してくれるのは・・・
私の味方はカイだけなの!」
過去最大の文字数。
不自然な終わり方をしてしまいましたね。
実はシリーズ説・・・というか
もう、シリーズになってたりします。
サブタイトル変えよっかな(笑)
でも、次回が最終になってるかと思っております。
(そうなるように願います。)
葉加瀬真冬がどうなるのか。
そして、カイは何を思い出したのか。
次回以降をお楽しみに・・・
と、少し余談を。
アクセス数見てると
めっちゃすげぇ。
ってなりました。
なんだろうな・・・徐々に減るって言うより
ガーンとなってるとこもあるようですね。
(放置したせい)
番外編なんかは18しかありませんでしたよ。
まぁのちのち増えることを
祈っております。
どのバンドの登場が少ないか(=どのバンドの登場を増やして欲しいか)
-
Poppin’Party
-
Afterglow
-
Pastel✽Palettes
-
Roselia
-
ハロー、ハッピーワールド!