恋愛のブシドー   作:火の車

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”出かけるのに誘ったときの反応(アフターグロウ編)”

蘭「別にいいよ。どこ行くの?」

モカ「デートのお誘いかなー?モカちゃん的にはそっちの方がいいなー。」

ひまり「どこ行くの!?私、ちょうどお買い物行きたくて!」

巴「お!いいな!帰りにラーメン食いに行こうぜ!」

つぐみ「はい!待ち合わせ時間はどうしますか?」


体育祭

 今日は体育祭の日です。

 私はどちらかというと運営側ですので、競技は早めに終わる借り物競争です。

 それでも、色々やることがあるので、大変です。

 

燐子「あの......氷川さん......」

紗夜「はい?」

燐子「えっと、元気になりましたか......?」

紗夜「?」

燐子「いえ、あの日から元気がなかったので......」

紗夜「あぁ、なるほど。はい、私は元気ですよ。」

燐子「はい......よかったです。」

紗夜「早く仕事を終わらせてしまいましょうか。」

燐子「はい。」

 

 私達は割り振られてる仕事を片付けに行きました。

 白金さんは終始、嬉しそうに微笑んでいました。

__________________

 

 少し時間が経って、開会式も終わり競技開始時間になりました。

 私が出る借り物競争はすぐなので、集合場所に行きました。

 

紗夜「__あら、八舞君?」

栄斗「え?氷川さん?」

 

 集合場所に行くと、八舞君に会いました。

 彼も借り物競争に出るのでしょうか?

 

栄斗「氷川さんが借り物競争って、意外っすね。」

紗夜「そうかしら?...と言っても、今回は委員会の仕事のために、こうなったのだけれど。」

栄斗「大変そうっすね。」

 

 彼と少し話すと、入場が始まりました。

 

栄斗「もう行くのか。」

紗夜「そうみたいですね。」

 

 私達は流れに従って入場しました。

__________________

 

 入場すると、会場は想像以上の熱気に包まれていました。

 

女子たち「八舞君が出てきたわよーー!!!」

女子たち「きゃーーーーー!!!!!」

 

 その熱気の理由は他でもない彼なわけですが。

 それを見て、私もいい気分はしません。

 

紗夜「......相変わらずの人気ですね。」

栄斗「なんで......こうなったんでしょうね......」

 

 彼は心底疲れたような態度でそう言いました。

 彼の性格上、こういう行為は不本意なのでしょう。

 

イヴ「__エイトさーん!頑張ってくださーい!」

栄斗「......楽しそうでよかった。」

 

 彼がそう言ったのが聞こえました。

 本当に若宮さんが大切なのですね。

 

紗夜(でも、私はもう折れない。絶対に。)

 

 私がそんな事を考えてる間に第一走者がスタートしました。

 

 ですが、どこか様子がおかしいです。

 

紗夜(どうしたんでしょうか?さっきから人を連れてくるのが多いですね。)

 

 そう思ってると、第二走者の用意が始まりました。

 私の番ですね。

 

紗夜「......じゃあ、行ってきますね。」

栄斗「......はい。」

 

 彼も様子がおかしいのを感じているのか、どこか疲れたような顔をしています。

 

 そして、私はスタートしました。

 運動は苦手ではありません。

 私は一番にお題を貰える場所に来ました。

 

女子「借り物が書いてまーす!」

紗夜「えぇ、どうも......っ!!!」

 

 『かっこいい人』

 紙にはそう書かれていました。

 つまり、これは私がかっこいいと思う人を連れて来いと言う事でしょうか。

 

紗夜(そんなの一人しかいないのけれど......ここで、呼ぶのは......)

 

 私は迷いました。

 仮にお題の内容がばれた場合、かなり不本意な展開になってしまいます。

 

紗夜(......仕方ないわね。ルールは守らないと。)

 

 私は八舞君の所に向かいました。

 

紗夜「__すいません、一緒に来ていただけないでしょうか?」

栄斗「はい?」

 

 彼は不思議そうな顔をしながらついて来てくれました。

 

司会『ゴール!』

 

 その後は難なくゴールできました。

 

栄斗「__氷川さん、なんて書いてあったんですか?」

紗夜「え!?...言いません。」

栄斗「なんでっすか?」

紗夜「言いませんっ!!」

栄斗「あ、はい。」

紗夜「それでは。」

 

 私は足早にその場を去りました。

 お題がばれるのは本当によくありません。

 

紗夜「__言えるわけないじゃないですか///お題が『かっこいい人』なんて!///」

 

 私は周りに誰もいないのを確認して、そんな本音をぶちまけました。

 

 私は仕事に戻りました。

__________________

 

紗夜「__休憩ですね。」

 

 私は仕事が休憩時間になりました。

 そして、競技にふと目を向け見ました。

 

 そこでは、若宮さんがクラブ対抗リレーに出ていました。

 

紗夜(確かに、若宮さんは可愛いですね。明るいですし。男子は若宮さんみたいな子が好きなのでしょうか。)

 

 私は若宮さんを眺めていました。

 その時__

 

イヴ「__きゃあ!」

紗夜「!」

 

 若宮さんは転びました。

 私が見た限りでも、隣のバレー部に足をかけられていました。

 

紗夜(今のは、ひどいですね。__!)

 

 私は視界にあるものが写りました。

 

紗夜(八舞君、かなり怒ってるわね。)

 

 私はそう思い、あるものを見に司会席に行きました。

__________________

 

 司会席に行くと、いくつかモニターがあります。

 今回から導入されたビデオ判定用です。

 

紗夜「__やはり、そうですか。」

栄斗「あのー。」

紗夜「八舞君?」

栄斗「あ、氷川さん。」

 

 私がビデオ判定で確認が終わった直後に八舞君が来ました。

 

紗夜「どうしました?」

栄斗「お願いがあるのですが、良いでしょうか?」

紗夜「お願いですか?」

栄斗「はい。」

紗夜「それは一体?」

栄斗「二人三脚、イヴを抱えて走ってもいいですか?」

紗夜「!」

 

 彼はそう言いました。

 普通なら認められませんが、今回は事情が事情です。

 

紗夜「仕方ありませんね。」

栄斗「あれ?許可されるんですか?」

紗夜「えぇ。若宮さんが走れない理由は分かっていますから。」

栄斗「?」

紗夜「実は今回からビデオ判定が追加されていまして。」

栄斗「なるほど。」

 

 彼は納得した様子を見せて振り返りました。

 

栄斗「それでは。」

紗夜「えぇ。頑張ってくださいね。」

 

 彼はどこかに走って行きました。

 おおよそ若宮さんの所でしょうけど。

 

紗夜「二人三脚はすぐね。」

 

 私も歩き出しました。

 

紗夜(彼の役に立てそうだわ。)

__________________

 

司会『__お知らせします!今回、若宮イヴさんが負傷したため、八舞、若宮ペアは抱きかかえて走ることを認めます!』

紗夜「始まったわね。」

 

 司会の連絡の放送が終わると、第一走者、八舞君たちがスタートしました。

 

紗夜「私も急ぎましょうか。」

 

 私はゴールの方に歩いて行きました。

 

バレー部員「__あんなの、二人三脚じゃない!卑怯よ!」

紗夜(案の定、ですね。)

 

 彼女たちはいちゃもんをつけていました。

 来ておいてよかったです。

 

千聖「あら?紗夜ちゃん?」

紗夜「白鷺さん?どうしました?」

千聖「彼女たちに文句でも言ってやろうと思って。」

紗夜「奇遇ですね。私も援護に行こうかと。」

千聖「そう、助かるわ。」

紗夜「いえ。行きましょうか。」

 

 私はバレー部員たちの方に近づきました。

 

紗夜「あなた達。」

バレー部員「!?」

紗夜「あなた達が若宮さんに足をかけたのは、今回から配置された『ビデオ判定』で確認済みです。」

バレー部員「え?」

栄斗「まぁ、そういう事っすよ。」

 

 バレー部員たちは分かりやすく青ざめています。

 後悔するならやらなければいいのに。

 

紗夜「バレー部はペナルティとして、部費の減額と八舞君と若宮さんへの接触を禁止します。」

栄斗「ざまぁねぇな。」

イヴ「...少しかわいそうでは...」

栄斗「いいんだよ、このくらいやって。」

千聖「大丈夫かしら?イヴちゃん?」

栄斗「白鷺さん、どうも。」

千聖「えぇ、王子様。」

栄斗「やめてください。」

千聖「ふふっ、冗談よ♪」

 

紗夜(役に立てたようでよかったですね。)

 

 こうして、体育祭の一日が終わりました。

 

 話を聞く限り、もう少しで若宮さんの誕生日らしいですね。

 折角ですし、お祝いしましょうか。

 

 




”告白した時の反応(アフターグロウ編)”

蘭「......悪くない、じゃなくて、いいよ///」

モカ「お、おー///モカちゃんの魅力にあてられたのかなー?///」

ひまり「ふぇ!?///こ、こちらこそ、是非!///」

巴「お、おぉ///な、なんか照れちまうなー!///」

つぐみ「え、えっと///私、もっと頑張ってあなたに相応しくなりますね!///」
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