”イヴ”
今は冬休みだ。
俺はいつも通りの時間に目が覚めた。
「__んー。今は何時だ...?」
「今は6時ですよ!」
「あぁ、ありがとうイヴ......って、イヴ?!」
「おはようございます!エイトさん!」
「え?え?なんで?」
俺が目覚めると、横には俺の最愛の彼女であるイヴがいた。
そのこと自体は嬉しい、でも...
「なんで、俺の家にいるんだ?」
「え?この前、エイトさんに鍵をもらったのでそれで入りました。」
「え?...あ、そうだった。」
俺は一週間前、イヴに家の合いかぎを渡していた。
「ふふ♪栄斗さんは面白いですね♪」
「寝ぼけてたみたいだ。
...まぁ、朝食にしようか。」
「はい!」
俺は朝食の用意をした。
「__じゃあ、食べようか。」
「はい!いただきます!」
俺たちは朝食を食べ始めた。
「ん~!美味しいです!」
「良かった。」
「特にお味噌汁がとてもいい香りで!」
「少し味噌を変えてみたが、気に入ってくれてよかった。」
そして、俺たちは朝食を食べ終えた。
「__それで、イヴは何しに来たんだ?」
落ち着いたので、イヴに質問を投げかけてみた。
「えっと、エイトさんに、会いたくて...///」
「...そうか。(可愛い。)」
「あと、アヤさんに教えてもらったことを実践したくて!」
「ん?」
俺は今、嫌な予感がした。
「(そう言えば、イヴの荷物が多い。嫌な予感がするぞ。)」
「なので、少しお部屋で待っていてください///」
「(待って、その顔凄く不安になるんだけど。)」
だが、イヴに逆らえるわけもなく、俺は自室に行った。
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「__一体、何が起きるんだ...?」
コンコン
『エイトさん...?』
「イヴ?」
『入りますよ...?』
「あ、あぁ。」
さっきからイヴの口調がおかしい、
嫌な予感がする。
そんな事を考えてるうちにイヴが部屋に入ってきた。
「何をするんだイヴ__って、イヴさん?!!!」
「///」
イヴは所謂、寝間着(健全ではない)を身に着け、
ドアの前に立っている。
「一体、何がどうしたんでしょうか、イヴさん?」
「え、えっと、アヤさんがこの本の通りにすればエイトさんが喜ぶと...///」
「本?」
俺はイヴから本を受け取った。
「何々......って、何??!!」
所謂、官能的な本だ。
てか、なんで丸山さんがこんなの持ってんだ?
「」
「あ、あの、エイトさん...?///」
「は、はい?」
「さっきからおかしくて///」
「うん、確かにおかしいよ。(この状況が)」
「あの、さっきから、体が...///」
「んー?」
「暑くて///服装は涼しいんですが...///」
「(あれれー、話の方向性がおかしいぞー?)」
「な、なので...その...///」
「イヴ...?」
「その本に書いてる事を...してみたいな、と...///」
「(OH MY GOD。)」
「エイトさん...?ダメ、ですか...?///」
イヴは若干涙目でこっちを見ている。
「...こっち、来てみ。」
「?はい。」
イヴはこっちに来た。
そして__
「__きゃ!エ、エイトさん...?///」
「後悔、するなよ。」
そこから先は想像で...
その後、このことが白鷺さんにばれ、丸山さんは4時間、説教を受けた。
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”紗夜”
俺は午前中の授業を終えた。
「さて、弁当を__」
「おーい、栄人ー。」
「ん?どうした、涼?」
「お客さんが来てるぞ!」
「客?」
俺は廊下の方を見た。
すると...
「紗夜さん?」
「行って来いよ!可愛い彼女さんのとこに!」
「あぁ。」
俺は廊下に出た。
「__どうしました?紗夜さん?」
「あ、八舞君。あの...」
「?」
「お弁当を一緒に食べませんか...?///」
「弁当ですか?いいですよ。
待っててください。」
俺は弁当を取りに行った。
「__それじゃあ、行きましょうか。
どこで食べますか?」
「ついて来てください。」
「はい。」
俺たちはある場所に行った。
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俺たちが来たのは屋上だ。
「この季節になると誰も来ませんね。」
「二人きりになれるので、ここがいいなと///」
「いいですね、俺も嬉しいですよ。」
俺たちは弁当を食べ始めた。
「紗夜さん。」
「はい?」
「卵焼き、食べてくれませんか?」
「え?いいんですか?」
「いいですよ。」
「...あの、一つ、わがままを聞いていただけませんか?」
「わがままですか?いいですよ。」
「...食べさせてください///」
「え?」
「八舞君が食べさせてください///」
「(...あれ?聞き違いじゃなかった。)
はい、どうぞ。」
俺は困惑しつつ、紗夜さんに卵焼きを差し出した。
「__美味しいです♪」
「そうですか。」
「私からも、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
俺も紗夜さんから卵焼きをもらった。
「__うん、美味しいですね。」
「よかったです。」
俺たちはそうして、弁当を食べ終えた。
「__そろそろ、昼休みも終わりですね。」
「そうですね...」
「紗夜さん?」
紗夜さんは少し落ち込んだような声を出した。
「あの、八舞君。」
「はい?」
「わがままを、聞いてください///」
「?」
紗夜さんはうつ向いてる。
「午後からも頑張れるように...キス、してください...///」
「(...可愛い。)」
「...だめですか?八舞君?///」
「いいですよ。__」
「んっ...///」
そして、少ししてから俺たちは放れた。
「満足ですか?」
「...もう、少し///」」
「かしこまりました。」
その後、気付いたら5時間目が終わっていた。
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”千聖”
「...あの、千聖さん。」
「...何かしら?」
「俺はなぜ、正座させられてるんでしょうか?」
「分からないの?」
「はい。」
俺は千聖さんに呼び出されるなり、正座させられていた。
「最近、事務所内で栄斗の人気が上がっているわ。」
「はぁ...」
「私の恋人としての自覚がないのかしら・」
「いや、ありますよ。
むしろ、人気になった自覚の方がなかったですよ。」
俺はそう答えた。
「と言うより、昨日も昨日で同じベッドで__」
「それ以上はよくないわ!///」
「?」
千聖さんは俺の発言を慌てて止めた。
「まぁ、そんな俺を疑うのは不自然じゃないですか?」
「...そうかもしれないわね。」
「と、いう訳で行きましょうか。」
「え?」
「疑ってらっしゃるようですので、証明です。」
「え?あの、栄斗?」
「覚悟、してくださいね?」
それから、時は過ぎ。
「__どうでしたか?」
「あ、あんなに...///」
「お分かりいただけましたか?」
「えぇ...///」
「俺は千聖さんをずっと愛しますよ。」
「ありがとう///」
俺たちは一定条件で主従関係的なものが逆転する。
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”日菜”
「__?これは?」
朝、学校に行くと、下駄箱に手紙が入っていた。
内容を確認してみると、ラブレターらしかった。
「__おはよ、八舞。」
「よう、美竹。」
「おはよー、八舞君ー」
「よう!栄斗!」
「おはよ!入舞君!」
「おはよう!八舞君!」
アフターグロウのメンバーが続々と来た。
「で、さっきから何で悩んでるの?」
「ん?あぁ、これだ。」
俺は手紙を見せた。
「こ、これって...」
「ラブレターじゃん!」
「流石、栄斗だな!」
「もらえるのはありがたいんだが。
後が怖い。」
「あ...(察し)」×5
「(日菜さん、嫉妬深いんだよなー。)」
「ま、まぁ、頑張って。」
「...あぁ。」
こうして、時間は過ぎていった。
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放課後、俺は指定された場所に来ていた。
「__ここか。」
「あ!八舞君!」
「俺を呼んだのは君か。」
「う、うん!来てくれてありがと!」
「手紙は読ませてもらった。」
「う、うん!だから、分かってると思うんだけど...」
「...」
「私と付き合ってください!」
その女子はそう言った。
「...すまない。」
「!...だ、だよね...。」
「俺には付き合ってる人がいるんだ。
すまない。」
「ううん!大丈夫だよ!今日は来てくれてありがとね!」
そう言って、その女子は走って行った。
「__栄君?」
「!!!」
俺は悪寒を感じた。
「日菜さん。奇遇ですね、こんなところで。」
「うん、そうだね。」
「あはは、これも運命ですかねー」
「そうだねー」
「「...」」
空気が重苦しくなった。
「...さっきの子、可愛かったねー」
「...」
日菜さんは少し拗ねたような声で言ってる。
「日菜さん。」
「?」
「俺には日菜さん以上に可愛いと思い人はいませんよ。」
「!!」
「だから__!」
日菜さんが抱き着いてきた
「...全く。」
「怖かった。栄君がOkしたらって...」
「しないですよ。」
俺は日菜さんを撫でた。
「俺が生きてる理由は日菜さんなんですから。」
「栄君...」
「これからどうしますか?
家、来ます?」
「...うん。」
「それじゃ、行きましょうか。
美味しい料理、作りますよ。」
「うん!」
これが俺と日菜さん。
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