恋愛のブシドー   作:火の車

86 / 125
学生編です!


学生編

 ”イヴ”

 

 今は冬休みだ。

 俺はいつも通りの時間に目が覚めた。

 

「__んー。今は何時だ...?」

「今は6時ですよ!」

「あぁ、ありがとうイヴ......って、イヴ?!」

「おはようございます!エイトさん!」

「え?え?なんで?」

 

 俺が目覚めると、横には俺の最愛の彼女であるイヴがいた。

 そのこと自体は嬉しい、でも...

 

「なんで、俺の家にいるんだ?」

「え?この前、エイトさんに鍵をもらったのでそれで入りました。」

「え?...あ、そうだった。」

 

 俺は一週間前、イヴに家の合いかぎを渡していた。

 

「ふふ♪栄斗さんは面白いですね♪」

「寝ぼけてたみたいだ。

 ...まぁ、朝食にしようか。」

「はい!」

 

 俺は朝食の用意をした。

 

「__じゃあ、食べようか。」

「はい!いただきます!」

 

 俺たちは朝食を食べ始めた。

 

「ん~!美味しいです!」

「良かった。」

「特にお味噌汁がとてもいい香りで!」

「少し味噌を変えてみたが、気に入ってくれてよかった。」

 

 そして、俺たちは朝食を食べ終えた。

 

「__それで、イヴは何しに来たんだ?」

 

 落ち着いたので、イヴに質問を投げかけてみた。

 

「えっと、エイトさんに、会いたくて...///」

「...そうか。(可愛い。)」

「あと、アヤさんに教えてもらったことを実践したくて!」

「ん?」

 

 俺は今、嫌な予感がした。

 

「(そう言えば、イヴの荷物が多い。嫌な予感がするぞ。)」

「なので、少しお部屋で待っていてください///」

「(待って、その顔凄く不安になるんだけど。)」

 

 だが、イヴに逆らえるわけもなく、俺は自室に行った。

________________________

 

「__一体、何が起きるんだ...?」

 

 コンコン

 

『エイトさん...?』

「イヴ?」

『入りますよ...?』

「あ、あぁ。」

 

 さっきからイヴの口調がおかしい、

 嫌な予感がする。

 

 そんな事を考えてるうちにイヴが部屋に入ってきた。

 

「何をするんだイヴ__って、イヴさん?!!!」

「///」

 

 イヴは所謂、寝間着(健全ではない)を身に着け、

 ドアの前に立っている。

 

「一体、何がどうしたんでしょうか、イヴさん?」

「え、えっと、アヤさんがこの本の通りにすればエイトさんが喜ぶと...///」

「本?」

 

 俺はイヴから本を受け取った。

 

「何々......って、何??!!」

 

 所謂、官能的な本だ。

 てか、なんで丸山さんがこんなの持ってんだ?

 

「」

「あ、あの、エイトさん...?///」

「は、はい?」

「さっきからおかしくて///」

「うん、確かにおかしいよ。(この状況が)」

「あの、さっきから、体が...///」

「んー?」

「暑くて///服装は涼しいんですが...///」

「(あれれー、話の方向性がおかしいぞー?)」

「な、なので...その...///」

「イヴ...?」

「その本に書いてる事を...してみたいな、と...///」

「(OH MY GOD。)」

「エイトさん...?ダメ、ですか...?///」

 

 イヴは若干涙目でこっちを見ている。

 

「...こっち、来てみ。」

「?はい。」

 

 イヴはこっちに来た。

 そして__

 

「__きゃ!エ、エイトさん...?///」

「後悔、するなよ。」

 

 そこから先は想像で...

 

 その後、このことが白鷺さんにばれ、丸山さんは4時間、説教を受けた。

________________________

 

 ”紗夜”

 

 俺は午前中の授業を終えた。

 

「さて、弁当を__」

「おーい、栄人ー。」

「ん?どうした、涼?」

「お客さんが来てるぞ!」

「客?」

 

 俺は廊下の方を見た。

 すると...

 

「紗夜さん?」

「行って来いよ!可愛い彼女さんのとこに!」

「あぁ。」

 

 俺は廊下に出た。

 

「__どうしました?紗夜さん?」

「あ、八舞君。あの...」

「?」

「お弁当を一緒に食べませんか...?///」

「弁当ですか?いいですよ。

 待っててください。」

 

 俺は弁当を取りに行った。

 

「__それじゃあ、行きましょうか。

 どこで食べますか?」

「ついて来てください。」

「はい。」

 

 俺たちはある場所に行った。

________________________

 

 俺たちが来たのは屋上だ。

 

「この季節になると誰も来ませんね。」

「二人きりになれるので、ここがいいなと///」

「いいですね、俺も嬉しいですよ。」

 

 俺たちは弁当を食べ始めた。

 

「紗夜さん。」

「はい?」

「卵焼き、食べてくれませんか?」

「え?いいんですか?」

「いいですよ。」

「...あの、一つ、わがままを聞いていただけませんか?」

「わがままですか?いいですよ。」

「...食べさせてください///」

「え?」

「八舞君が食べさせてください///」

「(...あれ?聞き違いじゃなかった。)

 はい、どうぞ。」

 

 俺は困惑しつつ、紗夜さんに卵焼きを差し出した。

 

「__美味しいです♪」

「そうですか。」

「私からも、どうぞ。」

「ありがとうございます。」

 

 俺も紗夜さんから卵焼きをもらった。

 

「__うん、美味しいですね。」

「よかったです。」

 

 俺たちはそうして、弁当を食べ終えた。

 

「__そろそろ、昼休みも終わりですね。」

「そうですね...」

「紗夜さん?」

 

 紗夜さんは少し落ち込んだような声を出した。

 

「あの、八舞君。」

「はい?」

「わがままを、聞いてください///」

「?」

 

 紗夜さんはうつ向いてる。

 

「午後からも頑張れるように...キス、してください...///」

「(...可愛い。)」

「...だめですか?八舞君?///」

「いいですよ。__」

「んっ...///」

 

 そして、少ししてから俺たちは放れた。

 

「満足ですか?」

「...もう、少し///」」

「かしこまりました。」

 

 その後、気付いたら5時間目が終わっていた。

________________________

 

 ”千聖”

 

「...あの、千聖さん。」

「...何かしら?」

「俺はなぜ、正座させられてるんでしょうか?」

「分からないの?」

「はい。」

 

 俺は千聖さんに呼び出されるなり、正座させられていた。

 

「最近、事務所内で栄斗の人気が上がっているわ。」

「はぁ...」

「私の恋人としての自覚がないのかしら・」

「いや、ありますよ。

 むしろ、人気になった自覚の方がなかったですよ。」

 

 俺はそう答えた。

 

「と言うより、昨日も昨日で同じベッドで__」

「それ以上はよくないわ!///」

「?」

 

 千聖さんは俺の発言を慌てて止めた。

 

「まぁ、そんな俺を疑うのは不自然じゃないですか?」

「...そうかもしれないわね。」

「と、いう訳で行きましょうか。」

「え?」

「疑ってらっしゃるようですので、証明です。」

「え?あの、栄斗?」

「覚悟、してくださいね?」

 

 それから、時は過ぎ。

 

「__どうでしたか?」

「あ、あんなに...///」

「お分かりいただけましたか?」

「えぇ...///」

「俺は千聖さんをずっと愛しますよ。」

「ありがとう///」

 

 俺たちは一定条件で主従関係的なものが逆転する。

________________________

 

 ”日菜”

 

「__?これは?」

 

 朝、学校に行くと、下駄箱に手紙が入っていた。

 内容を確認してみると、ラブレターらしかった。

 

「__おはよ、八舞。」

「よう、美竹。」

「おはよー、八舞君ー」

「よう!栄斗!」

「おはよ!入舞君!」

「おはよう!八舞君!」

 

 アフターグロウのメンバーが続々と来た。

 

「で、さっきから何で悩んでるの?」

「ん?あぁ、これだ。」

 

 俺は手紙を見せた。

 

「こ、これって...」

「ラブレターじゃん!」

「流石、栄斗だな!」

「もらえるのはありがたいんだが。

 後が怖い。」

「あ...(察し)」×5

「(日菜さん、嫉妬深いんだよなー。)」

「ま、まぁ、頑張って。」

「...あぁ。」

 

 こうして、時間は過ぎていった。

________________________

 

 放課後、俺は指定された場所に来ていた。

 

「__ここか。」

「あ!八舞君!」

「俺を呼んだのは君か。」

「う、うん!来てくれてありがと!」

「手紙は読ませてもらった。」

「う、うん!だから、分かってると思うんだけど...」

「...」

「私と付き合ってください!」

 

 その女子はそう言った。

 

「...すまない。」

「!...だ、だよね...。」

「俺には付き合ってる人がいるんだ。

 すまない。」

「ううん!大丈夫だよ!今日は来てくれてありがとね!」

 

 そう言って、その女子は走って行った。

 

「__栄君?」

「!!!」

 

 俺は悪寒を感じた。

 

「日菜さん。奇遇ですね、こんなところで。」

「うん、そうだね。」

「あはは、これも運命ですかねー」

「そうだねー」

「「...」」

 

 空気が重苦しくなった。

 

「...さっきの子、可愛かったねー」

「...」

 

 日菜さんは少し拗ねたような声で言ってる。

 

「日菜さん。」

「?」

「俺には日菜さん以上に可愛いと思い人はいませんよ。」

「!!」

「だから__!」

 

 日菜さんが抱き着いてきた

 

「...全く。」

「怖かった。栄君がOkしたらって...」

「しないですよ。」

 

 俺は日菜さんを撫でた。

 

「俺が生きてる理由は日菜さんなんですから。」

「栄君...」

「これからどうしますか?

 家、来ます?」

「...うん。」

「それじゃ、行きましょうか。

 美味しい料理、作りますよ。」

「うん!」

 

 これが俺と日菜さん。

 

 




感想などお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。