恋愛のブシドー   作:火の車

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紗夜ルートのロゼリアでキャンプです!


ロゼリアのキャンプ!

リサ「__ねぇ!皆でキャンプ行かない?」

栄斗「キャンプ?」

 

 リサさんが突然、そんな事を言い出した。

 

リサ「そろそろ夏だしさー、何かしたいじゃん?」

あこ「楽しそー!」

リサ「だよねー!」

友希那「...あれは止められないわね。」

紗夜「そうですね...」

栄斗「キャンプですかー。」

友希那「八舞君は受験は大丈夫なのかしら?」

栄斗「大丈夫ですよ。行くところはだいたい決まってますし。」

紗夜「まぁ、栄斗ならどこでも行けると思いますがね。」

友希那「なるほど。だから、紗夜と同じ大学に行くのね。」

栄斗「はい。変な人に捕まってないか心配で...」

紗夜「そんな理由だったんですか!?」

栄斗「まぁ、紗夜と一緒がいい半分、心配半分ってところですね。」

紗夜「...ま、まぁ、一緒がいいと言うなら///」

燐子「(なんでだろう...氷川さんにしっぽが見える...熱中症かな?)」

リサ「それでさ!キャンプにはいつ行く?」

友希那「八舞君とあこ、終業式はいつかしら?」

栄斗「俺は明後日ですね。」

あこ「あこも同じです!」

紗夜「なら、一週間後くらいですか?」

燐子「それで...いいと思います。」

リサ「オッケー☆じゃ、一週間後に出発ってことで!」

 

 この日はこれで解散した。

________________________

 

紗夜「あの、栄斗?」

栄斗「はい?」

紗夜「この後、少し付き合ってくれませんか?」

栄斗「いいですよ。どこに行くんですか?」

紗夜「今井さんに言われた用意を買いに行こうかと。」

栄斗「えーっと...って、水着じゃないですか。

去年のはだめなんですか?」

紗夜「!そ、それは...」

栄斗「?」

紗夜「...最近、少し大きくなったみたいで...///」

栄斗「早急に買いに行きましょう。さぁ、早く。」

 

 どこがと原因は名誉のために伏せることにしよう。

________________________

 

 ショッピングモールに来た。

 

紗夜「__これとこれなら、どっちがいいですか?」

栄斗「そうですね...やっぱり青の方がいいですね。」

紗夜「なら、これにしましょうか。」

栄斗「あ、それ貸してください。」

紗夜「え?...もしかして、着るんですか?」

栄斗「そんな訳ないでしょう。ここは俺が買いますって事ですよ。」

紗夜「いえ、それは悪いですから。」

栄斗「プレゼントとでも思ってください。」

紗夜「あなたはいくつ私にプレゼントをくれるのですか...?」

栄斗「うーん、そんなに渡しました?」

紗夜「アクセサリーにクッション、あげたらキリがないです。」

栄斗「まぁ、いいでしょう。買ってきます。」

紗夜「ちょっと!」

 

 俺は会計に行った。

 

栄斗「はい、どうぞ。」

紗夜「...もう、栄斗は。」

栄斗「ははは。」

紗夜「仕方ありません、またお返しをします。」

栄斗「それは楽しみですね。」

 

 俺たちはショッピングモールを出た。

________________________

 

 キャンプ出発当日になった。

 

リサ「__おっはよー!皆ー!」

あこ「おはよー!リサ姉ー!」

燐子「友希那さんも...おはようございます。」

友希那「えぇ、おはよう、燐子。」

紗夜「...栄斗、すこし持ちましょうか?」

栄斗「?大丈夫ですよ?」

リサ「いやいや、ほとんど八舞君が持ってるじゃん!?」

栄斗「余裕ですよ、このくらい。」

あこ「あれ?これって友希那さんの荷物じゃ...」

友希那「!」

リサ「友希那?」

友希那「...ごめんなさい。」

栄斗「別にいですよ。運転はリサさんな訳ですし。

これくらいしないと。」

リサ「後輩の社畜感がすっごい...」

燐子「でも、どうやって持ってるんですか?」

あこ「道具に全員分の荷物ですよね?」

紗夜「栄斗、どこに重力を置いてきたんですか?」

栄斗「いや、置いてませんよ。」

友希那「...早く行かないかしら?」

リサ「そだねー。じゃ、車に乗って!」

 

 俺たちは車に乗った。

________________________

 

あこ「__リサ姉、運転してるー!かっこいい!」

リサ「そー?」

あこ「うん!なんかね、バーン!ってかんじ!」

友希那「...事故でも起こしてそうな擬音ね。」

リサ「ちょ!事故なんかしないって!」

あこ「あこも運転したいなー!りんりんドライブ行こうね!」

燐子「うん、行こうね、あこちゃん...!」

栄斗「(なんでだろう。燐子さんが魂が抜けそうになってる未来が見える。)」

紗夜「...宇田川さんが運転...?」

栄斗「俺も同じ気持ちです。」

紗夜「白金さん、頑張ってくださいね。」

燐子「え?」

栄斗「俺たちは何があっても燐子さんの味方ですから。」

燐子「私...なにかしました...?」

 

 そんなこんなでしばらく時間がった。

 

リサ「そー言えばさー」

 

 リサさんが口を開いた。

 

リサ「八舞君と紗夜ってどんな感じなのー?」

紗夜「!ど、どんな感じとは?」

リサ「いや、二人が付き合い始めて結構経つじゃん?

どこまで進んだのかなーって。」

あこ「あこも気になる!」

燐子「わ、私も...」

友希那「私も気になるわ。」

紗夜「え?あの、その...」

栄斗「(うーん、まずいかな?)」

リサ「キスはしたんでしょ?」

紗夜「...はい///」

あこ「じゃあ、次は...ハグ?」

栄斗「したぞー。」

燐子「じゃあ、次は...!!///」

 

 燐子さんの顔が急に赤くなった。

 

栄斗「?どうしました?」

燐子「あの...その...///」

リサ「あー...」

あこ「りんりん...」

友希那「?次は何なの?」

リサ「うーん、何かなー?アハハ...」

あこ「あれですよね、所謂、いとな__」

紗夜「わーー!!!///」

栄斗「まて、あこに関してはどこでそんな言葉覚えて来た!?」

あこ「え?りんりんのベッドの下にあった本に書いてあったよ!」

燐子「」

栄斗、紗夜、友希那、リサ「あ...(察し)」

 

 俺たちは何かを察した。

 もうここからは可哀そうとしか言えなかった。

 あこによる燐子さんの趣味?の暴露。

 隠してる本の冊数などなど。

 

燐子「...もう、どこかに消えてしまいたい...」

紗夜「その...何と言っていいのか...」

リサ「ひ、人それぞれだよねー...」

栄斗「(ここは黙っておこう。)」

あこ「皆さん、どうしたんですか?」

栄斗「(天然でここまでやったのか、やばいな。)」

友希那「...燐子。」

燐子「...はい...」

友希那「燐子にそんな趣味がったのね。

し、知らなかったわ///」

燐子「」

あこ「り、りんりーん!」

栄斗「(...とどめをさされたか。ご愁傷様です。)」

 

 そうしてうちに、キャンプ場に着いた。

________________________

 

リサ「さ、さぁ!着いたよー!皆ー!」

紗夜「運転、お疲れ様です。」

あこ「わーい!キャンプだー!」

友希那「意外と涼しいのね。」

燐子「...」

栄斗「取り合えず、何しますか?」

リサ「まず遊ぶでしょ!」

あこ「だよねー!」

友希那「そんなものなの?」

紗夜「それでは、近くの川に行きましょうか。」

 

 皆は着替えに行った。

 

栄斗「俺は準備でもしようかな。」

 

 俺は準備を始めた。

 

栄斗「テントは...ここをこうして...

意外と簡単だな。」

紗夜「__栄斗。」

栄斗「もう、戻って来たんで...すか?」

紗夜「///」

 

 目の前にはこの前かった水着を着た紗夜。

 一言で言えば素晴らしい。

 

紗夜「ど、どうでしょうか?///」

栄斗「とても似合ってますよ、可愛いです、このままずっと見てられます。」

紗夜「そ、そうですか///」

リサ「あのーイチャついてるとこ悪いんだけどー」

栄斗、紗夜「!」

友希那「相変わらずね、二人は。」

あこ「仲良しですね!」

燐子「...」

栄斗「あまり、茶化さないでほしいんですが。」

友希那「あら、ごめんなさい?」

紗夜「...///」

リサ「あたし達は川行くけど、八舞君はどうするー?」

栄斗「俺は用意してるので皆さんはどうぞ。」

紗夜「私も手伝いましょうか?」

栄斗「別に大丈夫ですよ。紗夜は楽しんできてください。」

あこ「そーですよ!行きましょう!」

紗夜「ちょ!宇田川さん!?」

リサ「じゃあ、お願いねー!」

 

 そう言って皆は川に行った。

 

栄斗「さーて、用意用意。」

 

 俺は用意を始めた。

________________________

 

 ”ロゼリア”

 

あこ「つっめたーい!」

リサ「さいっこー!」

友希那「全く、二人は元気ね。」

紗夜「そうですね。」

あこ「二人も...」

リサ「くらえー☆」

 

 あことリサは二人に水をかけた。

 

友希那「ちょっと!何するの!」

リサ「まぁまぁ、友希那ー☆」

あこ「そうですよー!楽しみましょうよー!」

紗夜「それはいいのですが、白金さんはどうしました?」

リサ「そう言えば、どこ行ったのかな...って、燐子!?」

あこ「ちょ!りんりん浮いてる!?」

 

 あこは燐子の方に行った。

 

あこ「りんりーん!!!」

燐子「__っは!...あ、あこちゃん...?」

あこ「何やってたの!?」

燐子「...覚えてない...」

リサ「ま、まぁ皆で遊ぼうよ!」

紗夜「そうですね。」

 

 ロゼリアは時間の許す限り遊んだ。

________________________

 

リサ「__あー!楽しかったー!」

友希那「はしゃいだのは久しぶりだったわ。」

あこ「りんりんも元気なったし!」

燐子「私は...何をしてたの...?」

紗夜「思い出さない方がいいと思いますよ。」

燐子「え?(ほんとにどうなってたの?)」

紗夜「そう言えば栄斗は来ませんでしたね。

用意なら終わってると思うのですが。」

栄斗「__あ、お帰りなさーい。」

 

 栄斗は夕飯の用意をしていた。

 

栄斗「夕飯はカレーですよー。」

リサ「後輩が有能過ぎてやばい。」

 

 夕飯を食べ始めた。

 

あこ「おいしー!」

燐子「うん!...そうだね!」

リサ「こりゃ、あたしも勝てないなー!」

友希那「甘口なのもいいわ。」

紗夜「流石、栄斗です。」

栄斗「普通ですよ?」

リサ「でも、紗夜って栄斗と結婚すれば毎日、美味しいものが食べれるんだよね?」

紗夜「えぇ!?///」

あこ「ちょー羨ましいですよ!」

燐子「はい。」

友希那「ご飯だけ作りに来てほしい腕前だもの。」

紗夜「うぅ...///」

栄斗「結婚ですかー。いいですね。」

紗夜「栄斗!?///」

リサ「もう計画してる感じ?」

栄斗「まぁ、すぐに分かるんじゃないですか?」

 

 こうして夕飯が終わった。

 

__時間は過ぎ、夜中になった。

 

栄斗「__星がきれいだ。あのあたりじゃ見れないな。」

紗夜「__栄斗?」

栄斗「紗夜?起きてたんですか?」

紗夜「えぇ。それで、栄斗は何をしてるのかしら?」

栄斗「星を見てました。とても綺麗なので。」

 

 俺は空を指さした。

 

紗夜「...本当に、綺麗ですね。」

栄斗「まぁ、綺麗なのは間違いないんですが...」

紗夜「?どうしました?」

栄斗「...紗夜の方が何倍も綺麗なので星が霞むなと。」

紗夜「そ、そうですか...///」

 

 俺たちはしばらく星を眺めていた。

 

栄斗「さて、そろそろ寝ないとまずい時間ですね。」

紗夜「そう言えば、テントが一つ足りませんよね?」

栄斗「十中八九、リサさんの仕業ですね。」

紗夜「なるほど、私たちを。」

栄斗「まぁ、俺は椅子に座りながら寝ますよ。」

 

 俺が椅子の方に行こうとすると、

 紗夜に袖を掴まれた。

 

栄斗「どうしました?」

紗夜「あの、今井さんの策にはまるのは癪なのですが...その...///」

栄斗「?」

紗夜「一緒のテントに来ませんか...?///」

栄斗「!?」

紗夜「水着のお礼もしてませんから、その...///」

栄斗「紗夜は悪い人になりましたね。」

紗夜「...こうしたのは、栄斗でしょう?///」

栄斗「まぁ、間違いないですね。そういう事なら行きましょうか紗夜。」

紗夜「はい...///」

 

 その後はご想像に。

 ただ、翌朝、起こしに来たあこに見つかり。

 燐子さんに「燃えますよね!」と言われ、

 友希那さんとリサさんには目をそらされてた、

 とだけ言っておこう。

 

 

 

 




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次は千聖ルートで秋ネタです!
活動報告の方も見てない方は是非!

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