初恋 caffè e llatte   作:ゆずれもん 

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最終話です。

お気に入りしてくれた方、評価してくれた方、本当にありがとうございます。



エピローグ

秋風が心地よく吹くようになったある日

 

私は海さんのお墓にやってきました。

 

あの日、海さんからの手紙を読んだ私は涙が止まりませんでした。

 

 

『海さんが私を好きだった。』

 

 

その事実がどれだけ私にとって嬉しかったか、

 

今となってはそれを海さんに伝えることはできません。

 

だから、せめてお墓に行って伝えようと思い、

 

今日はやってきました。

 

 

 

 

 

 

海さん、聞こえますか?

 

海さんからの手紙、読みましたよ。

 

海さんが好きって言ってくれたこと、すごく嬉しかったです。

 

でも、せっかくなら海さんの口から聞きたかったなー?なんて思ってしまいます。

 

海さんは嘘つきですね

 

優しい嘘つきです。

 

手紙を読んで、海さんともう話せないと実感して

 

私は悔しくて悲しくて、どうしようもなくやるせない気持ちになりました。

 

何か違う選択肢はなかったのかな。

 

もっと良いやり方はなかったのかな。

 

でも、そんな考えは今となっては後の祭りです。

 

こんなに私を悩ませる海さんはやっぱり悪い先輩ですね!

 

いつか私が海さんのところに行った時は、ちょっと怒らないと気が済まないかもです!

 

でも、もうちょっとだけ、海さんの分までこの世を過ごしたいと思います!

 

海さんが私に幸せになって欲しいと願ってくれた分には幸せになりたいです。

 

あ、なので、私は家を出て大学に通うことにしました!

 

私はそんなに容量の良いタイプじゃないので、

今から勉強を頑張らないと!と思っています。

 

文系に進もうと思っています。

 

理由は2つあって、1つは経営とかを学んでお店の役に立ちたいから。

 

もう一つは、本についてもっと知ってみたいから。

 

海さんの影響で本を読むようになった私は、

文学を勉強してみても面白いかなって思いました。

 

私って海さんに影響されっぱなしですね!

 

でも、一つの目標が決まったので、

今はそれに向かって頑張りたいと思います。

 

少しの間、そっちで私のことを見守っててくれると嬉しいです!

 

今までありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

花を置いて、手を合わせ、私はお墓から去りました。

 

お盆は終わっても御墓参りに来る人は意外といるようで、

 

家族連れのとこもいれば、おばあちゃんが息子さんと思われるおじさんと2人できてるとこ、若い男の子が1人できてる人もいました。

 

みんなそれぞれの大切な人に手を合わせに来たのかな。

 

 

 

 

 

本当にあっという間の初恋。

 

 

本当は両思いだけど、付き合うことなく終わってしまった私の初恋。

 

 

でもその人は、

 

 

私に本を教えてくれて、

 

 

私に将来の目標を教えてくれて、

 

 

私に恋を教えてくれました。




一応この話はこれで完結です。

ここまでご覧になってくれた皆さん、本当にありがとうございました。

短い話でしたが、書ききれて一安心です。。。

そのうち、この世界線での続編を書きたいなと思ってるので、その際はまた見てくれると嬉しいです!

では、また何かの作品で。
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