TSしたらなんか相棒たちがいるんですけど・・・   作:コジマ汚染患者

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こんなに早く更新できるとは作者自身も思ってなかった(´・ω・)

この作品はもちろんフィクションです。実際の団体、国、人物とは一切関係ございません(念の為の防衛線)


第45話

【ポケモン】うみちゃんねる活動休止【危機】

 

145:名無し

 

今北産業。これマ?

 

146:名無し

 

マ(絶望)ちなみに期間は不定期

 

147:名無し

 

おい、これから何を励みに生きていけばいいんだよ!

 

148:名無し

 

落ち着け、みんな意見は同じだが落ち着け。別にうみちゃんが怪我したとかじゃないんだろ?

 

149:名無し

 

それな。チャンネルの概要欄にも「諸事情につき活動を休止します。怪我とかではないです」って本人が書いてるし

 

150:名無し

 

それでも心配だわ、ここ最近の日本国内激動すぎるし

 

151:名無し

 

誰か最近起きた事件とか公式発表とかまとめれるやつおりゅ?正直起きたことが多すぎてまとめきれん

 

152:名無し

 

僭越ながらこの俺がまとめてやるとしよう。

 

ポケモン関連の法案が通って「環境特異生物保護及び保有権指定法」通称「ポケモン法」が一応施行される。

ポケモンに関しての問題専門の超法規的組織「ポケモンレンジャー」の設立(釣り師二キを筆頭にスレ民や視聴者の多くが在籍してるの確定)

ポケモンの保有についての明確な罰則が司法に追加される。この段階だとまだ世論は肯定派と否定派は2:8くらいの流れ。

動物保護団体の過激派な馬鹿が、レンジャーの保護活動中に現れてデモを開始し、毒タイプのポケモンに不用意に近づいて刺激してバイオテロ問題になる。レンジャーによって鎮圧、団体は叩かれまくり世論が徐々にポケモンとの共存肯定派に傾き始める。

釣り師二キ・農家ニキにより、ポケモンの生態とバトルについての説明が簡易にテレビ中継され、バトルの様子が若年層にウケる。というかバズる。(ここから一気にポケモンが許容され始める)

だいぶ前にテレビで例のアイドルにぶん殴られた研究者、隠れてポケモンで非道といえる実験をしてたのがばれる。

研究者の管理体制の不備で実験のために入れていたケースからポケモンが脱走、レンジャーによって捕獲されるまでに市民に被害が出る。(研究者は逮捕ののち無期懲役、一気に排除派・否定派だった奴らの勢いが落ちる)

上記の事件を治めたレンジャーのチャラ男二キが表彰され話題に。またしても若年層ってか20代を中心にレンジャー志望の人数が激増する。

ポケモンを一般の人でも捕獲・所持できるようにするために法案の整備される。後ついに世界初のモンスターボールの量産体制が整ったことにより全世界へとポケモンの基礎的な情報が提供される。

世界へのボール輸出の話が出る。利益の面で見ても日本に入る分は半端ないという発表がされて一気に日本国内のポケモン支持層が増加。それに伴い釣り師二キとかがスター俳優バリに注目される。

うみちゃんのチャンネル謎の活動休止、現在の安否不明←いまここ

 

153:名無し

 

はい有能。ってかこうしてみるとマジで否定派と過激派は自滅ばっかで草

 

154:名無し

 

ポケモンについての知識ほぼないくせに勝手に喚くだけ喚いてるだけだから当然だぞ。うみちゃんがのこしてるポケモンについての過去動画すら見てないという体たらく

 

156:名無し

 

無能&無能。ってか、ボールの量産で好景気きそうなのなんで?海外でもボール発見されてるんじゃないのか?

 

157:名無し

 

≫156調べてきた、どうやら世界中ポケモンが発見されたことのある地域ではボール自体は発見されてるんだが、しばらくしてからボールが発見されなくなったらしい。今じゃ政府の方で少額だけど懸賞金まで賭けて探してたっぽい。つまり、海外でボールは数が限りある貴重な物資ってことになる。

 

158:名無し

 

そういうことか、サンクス。あれ、でもなんかおかしくないか?

 

159:名無し

 

は?なにが?

 

160:名無し

 

ちょっと俺も調べてきたんだが、海外の方でボールが発見されなくなった時期と日本での同様の現象が起きた時期に差がある。日本の方は海外で発見されなくなってからもしばらくの間見つかってるっぽいぞ。

 

161:名無し

 

確かに妙だな、海外の方は最初の発見から2,3か月で見つからなくなってるとこがほとんど、海外での一番最後の発見についてはアメリカのほうで最初の発見から3か月と10日で見つからなくなってる。でも日本ではそこから+2か月ほどの期間は普通に見つかってるな。

 

162:名無し

 

それだけじゃないっぽいぞ。SNSの画像だから信ぴょう性薄いが一度に見つかる数の方も海外では1個しかないのに日本ではいちどに2,3個ひと塊で見つけた情報が多い。

 

163:名無し

 

・・・つまり、日本の方がそもそもモンスターボールの発見数が多いってことか?なんでだ・・・?

 

164:名無し

 

日本と他国の間の明確な違いが何かあるんだろうな。そこが多分ポケモンという存在そのものにつながる重要な情報なのでは?

 

165:名無し

 

おまいら絶対普段は頭いいだろ。いつも変態してるくせになんでそこまで考察できるんだよ。

 

166:名無し

 

うみちゃんへの愛

 

167:名無し

 

うみちゃんに褒められたいが故

 

168:名無し

 

うみちゃんにご褒美でなでなでしてもらいたい

 

169:名無し

 

うみちゃんを存分に甘やかしたいから

 

170:名無し

 

もうヤダこいつら

 

171:名無し

 

動機が不純以外の何物でもねぇ・・・

 

172:名無し

 

・・・なぁ、一つ嫌な考えが浮かんだんだが

 

173:名無し

 

≫172なんだよ不安になるな、おい

 

174:名無し

 

海外と日本のポケモン関連の明確な違いってさ・・・

 

175:名無し

 

あ、まて、おれも思い至った。マジでちょっと待て

 

176:名無し

 

おい、俺もちょっと何言いたいかわかった。でも待ってそれあかん

 

177:名無し

 

なんだよ、有能民どもが一気に察しだしたんだが

 

178:名無し

 

怖いって、なんだよやめろよお前ら

 

179:名無し

 

・・・心して聞けよお前ら。後あくまで仮説だということを頭に入れとけ

 

180:名無し

 

日本と他国の違い・・・ポケモンについてで一番のやつって言ったら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うみちゃんの存在だろ

 

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「さて、着いたぞ。ここが私の自宅だ」

 

「で、でかい・・・」

 

ナナカマド博士の家に厄介になる事となった俺。到着した家は俺の自宅よりずっと大きい、いわゆる豪邸と言っていいレベルだった。威圧されるようにただ見上げることしかできない俺の横を、シロナさんは何でもないようにスタスタ歩いていく。

 

「・・・うみちゃんどうしたの?早く入りましょ」

 

「あ、はい」

 

・・・これが感覚の違いかぁ。そんなこんなで家の中へと案内される。外観の時点でわかってはいたが、内装も明らかにお高いのだとわかる装飾の壺や俺にはわからないけどたぶん名画なのだろう絵画が壁にかけたり置いてあったりする。好きな場所に座るといい、と博士が言ってくるがどう見ても俺の家の家具より高級感のある家具とか椅子を見てると、正直触るのをためらってしまう。

 

「うわぁ・・・リビングに暖炉って本当にあるんだ・・・」

 

「あら、先生奥さんは出かけてるんですか?」

 

俺がどうすればいいか悩んでいると、もうすでにシロナさんは豪奢なソファへと座りくつろいでいた。この人、強すぎるだろ・・・。いや、ひょっとして引き払ったとか言ってた部屋もこれくらい豪華なのか?

 

「ああ、君たちを泊めると連絡したんだが、食材が心もとない量だったらしくてね。今買い物に行っているよ」

 

「あ、あの、すいません急に・・・」

 

「ああ、うみくんが気にする必要はないよ。私が言い出したことだ。それに、実はシロナ君は何度か食事に来たことくらいはあるしね」

 

「先生の奥さんの手料理、とってもおいしいのよ。楽しみにしましょ?」

 

そう言って笑う二人に、なんだかずっと遠慮してるのも悪い気がしてきた。・・・正直飛行機内では何も食べてなかったからお腹もすいてる。空腹を自覚したとたん、俺の腹からクルルルルゥ、という音が鳴ってしまった。

顔に血が上り、真っ赤になるのを自覚する。ちらりと見てみると二人にも音は聞こえていたようで、博士は微笑ましいものを見る目で苦笑しており、シロナさんに至っては顔を手で覆って俯いているが、肩が定期的にはねている。

 

「・・・笑わなくてもいいじゃないですか」

 

「ふふ、ご、ごめんなさいね。大丈夫よ、私も鳴ってないだけでお腹ペコペコだから」

 

「それはフォローになってないですよ!」

 

変な助け舟を出してきたシロナさんにツッコミを入れるが、本人にはあまり響かず普通に笑い続けられた。くそう、何かあった時にイジリ倒そう。

 

「さて、じゃあ部屋を案内しよう。うみちゃん、ついておいで」

 

「あ、はーい」

 

博士から呼ばれ、荷物をもって二階へとついていく。階段を上がり、廊下をまっすぐに歩いた突き当りにある二つの扉の前で止まる。

 

「こっちの、右側の部屋を好きに使うといい。今はもう成人して出ていった息子の部屋だが」

 

「あ、ありがとうございます。見てもいいですか?」

 

もちろん、と言われて遠慮がちにドアノブに手を伸ばす。そっと開けると、ドアは軋みもせずスッと開いた。

 

「・・・うわぁ」

 

「おっと、しまったな。片づけていかなかったのか」

 

部屋の中は、the男の子の部屋といった感じだった。机に本棚、大きめのベッドなど基本的なものはそろっており、そのいたるところに何かのスポーツチームの壁紙だったりバスケのボールだったり、プラモデルっぽい何かが飾られていたりした。

 

「すまないうみくん。とりあえず片づけるから後でもう一度・・・」

 

「へー、ずいぶんと懐かしい漫画だなぁ」

 

「・・・」

 

とりあえず俺の荷物をおろし、本棚に雑に突っ込まれていた漫画の一つを取り出す。どうやら日本から持ってきた漫画の一つらしく、日本語のものだ。他にも机の上にはパソコンが置かれていたらしいスペースと、それを囲むように小物が置かれている。小物は全部日本でも見られたものだし、多分イギリスに来た際に持ち込んだものなのだろう。

 

「あ、別にいいですよこのままで。ただちょっと俺の荷物とかを置くためにも整理くらいはしますが」

 

「あ、ああ。うみ君がそれでいいなら構わんが・・・隣は娘の方の部屋だから、そっちに変えてもかまわんのだが・・・」

 

「ぜひこっちでお願いします!」

 

女の子の部屋とか下手に触れないから落ち着かない・・・!絶対こっちだろ!

必死に頼むと、博士は面食らった様子で目をぱちくりしていたが、俺がいいのならと言って承諾してくれた。

 

「ありがとうございます!」

 

「う、うむ・・・最近の女の子の間ではああいうのが流行っているのか・・・?」

 

部屋を一瞬見渡してなんかつぶやきつつも博士は退出していく。それを見送ってから、俺は扉を閉じ急いでカバンを開く。

 

「さて、片づけもそうなんだけど・・・あった」

 

カバンの中から取り出したのは7つのモンスターボール。その中から1つを空中に放ると中から光と共にライが飛び出す。

 

「ライ!」

 

「ごめんねライ。色々あったからすぐに出してあげられなかったよ。他の子もごめん、またあとで外で出してあげるから」

 

残りのボールへ声をかけつつ、飛びついてきたライの背中を撫でる。チャァ~と気持ちよさそうな声を上げるライをそのまま撫でつつ、もう1つボールを取り上げる。

 

「さてと。じゃあ片づけをするんだけど、まずは・・・おいで、ミカ」

 

そう言って再びボールを放ると、今度は水色の靄のような体を持つポケモンが姿を現す。

 

「おんみょーん」

 

「それじゃあよろしくね、ミカ」

 

出てきたのはゴーストタイプのポケモンで、俺のてもちの一人であるミカルゲのミカ。寡黙な仕事人で、仕事となれば即座に行動する社会人の鑑みたいなポケモンである。既にやってほしいことは日本出国前に伝えていたため、俺の言葉に一つうなずくと部屋の窓を透過して外へと出ていく。

あっちはおそらく時間がかかるだろうし、今はとりあえず片づけ優先だ、そんなわけでライに手伝ってもらいつつ部屋の物を分けていく。

 

「うみちゃーん?食事の用意ができたって」

 

「はーい。すぐ下りますねー」

 

しばらくの間整理と仕分けを繰り返していると、ノックと共にシロナさんの声がする。一声返事をしてから、小声でライに待っててねと伝え、ボールの中へと入ってもらう。

 

 

 

「あら、その子がうみちゃんね」

 

一階のリビングへと下りると、そんな声がかけられる。

そこには、おいしそうな料理をもった女性がおり、テーブルの上にちょうど料理を並べているところのようだった。

 

「えっと・・・博士の奥さんですか?」

 

「ええ、よろしくね」

 

「うみちゃんこっち、椅子あるわよ~!一緒に食べよ~」

 

奥さんと話していると、すでに座っているシロナさんが隣の椅子を叩きながら言ってくる。・・・というかあの人の手元のコップ、あれ酒じゃね?後ろから博士がやってきて先にシロナさんの対面に座り、シロナさんを見て眉を顰める。

 

「おいおいシロナ君、もう飲んでいるのかい?というか、その銘柄はウチにおいていたものじゃない気がするんだが・・・」

 

「私が持ってきてたやつですよー?これおいひいんれすから~」

 

「・・・まだ一口目だろう?それ」

 

ダメだこの人・・・弱すぎる・・・。えへへ~と、べろんべろんに酔ってしまっているシロナさんには、初対面の時のカッコよさも女の人としての淑女的な面もない。まぁそれでもきれいで美人というのが変わらないのはさすがというか・・・。

 

「まぁしょうがない。さ、うみちゃんも座りなさい。私の妻の料理は旨いぞ」

 

「あらやだ、ハードル上げないでよあなた」

 

「・・・はい!」

 

まぁとりあえず、今はご飯を楽しもう。後でこっそり少量をもらってライ達にも食べさせてあげないと・・・というか、ライたちの説明どうしよ。

 

(・・・あとでいっか!)

 

そうして俺は、目の前の料理へと向かうのだった。・・・え、うまっ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「・・・」

 

うみがナナカマド博士の家で料理に舌鼓を打っていた頃。イギリス内某所、大量のモニターに囲まれる一人の男がいた。その男の手は絶えずキーボードの上を動き回っており、その視線は目の前に乱雑に置かれたモニターをぎょろぎょろと視認し続けている。すると不意にかし続けていた手を止め、男が一つのモニターを凝視する。

 

「・・・見つけタ」

 

そう言って口元を歪にゆがめた男の背後から、軋むような音が鳴る。

 

「どうですか?目当てのものは、見つかったのでしょうか?」

 

「あア、反応ガある。今、『この国』にいル。・・・おまエの方は?」

 

「?ああ、ようやく落ち着きましたよ。全く、あれが何なのかはわかりませんがね・・・非常に不快ですよあの化け物め」

 

男は背後を振り返らずそこにいる何者かと会話する。落ち着いた知的な声ではあるが、所々に傲慢さの見え隠れするその何者かの声に、不快だと言わんばかりの激情がこもる。

 

「ですが私の作り出した『首輪』は完璧です。どんな化け物であろうと完全に操れる。まぁ今は『奴ら』に使う前の試運転といったところですがね」

 

その言葉には、自身の作り出したという『首輪』への絶対的自信と化け物と吐き捨てる何かへの屈折した感情が乗っていた。不敵に笑い、自分の言葉に酔いしれる何者かだったが、不意に男のこぼした言葉でその雰囲気が激変する。

 

「・・・きさマの発明ジャあないだろう」

 

「・・・なんだと?」

 

「あれは、カツラとあのおんナの研究を基に再現しただけの模造品だろウ?そもそも試運転なんテあそこですでに終わっテいたはずダ」

 

「あれは私の物だ!!!!あれを作り出したのは私だ!!!あの女じゃないっっっ!!!!」

 

何者かの怒声が響き、静寂が訪れる。大声をあげた何者かの荒い息遣いだけが聞こえる中、男の嗄れた笑いが響く。

 

「なンだ、ずいぶんと荒れるジャないか。それじゃア図星だと言っていル様なものだゾ」

 

「・・・!」

 

男のその言葉に再び怒りを覚えた何者かがその肩をつかむ。ギリギリと力が込められていく手を横目に、尚も男は嗤う。

 

「まァ、いい。仕事ハきっちりやるサ」

 

「・・・当然だ。そのために貴様をここまで連れてきたんだからな」

 

男の肩から手を離すと、何者かの足音が離れていく。再び背後から軋むような音が聞こえ、その後大きな音でなにかが閉まり、静寂が訪れる。

 

「ひトを超え、化け物を超え。そウして何者になルつもりなのやラ」

 

男はそうつぶやき、再びキーボードへと手を伸ばすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認めない。あんな女の考えたモノより、私の作り出したものの方が優れている。これは確定事項だ。

あんな男に頼らねばならないのは癪だが、それでもあれは優秀だ。使()()()()()()使()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

あの男、そして『首輪』。必要なもののうち2つは揃い、試運転の成果は上々。

あの女のせいで逃した最後のピースも向こうの方からやってきている。

 

「ようやく・・・ようやくだ。ようやく私は・・・。

 

 

 

 

 

 

神を超える」

 

私は目の前に広がるそれを見上げ、心を高鳴らせるのだった。

 

 

 

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[〇〇遺跡より出土 古代神話の碑文]

 

はじめに あったのは

こんとんの うねり だけだった

すべてが まざりあい

ちゅうしんに タマゴが あらわれた

こぼれおちた タマゴより

さいしょの ものが うまれでた

 

さいしょの ものは

ふたつの ぶんしんを つくった

じかんが まわりはじめた

くうかんが ひろがりはじめた

さらに じぶんの からだから

みっつの いのちを うみだした

 

ふたつの ぶんしんが いのると

もの というものが うまれた

みっつの いのちが いのると

こころ というものが うまれた

せかいが つくりだされたので

さいしょのものは ねむりについた

 

 

 

 

 

 

 

[〇〇遺跡付近の伝承]

 

さいしょのものはねむりのなかあり

ねむりをさますはふたつのぶんしん

くさりのまえにぶんしんきたり

さいしょのものはいかりくるう

そのいかりすべてをのまん

 

いかりをしずめよ

みなものまなこにつきのぎん

いのちもやしていかりをしずめよ

さればいのちはこえにこたえん




海外編、実は出てくるポケモン的にスケールが大きくなりそうだったり()
・・・つまり被害もやばいです(^ν^)
次回、うみちゃんinキャンパスライフ

次回もお楽しみに

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