TSしたらなんか相棒たちがいるんですけど・・・   作:コジマ汚染患者

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えぇー……明らかに期間が開きすぎているし、存在を忘れ去られていそうなので初投稿です。
※ポケモンの霊圧が消えてる回です。
※実験的に変な小細工してます。読みづらい箇所があるかもしれません。


第50話

アダム教授とともに入ったその先で出迎えてくれたのは、大量の紙に囲まれた研究室だった。

壁に沿うように置かれた複数の棚には、どれもこれも見たこともない形の彫像や英語の分厚い本などが押し込まれるように並べられている。

書類仕事をするのだろう机の上は辛うじて空いている程度で、後は全て紙、紙、紙。地図のようなものから英語で書かれた難しそうな書類、学生のものっぽいレポートの束なんかもあって混沌とした散らかり様だ。

 

「うわぁ、きたな……凄い部屋ですね」

 

「はっはっは、こんなもんだよこの学校の研究室は。傍目で見れば散らかっている様に見えるんだろうけど、これでもまだマシな方だよ?」

 

「え゛っ」

 

俺の呟きに反応して笑いながら言うアダムさん。こ、これでまだマシって……どんだけ汚、いや個性的な部屋があるんだよ。

ドン引きしている俺を笑いながら、アダムさんは机の上に無造作に置かれていた写真の束を手に取る。そういえば、案内してもらいながらいくつか話をしたけどこの人は冗談が好きだった。さっきの話もきっと冗談だろう……冗談だよな?

ここに来るまでの割と短い間に5回も脅かしたり、曲がり角で変なものが待っているとか言って脅してきてたし絶妙に信頼がおけない。マジで研究室にたどりつくまで、まったく話題を尽きさせず話し通すとか、語彙力どうなってんだ。

 

「そうだな、例えば……ほら、これ」

 

「え、見てもいいんですか?ナナカマド教授の大事な研究なんじゃ……」

 

「大丈夫、コピーだよ。本物は学会に提出済みだし、見るくらいは問題ないよ。あ、流石に写真とか撮っちゃったらダメかな」

 

そう言ってアダムさんが見せてきたのは、一枚の写真。全体的に土の色が目立つ茶色い写真の中で、中心では作業着のような服を着た男性が数名、嬉しそうに泥だらけの手を握手している。その背後には、見たこともない文字が描かれた岩が鎮座していた。これまた泥だらけで、どうやら発掘されたばかりのもののようだ。

 

「これは?」

 

「ひと月ほど前に、ここから西へ行ったところにある国立公園で発見された遺跡で出土した碑文だよ」

 

そう言ってアダムさんは、興味深そうに自身の顎へ手を当て、自身も写真を眺めながら説明してくれた。

 

「これまで地盤の脆さが原因で調査が進まなかった場所で発見された遺跡さ。当初は遺跡の頭部分だけが地面から突き出ていて、何度も調査希望が出されていたんだよねぇ。まぁ許可は下りなかったんだけど」

 

そう言って、アダムさんは一息つく。俺も説明を聞きながら物思いに耽っていた。確かに、許可がいるような場所ってその許可が出るまでが大変だってよく言うしなぁ。……キョウさんもよく愚痴ってたな、許可を得る許可を得る許可とかのややこしい手続き。

俺がぼう、と虚空を見つめながら取り留めもない思考を巡らせていると、アダムさんが再び話し出す。

 

「そのまま長い交渉が始まるところだったんだがね。つい先日、震源不明の謎の地震があって、遺跡の大部分が地表に露出してきたんだ。その結果、ある程度調査できる程度に安全が確保されたということで調査と発掘の許可が下りたって感じだよ。発掘開始からすぐに出土したのが、その碑文だね」

 

アダムさんはそう言って説明をしてくれながらコーヒーを入れ始めた……それ、ナナカマド教授のものだよな?い、いいのかな……。

俺の視線は気にせず、アダムさんはスラスラと話を続ける。

 

「そんなこんなで碑文は回収され、現在は博物館行きさ。遺跡そのものの調査も本格的に開始したのはつい最近の事だったね。そうだな、およそ4日前くらいからかな。……そして、問題が発生した」

 

アダムさんは、自身のコーヒーを手に、もう片方には別のカップを持ってきて手渡してくれた。……ジュースかこれ。

軽くウインクをして渡してくるその姿は、もういい歳のおっさんなのにどこか愛嬌がある。話の途中だったこともあって少しだけ会釈すると、これまたいい笑顔で手を振るアダムさん。

コーヒーに一口だけ口をつけて、再び話し出す。

 

「ある、未知の生物が遺跡の中にたくさん存在していることが分かったんだよ」

 

「!」

 

飲もうとしていたジュースを持つ手が思わず止まる。未知の生物って、もしかして……

 

「うみちゃんも聞いたことはあるんじゃないかな?最近世界中を騒がせている、『ポケモン』って生物だよ」

 

「そう、ですね。聞いたことあります。というか……」

 

「ん?……ああ、そうか。この大学(ここ)でも暴れてたんだったね。知ってて当然か」

 

俺の内心での予想は当たっていたようだ。……ごめんアダムさん、知ってるどころかむしろてもちで持ってます。

 

「ポケモンという生き物は、遺跡の中に大勢潜んでいて調査チームへと襲い掛かって来たんだ。幸いにも、今の時点では遺跡の外には出てくる様子は無く、すぐに逃げたから調査チームにも被害者は出てない。もし被害が出てたなら、早々に研究どころではなくなって遺跡の封鎖とか有り得たらしいよ」

 

そう言ってアダムさんは肩を竦めた。確かに、遺跡がどれほど狭いのかは知らないけど、閉所でポケモンと出会った発掘作業員さんは生きた心地がしなかっただろうなぁ。

 

「このままでは遺跡の調査もままならない。ってことで、研究チームに知り合いがいる私とナナカマドくんに、そのポケモンという生物の調査と撃退方法を調べるという依頼が来たという訳だね。これは参考資料と共に同封されていた、碑文を発見した調査隊が撮影した写真の一つなんだ」

 

アダムさんの説明を聞きながら写真をもう一度まじまじと見つめる。碑文の文字は経年劣化でひび割れ、掠れてしまっていて全く読めないが、所々に絵が描かれているため何となくそれを眺めてみる。まぁそれでもやっぱり何が書いてあるのかはさっぱりだ。

 

「……すごい難しいですね。俺にはさっぱりです」

 

「当然だよ。私やナナカマドくんですら解読は難航しているんだ。君にちらっと見ただけで理解されたら研究者として自信失くすよ」

 

そういってアダムさんは写真を手に取って肩をすくめる。それもそうか、専門の人や大学の教授が調べて分からないって言ってるのに、俺なんかにすぐわかるわけがないか。

 

「……?あれ、でもアダムさんも教授も生物学の専攻なんですよね?歴史学とか、遺跡学とかの人が調べるんじゃないんですか?」

 

「そうだよ。普通であれば、ポケモンの対処についてだけで碑文の解読に我々が関わる必要はなかったんだ。……まぁ、普通じゃなかったんだがね」

 

俺の質問に、さっきまで柔らかな笑みを浮かべていたアダムさんの表情が曇る。いや、曇るというよりは困惑の表情だ。どう伝えるか困っている、そんな風にも見える。

 

アダムさんは碑文の写真の置かれていた資料の山の中を漁りだした。しばらくして彼は、紙の山から文字だらけの、見るだけで頭が痛くなりそうなレポートを引っ張り出してくる。

 

「解読が開始してすぐに、どうやらこの碑文が何らかの生物についての伝承だということが報告されたんだよ。その内容が支離滅裂で、現存する地球上のほぼすべての生物の特徴と一致しない。そこで、特徴の合致する生物が存在しないかの研究を我々が依頼されたんだ」

 

「へぇ~、これ生き物関係の伝承なんですか……。どんな生き物なんです?」

 

「ふむ、その話は私も参加してからにしてもらおうかな?」

 

「ひょっ!?」

 

突然かけられたそんな声にびっくりしながら振り向く。そこにはコートと帽子を手に扉を開けたこの研究室の主、ナナカマド教授が立っていた。

 

「あ、教授!もう用事は良いんですか?」

 

「ああ、問題ないよ。……にしても、意外な組み合わせだな、アダム?」

 

「やぁナナカマドくん。お邪魔しているよ~」

 

「……はぁ、まぁいいだろう。うみ君、彼はイタズラ好きな所があるから気を付けるんだよ?」

 

「教授、もうすでにやられまくってます」

 

「……」

 

「なんだい、二人してそんな目で見て?」

 

気さくに教授と話すアダムさんを見ていると、本当に二人は仲が良いんだなぁと思う。まぁそれはそれとして、教授も付き合いが長い分アダムさんの人柄は知っているみたいで、俺と一緒にジト目を向けていた。

当の本人は全く堪えてないみたいで、あっはっはと笑いながらコーヒーを味わっているけども。……いつの間にお代わり用意したんだろう。

 

「それにしても、少女と会話するのにもっと良い話題は無かったのかね?その碑文については確かに興味深い点が多いのは確かだが、流石にシュミじゃないんじゃないかね?」

 

「いやいや、私はこれでも紳士なことで名が通ってるんだよ?随分と楽しませていたと思うがね。そうだろう、うみちゃん?」

 

「ええ、まぁ……俺としては女の子っぽい話題よりはそっちの方が興味ありましたし」

 

まぁ、少女っていってもガワだけで、中身が野郎だしなぁ。……もう大分自分の性別を忘れてしまいそうなんだけど。

そんなことを考えながら教授から手渡されてからずっと持っていただけのカップを傾ける。……あ、オレンジジュース。

 

「さて、そろそろ教えてあげないかいナナカマドくん」

 

「ふむ?まぁ、うみ君ならば無駄に口外するような子でもないか……」

 

「あー、はい。俺としても言いふらすようなことはしないって宣言しときます」

 

さて、碑文に書かれていたという生き物、どんなのだったのか。実は話を聞いて結構興味も沸いてきていたので、無意識に前のめりになりながら教授に催促した。

 

「……その碑文に描かれているのは、神話に分類されるものだよ」

 

「神話……?」

 

オウム返しした俺に、ナナカマド教授は一つ頷くと、自身の机の上の紙束から、さっきよりも一回りサイズの大きい写真を取り出して壁に画鋲で貼り付けた。

その写真は、先程見た写真の碑文を正面から撮影した物のようだ。先程とは違い発掘員もおらず、碑文全体がよく見えるように撮られている。

ナナカマド教授は壁に貼った写真の碑文、その一番上の部分へと指示棒を取り出して指し示した。

 

「ここ、この部分だ。この碑文に使われている言語は、複雑という訳ではないがかなり特異な物だった。体系的には象形文字だろう」

 

そう言って教授が指し示した部分へと視線を向ける。当然ながら、読めやしないので文字とつながっていそうな碑文の絵の所を見てみる。

碑文の中では、棒人間に近いデザインの何かが大量に描かれている。それらは人間たちを取り囲むように円を描いており、その中にいる人々の絵は動作や表情だけで見れば、苦しそうに見える。

 

首を傾げながら話を聞いていると、今度は教授のいる方とは反対側から、アダムさんが同じ指示棒を持って碑文の文字の部分を指す。

 

「これまでの研究では、まだ序盤の文しか解読出来てはいないんだけどねぇ……

『さいしょのものはねむりのなかあり ねむりをさますはふたつのぶんしん

くさりのまえにぶんしんきたり さいしょのものはいかりくるう

そのいかりすべてをのまん

いかりをしずめよ みなものまなこにつきのぎん

いのちもやしていかりをしずめよ さればいのちはこえにこたえん』……こんなところかな?」

 

「はぇ……」

 

「……分からなくても問題は無いぞ?」

 

「……っ、……っ!」

 

うぅん、わからん。気を使ってくれてるナナカマド教授には申し訳ないけど、教えてもらってもなんでそう読めるのか分からん……。あとアダムさんは、顔を隠してるけど聞こえてるからな笑い声!畜生!

にしても、この碑文の神、だいぶポケモンに似ているなぁ。

あ、この壁画、『 』に似てるs

 

 

 

 

だれだ貴様

 

 

 

 

「っ!?!?」

 

「うみ君?どうしたのかね?」

 

「い、いえ……」

 

心配そうにこちらを見る教授と不思議そうに様子を見てくるアダムさん。な、なんだ?今、確かに何かを感じた。凍てつくような、視線とも声とも取れる何かが……。あれ、俺……この壁画、何に似てるって思ったんだっけ??

 

(……もう、感じない、か?な、なんだったんだろう、背中に氷を突っ込まれたみたいな……)

 

「やはり、うみ君には難しかったみたいだな。すまないね、こんな話をしてしまって」

 

「あ、いえ!個人的にはかなり興味深かったです」

 

「そうかい?まぁ、つまらないという事にならなかったのなら良かったよ」

 

謎の視線に背筋を凍らせていると、教授が勘違いしたみたいで心配してくれる。……もう治まった、かな?

 

 

 

 

逃げるな、感じているぞ。 ミツケタ ソコカ

 

 

 

 

 

「さて、そういえばうみ君。君は、これからどうするつもりかね?」

 

「?どうする、というのは?」

 

「この後の予定はあるかね、と聞いているんだよ」

 

そう言って教授の、少しだけ鋭くなった視線が俺を見据える。あ、あれ??なんか誤魔化しとかしたらヤバそうな雰囲気……。

アダムさんも空気の変化を感じ取ったのか、手に持った自分のカップを覗き込み、ああおかわりとってこよう、と言って出て行ってしまった。

……なるほど、シリアスな空気があればアダムさんを黙らせられるのか。っとと、そんなことより教授の質問だ。

 

「警察や教授のことを考えると、まぁ今後についてはまずポケモンについての情報提供を完全に済ませる感じですかね。また明日という事にはなりましたが、警部さんからも早急に終わらせたいと頼まれてますし。……個人的には、シロナさんのお見舞いに行ったり、この国に来た当初の目的を達成したいなぁと」

 

 

 

 

オレを 感じたんだろ。 オレも感じているんだから オマエモ

 

 

 

 

「ふぅむ。母親の捜索、だったね」

 

教授の呟きに一つ頷く。教授は眉間に手を当ててもみほぐしながら、黙り込む。その時ちょうど、後ろの方から扉が開く音がした。ああ、アダムさん戻って来たかな。

 

「俺の母親の手がかりが、この学校にあるという情報を得たんです。だから、俺はこの国に来て、それでたまたまだけど、教授やシロナさんに出会えた。ちょっと出来すぎなくらい丁度良い話ですけどね」

 

「それで?手がかりは見つかったかい?」

 

「……いいえ。ひょっとしたら、ただの勘違い。いや、もっと質の悪い、ガセネタだったのかもしれないです。でも……それでも、俺はここに来て、何かを感じてる」

 

膝の上で握った手に汗がにじむ。当初の予定とは違ったが、警察とのコネクションを得た。教授とも出会えた、研究室にも来れた。

この国に来てから、狙った様に俺の行きたい場所、知りたいことへの道が開けている。これを、俺は母親のことを知るためのチャンスだと思いたい。

 

「でも、俺一人の力でこれ以上を調べることはできないと思うんです。だから……お願いします」

 

だからこそ。俺は椅子から立ち上がり、教授に向けて深く、深く礼をする。

 

 

 

 

オレを ミツケロ サガセ オレノ 敵

 

 

 

 

「俺の、探し物を、手伝ってください」

 

「……」

 

教授にメリットは無い。というか、教授が母親と出会っているとかじゃなければ、手伝うもクソも無いかもしれない。だってその場合、面識もない、事情も知らない。そもそもいたのかどうかも分からない人物について情報をくれと言ってるようなものだから。

母親の手がかりがあるというあのメールも、ただのいたずらの可能性は捨てきれていない。

でも、それでも、今の俺には母親を探す足掛かりはこれしかないんだ。この人に、ナナカマド教授に協力してもらうしか。

 

嫌に長い沈黙が続く。教授は何も言わない。後ろにいるのだろう、アダムさんも空気を呼んで静かにしてくれている。

たっぷり数十秒後。教授が、ハァとため息をつくのが聞こえた。

 

「やれやれ、私はうみ君の母親なんて知らない、とは思うんだがね」

 

「っ」

 

「まぁ、でもいいだろう」

 

ハッとして、顔を上げる。教授は、困ったような。それでいて、どこか嬉しそうな表情をしてこちらに微笑みかけていた。

 

「いいだろう、微力ながら協力するとしよう。私ができる限りの支援は約束する」

 

「!あ、ありがとうございます!」

 

 

 

コイ コイ コイ コイ……………

 

 

 

 

 

 

コイ!!!!!! オレハココダ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

「いやいや、かなり突拍子もない話だがね。うまく言えないが、取り調べの際話を聞いてみて、私もうみ君の母親について少し気になることもある。……なにより君にはシロナ君の命を助けてくれた恩があるのだ、ぜひ手伝わせてくれたまえ」

 

そう言って笑う教授に、歓喜の感情が胸中を渦巻く。これで、ようやくスタートラインに立てるのだ。

 

「さて、そうと決まったなら。……まずは、うみ君の最初の試練だね。日本にいるという君の保護者にも話をして、滞在を納得してもらわないと」

 

「うっ……。そ、それはそうですけど、今は何というか、その。もうちょーっとだけ、時間をおいてから連絡しますハイ」

 

取り調べの時にも感じたけど、明らかにキョウさんの雰囲気がヤバい。いやオレが無断で勝手な行動したのが悪いんだけど、ちょっとその辺を一回棚に上げて逃げ出したくなるくらい怖かった。あれダメだ、今はあのヒトと向き合いたくない。

 

「ふぅむ?しかしどうやら、そんな時間は無いようだが?」

 

「ゑ?」

 

不思議なことを言う教授に首をかしげていると、教授は苦笑しながらそっと俺の背後を指さす。

指さす先を見ようと振り返ると、そこは研究室の入り口。必死の形相で、口を抑えながらあふれる爆笑をこらえているアダムさんの横に、一人の男性が立っていた。

 

暗い青色のパーカーを着て、背中に大きいリュック、右手はキャリーケースを握っている。顔は帽子を目深にかぶって下を向いているので見えづらいが、横からはみ出ている赤い髪の毛にはどこか見覚えを感じる。

……というか、あれ???あのパーカー。それに帽子。日の丸をモンスターボールで表現したあの特徴的なワッペンどこかで見たこt

 

「……あ゛っ」

 

「……よぉ、うみちゃん。とても楽しそうなお話してるねぇ?」

 

男性が、そう言ってゆっくりと帽子をとる。若干帽子で押さえられていた髪を軽くワシャワシャとほぐすと、もう何度も見慣れた髪形の男性がぎこちなく、やや怒ったようにも見える笑みを浮かべていた。

 

「詳しく。聞かせてね???」

 

「ワ……!ァ……!」

 

「ワァ、じゃないだろ!散々心配かけといてその態度は違うだろぉぉ!!」

 

「ひぃぃぃ!すいませぇぇぇん!?!?」

 

怒鳴り声に肩をすくませながら、俺は必死にその男性―――ワタルさんにペコペコと頭を下げるのだった。

 

 

 

 

 

マダ キヅカナイ ノカ

 

 

 

 

 

 

 

 

アァ……ワカッタ ワカッタ ノゾミ ドオリ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロシテ ヤル‼‼‼‼‼‼




うみ「ワ……!」(涙)

ワタル「どうして何とかなると思ったんですか?」(現場猫)

教授「言葉も無し」

アダム「m9(^Д^)」

つまらない作品だなぁと自分で感じ始めているのが色々と辛い。自分が読みたいものを書いてたけどこんなにダメだったっけ……?
あと、筆が乗らなさすぎて、こう(エタり)なっちゃったからにはもう……ね。
更新の超遅滞については言い訳も何も無い。ただただ自分の実力不足です……

あ、まだ続けます。まだ書きたいところ沢山あるし書き続けます。なお次回未定(頑張れば今月中)
改めて、まだついてこれるよー、って方はうみちゃんをよろしくお願いいたします。
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