TSしたらなんか相棒たちがいるんですけど・・・ 作:コジマ汚染患者
「ランキング載ってました」
( ゚д゚)
(ಗдಗ)ゴシゴシ
( Д) ・ ・
最近ランキング見てなかったので、素でびっくりしました・・・
そんなわけで第9話です。いつも以上にやらかしてます(´・ω・`)ノシ
預かりシステムのアップグレードの翌日。うみはそわそわしつつ預かり・引き出しのための機材が来るのを待っていた。
「早く・・・早く・・・あぁ〜!ライィ!待ち遠しいよ〜!」
「ラッ、ラァァイ・・・」
ソファに座り、ライを抱きかかえて今か今かと待ち続けるうみ。ずっと抱かれているライは、うみに抱かれることは好きだが流石にうっとおしそうにしている。
そんなライの様子は意に介さず、ニヤニヤと笑いつつ配達を待つうみ。
「どーもー、〇〇急便でーす」
「・・・!来た!」
「チュゥ!?」
と、玄関からインターホンと共に宅配便のお兄さんの声がする。慌てて走り出したうみに、ソファの上に放り投げられてしまうライ。
「ようこそ!」
「!?え?」
勢いよくドアを開けたうみに驚く配達員。その手に持った荷物を嬉しそうに見るうみだったが、段々とテンションが落ちてくる。
「・・・」
「あ、うみさんですね。ここにサインお願いします」
突然黙ってしまったうみに戸惑いつつも職務を全うする配達員。黙り込んだままのろのろとサインをし、荷物を受け取ったうみに一度礼をして、車に乗り去って行く。
「・・・」
「ライ?」
リビングに戻ってきたうみに寄ってくるライだったが、うみは黙ったままである。そして手に持った段ボールをテーブルに置き、開封する。
「・・・分割かい!!!」
中身を見て予想通りの結果に絶叫するうみ。「両手ほどしかない」段ボールから出てきたのは明らかに何かの機械の部品であった。
「なんで分割したんだよ!こっちは昨日の夜からワクワクしてたってのに!いい加減にしろよコラァ!」
「ラ、ライライ・・・」
少女の姿で見せてはいけないような状態になっている主人に若干ドン引きするライ。縁側からその様子を見ていたバンギラスは、あほらし、という風にため息をついていた。
「それじゃあ、入るぞ。・・・うみちゃん、大丈夫か?」
「ええ、はい・・・」
分割配送の悪夢に絶叫していたうみは、現在マタギのおじいさんと山の所有者のおじさんと一緒に、山の入り口まで来ていた。前回決めた山の調査への同行である。うみの様子に首をかしげるおじいさんだったが、まあいい、と意識を切り替える。
「それじゃあ、山に入るぞ。・・・あんたまでくる必要は無いんじゃないか?」
所有者のおじさんにそう言って笑うおじいさん。所有者のおじさんーーー板木(いたぎというらしい。ばんぎ?と言ったら怒られた)さんは、ふん、と鼻息を鳴らす。
「所有者のわしがこんでどうするんじゃ。わしは実際に目でみんことには信じんのじゃ」
そう言ってそっぽを向く板木を見て少しくすりと笑ううみ。
「なんだかバンギラスみたいだね」
「「んなわけあるかい!(ガァ!)」」
うみの言葉に、板木とバンギラスが同時に叫ぶ。案外相性良さそうなのに、と思ううみと笑いをこらえているおじいさん。そんな2人を見てぐぬぬと唸る1人と1匹。
「んなことより、さっさと行くぞ!日が暮れるじゃろうが!」
そう言ってずんずん進む板木。
「「あ、そっちは違う道じゃぞ(ですよ)」」
「・・・」
その後、板木は黙ってうみとおじいさんの後ろをついていくのだった。
「ここかな?」
「ここです」
しばらく歩き、うみ達はバンギラスと戦った渓流へとやってきていた。うみはおじいさんにスピアーと会った時の話をしている。ちなみに板木は疲れたのか倒木に座っていた。
「ふむ、草むらの中か・・・」
「やっぱり蜂なら、高いところに巣がありますかね」
「いや、オオスズメバチなら地面の中にも巣を作る。それを知らん初心者が登山中に道を外れると誤ってふんずけることもあるからのう」
「うわぁ・・・」
少しあたりの地面を見渡して警戒するうみ。そんな姿に微笑みながら、おじいさんが尋ねる。
「それで、スピアーとやらはどっちに逃げたか分かるかい?」
「あ、えと・・・あっちです」
記憶を頼りに木々の奥を指差すうみ。
「ふむ、とりあえずどこまでが縄張りなのかを知る必要があるな。これからわしはもう少し山の奥に行くが・・・」
「俺も行きます。俺にはライがついてますから、もしスピアーが狙ってきても大丈夫です」
「ライ!」
そう言って真剣な顔で頷くうみ。後ろのリュックから顔を出したライも「まかせろ!」という風に鳴く。よし、と頷き持ってきた猟銃を担ぎ直すおじいさん。
「おい、俺も行くぞ。もう行ける!」
「・・・」
後ろから板木とバンギラスもやってくる。全員が揃い、なるべく静かに森の奥へと向かう。
「・・・にしても静かだな・・・」
森に入ってすぐに、おじいさんが異変に気付く。普段なら襲ってまではこなくともここまでくれば出会うであろう山の生き物に出会わない。
「ひょっとしたらバンギラスがいるからかもしれないです」
バンギラスと共に家に帰っていた際のことを思い出すうみ。あの時、途中でクマに出会ったが、バンギラスがひと睨みすると全速力で逃げていった。バンギラスはどうやら森の生き物から恐れられていたようだ・・・まあ当然だろうが。
「・・・しっ!」
突如、先頭を歩いていたおじいさんが全員を止め、静かにするよう指示する。
「・・・何か聞こえる。羽音か?」
その言葉に耳をすませるうみ。前方の木々の奥から、聞き覚えのある羽音が大量に聞こえてくる。
「!スピアーの羽音です!」
その言葉に全員が逃走の準備をする。しかし、うみだけが別の音も捉えていた。
(・・・!?何かの悲鳴!)
「!?うみちゃん!どこへ行く!そっちは蜂が!」
「何かが襲われています!人だったら助けないと!」
突然走り出したうみとライに慌てるおじいさん。少しの間追うかどうか躊躇うも、仕方なくうみを追いかける。後からバンギラスと板木も走る。
「なんだってんだ一体・・・!」
「とにかく追うぞ!うみちゃんとライ君だけでは危険じゃろうが!」
「分かってるっての!ったく、お前も大変だな、飼い主があんな感じで!」
走りつつバンギラスにそう言うと、バンギラスは「もう慣れた」と言わんばかりに首を振る。
一方、うみの方は既に羽音の音源の元にたどり着いていた。
「・・・!」
そこには、無数のスピアーが飛び交っていた。その中心にある木には、大きな巣ができている。と、そこから少し離れた場所で、何かがスピアーと戦っている。
「あれは・・・!サイドン!?」
そこでは、かつてライが叩き伏せ、逃したサイドンがいた。無数のスピアーに向け手を振り回しながら威嚇しているが、スピアーは数の利を活かしてヒット&アウェイで『どくばり』攻撃を繰り返している。既にサイドンの体はボロボロだった。もっとスピアーが少なければ、その硬い装甲と突破力でどうにか出来るだろうが・・・。
「いくらサイドンが頑丈でも、毒の針をくらい続けたらまずい・・・!」
「一体何が・・・これは!?」
「なんなん・・・うわぁ!?」
追いついたおじいさんと板木が驚くなか、うみは急いでリュックを漁る。
「ライ!バンギラス!スピアーをサイドンから離して!出来るなら、スピアーへの攻撃は最小限で!」
「!ライ!」
「グルルッ!」
かなり無茶な指示ながら、頼もしい返事と共に飛び出す2匹。
「スピッ!?」
2匹に気づいたスピアー達の一部が襲いかかる。
「チュウウウ!」
「スッ!?」
「グラァァァァァァ!!!」
「「「!?!?」」」
しかし、ライは『10まんボルト』で、バンギラスは『きりさく』や『あばれる』で応戦する。一度のわざで10匹のスピアーが吹っ飛んでいき、気絶していく光景は圧巻の一言である。
「わしらは一体、何を見とんじゃ・・・」
「は、ははは・・・怪獣戦争かっての・・・」
2人の呆然とした声を聞きつつ、お目当てのキズぐすりを見つけたうみは、サイドンの元へと走る。
「大丈夫か!?」
「・・・グルゥ」
弱々しいながらも帰ってきた返事にホッとしながらも、急いで治療するうみ。
「とりあえずこれで体力は大丈夫だろうけど・・・」
一向に元気にならないサイドンに焦るうみ。
(まずい、多分『どく』状態なんだ・・・キズぐすりじゃあ『どく』までは治せない。どうしよう・・・)
何かないか、と周囲を見渡すうみ。すると、スピアーの木のすぐ近くに、桃色の実がなっている木を見つける。
「あれだ!ライ、あのきのみを持ってきてくれ!」
うみの指示を聞き、指差す方を見たライは全力で疾駆する。しかし、その進行方向をを塞ぐ形でスピアーの群れが襲いかかる。やむなく急停止し応戦するライ。
(ダメだ、数が多すぎる・・・!バンギラスもすばやさが高くない以上、突っ込ませるにも限度が・・・!)
どうしよう、と焦るうみ。すると、
ダァン!
「!?」
突如銃声が響く。慌てて横を見ると、すぐ近くまでやってきていたおじいさんが猟銃を構えていた。
「あの木でいいんじゃな!?」
「!はい!お願いします!」
その言葉に、迷いなく銃の引き金を引くおじいさん。
目当てのきのみのある木を正確に打ち抜く弾丸と倒れていく木を見て、その後こちらを見るスピアー達。こちらを脅威と判断したのか、一斉にこちらへと向かってくる。
「おい!こっち来よったぞ!?」
「大丈夫!バンギラス!」
猛然と襲いかかるスピアー軍団とうみの間に、ズンと仁王立ちするバンギラス。その勇ましい背中にニヤリと笑うと、バンギラスにとっておきの指示を出す。
「バンギラス!『はかいこうせん』!」
「グ、ガァァァァァァ!!!」
圧倒的威力の光線が、迫ってきていたスピアー達を覆い尽くす。光線が収まると、そこには目を回すスピアー達がのびていた。
「いまだ!ライ!」
「ライ!」
スピアー達の矛先が変わっている間に、なんとか取りに行ける距離まで倒れてくれた木にライが飛びつき、そこになっていたきのみーーーモモンの実をこちらに投げる。
「ナイス!2人とも!」
2匹にグッド!と親指を立て、急いでサイドンにモモンの実を食べさせる。
「ほら、モモンの実だよ。お願い、食べて・・・」
祈るように呟きながらサイドンに食べさせる。すると、キズぐすりを塗ってからも苦しそうだった顔が穏やかになる。
「・・・よかったぁ」
「どうやらなんとかなったみたいじゃの」
こちらにスピアーが来ないか警戒しつつ、おじいさんがこちらを見る。板木さんは俺の横でおっかなびっくりサイドンを見ている。
「こいつを助けたはいいが、あの蜂どもをどうする?」
スピアーの方へと向きながら板木さんがいうと、おじいさんはサイドンをチラ見して渋面になる。
「・・・予想しとったよりだいぶまずいのぉ。こんな大きな生き物すら倒せる毒を持つあんな大きさの蜂なんぞ、わしの手にも負えん」
「まさか本当にうみちゃんについてきてもらったことが功を奏したとはな」
「まだ油断できません。ライ達だってずっと戦えるわけじゃないですし・・・」
そう言いつつ、うみはスピアーの今後について考える。
(出来れば被害を出す前にどうにか保護しておきたい・・・でも、この状況じゃどうにも・・・)
どうにかせねば、と再度周囲を見渡し策を練る。
(まてよ・・・蜂って確か・・・!)
ある一つの作戦を思いつき、一か八か、なるようになれ!と行動を開始するうみ。
「おじいさん、板木さん。お願いがあります」
「本当にうまくいくのか!?」
作戦を伝え終わると、板木さんがそう小声で叫ぶ。
「しかし、あれも蜂だと言うのなら有効かも知れん」
おじいさんは、作戦に乗り気である。
「どちらにしろこのままではジリ貧です。それとも、他に案が?」
「うっ、わ、分かったよ!やるぞ!」
うみにジト目で見られ、案がないためにやむなく同意する板木。
「ライ!薙ぎ払い『10まんボルト』!」
「ラァイ!」
俺の指示とともにライが電撃を前方広範囲に向けて流す。電撃を避けるように後退していくスピアー達を追い立てるように、電撃を続けるライ。
「いいぞライ、そのまま!」
「チュウ!」
「スッ、スピッ!」
少しずつ巣の近くまで後退するスピアー。と、巣を挟んで反対側からバンギラスがさらに追い立てる。
「バンギラス、そのままエンドレス『あばれる』!」
「ゴルアァァァァァァ!!!」
日頃ライにいいようにされる鬱憤を晴らすかのように暴れるバンギラス。それに驚いたスピアー達はさらに巣に近づいていく。
「今です!」
十分にスピアーが密集したことを確認し、うみが叫ぶ。うみの掛け声とともに、その横で火を起こしていたおじいさんと板木が思いっきりスピアーと巣へ向けて煙を流す。
「スピッ、スピッ!」
たまらず逃げようとするスピアー達。しかし、地上ではバンギラスが見境なく暴れており、空へ逃げようとしても、ライが電撃でシャットアウトする。
そうして煙の中にスピアーを閉じ込めて数分後。羽音のしなくなったのを合図に火を消し、様子を見る。煙が晴れると、そこには全てのスピアー達が気絶していた。
「本当にうまくいくとはな・・・」
板木さんが感心したように呟く。
「蜂は火や煙が嫌いだ。特に煙を吸うと気絶する。・・・よく知っていたね」
うみの頭を撫でながら微笑むおじいさん。
「それでもただの蜂でないスピアーに効くかは賭けだったですけどね・・・起きないうちに、巣を木から外しちゃいましょう」
気絶しているスピアーをバンギラスに頼んで一箇所にまとめてもらい、その間に俺たちでスピアーの巣をひっぺがす。
「でかいな。ただの蜂と比べると相当だぞこれは」
おじいさんはそう言って目を丸くしている。板木さんは、スピアーが気絶した頃から少しずつ調子を取り戻しているのか、へっとわらう。
「あのお化け蜂さえいなけりゃあ、ただでかいだけの木屑の塊だな」
「あ、そこ中にビードルいますよ」
「おぉわ!?」
巣の中で気絶しているビードルやコクーンを見て驚く板木さん。そんな姿を見て、俺とおじいさんはくすくす笑うのだった。
「さて、巣はこれでよし」
どうにかギリギリ持ってきた袋に入った巣をいまだ嫌がっている板木さんに押し付けると、俺はバンギラスの元へと向かう。そこでは意識は取り戻したものの、まだ本調子でなく動けないでいるスピアー達がいた。ちなみにサイドンは毒が抜けると復活した。自身を助けてくれたうみに懐いているようだったため、このまま連れて帰ることにする。とりあえずサイドンは置いておいて、うみはスピアー達の前に出る。
(こいつらは以前バンギラスを攻撃していた。でも多分あれは弱っている獲物を狙うっていう野生の本能だったんだろうな)
現在進行系でバンギラスにメンチを切られ若干怯えているように見えるスピアー達を見てそう考える。あの夜に襲ってきた勢いや、今さっきまでの勢いが見る影もない。そんなスピアー達の前に立ち、バンギラスを呼ぶ。
「バンギラス、『伏せ』」
「・・・!?」
おい嘘だろ、と言いたい風なバンギラスににっこりと微笑みながら「早く」となるべくドスを効かせるように言う。渋々土下座のような形になるバンギラスの上によっこいしょ、と座るうみ。
バンギラスを椅子扱いするその姿にまじかよ、と言うような空気がスピアーの間に流れる。少しだけブブブ、ブブブ、とざわめくスピアー達を見下ろしつつ、パンパンと手を叩くうみ。たちまち静かになったスピアー達を見下ろしつつうみが喋り出す。
「さて、スピアー達。見ての通り君らの恐れるバンギラスは俺の家族だ」
恐らくどこの世界にもそんな椅子がわりにされる家族はいない。とおじいさんは思った。
うみも内心バンギラスには悪いと思っているが、スピアーに話を聞いてもらう以上、自身が強者なのだとスピアーに認識してもらう必要がある。もしうみが格下扱いされると、今から提案する案においてかなり苦労してしまう。後でバンギラスにはたっぷりご飯あげよう、と思ううみなのであった。
「俺からみんなに頼みがある。・・・俺はできれば君たちと心を通わせたいと思ってる」
そう思ってるならその態度はなんだ、と板木は思った。
「そこで、君たちには実際に人間と暮らすということを知ってもらうために、俺の家に来て欲しい。巣はちゃんと返す。いくつか守ってもらうルールはあるけど、基本的に自由に暮らせるところだ・・・どう、かな?」
最後の最後で少しへたれたうみ。カチカチカチカチとスピアー達が話し合いをしている。と、一斉に静まると、おもむろに全員で両手の針を地面にブッ刺し、頭を下げる。無数のスピアーが土下座のようにして頭を下げる光景はかなり異様だった。
「・・・よし!」
お目目ぐるぐるで頷くうみに、あ、なんかもうどうでも良くなったんだな、とおじいさんと板木は思った。同時に、スピアー達がなんだか任侠映画に出てくる下っ端ヤクザのようにも見えるのであった。
「じゃあ、そういうことで・・・いいですかね?」
「いやこっちに聞かれても・・・」
「人を襲ってこないようなら問題はないんじゃが・・・さっきまででかなり好戦的なことはわかったしのぅ」
「え・・・襲うの?俺やおじいちゃん、板木さんや住民を?」
若干ハイライトの消えた目でスピアー達の方を向くうみ。全力で首を横に降るスピアー達。その様子を見たうみはおじいさんたちの方を向き笑う。
「大丈夫っぽいです」
「「・・・ああ、うん」」
なんかもうどうでもいいから帰りたい、そう思う2人であった。
一方のうみも、自分がなんかやらかしちゃったことを自覚していたが、なんかもううまく収まりそうだし、いいか、と思っていた。
こうして、お目目ぐるぐるでバンギラスに肩車してもらったうみと、その背中にしがみつきながらご機嫌に鼻歌を歌うライ、もう思考を放棄したマタギのおじいさんと板木さん、群れをなしてうみちゃんに付き従うスピアー軍団と言うなんともカオスな集団は、山を降りていくのだった。
なぜなに!先回りQ&A!
Q.なんでバンギラス土下座させたん?
A.うみちゃんの中にある、精一杯の強そうなやつのイメージに合わせた結果。
Q.煙ごときでスピアーが気絶すんの?
A.お前それ『キノコのほうし』食らっても同じこと言えんの?
Q.サイドンの扱いクッソ悪くね?
A.やつは犠牲となったのだ・・・話の展開、その犠牲にな・・・
うみちゃん家のポケモン達
ライ(ライチュウ)
うみが前世で育てていたポケモンの1匹。非常に人懐っこく、またのんびり屋である。やや脳筋な技構成であり、うみの相棒達の中で二番目に早い。バンギラスのことは遊び道・・・遊び相手くらいには思っている。うみの家におけるうみちゃん本人の防衛担当
技:かわらわり、10まんボルト、かげぶんしん、???
バンギラス
うみが初めてこちら側でゲットしたポケモン。非常に凶暴である。いじっぱりなせいかくで、たまにツンデレになる。中々に常識人(?)であるため、うみの暴走に付き合わされて酷い目にあう不憫担当。また進化してからゲットしたためか、技構成が意図不明な感じである。うみの家における玄関の警備担当。
技:はかいこうせん、あばれる、きりさく、???
スピアー(×たくさん)
今回の話でうみの家にやってくることとなった。半ば強制じみた連行ではあるが、本人達はまんざらでもない模様。うみの家では、裏庭にある木につけてもらった巣に住んでいる。うみをまるで姉御か何かのように思っている節がある。うみの家における裏庭・および上空の警備担当。