NATETSU 作:そっとん
「おい!九喇嘛、クシナを助けたい協力してくれ」
「はぁ~?!」
九喇嘛が俺に入ってきたと同時に話しかけた。
精神世界だからと言っても、全く時間が経過しないわけではない。
今は少しでも時間がおしい
「今は時間が無い!九喇嘛、俺のどこでもいい触れてくれ!こんな俺が怖いわけないだろ?これから起きる事を簡単に九喇嘛に流すから見てくれ」
「当たり前だ!」
精神世界だからこそできる、九喇嘛は俺の身体全体を覆うようにしてきた。
何かあれば潰す事も出来るからだろう。
「・・・・マダラ、オビト・・六道のジジィに・・・カグヤ・・・・
大体わかったがどうしたいのかがわからぬ」
「四代目は無理だがクシナは間に合うはず、屍鬼封尽が完成する前に急いで陰九喇嘛が四代目を精神世界に引っ張りこんで、クシナに陰九喇嘛を八卦封印だけするよう伝えてほしい。簡単には納得しないと思うが今回の黒幕の正体をあかし、クシナは助かると言えばいい。九喇嘛頼む」
「フン!もうやってる!精神世界に引っ張り込んで話したわ!
黒幕を聞いて相当ショックを受けていたが、クシナが助かるならと半身はクシナに封印するとよ」
四代目の中の陰九喇嘛が抵抗もなくクシナに入っていく。
これだけではクシナを助ける事が出来ない。
九喇嘛の爪で穴が開いているんだ当たり前だ。
封印が終わると陰九喇嘛は全力で治癒に入る。
九喇嘛に四代目の延命を頼み、チャクラもわけ与えてもらい
飛雷神の術で伝説の三忍、綱手とシズネを連れてきてもらう。
マーキングがあるのもわかっていた。
クシナが助かるにはこれしかなかった・・・四代目は頑張ってくれた。
飛雷神の術で結界が解けたのだろう。
その後すぐに三代目ヒルゼン、暗部、上忍など少数が駆け付けた。
この有様を見た者の顔色が冴えない、クシナには二人がかりで治療
四代目は絶望的だ。すでに動けず腹に穴が開いて既に虫の息・・・
「三代目様…クシナと…ナルトを…お・お願いします…」
「わかっておる…」
最後の言葉だった。伝えたと同時に息を引き取った。
三代目は丁寧に四代目を置き、クシナの方に駆け寄る。
「クシナはどうじゃ!!・・・綱手!!なぜおぬしがここに!!」
「アタシもわからない!四代目がいきなり現れてここに連れてこられた!」
「そうか・・おぬしは血液恐怖症ではなかったか??」
「これを見ればわかるだろ!全く血は流れていない、数分前までは四代目と同じで
穴が開いていたが・・・今はふさがっている・・・猿飛先生、百豪の術を使っている
今は気を散らしたくない後にしてもらいたい」
「ああ~すまん、クシナをたのむぞ」
血が流れていないのは陰九喇嘛が全力で押さえている。再生治癒のため
血を一滴でも失うと危険だった。
30分もするとクシナの状態が安定してきた。シズネはチャクラ切れで倒れた
「ふぅ~もう大丈夫だろう。急ぎ病院に運んでくれ、すまないがシズネも頼む
さて・・猿飛先生ここで何があったのですか?これはあきらかに異常だ」
「わしからも詳しく聞きたい事もあるが。四代目もナルトもこのままにはできん
他の者に聞かれるのも避けたい。火影室に行くぞ」
三代目はこの辺り一帯を封鎖し、四代目を丁寧に運ぶよう指示を出し火影室に向かった。
綱手はなぜか?ナルトを?つまり俺を抱き火影室に向かう。
見た目は若いおねーさん!まったく悪い気はしない。むしろ得した気分
それに話す内容を聞けるのは願ってもない事だからいい事だらけだろう。
火影室に着くなりお付き暗部を全員下がらせた三代目。
「猿飛先生、あの場で起きたこと教えてほしい」
「簡単に言う、何者かによってクシナから九尾が解き放たれ、里で暴れた」
「・・アタシが連れてこられたときには九尾は居なかったが?四代目に頼まれクシナの治療をすぐに開始した。その後すぐに先生たちが来た。このくらいしかアタシにはわからない‥‥それでこの赤子は?」
「ミナトとクシナの子でナルトじゃ。出産のときに封印が弱くなるところ何者かに
狙われ、九尾の封印を破られたようじゃ・・・詳しい事はクシナから聞くしかあるまい
この後里の上層部とも話さねばなるまい、悪いが綱手も参加してくれ・・」
「ま~しかたないか」
「そうじゃクシナの出産の事は、わし直属の暗部とビワコだけしか知らない事じゃが
その多くの者も亡くなった」
「・・・・」
上層部との話し合い・・・・そう簡単に方向性を決められない。
情報が少なすぎた。現場にいた三代目が見て来た事。
綱手がここに居る経緯などを隠さず話した。
と言っても火影室で話した事と同じだ、わからない事の方が多い。
また憶測だが、クシナが生きているのだから
四代目がクシナに九尾は封印されたのだろう事など。
証拠はないが、発言力の高いダンゾウ率いる根からは、うちは一族が起こした騒ぎだと決めてかかっている。写輪眼で九尾を操ったのだと・・
九尾の被害も甚大だ。あとからあとから被害が上がってきている。
四代目火影が亡くなり、命令系統の早期回復これには三代目が火影復帰で決まった。
これにダンゾウは面白くないようだが、他の者が全員賛成だったので引き下がった
このまま解散かと思われた時にダンゾウから声が掛かった
「綱手よ、お前が抱いている赤子はなんだ?」
「アタシの子だよ「「「「・・ハッ!!!!・・」」」」こんな時だ誰にも頼む事が出来なかった。会議に連れてきたことは詫びる」
「まあいい」
このまま各々会議室を出ていくが「あの綱手が!」「相手は誰だ!」「年を考えろ」
など色々言っていた。
三代目も他の者とは違うがこれには驚いていた。
「綱手、宿も無いじゃろう?今日はうちに泊まれ」
「猿飛先生助かります」