NATETSU   作:そっとん

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数日後。

 

俺は、三代目の家にいる。

チャクラ切れのシズネは次の日には戻ってきていた。今は俺の世話で忙しくしている・・

 

三代目は毎日のように上層部と話し合い・・だが平行線、憶測の域から出ていない。

クシナの出産の事も知らないだろうが、うすうすは何かしら感づいているだろう?根の情報もなかなかに素晴らしいものがある

 

今回の騒動で、いきなり九尾が現れること自体が異常だ。

昔、うちはマダラが九尾を写輪眼で操った事が知られていたため

上層部はうちは一族が起こしたと結論付けているらしい。

 

ここ数日の間・・・・九喇嘛となんども精神世界で話したりもした。

説明を求められると結構めんどくさい。

全部の記憶を渡したのだからそれを見てくれよ・・・

俺は生後一週間の赤子なんだぞ!いつのまにか寝ている事が多々あるし。

思うように体も動かない、首も座っていないのでうつ伏せになったら死ねる

歯も無い、話せない、目もよく見えない、味覚もよくわからない、結構キツイ拷問だ・・

目を瞑るとすぐに寝られるだけまだいい。

 

 

「おい!綱手!綱手はおるか~!」

 

「何ですか先生?騒々しい!」

 

「おお~クシナが目覚めた。ナルトを連れて病院に急ぐぞ!他の者よりも早く確認もしたいことが多い、知られたくない事もあるだろう」

 

「わかった。・・シズネ~!後は頼んだ先に行っている」

 

「は・はひぃ~」

 

綱手は俺を抱きかかえ、三代目を追いかけるように病院に向かった。

それより赤子をこんなに簡単につれまわしていいのか??

首も座ってもいない・・・初乳も飲んでないんだ!免疫力ないぞ!!

と思っていたら・・九喇嘛が「ワシがいるんじゃそんな心配はない」と言われた。

 

 

 

 

 

三代目は、病室に着き警護の暗部を全員下がらせる。

病室には体を起こしたクシナが窓の外を見ていた。

 

「・・・・ナ、ル、ト・・・・・」

 

「綱手、ナルトを」

 

素直に綱手はクシナにナルトを渡す。

 

クシナは抱きかかえると同時に、涙が溢れかえり泣き出し「ナルト、ナルト」と・・

その様子をしばらくの間見守る三代目と綱手。

 

俺はその間、二匹の九喇嘛と精神世界で話し合った。こん後の事だ。

今はクシナが生きている、情報通りにはいくはずがない。

俺にも九喇嘛が封印されてる事は、上層部には知られていないかもしれないが、そんなに甘くないと考えていた方がいいだろうな。

三代目や綱手には知られているだろう。シカマルではないけどめんどくせ~な・・・

 

陰九喇嘛を通してクシナに説明してもらい、二人の出方に対処する事にした。

 

「クシナ、色々聞きたいことがあるそろそろいいかの」

 

「はい、三代目様、綱手様」

 

「早速じゃがあの日何があった?詳しく話してほしいのじゃが」

 

「・・・・あの夜、ナルトを出産したと同時に面の男が現れました。ミナトはナルトを守りましたが‥‥ビワコ様はその時に倒れられました」

 

「・・そうじゃったか・・・続けてくれ・・・」

 

「ミナトと引き離され、私は面の男に捕まり・・九尾の封印を解かれ・・・

面の男は九尾を操っていたように見えました。ミナトは面の男の対処で手一杯だったようで解き放たれた九尾の被害は拡大してしまい・・・その後面の男が引いたためミナトが戻り、九尾を封印しようと動きました。ナルトが狙われた時・・私とミナトは九尾の爪で体を貫通され・・・意識がなくなり先ほど目を覚ました」

 

九喇嘛が言うには、封印が解かれた時は憎しみに多く支配されていたらしい。

オビトの写輪眼の影響も多く有ったのは間違いないみたいだ。

 

俺の判断で、まだ面の男がオビトだとはクシナには知らせていない。

それと、俺の事ももちろん知らせてはいないが、半身の九尾が封印されていることは知らせてはいる。

それ以外はただの子供だと思っているはず。

 

「それにしてもミナトほどの男が一人相手に余裕すらないとはな、やはり面の男が鍵になるか・・・・確認じゃが九尾はまたそなたに封印されたんじゃな?」

 

「・・・はい・・・」

 

「なんじゃ歯切れが悪いの~何かあるのじゃろ?」

 

「・・・三代目様も綱手様も何かおかしいと感じていると思うのでお話しします」

 

九喇嘛とも話し合い封印されていることが、後からバレても面倒事になるだろうと隠さす提示する事にした。

 

「ナルトにも九尾が封印されています・・・ミナトが屍鬼封尽で半身を自分に封印をしようとしたのと同じく、ナルトにも残りの半身を八卦封印で…ですが完成される寸前、何を思ったのか屍鬼封尽を解除しミナトのなかにあった半身の九尾を、私に八卦封印で戻したのです。その後の事は綱手様の方が…」

 

「なんと!!やはりナルトにも封印しておったのか・・綱手よ、その後の事は間違いはないな?」

 

「話したことに間違いはない」

 

「この事はワシで止めておくわけにもいくまい・・・クシナよこの事は、わかるな?」

 

「・・・・はい」

 

 

クシナはすぐにでも退院は出来るとの事、綱手も診たが健康そのものだと保証した。

 

健康に問題が無い、ここに居ても仕方がないので家に帰る事に。

三代目はそのまま火影室に戻った。綱手はクシナが落ち着くまで居てくれることに今回の事で今は簡単に里から出られないのと、三代目の家より四代目の家の方が楽なためだとか?

 

 

 

火影用に用意された家、結構立派な一軒家だ。

 

入口まで来ると見慣れた人が何かを抱いて待っていた。

そうシズネと赤子だ・・・ナルトよりは少し大きいがまだまだ赤子。

 

 

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