ハリーポッターと白銀のチート主人公   作:神崎八雲

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主人公どこにしようかなぁ


組分け儀式

扉が開き、エメラルド色のローブをきた背の高い黒髪の厳格そうな顔つきをした魔女が現れた。マクゴナガル先生だ。

 

 

 

「マクゴナガル先生、イッチ年生の皆さんです。」

 

「ごくろうさま、ハグリッド。ここからは私が預かりましょう。」

 

 

 

そういって、扉を大きく開けたマクゴナガルに続いて生徒たちは石畳のホールを横切っていった。そのホールはたいまつで照らされていて、天井は高くて見えないほどだ。レイラ達はは学校中のざわめきが聞こえる食堂・・・ではなく、そのわきにある小さい空き部屋に案内された。

 

 

 

「ホグワーツ入学おめでとう。」

 

そう言って始まった挨拶の中でも、組み分けの方法について語られることはなかった。身だしなみを整えておくようにと言い残してマクゴナガルは出て行った。みんな不安そうな顔で組み分けの方法について話し合っている。ハーマイオニーは呪文を早口で繰り返し、ロンは試験のような物だろうとハリーに言っていた。意見を求められたレイラは、明るく言った。

 

「もし、試験をする場合は全校生徒がいる前ではしないと思いますよ。緊張しちゃいますし、何よりまだ何の魔法も知らない人が多いでしょう?そんな恥さらしになるようなことをダンブルドア先生は絶対にしないと思います」

 

 

レイラの言葉に明らかに周囲から安堵の雰囲気が伝わってくる。みんなそんなに不安だったのか、じゃあ勉強しておいでよ。

 

 

 

その時、生徒たちが悲鳴をあげた。何事かと見てみると、20人くらいのゴーストが壁から現れるところだった。

 

 

 

「もう許して忘れなされ。彼にもう一度だけチャンスをあげましょうぞ」

 

 

 

そういったのは、太った小柄の修道士だ。

 

 

 

「修道士さん。ピーブズにはあいつにとって充分すぎるくらいのチャンスをやったじゃないか。我々の面汚しですよ。しかもあいつは本物のゴーストじゃない・・・おや、君たち。ここで何をしているんだい?」

 

 

 

ひだのある襟付きの服とタイツをはいたゴーストが問いかけるが、誰も答えない。

 

 

 

「新入生じゃな。これから組み分けされるところか。ハッフルパフで会えると良いな。私はそこの卒業生じゃからの」

 

 

 

とは、太った修道士だ。

 

 

「さあ、行きますよ」

 

厳しい声がした。

 

「まもなく組分け儀式が始まります」

 

 

マクゴナガルに呼ばれ、大広間につれられていった。

 

 

 

そこには、すばらしい光景が広がっていた。何千ものろうそくが空中にうかび、上級生たちが座る4つの巨大な長テーブルと先生方の座る上座のテーブルを照らしていた。天井は黒い空に星が瞬いていた。 

 

 

 

「本当の空に見えるように魔法がかけられているのよ。『ホグワーツの歴史』にかかれていたわ」

 

 

 

ハーマイオニーの声が聞こえる。流石ハーマイオニー。ちゃんと本読んでんだね。

 

 

 

マクゴナガルが一年生の前にスツールと古ぼけた帽子をおいた。組み分け帽子だ。レイラが感激してみていると、帽子はいきなり歌いだした。

 

 

 

『わたしはきれいじゃないけれど

 

人は見かけによらぬ物

 

私をしのぐ賢い帽子

 

あるなら私は身を引こう

 

山高帽子は真っ黒だ

 

シルクハットはすらりと高い

 

私はホグワーツ組み分け帽子

 

私は彼らの上をいく

 

君の頭に隠れた物を

 

組み分け帽子はお見通し

 

かぶれば君に教えよう

 

君が行くべき寮の名を

 

 

 

グリフィンドールに行くならば

 

勇気ある者が住まう寮

 

勇猛果敢な騎士道で

 

他とは違うグリフィンドール

 

 

 

ハッフルパフに行くならば

 

君は正しく忠実で

 

忍耐強く真実で

 

苦労を苦労と思わない

 

 

 

古き賢きレイブンクロー

 

君に意欲があるならば

 

機知と学びの友人を

 

ここで必ず得るだろう

 

 

 

スリザリンではもしかして

 

君はまことの友を得る

 

どんな手段を使っても

 

目標遂げる狡猾さ

 

 

 

かぶってごらん!恐れずに!

 

興奮せずに、お任せを!

 

君を私の手に委ね(私は手なんかないけれど)

 

だって私は考える帽子!』

 

 

 

 

 

広間の全員が拍手喝采をした。原作の時と同じだったが目の前で聞くと、とても迫力があった。

 

 

 

「ABC順に名前を呼ばれたら、帽子をかぶって椅子にすわり、組み分けを受けてください。」

 

 

 

「アボット・ハンナ!」

 

 

 

金髪のおさげの女の子が転がり出てきた。帽子をかぶると目が隠れた。

 

 

 

『ハッフルパフ!』

 

帽子が叫んだ。

 

 

 

次のボーンズ・スーザンとハップルパフになった。そして次々と寮が決まっていく。

 

 

 

「グレンジャー・ハーマイオニー!」

 

 

 

ハーマイオニーは走るようにして椅子に座り、待ちきれないといった面持ちで帽子をかぶった。 

 

 

 

『グリフィンドール!』

 

 

 

ロンがうめくのが聞こえた。ハーマイオニーはこっちをみて笑いかけてきた。レイラも笑顔を返して拍手した。

 

 

 

ネビルはグリフィンドールに、マルフォイはスリザリンに入った。原作どおりでよかった。次はハリーの番だ。

 

 

 

「ポッター・ハリー!」

 

 

 

広間中が静まり返り、好奇や尊敬、畏怖、侮蔑といった様々な視線がハリーを包む。ややもして、帽子が叫んだ。

 

 

 

『グリフィンドール!』

 

 

 

グリフィンドールのテーブルに向かうハリーは大歓声で迎えられた。よかったな、ハリー。

 

 

組分けが最後の方になっていく。

 

 

 

「ユオハーゼ・レイラ!」

 

 

遂にレイラの名前が呼ばれた。

 

 

 

広間は一瞬水を打ったように静かになり、やがてざわめきが広がっていく。唖然としている人も多い。ちらりと教職員テーブルを見ると皆苦笑している。本当に死んだと思われ、そう公表されていたのだろう。そんな事全然知らなかったが。

 

 

レイラは帽子をかぶった。帽子の内側の闇が見える。『閉心術』を使い、転生の記憶だけを隠す。

 

 

 

(ふーむ。)

 

 

 

低い声が耳元で聞こえた。

 

 

 

(君には並々ならぬ勇気がある。優しさにも、才能にも溢れている。しかも、目標のためには手段をえらばぬ狡猾さも持っている。しかし、家系上ではスリザリンだな。さて、どこに入れたものか・・・)

 

(スリザリンはダメです)

 

(確かかね?君がスリザリンに入れば偉大になれる可能性があるんだよ。嫌かね?それならは、むしろ・・・・・)

 

 

 

『グリフィンドール!』

 

 

 

帽子が広間全体に向けてそう叫んだ。その瞬間、最高の割れるような歓声に迎えられた。グリフィンドール以外からは呻くような声が聞こえた。誰だよそんな声だしてんの。

 

 

「「レイラ!よかったよ!」」

 

 

フレッドとジョージが歓声を上げ、そう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の一人が組み分けられ、マクゴナガルが教職員のテーブルにもどる。ダンブルドアが立ち上がった。

 

 

 

「おめでとう!新入生の諸君、おめでとう!歓迎会を始める前に一言二言言わせていただきたい。・・・おっと、その前に、皆に説明せねばならんかのう。」

 

 

 

そう言うとダンブルドアはレイラのほうをちらりと見た。

 

 

 

「Ms.ユオハーゼはヴォルデモートに殺されたと言われておった。実際そのように、わしも語った。なぜなら、彼女の生存は理由があって隠さねばならなかったのじゃ。当時は闇の魔法使いたちもまだまだ沢山おり、命を狙われる可能性があったからのう。このことは明日の『日刊預言者新聞』に詳しく載るであろう。」

 

 

 

そうなんだ・・・・

 

 

レイラは分かったような分からないような感じがした。

 

ダンブルドアはいたずらっぽく笑う。

 

 

 

「さて、こんな老いぼれの話を聞いても腹はふくれんじゃろうからそろそろおわりにしよう。そーれ!わっしょい!こらしょい!どっこらしょい!以上!」

 

 

 

出席者全員が拍手喝采した。

 

 

 

テーブルに視線を戻すと、大皿が食べ物でいっぱいになっていた。ローストビーフ、ローストチキン、ポークチョップ、ラムチョップ、ソーセージ、ベーコン、ステーキ、ゆでたポテト、グリルポテト、フレンチフライ、ヨークシャープティング、豆、にんじん、グレービー、ケチャップ、ハッカ入りキャンディ。

 

 

アイスクリーム、ドーナツ、ゼリー、パフェ。

 

 

 

 

料理はどれもこれもおいしかった。食べている最中に「ほとんど首なしニック」が挨拶したり、家族の話題になったりした。レイラのことは、ダンブルドアがざっくりとでも説明してくれたおかげで、その手の質問責めにされずに済んだのは、ありがたかった。皆が食べ終わった頃、再びダンブルドアが立ち上がった。

 

 

 

「エヘン――全員よく食べ、飲んだことじゃろうからまた二言、三言。新学期をむかえるにあたって、いくつかお知らせがある。1年生に注意しておくが、校内にある禁じられた森には入ってはいけません。これは上級生にも、何人かの生徒に特に注意しておきます。」

 

 

 

ダンブルドアは双子のウィーズリーとレイラを見た。双子は目をそらす。レイラは目を閉じて何も見えないふりをした。

 

 

 

「管理人のフィルチさんから、授業の合間に廊下で魔法を使わないようにという注意がありました。」

 

 

 

「今学期は2週目にクィディッチの予選があります。寮のチームに参加したい人はマダム・フーチに連絡してください。」

 

 

 

おお、クィディッチか、やって見たいな。

 

 

 

「最後ですが、とても痛い死に方をしたくない人は、今年一杯は4階の右側の廊下に入ってはいけません。」

 

 

 

・・・賢者の石か。

 

 

 

「では、寝る前に校歌を歌いましょう!」

 

 

 

各自が好きなメロディーで歌った。飛び切り遅い葬送行進曲で歌っていた双子のウィーズリーにあわせてダンブルドアが指揮を杖でしていた。

 

 

 

「ああ、音楽とは何にも勝る魔法じゃ。さあ諸君、就寝時間。駆け足!」

 

 

 

グリフィンドールの1年生はパーシーの後に続いてグリフィンドール塔へ向かった。途中、ピーブズが襲撃してきたが、パーシーが追い払った。そしてようやく「太ったレディ」の肖像画に到着した。みんな談話室では止まらず、そのままめいめいの部屋へむかった。

 

 

 

レイラはハーマイオニー、ラベンダー・ブラウン、パーバティー・パチルとの4人部屋だった。挨拶もそこそこに、4人はベッドにもぐりこんだ。よほど疲れていたのか、レイラはあっという間に寝てしまった。明日から、新しい授業がはじまる。

 

 




グリフィンドールが一番安全だ!多分!



レイラ「モグモグ」

ハリー「ね、ねえ、何でそんなに食べてるのに太らないの?」

レイラ「え?」

双子「「リス見たいで可愛い!!」」

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