もしふぇあ!   作:ヒョロヒョロ

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パンルイ(台本形式)
なんかいざ書こうとすると凄まじく迷走して小説にできなかったので、台本形式でお許しください


病める時も健やかなる時も

ペロ「シャルティアと結婚式する~!」

 

タブ「私に、娘の晴れ姿を見せない気ですか?」

 

茶釜「ウエディングドレスは乙女の夢だよ、ルイちゃんにも着せないと!」

 

ってな流れで、モモアル、ペロシャル、パンルイの合同結婚式することに

 

結婚式を控えて、パンドラが告げていなかったことをルイに打ち明ける

 

パン「以前、私は身体的には無性だとお話しましたが」

 

ルイ「?」

 

パン「実は、あれは半分嘘なのです」

 

ルイ「えっ」

 

パン「外装を使用している時は、性別もそれに倣うのです」

 

ルイ「……え、えっと……?」

 

パン「“アクト”の時は、完全に“人間の男”になります」

 

ルイ「ああ、そういう……えっ?」

 

パン「ただ、私の場合、“身体(外装)精神(感情)が引っ張られる”ことなど、種族的に考えて()()はずなのです」

 

ルイ「……そうなんですか?」

 

パン「外装を自由に変えられることが強みの種族ですから、それで振り回されては意味がありません。実際、最初に“アクト”で人里に赴いた時は、外装と同じ種族(ニンゲン)に対して、特別な情が湧くようなことは一切ありませんでした」

 

ルイ「なるほど」

 

パン「ですが、ルイ殿とのデートの時は違いました」

 

ルイ「えっ?」

 

パン「貴女の一挙一動で心が揺れ動き、この手は貴女に触れようとし、視線は貴女の笑顔に釘付けでした」

 

ルイ「は、はわわ……」赤面

 

パン「そうして、私は自覚したのです。私は男として、女性としての貴女を、愛しているのだと」

 

ルイ(赤面して硬直)

 

パン「……貴女が、男としての私を受け入れられないというならば、私はこの心を封印します。決して、貴女に無理に触れたりはしません」

 

ルイ「えっ……」

 

パン「ただ、夫としての座を、誰かに譲ることだけは、できかねます。……一番近い“家族”として、貴女を慈しむことだけは、どうか許し下さい」

 

ルイ「………………あの」

 

パン「はい」

 

ルイ「……私も……パンドラさんが、別の人をお嫁さんにしたら、嫌だなって……」

 

パン「えっ」

 

ルイ「……その、ふ、触れる、とかも……パンドラさん、なら……」

 

パン「 ∵ 」

 

ルイ「……パンドラさん以外は、嫌です……」

 

パン(尊み頭部ブリッジのポーズ)

 

そんな感じで、結婚式で初ちゅーからの新婚初夜ルートなパンルイ

 

 

(パンルイ設定)

パンドラがルイに向けてる愛は、実はメタクソ重いです。自覚無いけど。

というのは、パンドラにとって、ルイは【成功体験】そのものだから。

モモンガ様の役に立ちたいと願いながらも、宝物殿の一オブジェと化していた彼。そこに、ルイをきっかけとして書き加えられた「モモンガの息子にして、ルイの夫」という【設定】。

これはパンドラにとって「モモンガに必要な(もの)をつなぎ止める楔」として使()()()()()()()という、唯一にして絶対的な成功体験。

なので、ルイに対する執着は相当ヤバいのです。パンドラ無自覚だけど。

一方、ルイの方がパンドラに向ける感情は、普通に少女の恋です。

優しくて頼りになる先輩に恋しちゃった的な。顔は埴輪だけど。

実はパンドラの方が無意識にルイの理想を読んで演じてた部分もあり、ルイがパンドラに惹かれるのは当然の帰結。

 

ぶっちゃけ、囲ってる方にも囲われてる方にも自覚がない、ラナー&クライムの上位互換(完成系)。

 

この関係性を、うまく小説として書き上げられなかったが故の台本形式です。

パンドラ視点でもルイ視点でも完全三人称でも迷走……表現力が、伝達力が足りない……

 

なお、名実ともにちゃんと夫婦になったので、ルイの心身が脅かされない限り、パンドラのヤンデレスイッチは入りません。

やったね、ハッピーエンド!!!

 




良質なオバロ二次増えたし、私、普通の読み専に戻ります!!!
(堂々の失踪宣言)

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