The middle of justice and evil 作:カラシニコミ
世の中気がついたら繋がってる。
そんなことはよくある話だ。俺、田沢 圭吾は東京武偵高校の強襲科に所属している2年生だ。基本的には平凡に生活している。ランクもBランク。平凡だ。こうやって卒業して、普通の武偵業に就いて、普通の生活をしていく....そうなる予定だった.....
男子寮に帰ってすぐ風呂に入って昼寝する。そこから色々な事をするのがルーティン。だが、今日はそうともいかない。
「帰って早々風呂入って寝る暇があったら、自分の銃の完全分解したら?」
「いつも通りのルーティンをこなしてから事を行うのが良いんだよ。分かってないなぁ...」
「圭吾はそのルーティンとやらを行った後晩御飯食って寝てるだけじゃない」
グリグリ
「痛た!頬に穴が空く!!」
コイツは小学生の頃の幼なじみの南 優奈。衛生科だ。入学式の時に再会してから、ちょいちょい俺の部屋にいる。
「頬に穴開けて欲しいなら開けてあげるけど?」
ジャキッ
優奈の愛銃は、G36C。H&K社が開発した突撃銃HK50(G36)のコンパクトモデル。忘れてしまいそうだが、コイツは衛生科だ。
「お前は怪我を治すのが仕事だろ!その武器は普通有り得ん!」
と、いう感じの毎日を送っている。
ピンポンッ! ガチャッ!
「やっほー!ケーちゃんいる?」
来た来た1番うるさいのが....コイツは三好沙彩。Aランクだ。狙撃科なのに愛銃はAS50とM1934。AS50は分かる。狙撃銃だから。だが、M1934は自動拳銃。遠距離から戦うんじゃねぇのかよ!と毎回ツッコミを周りから受けている。しかし技術は同じ狙撃科のレキとどっこいどっこいらしい。本当ならSランクなのだが、M1934.....そう、突っ込むのだ。急に。これなら俺と同じBランクなはずだが、コイツはCQCが上手い。だからAランクらしい。
「ゆーちゃんもいるなら丁度いい!教務科から呼び出しだよ~!under the geniusメンバー全員!」
under the genius。俺、優奈、沙彩、まだ帰って来てはないが、リョウヤの4人で構成されているチームだ。
「リョウヤはまだ部活中だから行く途中に拾って行くか...」
「なんで呼び出されたんだよ教務科なんかに、何も問題事は起こしてねーだろ?」
リョウヤは部活の途中に呼び出された為に不機嫌だ。
高村亮哉。俺と同じ強襲科に所属しているCランク武偵。under the geniusの中で唯一部活に所属している。野球部なのに坊主にしないという根曲がりな奴だが、野球と武偵としての技術は群を抜いて高い。愛銃はM500装弾数は5発と少ないが、使い方がなっている為に使いこなしている。なのにCランクな理由は1年の頃、無駄な発砲、暴行があった為にDランクに格付けされていたが、この前ようやくCランクにあがった所だ。
「この前の解体ビルの立てこもりに投げられたスモークグレネードを華麗な捕球をして投げ返して、犯人を気絶させたからじゃないの?」
「なら、なんで呼び出されたんだよお前らは」
「「「.......」」」
「着いたぞ。さっさと済ますぞ、部活途中なんだから」
相変わらずのら重たい空気を放っている教務科。ここは、誰もが好んで入ることをしない。恐怖の場所。
「失礼します。under the genius リーダー。田沢圭吾です。呼び出された為来ました」
「来たか。呼び出したのは俺だが、呼んだのは校長だ」
俺達2年3組の担任、會澤 大樹。元陸上自衛隊通信課のリーダーらしい。だが、戦闘にも出るという、謎人間の1人だ。二つ名は生臭い通信機。クソだせぇw
「なんで校長から呼び出されたのですか?私達、何も問題行動はしてないはずですが....」
「南、安心しろ校長直々に頂ける任務だ」
任務。響きはいいが実際は中々骨が折れる仕事ばかりだ。だが、今回は校長直々の任務だ。何が出てもおかしくはない。覚悟して聞かなくては.....
「失礼します。會澤です。under the genius全員連れてきました」
「はいはい、どうぞ」
東京武偵高校校長 緑松 武尊。誰の記憶にも残ることのない、透明人間として恐れられている人だ。
「校長~!直々伝えられる任務ってなんですか?」
ドスッ
「沙彩、言葉遣いを気をつけろ!...すみません!」
「いいんだよ別に。では、本題に入ろうか。呼び出された理由は知っているようだから結論をいうと、ここ最近多発している首都高速での交通事故だが、それについて調べて欲しい。この任務は警視庁高速道路交通警察隊と連携してもらう」
「何故そのような事が何故私達に?」
「確かに、南の言う通りです。このような任務は武偵の仕事では無いはずです」
「この全ての交通事故には、指定暴力団の関係者が絡んでいる。その理由を確認して欲しい。以上です」
「.......失礼します」
ガチャッ
「會澤せんせー!どうゆうことなんですか?私達、警察官になりたいなんて言ってないんですけど!」
「結論をいうと、捜査願が警視庁から出た」
「そういう仕事ってもっと評価の高いチームが引き受けるんじゃないですか?」
「確かにそうなのだが、1番バランスが取れているバスカービルは他の仕事を請け負っていて、運搬GAは捜査向きでは無い為消去法的にお前達になったのだ」
「グレートはどのくらいですか?」
「不明だ捜査終了後に決定されるだろう」
「分かりました。よし、帰って飯食おうぜ」
「今日は、私達が、フルコース作ってやるわよ~!」
「いやったぁ!ゆーちゃんの絶品料理だぁ!」
「んじゃ、もうちょい部活してから帰るから」
このメンバーで受ける最後の任務となったのであった。