東方双雲録 IFルート   作:天白雲

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・山で出会うのはあの白狼。

・双覇の尋常じゃない一途が緩和。

・さつき未登場。


山での遭遇 ~白狼~

「名乗れ。ここで一体何をしている?」

 

 

・・・諏訪を発って、違う世界の友達と出会って。。

ようやく 最大の目的地でもある『妖怪の山』に着いた・・・・・

 

 

んだけど。。

 

 

「どうしてこうなった・・。」(ぴくっ・・ぴくっぴくっ

 

 

 

「・・質問しているのはこちらだ。 ここは妖怪の山。

天狗と鬼の住まう土地だと知って入ってきたのか?」

 

 

山に立ち入った。 まさにその瞬間・・

どこからともなくこの女の子 『犬走椛』が目の前に現れた。。

 

そんで・・・刀を突き付けられてる。。

 

 

「え・・・えと・・

俺・・は、射命丸文さんに会いたくて。。

俺も天狗の一端だからっさ。。。」

 

 

生で見る椛・・・可愛いなって正直思う。

さらっさらの白髪に頭頂部から生える三角形の狼耳・・

もっふもふの白い尻尾とか触りたくて仕方ない。

 

 

もっとも・・・めちゃくちゃ警戒されて透き通るような赤い瞳に

殺意がめちゃくちゃ込められてるんだけど・・。

 

 

「・・また、文様か。

うっうんっ。。 文様はたしかに男どもが好む美貌の持ち主だが・・・

最近はあまりに言い寄られ参っている。

 

表情に出すような方ではないが私には見える。

そんな上司の元に、わざわざ新しい男を案内するつもりは無いな。」

 

 

あややが、男に言い寄られて参ってるだと・・・っ

なんとか出来ないか・・・。

 

 

「・・・話はそれだけか? まぁ、たとえ会いに行ったとしても

黒い毛の白狼天狗など上層部に研究材料にされる。

 

悪いことは言わない、早く下山すると良い。

今このまま引き返すなら見なかったことにしてやる・・・・

なにより あまりお前を相手にしてる時間は・・」

 

「・・・・ん~?おい椛。。。

そ い つ は・・侵入者だよなぁ?」

 

 

椛があまりにとどまっていたから気付いたのか、また上空から飛来してきた。

・・・翼が生えているってことはおそらくは鴉天狗か。。

 

やっぱりこの世界にも男は居るんだな。。。

 

 

「・・・はい、侵入者のようです。

ですが尋問でこちらに害をなすつもりが無いことは確かめました。

すぐに追い出しっ・・・・!」

 

 

その瞬間・・恐らく風を纏ったんだろう、椛には捉えられない速度で

顔を殴り飛ばされた。。

 

 

「・・・侵入者のようです~じゃねぇんだよ。

侵入者ならすぐにかっ捌くのがお前ら哨戒どもの仕事だろ?

この山に、侵入者の生存を許すなんざ・・お前何か?

 

天狗組織の反逆者か?」

 

 

・・・・文に会えるのに浮かれるべきじゃなかった。

 

 

「はぁ~。。お前はほかの屑どもに比べりゃ使えると評価してたんだが。。

せっかく有用な能力もちでも、勝手な判断で生ぬるい処置をするんなら・・・・

 

一番のゴミだ。 命令だ、首吹っ飛ばしてやるからそこを動くな。」

 

 

・・・俺が浮かれていなければ、受けられた。

眼の前の娘を傷つける前に止められた。。。

 

 

 

 

 

「・・・・・・お利口なわんちゃんだなぁw

・・・死ね。」

 

 

 

振り下ろされる刃を素手で掴み受け止める。

掌が引き裂かれ、血が噴き出し 刃をだくだくとつたう。。

 

 

「・・・なんだ侵入者。 ゴミ掃除の邪魔をするな。

焦らなくても掃除の後に殺してやるよ?」

 

 

「・・お前こそ、もう喋るなよ。

掃除するのは俺だ・・・そして掃除されるゴミはお前だ。」

 

 

内臓が燃えたぎりそうだ。 自分への怒りで。

 

 

 

「・・・俺の1撃で、その傷を負ったくせに。

格上を嘗めると早死にするぞ薄汚れたゴミがっ!!!」

 

 

煽るために敢えて離してやった刀で再び斬りかかってくる。

たしかに速いな。 

 

 

 

「・・・おせぇ。。」

 

 

俺には、飽きるくらいに遅いけど。

もういちど・・・今度は『良く』掴んでやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・っ!?」

 

 

 

 

 

「・・・どうした?

御自慢の刀、早く引き戻せよ。俺の指をすっぱり切ればできるだろ?

まさか生かしてくれるのか?

 

 

・・ずいぶん。『生ぬるい処置』だな。」

 

顔を真っ赤にしながら、なかなかに踏ん張って刀を戻そうとしている。

 

 

「・・・ッッゴミがっ!! 手を離せっ!!!」

 

 

「・・服が汚れる。」(パンッ!

 

腹を蹴って、取り返そうとしてきやがったんで

尻尾を使って足を叩き落とす。

 

 

「・・・格上相手に。。

自分より強いものを相手に対し、立ち向かう方法。。。

お前は知ってるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦わないことだ。明らかに実力が上の相手に対し、戦いを仕掛けるのは

勇気でもなんでもない無謀だ。

 

 

そういう相手に対し戦いを放棄するのは、臆病じゃない。戦術だ。

 

あいつが・・・椛が俺にしたのはそれだ。

本気で戦ったら勝てないのを悟った だから、さっさと帰ってもらうことにした。

俺の目的を聞いて、その目的が果たせない可能性が高いという

 

俺が此処に固執する意思を削ぐ情報を与えつつな。」

 

 

噛みつこうとしたなら張り手を。

蹴りは尻尾。 風で目くらまし・・なんてのもしてきたけど

俺が息を吹いただけでかき消えた。

 

 

「・・・椛は、お前より此処の平和を考えてるしお前より強い。

あいつも最初は殺気を見せてた。悟られているのを悟って交渉に変えた・・

お前程度じゃ到達できない強さにすでになってるさ・・・・

 

なにより、天狗の中で問題にならないようにお前みたいなやつの命に従っている。

耐え忍ぶっていう強さをお前より何千倍も持ってる。」

 

 

 

「ふーっ・・・ふーっ・・・! ふざけるな。。俺の能力でお前程度。。!」

 

 

 

「・・・能力に自信が有るなら最初から使わなきゃ意味無いだろ。

『格上を嘗めると早死にするぞ薄汚れたゴミが。』 ふんっ!」

 

軽く手に力を込めて、刀身を粉々にぶっ壊す。

相当力を込めて刀を引っ張っていたのか後ろに重心をずらして倒れ込む野郎に。

御自慢の物を返してやる。

 

「・・ほらっ」(ずどっ!!!

 

 

袖口から入り、左ひじの辺りから突き抜けてそのまま

ひじから切っ先を露出させた和服状態で後方にふっとび、切っ先が木に深々と

突き刺さる。。

 

 

「・・・あらら、泡吹いて気絶してらぁ。。。

さてと。。椛 コイツの事は俺がこのまま持っていって天魔と話をつける。

全部終わったらまた戻ってくるから怖いかもしれないけど

 

家に戻っていてくれ。」

 

 

 

「・・・はっ。。 いや、いやいやいや!

だめですよ! 文様はっ男の人に言い寄られて疲れてるんですってばぁ~!!」

 

 

放心状態になっている椛につたえることを伝えて、

鴉天狗を担いで飛ぶ。 飛んでから素に戻って叫んできたけど・・・

椛じゃ俺には追いつけないなっ。

 

 

「無理に言い寄るつもりは無いさっ!

ただ・・・その位の事で諦められるような。。。

諦め切れるものじゃないんだ! 今行かなかったら、絶対に一生残り続ける!」

 

 

 

かすかに聴こえてくる静止を振りきって、頂上に急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・(少年、ほぼ本編通りのいざこざ中)・・・・

 

 

 

 

 

 

 

(椛サイド)

 

 

 

 

「まさか・・純粋な速度であの文様に競る人が居るなんて。。」

 

 

心配してたら、案の定天魔様からお呼び出しがかかり

集合場所へと足を運んでみたら。。。

 

 

なぜか、勝者が敗者の言うことを聞く。

そういう条件で二人の山一周勝負がはじまり・・・・

 

しかも結果が 文様の辛勝。

 

「そりゃあ・・・あの天狗が敵うわけが有りませんね・・。」

 

 

私を殴りつけた鴉天狗についても、本当に天魔様と話をつけたようで・・・

牢に入れられ名前もはく奪されることになったらしい。

 

名前を失うのは、彼が格下と呼んでいた私たち白狼天狗より身分が下になること

しかも次に名前が与えられるまでもう誰にも名前を呼ばれない。

 

 

 

「ほーんと・・鴉天狗の中じゃぶっちぎりで速い文を相手にね~。。

それにしても、椛 あんたさっきのクズにひどいことをされたみたいだけど。

大丈夫? 見たところ残るような傷は無さそうだけど。」

 

 

 

「はたてさん・・心配かけました。。

もうすっかり治っているので大丈夫ですよ。顔の傷も・・・・

心の傷も。」

 

 

胸に手を当て、双覇さんが悔しい想いを晴らしてくれたことを思い出す。。

胸がぐっと暖かくなった。

 

なんだかこちらの心を見てるような目で見てこられ気恥ずかしくなる

 

 

「は はたてさんは、大丈夫ですか?

急にこんなに外に出てきたら倒れちゃうんじゃ・・・きゃうんっ!」

 

 

 

「上下関係絶対主義なんてするつもりは無いけど。

少しくらいは、言葉に気をつけなさい 白狼天狗に労わられるほど

落ちぶれてないわよ。」

 

 

ちょっと怒らせてしまったようで、デコピンされた。 痛い・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私鴉天狗 射命丸文は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この者、白雲双覇に。将来の伴侶と成り・・共に歩み。今この瞬間から

私の家で生活することを命じます。 私の恥を奪ったこの者には必ず責任を取らせます。」

 

 

 

 

 

 

 

             え。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・(少女帰宅中)・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・文さん。。 断ると思ってたんだけどなぁっ。」

 

 

黒い夜空を見上げながら、先ほどの上司を思い浮かべる。

男の人に困ってる様に見えたのは・・・相手を選んでただけだったのかな・・

それもまぁ女性としては当たり前だけど。。。

 

 

 

 

 

「・・・(ぴくっ 文さん!?(ギンッ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ。。。」

 

 

かすかに文さんの悲鳴が聴こえた。

声のした方向、文さんの家の方角に能力を使って見通すと・・

 

 

 

 

 

「双覇さん・・・やっぱり、かっこいいなぁ。。」

 

 

 

 

数人の鴉天狗に囲まれながらも、さっきと同じように圧倒して

文さんを優しく開放するあの人の姿が見えた。

 

 

文さんの考えは読み切れないけど・・・やっぱり思う。。

 

 

このままだとすぐに文さんも双覇さんを好きになる。

 

 

 

 

「だから。。。 私はこのままで居たく無い。」

 

 

 

文さんを部屋に寝かせたと思われる彼は、数分もせずに出てきた。

たぶん受け入れてもらえていない相手には手を出さないんだろう。。。

 

雄にしてはずいぶん珍しい。

 

とはいえ、その不思議な感性に感謝だ。。

 

 

今。。狩れれば全部手に入るから。

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん。今の私はとても笑顔だと思う。

嬉しくて嬉しくてきっと        犬歯がむき出しだと感じるから♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・(翌朝、双覇サイド)・・・・

 

 

 

「んっ・・くぁぁ。。。 ふぅ~・・・・・・・んぅ。。。」(もふぅっ。。

 

 

 

「・・・ひゃうっ。。。」

 

 

 

「うぅん・・・・うふぅ・・・んんん・・・」(ぎゅうっ。。はむ。。。

 

 

 

「あっ・・・・ くぅん。。」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・ん。。。? ・・・・?  ・・・耳っ!?・・・尻尾!?」

 

 

 

段々、意識が戻ってきて視界が鮮明になっていく。

 

 

・・・・文を部屋に運んで、頭を冷やすのも兼ねて外で眠っていたはずなのに。。

どういうことだ????

 

 

身に覚えの無い、家の布団の中。。

犬耳の女の子の身体を抱き枕みたいに抱きしめ、さわり心地の良すぎる尻尾を

モフり、犬耳を食んでいた・・・

 

 

 

 

「・・・・んぅ。。もう少しそのままで良かったんですけど。。

おはようございます双覇さんっ?」

 

 

 

「いや、おはようございますってこれは何がどうなって・・・(ドンドンドンドンッ

うわぁっっ!?」

 

 

反応的に、この現状の理由を知っているだろう椛に

話を聞こうとしたところなにやら扉がもの凄い音で叩かれる。

 

 

「・・・・ふぅ。どなたですかー?

こんな朝早くに私に何かー?」

 

 

俺が声を出すわけにもいかないので、椛が衣服を正しつつ

扉の向こうの誰かに声をかける・・・・いや? この妖力は。。。

 

 

 

「椛ーーーーーー! 用も文句も大ありですよ!

私の旦那をどこに持って行ったんですか!」

 

 

 

・・・この声、やっぱり。。 あややだっ!?

 

 

 

 

「・・・・・ふん。 ここに居ますよー。

入ってきてください。」

 

 

この状況はまずいんじゃ・・・・!

と焦っている、俺の顔を見てなぜか少しだけ唇を尖らせた狼さんは

無残にもその扉の鍵を開けt

 

 

 

 

「双覇さんっ! 全く油断も隙も無い部下ですねぇ・・・

昨日の取り決めの何も見て無かったんですか?」

 

 

特殊部隊さながらに、飛び込んできた文に確保と言わんばかりに抱きしめられる。

感触的には心地良いけど女の修羅場で冷や汗が出てくる。。

 

 

 

「私は昨夜、文さんの悲鳴が聞こえて文さんの家を見てたら

双覇さんが外で寝ようとしていたので連れてきたんですよ。

 

それにあの取り決めも納得しかねますよっ

文さんは結局双覇さんの事が好きなんですか?」

 

 

 

・・・も、椛が文に意見をするなんて。。

 

 

「椛ぃ~・・・ ちょっと見ない間にずいぶん生意気になりましたねぇ?

貴女に何を言われようと私は天魔様の前で宣言した双覇さんの妻です。

 

貴女の行動を言及する権利が有ります!」

 

 

「そこが納得しかねるんですよ!

あんな、景品のように取り決めるものではないでしょう?

少なくとも私はちゃんと気持ちを伝えあうべきものだと思います!」

 

 

 

「やけに、こだわりますねぇ純情わんこっ!

そんな風にそこまで言うのなら、そちらこそどうなんでs「大好きですっ。」

 

 

 

 

・・・はっ!?

ちょと待って、いったい何時そんなフラグが。。

 

 

 

 

「・・・・大好きなんです。 双覇さんが。

自分でも、ちょっと理解が追いついていません まだ有ったばかりだと言うのに

本当にどうかしたんじゃないかと言うくらい。。

 

 

胸が熱くなるんです。 心が温かくなるんです。

だれにも、渡したくありませんっ           私の獲物です」

 

 

 

その独白は、とても・・・とても一生懸命で

嫁キャラに抱きしめられているのに気付いたら目を奪われていた。。

 

 

「・・・・双覇さん、文さんが好きみたいです。

昨日文さんのために一生懸命になってる姿も見ました・・・・・

でも好きです。 ほかの女性の為にであっても一生懸命でカッコ良かったです。

 

この気持ちが助けられたドキドキの延長か・・好意か。

 

今は判断できませんが、これから確かめていきたいんです。」

 

 

・・・・やばい。こんな状況だって言うのに普通に嬉しい。。

女の子からこんな風に告白されることが有るなんてなぁ~。。。。

 

 

「・・・そうですか。 良く分かりました。

つまり椛、貴女は私と天魔様に逆らってでも彼と一緒になりたいんですね?

 

・・本当に出来るんですか~?部下である貴女が。上司である私に。」

 

 

 

 

そう言うと文は、右手の爪を尖らせ・・・椛相手に振り下ろっ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・くぅっ!!」

 

 

文の手を両手で挟み込んで止める。

決して、怪我も痛みも与えないように最大限に優しく。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・合格です。 さってと、説明には私が天魔様のところに行ってきます。

双覇、貴方はお役御免です面倒だった男どもも片づけてくれて助かりました

 

あとはそこの狼に骨の髄まで食べられちゃいなさい。それじゃ。」

 

 

 

手をするりと抜き、あっさりと飄々と彼女は外に出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・(文サイド)・・・・

 

 

 

「・・・・」

 

(奇色の悪い語託並べて・・夫の前で妻を怖がらせてるんじゃねぇよ!)

 

 

(その程度で済んで良かったと思え。 天魔との立場上殺すことはしない。)

 

 

(俺はっ// そういうことは、本当に好きになってくれたあとじゃなきゃ嫌なんだ)

 

 

 

「・・・本当に好き。になってますよ双覇。」

 

 

可愛い後輩が言っていた気持ちが全部。

 

全部、痛いほどよくわかった。

 

 

「・・・怖がらせちゃいましたかねぇ~

フリとはいえ、部下に暴力を振るうなんて私もダメダメですね。

 

それにしてもあの娘は本当に強くなりましたね~」

 

一瞬たりとも私の動作から目を離さなかった。

匂いか・・・それともそこまで落ちぶれたとは思いたくないけど表情から

『恋敵』だとバレてしまったのか・・

 

私の攻撃を避け、さらに手をかけていた刀で私の手を飛ばす覚悟もあった。

双覇さんも・・・彼女の気持ちで椛への想いが溢れてた。

 

 

「・・・天魔様に。。どう言いましょうかね?

振られてしまったなんて情けない報告はしたくありませんね・・」

 

「・・したら良いじゃない。

天魔様の事だもの、お酒の一杯くらい付き合ってくれるわ。

一人でもそのくだらないプライド無くならないのね。」

 

 

 

「はたて。。。 すみません。。

ちょっと・・・・出てくるタイミング良すぎます。 胸貸してください・・」

 

急に隣に聴こえた、昔馴染みの声に安心感のような気の緩みを感じた。

 

 

 

もう・・・ダメだ。

 

 

「・・・あんたのほうが立派なの付いてんじゃない。

・・・・・文。良く頑張った お疲れ様」

 

 

「うっ・・・ぐぅっ・・ひぐっ・・・ううううう。。。

うぇぇぇぇーーんっ・・・!!」

 

 

古くからの友達に、抱かれ撫でられ・・・・・

幼子みたいに。。 ただただ・・泣き喚いた

 

 

 

 

恋は、私の心に芽生えて・・・・

私の外側で塩水に濡れ       枯れた。




山で、初めて遭遇した相手が犬走椛であったら。

(普通に考えたら、哨戒任務の彼女とぶち当たるのが順当なのは置いといて)


双覇が、転生前から好きなキャラ何万年もずっとずっっっっっっっっっと
好きで居続ける仙人みたいな超純愛オタクで無かったら

あるいはこんな風になっていたかもしれません。


纏まりきらなくなりそうだったので
2話にわけることにしました。

2話目は同棲してる状態からです 変態的な表現も出すと思われる。

作者が変態だからしょうがない。




それではっ
「次回投稿もゆっくり待っていてね。」
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