真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照   作:武者ジバニャン

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駄文と勝手なオリジナル要素が含まれています。ご注意ください。
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。

それと当作品のバサラ武将たちはかなりの無双を行うと思いますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
ご理解の程、宜しくお願いいたします。

今回短めですのでどうかお許しください。


第七章 唐突の申し出

幽州の都・薊にたどり着いた家康たち一行。そこで彼らは桃香の塾時代の旧友である公孫瓚と出会う。

更に馬岱の従姉妹である西涼の騎馬武者・馬超と馬休とも知り合った。

その翌日には家康のことも公孫瓚に説明することなり、彼の話に噓偽りはないと感じた公孫瓚は家康を信じることにした。

更に馬超は家康が一人でほとんどの黄巾党を倒していることに驚愕していた。そんな彼女の隣では戯士才は家康をただただ見つめている。

 

戯士才「....」

 

馬超「そんな凄いんだなぁ、家康って...」

 

家康「いやいや、ワシはそんな....。だがそれよりも、ワシの連れがもしかしたらこの地の何処かにいると思うのだが....」

 

家康はずっと気掛かりだった、それは自分の家臣にして徳川家重臣――本多忠勝のことである。

自分と同じくあの奇妙な銅鏡の光を浴びて、自分と同じくこの地の何処かに居るはずなのではとずっと考えていた。

出来れば探しだして見つけたいが、自分が今桃香たちの元から離れるわけにはいかない。

 

馬超「そっか....じゃあ、その家康の連れを見つけたら、あんたにも教えてやるよ」

 

家康「おー!馬超殿!ありがとう!」

 

公孫瓚「なら家康の件はそれで良いとして....目下の問題は黄巾党か」

 

公孫瓚は小さく息を吐いて、大きな机の上に地図を広げて見せる。

 

家康「黄巾党...か。そう言えば各地で暴れているようだが、どういう規模なんだ?」

 

公孫瓚「私たちも完全に把握は出来てないんだ。

分かっているのは、神出鬼没なのと....体の一部に黄色い布を巻いているってことくらい。後は....」

 

公孫瓚「首領の名は、大賢良師・張角って言うらしいけど、それも分かってるのは名前だけなんだ」

 

家康「そうか...」

 

家康はふと思う。この世界に来て自分が知る三国志と異なっているのは、自分が知る主要かつ有名な三国志に登場する英傑が女子となっている。

それに張角は三国志の史実にて黄巾の乱の中心人物であるからして、おそらくこの張角すらも女子なのだろうと家康は予想する。

 

馬超「黄巾党は、主に西涼より東.....大陸の北側で活動してる。この地図の全域だな」

 

公孫瓚が机の上に広げた地図は、その北半分の拡大図らしい。

家康にも何とか読める文字で、幽州と、他に五つか六つの州らしき名前が記載されている。

 

家康「参考までに聞きたいのだが、平原から薊までどのくらいなる?」

 

戯士才「平原から薊でしたら、ここから....」

 

家康の問いに戯士才は幽州の国境の向こう...青州の一角を指した後、指を少し上に滑らして....。

 

戯士才「...この辺りです」

 

家康「たったこれだけの距離、か...」

 

馬超「平原なんてすぐそこだからな」

 

家康「そうか...」

 

家康がこの中原の地図を漸く拝めることができたのは僥倖とも言えよう。この地図を見たことで改めてこの大陸が日ノ本よりも広大にして雄大。

この大陸――未来、明と呼ばれしこの土地を、あの覇王・豊臣秀吉はその力で以て支配しようと考えていたのかと、改めてかの覇王のやり方は間違いだったと思える。

 

家康「...」

 

公孫瓚「とりあえず続きいいか?」

 

家康「ん?ああ、すまない」

 

公孫瓚「今回、馬超に頼んで、幽州の北側を回って貰ったんだよな。

結局、どの辺りまで行けたんだ?」

 

馬超「薊を出て....半島の先までは一通りだな」

 

馬超がさらりとなぞった地図は、幽州の北部、丸々全部であった。

 

公孫瓚「さすが西涼の機動力は大したもんだな。

で、残りのこっち側は私たちがやってるから...」

 

そう言って公孫瓚が事もなげに指で囲った場所...幽州の内陸部も、家康たちが歩いた範囲とは比べものにならないくらい広い。

 

公孫瓚「....後は、青州か」

 

桃香「青州って、隣りの州?

白蓮ちゃんって、幽州の州牧じゃないの?」

 

確かに幽州州牧である彼女が何故か、自分の管轄外な青州にまで目を向けるのは不思議だと感じるのは自然であろう。

だがそれには訳ありだとばかりに公孫瓚は困り果てた顔を見せる。

 

公孫瓚「そうなんだけど、青州の州牧が...黄巾の騒ぎで姿を消しちゃってな」

 

桃香「えっ!?青州の州牧さまが!?」

 

公孫瓚「嗚呼。今は徐州州牧の陶謙殿と協力して、出来る所までは管理してるんだよ」

 

家康「州牧が逃げるだと?州一番の責任者が?」

 

馬超「普通なら逃げるわけないんだが、そんな腰抜けが州牧に収まれるのが今の世の中でな.....世も末だよ」

 

家康「そこまで、か...」

 

世も末...正にその言葉通り。人心乱れに乱れ、黄巾のような賊相手に恐れ民や領地を守るべき立場にある州牧ですら己の役目を捨てていなくなるなど、この世の乱れは家康が思っている以上に相当酷い。

 

愛紗「だから平原の警備や役人の手配を公孫瓚殿がしてたのか。

平原が国境の向こうだったから....」

 

馬超「ならそっちの討伐はあたしがやろう」

 

桃香「え?いいんですか?」

 

馬超「母様には陶謙殿にも挨拶に行けって言われてたしな。

ちょうど良いだろう」

 

徐州は青州の更に南に存在する、だが平原よりもかなり遠くに位置する。

その幽州の端から戻ってきて今度は反対側の遥か先に行くとは中々の行動力だと感心する一同。

 

桃香「凄いね....西涼の機動力」

 

馬超「それが自慢だからな」

 

桃香「それで....白蓮ちゃん。

わたしたちにも手伝える事ってあるかな?わたし、白蓮ちゃんをお手伝いしようと思って来たんだよ」

 

公孫瓚「そりゃ助かるよ。だったら、しばらくはこの辺りや北の賊討伐を手伝ってもらって良いか?

黄巾党も、小さい所は中々潰しきれなくてな」

 

桃香「わかったよ。ご主人様もそれでいい?」

 

家康「ああ。勿論だ」

 

これに家康に拒否する理由などありはしない。

快く頷くと、公孫瓚も満足そうな表情をしてくれた。

 

公孫瓚「なら、兵は....あ!そうだ!戯士才が残るって言ってたな、護衛に付けてた隊もそのまま付けるつもりではあるんだが。

連中と合わせて、それで足りそうか?」

 

桃香「え!?戯士才さんが!?」

 

戯士才「はい」

 

意外な話に桃香たちは驚愕する中、家康はどうして彼女がどんな意図で残るか気になった。

 

家康「戯士才殿、なぜ此処に残ろうと...?」

 

戯士才「本来ここには旅の途中に寄っただけででした。

今回の平原の旅が終わったら、もともと出るつもりだったのです」

 

家康「では何故此処に残ろうと...?」

 

彼女が此処に残るとは思わなかった。何せ戯士才は何れ主となる人物の下へ赴き、その人物の軍師となって桃香――劉備玄徳の理想を阻む側としてその才を振るう。

 

公孫瓚「私としては此処に残ってくれるのは正直助かるよ」

 

有力者として優秀な人物が周りに居てくれるのは嬉しいのだろう。戯士才は役人としても優秀であるのは家康たちも分かっていたし、先の砦攻略においても家康が称賛するほどに軍略も中々な人物である。

家康としては三国志を知っているので戯士才が本来どんな人物なのかというのは分かっている。

 

戯士才「....公孫瓚殿。申し訳ございませんが、私が此処に残るのは公孫瓚殿に仕官するわけではありませんよ」

 

公孫瓚「え?!(そうなのか!?てっきり私の下で働くのかと(´;ω;`)ウッ…)」

 

彼女としては此処に残って自分の下で働いて欲しかったようだったが、どうやら望みが断たれたようである。

すると戯士才は家康に振り向き、真っ直ぐ彼を見据えて.....

 

 

 

戯士才「....家康殿、どうか私を....貴方の下で軍師として働かせていただけませんか?」

 

桃香「え!?」

 

公孫瓚「なんだと!?」

 

愛紗「なんと!?」

 

鈴々「にゃにゃ!?」

 

 

 

家康「っ!」

 

 

言われた本人も突然のことに驚愕するが、対し戯士才は家康に向かって....

 

 

戯士才「貴方に是非ともお仕えしたい....この気持ち、これ以上抑えることが出来ません。どうか...お聞き届けください」

 

家康「....」

 

 

 

 

 




今回はここまで。短めですが、どうかお許しください。

正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった

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