真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照   作:武者ジバニャン

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駄文と勝手なオリジナル要素が含まれています。ご注意ください。
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。

それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。



イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end

イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴


キャラクターストーリー・稟 鼻血は忠義

ある日、自己鍛錬を励んでいた家康。気づけば既に昼時になっていた。

 

家康「昼か。うん、昼食にするか!」

っと、用意していた手拭いで汗ばんだ身体を拭く為に、上半身に身につけている甲冑やフード付きの陣羽織を脱ぐ。

脱いだ家康の上半身は裸ーー鍛え抜かれ、盛り上がりを見せる筋肉が見られる。

嘗てまだ槍を扱っていた頃はここまでの筋肉はなかったが、彼が絆の為にと槍を捨て、天下を掴むために自らの拳を武器とすると決意してから死にもの狂いで鍛練して今の彼が此処にいる。

その時である。

 

家康「ん?!.....誰だ!」

 

身体の汗を拭く自分の背後に気配を感じ、彼は険しい顔で一気に振り向いた。

鍛練後だとどうしても神経が尖ってしまうのは武将としての性と言えよう。

背後より来たとされる人物は、これに....

 

「きゃあ!!」

 

家康「ん?....り、稟!」

 

驚き、堪らず尻餅を着く形で倒れてしまった。その正体は稟であった、彼女は痛みに涙目なりながらも家康を見上げて口を開いた。

 

稟「す、すみません...」

家康「大丈夫か!稟。すまない、驚かせてしまったな」

稟「いえ!」

 

家康は彼女に手を差しのべる。稟は家康から差しのべられた手にドキッとしてしまい、頬を赤く染めてしまい彼の手を掴むべきかと躊躇う。

 

家康「どうした?稟」

稟「い、いえ!!な、なにも!!.....って」

家康「ん?」

 

稟「....」

稟はようやく気づいた、家康が今上半身裸であるのを。彼の逞しい肉体ーー無駄のない引き締まった筋肉、腹の腹筋など見事キレイに六つに分かれている。

しかも先ほどまで鈍ってはいけないと自主鍛練を行っていた為に、汗ばんだまま。

それが目の前で自身が主と仰ぐ人物のそんな姿に稟は....

 

稟「....も」

家康「も?」

稟「申し訳ありませんっ!!」

家康「お、おい!稟!」

 

っと、彼女は堪らずその場から逃げるように猛烈な走りで去っていった...鼻を抑えながら。

無我夢中に走り、自室にたどり着いた稟は勢い強く閉じた扉に張り付いたまま、鼻を抑えながら息を荒くしてしまっている。

 

稟「はぁ...はぁ...はぁ...」

 

抑えてた鼻から手を離し、両手を自身の身体を包むように抱く。

 

稟「家康さま...はぁ...はぁ」

 

高ぶる鼓動が歯止めが利かないのを感じ、彼女の口から自然と主・家康の名がでる。

 

稟「...はぁ...はぁ....家康、さまぁ」

 

その彼女の鼻からは一筋の、赤い、雫が.....。

 

 

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 

 

その後日....。

 

桃香「それでね愛紗ちゃん、ご主人様ったらねぇ」

愛紗「そうなんですか?フフッ」

 

桃香と愛紗が楽しそうに談笑しながら屋敷の廊下を歩いてる最中であった。

 

???「家康さまっ!!」

 

桃香・愛紗「「っ!?」」

 

廊下にも響くような耳がキーンとなる程の大声、二人は一体何事かと仰天する。

キョロキョロと見渡すと、それは家康がよくこの街の政務をする際に使う部屋から聞こえる。

 

稟「今ではないと仰いますが、では!いつがその時なのですか?!」

 

愛紗「この声....稟、ですねぇ」

桃香「そうみたいだね。ご主人様がお仕事に使う部屋から、だね」

愛紗「はい...」

 

その部屋では稟が家康に鬼気迫るが如く、鼻息荒くして迫る形となっている。

対する家康は苦笑交じりに困り果てながら後ろ髪を掻いてしまう。

 

稟「何故、惰弱なお考えで水を差すのですか」

 

家康「惰弱と言われてもなぁ...」

稟「今こそ飛躍の時。....家康さまはお感じになりませんか?この高まりを」

 

漸く真名を呼んで貰えるようになった彼女は最近家康に対して、忌憚なく意見具申するほどに家康付の軍師として、彼を補佐する副将ともとれる立ち位置にいるようになっている。

だがこの雰囲気、ほのぼのと言えるものではない。

そんな彼女、普段のクールさとは打って変わって、両手を大きく振り回して熱の籠った弁を続けている。

 

家康「まぁだが。戦勝に沸くのは当然だろう」

稟「その機を最大限に活かすことを、なぜお考えにならないのですか!」

家康「だが未だワシらは弱小だ。今ある手勢も、どれも貴重なんだ」

稟「しかし!家康さまのお力のおかげで志願者も増えつつあります!」

 

稟の口からでた志願者というのは、これまでに活躍した家康の武勇伝に惹かれて平原一帯の若者たちが、彼の膝元にて兵士となりたいと募ってきている。

それは良いことなのだが....

 

稟「この一帯の後顧の憂いを断ち切りましょう!!なのに...そのための策に、なぜ異を唱えるのですか!」

家康「確かにまだこの平原にもまだ少しではあるが、賊は存在している」

 

彼女がここまで熱くなっているのは、平原にはまだ賊は出没している。その跋扈している報告が家康の下に再三届いているが、しかしそれを彼は今回、出陣しなかった。

 

稟「辺りに巣くう賊を、なぜ家康さまは見て見ぬふりをなさるのですか!?」

家康「稟の気持ちも分かる。ワシとて出来るなら出陣すべきなのだと理解もできる」

稟「であれば!」

家康「だが、戦するにしても動くのは人だ。更に必要な糧食もまた、人の手がなければ作れないんだ。戦には兵が、糧食は献上してくれている民の存在がなければ立ちいかない」

 

国主であり今まで数数え切れない戦を経験をした者でなければ、それは言えない言葉である。

兵がなければ戦などできないし、その戦に欠かせない糧食がなければ腹が減り戦うなど不可能。

しかもその糧食とて民の協力が無ければ用いることなど出来ないのだ。

 

稟「しかし民たちは賊に脅され、喘いでいるのです!

それを家康さまはお見逃すおつもりですか!」

家康「....そう捉えても構わない」

稟「なんという愚挙...なんという愚行!蟻の一穴より堤も崩れるというのに...」

稟「それにこの一事を見逃しては、天の御使いでもある徳川家康の風評にも障りましょう!!」

 

何とも軍師としては頭に血が上り過ぎているのでは?思えてしまうぐらい、今の彼女は冷静さが見受けられない。家康はそれが気になっている。

 

家康「稟....すこし頭に血が登りすぎじゃないか?」

稟「そんなことは...!」

家康「逸るのも分かる。だが何も一人で考えこみ過ぎて、本来の自分を見失っては元も子もないぞ」

稟「し、しかし...!」

家康「大事と小事を同じ天秤にかけたくない稟の気持ち....それを無下にしたいわけじゃない。

そうだな....稟がそう申したいのであれば、お主の言う通り、制圧する部隊を派遣しよう」

稟「.....御意!」

 

稟の粘りが勝ったのか。家康は苦笑しながらも彼女の想いを汲んだようだ。

 

家康「兵はどれくらい必要だ?....なるべく少数精鋭で見積もってほしい」

稟「はい....では」

 

 

 

 

 

 

 

稟「...っと、いかがでしょうか?家康さま」

家康「ああ。....それにしても」

稟「はい?」

 

家康は席を立ち上がり、稟の目の前まで近寄る。対する稟は家康が目の前まで近寄ってきたことに、焦り戸惑う。

 

稟「い、いいいいいいえやすさまっ///!?」

家康「ありがとう、稟。感謝しているお前には」

稟「そ、そそそそそそんな!!」

家康「ワシには過ぎた軍師だ」

稟「い、家康さま...」

 

そして家康は何を思ったのか、稟の頭に己の手を乗せて撫でてやることにした。

 

稟「っ!!?」

 

これに堪らず彼女の顔は茹でたタコのみたく真っ赤になってしまった。

 

家康「これからもワシと桃香を支えてくれ、稟」

 

稟「.....」

 

家康「稟...?」

 

稟「....ぶはっ!!!」

 

家康「っ!!?」

 

彼女の鼻からとんでもない量の鼻血を噴出したのだった。そして自ら作った鼻血の溜まりに崩れ落ち、稟はニヤニヤとした顔して動かなくなった。

 

家康「り、稟!?お、おい!」

 

すると扉が開かれ、桃香と愛紗が入ってきた。

 

桃香「どうしたの!?」

愛紗「ご主人様!!」

 

家康「ふ、二人とも!?」

 

何とも間が悪い。桃香と愛紗の視界には家康と鼻血垂らして倒れる稟....このヤバイような状況に、どう言い包めることが出来るか家康は顔を引きつるしかなかった。

 

桃香「これは...」

愛紗「どういうことですかぁ!?」

 

桃香・愛紗「「ご主人様ぁ~!!」」

 

家康「あ、いや...これはぁ...」

 

稟「....あ、あぁ....家康さまぁ///....うぅっ///」

 

当の本人は何とも幸せに満ちているようである。

 

 

 

 

 

 




今回はここまで。

正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった

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