真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。
それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end
イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴
ある日、元親は家康に呼ばれて彼の執務室まで来ていた。
元親「家康。どうしたんだ?」
家康「ああ。来てもらってすまないな...」
元親「なぁに気にすんな。っで?用件ってのは?」
家康「ああ。天和・地和・人和の三姉妹のことは知ってるだろ?」
元親「ああ」
天和・地和・人和の三姉妹――本来の名である張角・張宝・張梁の三人。怪しげな書物を手にした為に黄巾の乱を引き起こしてしまい耐えられず、黄巾党から逃げる。
逃げた先の青州の斉国にて元親と出会ったことで、家康の保護を受けられることとなった。
元親「そのあいつらがどうしたんだ?」
家康「今日から元親。お前に彼女たち三人の仲介をお願いしたいんだ」
家康からの思わぬ言葉に元親は首を傾ける。彼は確かに斉国にて張三姉妹とは面識があるがそこまで深く知った仲ではない、にもかかわらず何故自分なのかと思ってしまう。
元親「おいおい家康。どうして俺があいつらの仲介役をやるんだ?」
家康「桃香もワシも、この平原の市政で彼女たちまで手が回らない。
稟もワシたちの補佐など他にもやってもらっている仕事があるし、愛紗や鈴々、雷々や電々も訓練などで無理なんだ」
元親「なるほどな」
家康「それに、彼女たちの存在は戦で居場所を失った者たちの心の支えにもなる。
彼女たちの歌はそれだけ、皆の心を癒してくれる」
稟「つまり、彼女たちに今後慰安として青州平原各地で慰安として、歌う旅芸人をしてほしいということですね」
家康「そうだ」
張三姉妹の歌は多くの人の心を惹きつける程に魅力的な物である。
実際、斉国では彼女たちの歌に守備隊兵士たちは士気を向上させて苦戦しながらも、見事城を防衛していた。
今後もこの乱世で家を、家族を失い心の傷を負う者たちが現れ続けるだろう、なればこそ彼女たちの存在はある意味必要不可欠なのだ。
元親「そうかい。そういう事情なら仕方ねえ」
桃香「ごめんなさい、元親さん」
元親「なぁに気にすんな」
家康「頼む、元親」
家康と桃香は申し訳なく思いながら頼み込む。そんな二人に対し、にこやかに元親は気にしてないとばかりに口にする。
元親「だから気にすんなって。んじゃ!行ってくるぜ」
そう言って部屋からでた元親。やり取りを見ていた稟が家康に話しかける。
稟「元親殿にお任せして良かったのですか?」
家康「大丈夫さ。元親はああ見えて面倒見がいいんだ」
桃香「そうなの?」
家康「ああ。日ノ本では元親に慕っている人間が大勢いるからな、皆あいつの人柄が好きでついてきているんだ」
元親の国・四国には皆元親の兄貴ぶりや男気に惚れて慕い、海の果て地の果てまでも付いて行くと豪語するくらいに義理堅い者たちばかりである。
それは全て、長宗我部元親の人間がよく形となっている証拠である。それを友でもある家康が分かっているからこそ、張三姉妹を元親に任せると決めたのだ。
桃香「元親さんって凄いんだね!」
稟「人は見かけによらないというわけですか」
家康「元親なら上手くやってくれるさ!」
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元親「さぁてと....あいつらは、いるかな?」
元親は三人がよく居るという酒屋を訪れた。
何度か顔を合わせてはいるが、斉国以来まともに会話する機会がなかった。
店内を見渡してみる元親、するとそれらしき姿が目に映る。
元親「お...いたな」
彼の視線の先に....
地和「ちょっとお姉ちゃん、それちぃの」
真ん中に座った天和が杏仁豆腐を手に取ると、その右手側に座っていた地和が抗議の声をあげている。
だが天和は明るく笑いながらいなす。
天和「良いでしょ、別にー。ちーちゃんが新しいのを頼めばいいの。はい解決ー」
地和「いいけどー。すみません、杏仁豆腐ついかー!」
人和「太らないように注意してよね、二人とも」
姉二人に注意する人和だが、それをそんなの気にしないとばかりに言い返す。
地和「大丈夫♪食べても太らない体質だもーん」
天和「ちーちゃんよく食べるわねー。おねえちゃんも負けてられなーい」
天和は腕まくりをすると、目の前のごま団子や小籠包を次々と口に入れていく。美味しい美味しいと声に出しては、次の料理に手をだしていく。
人和「はぁ...」
さっきの二人を窘める人和も、呆れ溜息をつきながらも箸を動かして手を止めず食している。
食いしん坊な奴らだと呆れつつ、とりあえず元親は声をかけてみることに。
元親「よぉ!いい食いっぷりだな」
天和「あ!」
地和「え!?」
人和「っ!!」
突然現れた元親に声をかけられた三人は同時に驚き、思わず喉を詰まらせて苦悶の表情を浮かべながら水を一気に飲み干した。
天和「はぁ...はぁ」
地和「喉、詰まらせて死ぬとこだったわ...」
人和「けほっ!...はぁ」
元親「飯時に邪魔してわりぃな」
食事中に話かけた自分が悪いからと謝罪の言葉を述べる元親。
彼に対してそんな深く責めることはせず、人和が気にしないと口にする。
人和「気にしないで。所で...何しにきたの?元親、さん」
元親「おいおい。そんな他人行儀な呼び方すんなよ...俺のことは兄貴と呼んでくれ。
俺の故郷じゃ、仲間の野郎どもからはそう呼ばれてるんだ」
他人行儀な呼びに待ったをかけて、自身が呼ばれ好んできた「兄貴」という呼びでいいと三人に告げる。
人和は「流石に、そのそれは恥ずかしい」と何故か顔を赤くして抵抗を見せるが、天和と地和の二人は人和とは違い、不敵な笑みを浮かべてそれは良いこときいたと言う顔をする。
地和「じゃあさぁ!ちかにぃって呼んでいい?」
元親「ん?おお!好きに呼びな!」
天和「じゃあおねえちゃんはぁー....ちかくん!」
元親「いいぜぇ!呼びたいように呼べ!」
天和・地和「「(よし!!)」」
人和「ちょ!」
三人はそれぞれ反応を見せる中、元親は今回三人の前に現れた理由を告げる。
元親「俺が今回来たのは、家康からお前たちの世話係を任されたんだ。よろしくな」
地和「世話係?」
人和「家康さんから?」
元親「そうだ」
天和「そうなんだぁー....ふーん」
天和は席から立ち上がり、近寄ってねめつけるような視線をむけ、元親を上から下から舐めるように見てくる。
元親からしたら少しだけむずかゆい気持ちを抱いてしまう。
元親「ん?どうした?」
天和「うん!ちかちゃんなら、いいよ!」
地和「ちょっと!おねえちゃん!」
そんな近い距離の二人の間に割って入り声をあげる。
地和「おねえちゃん...ちょっと近い!!」
天和「えーそんなことないけどなぁー」
人和「二人とも、元親さんの話は終わってないはずよ。失礼よ」
天和・地和「「はーい」」
二人に注意した人和は元親に視線をむける。
人和「...桃香さんから聞いたけど、元親さんも家康さんと同じ天の国から来たんでしょ?」
元親「ん?ああ、そうだぜ」
人和「天の国じゃどんなことしてたの?」
地和「あ!それ聞きたい!」
元親「あ?そうだなぁ....自分たちで作った船で海に渡って...」
天和「海?」
海を知らず行ったこともない彼女からすると興味が湧く。
元親「ああ。海は広いぞー!でっけぇ!果てがねぇ!」
そう嬉しそうに語る元親に天和は共感したかのようにワクワクしながら耳にする。
天和「えー!いいなぁ!!おねえちゃん、海行ってみたい!」
人和「天和姉さん。話が逸れるから今は黙って....。ところで、元親さんは世話係って言ったけど、どんなことをするの?」
人和は長女が子供みたくなっているのを止めて本題に移る。
元親「あー...そうだなぁ。けどまぁ、お前たちの本来の目的は歌う芸人として人気者になる...ってことなんだよな?」
地和「まぁ、ね」
元親「お前らの歌で斉国の奴らはみんな元気になっただろ?ああいう風に、今後悲しむ奴らが現れる。
ならお前らがしばらくやることは...」
人和「歌で民の人たちを癒すってことね」
人和は指でメガネを押さえながらそう口にする。それを聞いて地和は若干面倒くさそうな嫌な顔をしている。
地和「えー....」
人和「ちぃ姉さん。わたしたちは我儘を言える立場じゃないのよ?」
地和「だってぇ!」
人和「じゃあ、どこかの勢力に捕まって...」
人和は親指を立てて、首を横に掻ききる姿勢を取ってみせる。
あどけない顔の割に容赦ない。
地和「うー.....それもやだ」
人和「なら我慢してよね」
地和「ぐぬぬー...」
うなりながらも、地和は身を潜めてしまう。
人和に頭が上がらないみたいである。
そんな中、天和は嬉々として元親に問いかける。
天和「わたしたちの世話係なら、頼りにしてもいいんだよねぇー♪」
元親「おうよ!この西海の鬼にどんと任せろぉい!」
元親は自身の胸板に力強く叩いて胸を張る。
天和「じゃあ....ちかくん!お茶とお菓子をとってきてぇ♪」
元親「おう。いいぜ」
天和の求めに元親は茶と菓子を天和の下まで持って戻る。
元親「ほらよ」
天和「うん、ありがと♪」
地和「あ、ちぃは杏仁豆腐を追加ね!」
元親「へいへい」
人和「私は鉄観音茶おかわり」
元親「おうよ」
元親は言わるがまま、次々とお茶や料理を用意してやる。三姉妹にこき使われると言うのに疲れる風はない。
天和「ちかくん、頑張れ♪」
地和「ちかにぃ、早く!」
人和「お茶、お願い」
元親「ったく。注文が多いじゃじゃ馬だぜ」
そう愚痴を口にする元親を余所に、天和たちはそんな元親を見て嬉しそうにしている。
天和「えへへ、これを機にちかくんと仲良くしたいね~♪」
地和「ま、まぁ...頼りがいあるしぃ~、か、カッコイイし...///」
人和「それに何かあっても、助けてくれそうだし、ね」
今回はここまで。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
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はい
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いいえ