真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
それと当作品のバサラ武将たちはかなりの無双を行うと思いますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
ご理解の程、宜しくお願いいたします。
イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end
イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴
泰平の世を築いた天下人・徳川家康、その彼と戦国最強の武人本多忠勝は奇妙な銅鏡を目にする。
彼らは銅鏡を覗き見た瞬間、突如銅鏡が激しく輝きだして二人を包み込む。
そしてとある大陸各地にて謎の流星が幾重にも降り注ぎ、その一つが戦火に包まれた町に飛来する。
家康「う.....む」
飛来した一つの流星と共に町のど真ん中に落ちたのは徳川家康であった。何とか意識を取戻して起き上がる。
家康「こ、ここは....」
彼が目に広がっていたのは、戦場であった。そして兵士らしき恰好をした者たちと、それらと争っている黄色の衣装に身を包んだ者たちが互いに武器を持って彼をぐるりと取り囲んでいる。
家康「なんだ!?お主たちは!!」
家康は驚愕し取り囲む彼らに問いかけるが、向こうはそれに答える事無く突如現れた家康を警戒する。するとその時である。
???「!、こっちに!」
家康「ん?!あっ!おい!」
突然家康の視界に現れた桃色の髪の少女が彼の手を掴み、走り連れ去る。それに対して逃がさんと黄色の頭巾の者たちが急ぎ二人を追おうとする。
「逃がすんじゃないん!!追うんだ!!」
桃色髪の少女「鈴々ちゃん!後はお願い!!」
???「分かったのだ!!」
っと何処かへ合図の言葉を投げ掛けると誰かがそれに答え、黄色の頭巾の者たちを足止めるのだった。その間にも家康は自分の手を握って共に走る少女を気にしながら、辺りを見渡す。
その走り続ける中で見えるのは見た事も無い建物の列、彼自身今の今まで見た事も無い景色である。何故自分がこのような事になっているのか?そして此処は何処かなのか?それに自分を助けてくれたこの少女は?家康にとって分からない事だらけである。
家康「(思い出せ...ワシは確か、あの奇妙な銅鏡を調べようとしたのだ。その時、銅鏡が突然輝きだして、ワシと忠勝を.....そうだ!忠勝はどうした!?)」
そう思考する家康に、桃色の髪の少女が彼に走りながら語りかけるのだった。
桃色の髪の少女「ハァハァ!もうすぐ安全な所に着きますからね....天の御使い様!」
家康「ん?」
桃色の髪の少女「でもびっくりしましたよ。黄巾党と戦っている所に、いきなり降ってくるんですもん」
家康「な、なんだと...?」
いきなりこの少女から出た話しに家康は理解出来なかった。自分が空から降って来た?それにこの少女から先ほど言っていた天の御使いとは?
だが一つだけ、彼自身聞いた事が在る言葉があった。黄巾党...それは中国後漢末期の西暦184年に太平よく道の教祖・張角を指導者とする太平道の信者が大陸各地で起こした農民反乱。その目印に黄色い頭巾を被る姿から黄巾党と呼ばれていた。
しかしそれは家康がよく何度か読んだ三国志が記された書物の内容で、実際に黄巾党が存在する訳がない。
するといきなり桃色の髪の少女が走る足を止めて、驚いた様子で家康を見上げ問いかける。
桃色の髪の少女「ふえ...?違うんですか?」
家康「あー、すまんが....。ワシはただの人で、お主の言う天の御使いと言う者ではないんだ」
そう口にした家康に対して、彼女は問いかける。
桃色の髪の少女「.....でも、天から流れ星になって降りてらっしゃいましたよね?」
家康「なんだって?」
彼女から聞かされたのは驚くべき話であった。自身が空から降って来たなどと何とも信じられないが、彼女の眼は決して嘘を申しているそれではない。
それに思い返すと、先ほど者たちが家康を取り囲んでいたのはそう言う事であったからなのだろう。
桃色の髪の少女「だから私も、貴方が予言にあった天の御使い様なのかな....って思ってたんですけど」
家康「ふむ...だがやはり、ワシはそうような神仏に遣わされた存在ではないんだ。すまないが人違いだ」
桃色の髪の少女「え....?」
彼女は、家康の言葉の意味が分からなかったのか、それともショックだったのか、ぽかんとしてしまう。だが直ぐに。
桃色の髪の少女「あ....あははは....気にしないでください。私も勘違いしちゃっただけなので」
彼女はあからさまにがっかりしているが、こればかりは家康でもどうしようもない。それよりも家康は此処が何処なのか知りたい為、彼女に現在の所在を問いかける。
家康「申し訳ないが、此処は何処なのか教えてくれないか?」
桃色の髪の少女「此処は青州の平原ですよ」
そう返す彼女は先ほどのがっかりした態度から打って変って笑顔で返した。だが青州と言われて益々分からなくなった。
そんな混乱している家康に、彼女は....。
桃色の髪の少女「あの....とりあえず、此処は危ないので町の皆が避難している所にご案内しますね」
っがその時である。
「見つけたぜ!」
何と黄巾党の輩が、いつの間にか二人に追いついていた。しかもその数は100人も居る。
家康「ん!」
「おうおう!よくも邪魔ぁしてくれたなぁ!」
桃色の髪の少女「くっ!御使い様は逃げてください!!」
彼女は自分よりも家康に逃げるよう促しながら彼を庇うように黄巾党たちの前に立ちふさがる、自身の事など弁えずにだ。
桃色の髪の少女「この通りを真っ直ぐ行けば、安全な所に着きますから」
家康「なに!?お主は?!」
桃色の髪の少女「私は此処で時間を稼ぎますから...」
っと彼女は何の淀みも無い笑顔で家康に言うと、腰から下げていた両刃の剣をゆっくりと引き抜き、黄巾党相手に構える。
家康「.....」
しかし彼女の剣を構える姿は誰から見ても分かるくらいに腰に力が入っていない、素人丸出しの構えだった。
そんな彼女の姿を見て頭目の男が見下しながらに桃色の髪の少女を問い詰める。
「あはははは!!それでどうするつもりだ、嬢ちゃん!」
桃色の髪の少女「あ....あなたたち相手に、時間を稼ぐくらい、わたし1人でも....!!」
剣を構える彼女に、奴らは下卑た笑みで彼女の体嘗め回すように見て、舌を舐めずりながらに言う。
「ぎひひひひっ、そんな危ないもんなんか捨てて、俺の股間の剣を握った方が断然いいぜぇ~?ほぉらぁ....」
桃色の髪の少女「ひっ!!」
近寄ってくる黄巾党に彼女は恐怖で一瞬怯えるが、それでも自分の後ろに居る家康を逃がす為に怖くても退く訳にはいかないと剣を構え直す。
だが今の黄巾党たちが彼女をどういう目で見てるかなんて誰の眼にも明白あろう。容姿なんぞ男が全て彼女の見かけに鼻の下を伸ばしてしまう位に美しくそしてとても発育が良い。
とても少女と言うには余りに良すぎる程の良い女体をしている。
「男の方は殺せ!この嬢ちゃんは....ひひひひっ」
「たまんねぇ女体をしてるぜぇ~」
「ここ最近女を犯してねぇから、かーなーり溜まってるぜ。あ~早くヤりてぇ~!」
「しっかりと俺のガキを孕ませてやるよぉ~!ひゃははははは!」
彼女を見る奴らは既にハイエナ、最早人間とは言えないほどの下衆同然である。これに家康は先ほどから憤りを禁じえずそれが表情に出ていた。
その間にも彼女は再度家康に逃げるよう促す。
桃色の髪の少女「逃げてッ!私は....大丈夫、だから.....」
家康「.....」
そう口にする彼女の笑顔とは反対に、彼女の手足はこれから忍びよって来るであろう、女にとって死よりも恐ろしい未来に恐怖で震えていた。
そんな恐怖に我慢する彼女に、家康はゆっくりと彼女の肩にポンっと手を乗せる。いきなりの事に彼女は理解できずに家康の見つめる。すると彼は.....。
家康「大丈夫だ」
桃色の髪の少女「え....?」
家康「お主は下がっているんだ。この者らはワシが相手をする」
桃色の髪の少女「そ、そんなぁ!?ダメです!!」
家康「大丈夫だ」
彼女が止めよとするが、家康はそれを無視して奴らの前に立ちふさがる。
これに頭目の男は、鬱陶しいと言わんばかりの態度を露わにして家康に怒気を向ける。
「テメェは邪魔なんだよ!!どけやぁ!!」
家康「いいや、どかん」
「テメェ....」
家康の眼つきが鋭く敵を見据え、得物である手甲...金洋丸手甲を身に着けている己の両の拳を構える。
家康「さぁ!ワシの拳に挑む奴はおるか!!」
戦闘BGM《徳川家康のテーマ》
家康の挑発に苛立った黄巾党らは揃って襲いかかる。
「ぶっ殺せぇー!!」
「相手は丸腰だぁ!!」
家康「ヌオオオオッ!!!」
家康は腕に捻りを加え、更に力を溜めた拳の突きを敵の集団に放つ。そしてそれが大きな衝撃波となり、襲いかかる黄巾党たちは悲鳴を挙げて吹っ飛んだ。
残された頭目の男と数人の子分たち、そして家康の後ろに控えている少女はこの突然の光景に驚愕する。
桃色の髪の少女「す、すごい....」
「ば、バカな!?」
子分の1人が頭目の男にこの状況に恐れ、指示を乞うのだった。
「か、頭!どうしやしょ!?」
「バカ野郎!!だったら残った連中を呼びやがれぇ!!」
「へ、へい!!」
頭目の男の命令で仲間を呼ぶ笛を鳴らす。すると家康の眼前に更に敵が増えるが、そんな物家康のようなバサラ武者の前では無力と言えよう。
「おめぇらぁ!!あの男を殺せぇ!!」
「「「「「「「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」」」」」」」
向かって来る敵に、家康は素早く動き正面から向かっていく。次いで敵に対して力が籠り敵を屠らんと眼にも止まらぬ拳のラッシュを繰り出した。
家康「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ――――っ!!!」
素早く、けれど確実に敵を屠る粉砕の連打を黄巾党たちに叩きつける。それらの殆どが家康の拳から繰り出す強烈な剛撃に為す術なく空の彼方まで吹っ飛んで行ってしまった。
そして遂にはその場に居た黄巾党は全て家康の手によって全滅されたのだった。
桃色の髪の少女「.....」
目の前で繰り広げられた圧倒的なまでの無双っぷりな戦いを垣間見た彼女は呆気に取られてしまった。っとその彼女の背後から誰かを呼ぶ声が.....。
???「桃香さまぁー!」
桃色の髪の少女「あ!愛紗ちゃん!」
家康「ん?」
家康も後ろから聞こえた声に気付き振り返ると、そこには薙刀のような得物を持った黒髪の少女が現れ、桃色の髪の少女のもとまで素早く駆け寄る。
黒髪の少女「桃香様!ご無事ですか!?」
桃色の髪の少女「うん、私は大丈夫だよ」
黒髪の少女「まったく、心配したのですよ。避難している皆の事をお願いしたはずですが...?」
っと桃色の髪の少女に心配しながらに言うと、黒髪の少女に謝罪を口にして訳も話した。
桃色の髪の少女「ごめんね?でもでも!空から星が降って来たの!」
黒髪の少女「星が...?」
桃色の髪の少女「うん、そしたらその星からあの男の人が出て来たの。ほら、前に管路さんに占って貰ったでしょ?平原に星が降る時、わたしたちを導いてくれる、天の御使い様が現れるって....。それにね?さっき私を黄巾党から守ってくれたの」
黒髪の少女「なんと!?......あの!」
家康「ん?」
黒髪の少女が家康に話しかけてきた。
黒髪の少女「我が主を救って頂き、誠にありがとうございます」
家康「いや、ワシはただやるべき事をやったまでだ」
黒髪の少女「それでも...ありがとうございます」
彼女は家康に頭を下げて礼の言葉を口にするが、家康は困ったように人差し指で頬を掻く。っとそんな家康に対して黒髪の少女が....。
黒髪の少女「あ!まだ名乗っていませんでしたね?我が名は関羽、字は雲長ともうします」
家康「......................................................ん?」
彼女の口から語れた名に、家康は一瞬何を言っているのか分からなかった。
家康「す、すまない。もう一度教えてくれないか?」
黒髪の少女→関羽「え?はい、ではもう一度...コホン!我が名は関羽、字は雲長と申します。貴方様が助けて下さった劉備玄徳様の義妹です」
家康「.......」
呆気に取られた家康は、先ほど助けた桃色の髪の少女へ視線を向けると、彼女は笑顔で名乗り始める。
桃色の髪の少女→劉備「あ!申し遅れました!私は劉備、字は玄徳と言います。助けてくれて本当にありがとうございます」
家康「..............」
劉備、関羽と言えば三国志に出てくる有名な将である。これは一体如何言う事か?それに自分と共に鏡の光に呑まれた忠勝は何処に行ったのか?そしてこれから家康は一体どうなるのか?
続く。
今回はここまで、コメント・ご感想がありましたらどうぞ。それではまた次回。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
-
はい
-
いいえ