真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照   作:武者ジバニャン

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駄文と勝手なオリジナル要素が含まれています。ご注意ください。
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。

それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。



イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end

イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴


第十三章 官軍による黄巾征伐

司隷

 

司隷――中国・漢代に都が置かれた長安・洛陽及びその周辺一体の首都圏行政を監督した司隷校尉の管掌地域の通称である。

その司隷にて今、官軍が兵を率いて黄巾党と戦闘を行っている。攻めている官軍の将は銀髪の女性・華雄と、眼鏡をかけた茶髪で黒い戦装束の眼つきが鋭い女性・皇甫嵩の二人が指揮を取っている。

 

華雄「進め進め!黄巾の賊共を、天子さまのおわす司隷から追い出してやれ!!」

皇甫嵩「華雄さん。今回の作戦は黄巾党を追い出すのが目的だから、無理に攻めなくていいわよ」

華雄「はっ、皇甫嵩殿!総員、突撃用意!」

皇甫嵩「だからしないでいいのよ!」

 

理性的に戦場を見ている皇甫嵩からの忠告を聞いておいて、兵士たちに突撃を命令する華雄の猪っぷりに呆れつつも る。

 

華雄「無理はしない!ただ普通に攻めるだけだ!」

 

などと屁理屈めいた言葉に皇甫嵩は目頭を押さえる。

 

皇甫嵩「あなたの普通は猛攻撃でしょう?

今の私たちの任務は殲滅ではなく、洛陽を守ることが最優先なの」

華雄「ぐぬぬ....この程度の相手、どうして仕掛けてはいかんのだ....」

 

武人として戦の武功を立てることが、彼女の意識が行ってしまっている。皇甫嵩は現実的な意見を口にする。

 

皇甫嵩「質はともかく、正面対決していい数ではないわ。他の隊と足並みを揃えないと....心配しなくても、次は攻撃の命令がくるから」

華雄「次攻めるのならば今攻めても変わらんだろうに....ぬぬぅ」

 

面倒くさそうにする華雄であった。

 

 

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官軍は別戦場でも黄巾と戦っている。豊満な胸に晒を巻き、羽織を着込んでいる女武者・張遼、もう一人は皇甫嵩と同じ眼鏡をかけ柔らかく優しげな女性・盧植。

この盧植、彼女こそが桃香こと劉備玄徳と公孫瓚の恩師である。

 

張遼「お前ら、無理に攻めんでええからな!今回の作戦は長丁場や、今は力を温存して、のんびりしとき!

連中を無理に散らすんやないで!」

盧植「ごめんなさいね、霞ちゃん。

神速の用兵が自慢の張文遠に、こんな作戦を任せちゃって」

張遼「あはは、そない持ち上げられたらくすぐったいて、盧植先生。

月や詠の立てたやし、空気くらい読みますて」

 

申し訳ないとばかりに、彼女の得意とする用兵術をさせてやれないと謝罪する盧植であはるが、張遼はそんなのにこやかに答える。

 

張遼「ま....華雄は我慢できとるかどうか微妙なとこやけど」

 

今ごろきっと、自重出来ず突撃したくてうずうずしているであろう華雄に呆れる。

 

盧植「楼杏さんが上手くやるわよ。

とりあえず、本陣の月さんたちに定期連絡を送っておきましょう」

 

 

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官軍本陣

 

???「みんな...大丈夫かな、詠ちゃん」

???「風鈴さんや楼杏さんもいるんだし、大丈夫よ。月」

???「まぁ.....華雄はちょっと大丈夫じゃない気もするけど」

???「......」

 

???→賈駆「....そ、その時の作戦も考えてあるから安心して!

この賈文和に、抜かりはないよ!」

 

眼鏡をかけている彼女、賈駆文和――官軍に所属する董卓を補佐する智謀に長けた軍師である。

そしてもう一人...賈駆と違い、気品ある貴人の少女・董卓仲頴。

涼州隴西郡臨洮県の人物で、辺境の将の1人にすぎなかったが、軍事力を背景に次第に頭角を現すようになった。

 

賈駆「(....隊は戦力比で割り振ったけど、華雄、風鈴さんと組ませとけば良かったかなぁ)」

 

内心人選ミスをしたと後悔しているが、しかし現状大きな被害報告は来ていない為、まだ何かしらの変更はしなくていいと賈駆は思う。

 

董卓「詠ちゃん...」

賈駆「とにかく、あいつらが口出しして来ないうちに、この司隷から賊共を追い出さないと」

賈駆「そのために井州や豫洲の州牧とも連携を取って動いているんだもの。

この一大作戦、何としても成功させるわよ」

董卓「そうだね。出来るだけの手をうったし、後はみんなを信じるしかないよね」

 

賈駆の言葉に頷き、今戦っている華雄たちを信じて勝利を手にしようと頑張ろう誓う二人。

そこへ兵士が報告にやってきた。

 

「盧植さまより報告です!作戦は順調、このまま豫洲方面に黄巾の賊を追い出すとのこと!」

 

「ご報告!皇甫嵩隊、作戦通り、井州方面に賊を追撃します!」

 

賈駆「よろしい!なら、呂布隊にも状況を通達して」

 

賈駆は声音を高々に兵士たちに指揮する。

 

賈駆「両隊が撃ち漏らした敵は、我ら董卓隊と呂布隊で追撃する!総員、戦闘準備にかかれ!」

 

 

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また所変わって....。

 

徐州

 

 

盧植「もうすぐ豫洲ね....。霞ちゃん、黄巾党のようすはどう?」

張遼「今のところ、順調やな。詠の作戦通り、付かず離れず、くらいで追うとります。

こんだけ大きい部隊やと、追うのも楽ですわ」

 

現在彼女たちは賈駆が立てた作戦に沿って、黄巾党をここ徐州まで適度な距離を保ちながら豫洲まで誘そい出している。

 

張遼「そろそろ、向こうの州牧だかとも合流できるはずやけど.....合流するんは、どうゆう輩なんです?」

盧植「曹孟徳さんね。苑州の州牧を勤めている子が、警邏を任されていると聞いたわ」

張遼「.....隣りの州の牧が出張ってくるて、人が足らんのはどこも一緒かぁ」

 

そこへ兵士からの報告がやってきた。

 

「盧植さま!苑州州牧・曹孟徳の使いを名乗る者が面会を求めていますが」

 

盧植「ありがとう。お通しして」

 

兵士は盧植の命により面会希望者を連れてきた。一人はクールな印象をもつ女と猫耳のような被り物をしている少女がやってきた。

 

夏侯淵「中郎将殿、お初にお目にかかります。

曹孟徳の名代として参りました、夏侯妙才と申します。

こちらは軍師荀文若」

 

夏侯淵の自己紹介によって荀彧は無言の会釈する。

 

盧植「今回の作戦への協力、感謝します、妙才殿。孟徳殿は?」

夏侯淵「現在、北の冀州や南の揚州からも賊が大量に流れ込んでおりまして....そちらの掃討作戦を。

中郎将殿には、くれぐれもよろしくと申し付けられております」

盧植「どこも賊の押し付け合いは同じか....申し訳ないわね。

では、堅苦しい挨拶はもうおしまいにしましょう。

作戦は以前お伝えした通りなのだけれど...」

 

彼女が作戦の内容を話す際、無言であった荀彧がそれに待ったをかけて口を開いた。

 

荀彧「そのことですが、こちらに改善した策の提案がございます。

....お聞きいただけますでしょうか?」

盧植「もちろんよ。ぜひ聞かせてちょうだい」

 

恐る恐る尋ねる荀彧に対し盧植は笑みで受け答える。その中で夏侯淵は内心呟いた。

 

夏侯淵「(...“彼らが”居ればもっと容易いかったかもな)」

 

 

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井州

 

その頃、井州に移動中の華雄と皇甫嵩は...。

 

皇甫嵩「もう少しで井州か....。華雄さん。敵の状況はどう?」

華雄「前と変わらん。この細い山道なら、連中も逃げるのが精一杯だろう」

皇甫嵩「あら、さすがに突撃したいとは言わないのね」

華雄「この後は、井州軍との共同作戦なのだろう?なら、焦る必要もない」

 

などと揶揄う皇甫嵩に華雄は勇ましく胸を張りながら答える。彼女としては正面から敵を打倒して、武功を上げたいのが本心だがそれを今抑えている。

 

皇甫嵩「ええ。この山道で後ろから突いても、前に逃げられるだけだし....」

皇甫嵩「山道を出た所で待ち伏せを受けないように、十分に警戒して進みましょう」

華雄「そんな用兵のできる連中とも思えんがな....」

 

そう口にする華雄。

 

華雄「....ああ、そう言えば、向こうの州牧というのはどういう奴なのだ?強いのか?」

皇甫嵩「そうね。袁本初殿は汝南袁氏の出だけれど.....戦の腕は、どうだったかしら」

 

その時であった。激しい剣戟の響きが聞こえてきた。

 

華雄「なんだ?騒がしいな」

 

「報告です!山道を逃げていた黄巾党どもが、反転!こちらに突っ込んできた模様!!」

 

皇甫嵩「なんですって!?どうして!?」

 

「わかりません!ですが、敵の攻撃を受け止めたこちらの先頭は大混乱で....」

 

突如の変事に驚愕する皇甫嵩と華雄。まさか黄巾の連中が反転して攻撃してくるなど思いもよらない、だがこのままでは折角の策が水泡に消えてしまうのだけは、何としても阻止しなければならない。

皇甫嵩はすぐに意識を変える。

 

皇甫嵩「逃げ道のないこの山道なら、そうなるか....華雄さん」

華雄「任せろ!出る!!」

 

華雄はそのまま部隊の先陣までに馬に駆けていく。皇甫嵩はすぐに部隊指揮を行う。

 

皇甫嵩「第二陣以降はひとまず後退して、敵との距離を取る!

崖の上に斥候部隊とも連絡をとって!

状況を把握しなければどうにもならないわ!」

 

「はっ!銅鑼を鳴らせー!後退、後退ー!!」

 

下知により銅鑼が鳴り部隊全体に戦闘態勢に入る。その間、皇甫嵩は何故か憂うような顔になる。

 

皇甫嵩「(出口での待ち伏せならともかく、この地形での反転攻撃なんてお互い消耗するだけでしょうに....)」

 

確かに出口付近で待ち伏せで皇甫嵩たちを待ち受け奇襲...っとなれば理解できるが、しかし何故か敵は反転してきた。

この奇妙なことに皇甫嵩は分からなかった。

 

皇甫嵩「(この先で、何が起きているの....?)」

 

 

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その先にて....。

 

袁紹「おーっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!大勝利、大勝利ですわ!」

 

いま戦場にて耳障りで無駄に馬鹿な笑い声を高らかに上げている、この何ともおめでたい者の名は袁紹、字は本初。

後漢時代に4代にわたって三公を輩出した名門汝南袁氏の出身、生まれて間もなく父の袁成と死別し、叔父の袁逢と袁隗に育てられたという。

 

袁紹「敵の大部隊が細い山道を抜けてきた所で、わたくしの、この袁本初の可愛い兵たちが、総攻撃!

まさに一網打尽! 一・網・打・尽、ですわ!」

 

先ほどの皇甫嵩たちの部隊に黄巾の連中が反転して、攻撃を仕掛けてきたのはこの袁紹が山道出口付近で待ち構えて仕掛けたのが原因。

 

袁紹「相手に全力を出させず、こちらは全力を出す。

ああ.....やはり戦場で最後にモノを言うのは、

頭脳と兵法ですわね。おーっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!」

 

などと五月蠅い高笑いをあげる袁紹に、傍に控える袁紹の軍師である田豊が口を開く。

 

田豊「あぅぅ....麗羽さま。これ、本当に良かったんですか?」

袁紹「あら、真直さん。

我が袁家軍師たる田元晧ともあろう者が、何を弱気なことをおっしゃっていますの?」

 

軍師である田豊の不安に対し、袁紹は全く何も考えない向こう見ずな物言いを口にする。

 

袁紹「都から落ち延びてきた黄巾の賊なぞに、慈悲など必要ありませんでしょう?」

田豊「そすじゃなくて、あの山道の後方って、天子さまの軍隊がいるんですよ?」

袁紹「それがどうかなさいまして?この山道での挟撃作戦なら、それこそ賊の逃げ場はどこにもありませんでしょうに」

田豊「......あ、はい。それはそうなんですけど、向こうの被害ってものが...」

袁紹「天子さまの精強な軍隊なら、どうという事もないでしょう。それにもし向こうの軍隊がやられても、わたくしには知りませんわ♪」

田豊「うわぁ....」

 

自分勝手な言い分、ああ言えばこう言う。これには田豊かなりのドン引きである。

 

田豊「.....荀彧殿の危惧がそのまま当たったわね」

 

彼女の一言に袁紹の眉が吊り上がり、田豊に横目で見る。

 

袁紹「....随分と不愉快な名前が聞こえましたわね」

田豊「あ....いや、その...」

袁紹「まぁいいですわ。今回わたくしの、大勝利ですもの!おーっほっほっほっほ!」

 

 

今回の官軍による黄巾討伐は結果として敵に被害大きかったが、しかれども官軍自体にも見過ごすことが出来ない被害が続出した。

しかし、一方で曹孟徳が指揮する豫洲での黄巾討伐にて面妖至極な話がまことしやか流れていた。

何でも曹孟徳が率いる軍勢が全くの無傷で2万の黄巾を殲滅したらしい。

 

戦場に“蒼い龍”が雷鳴を鳴らして黄巾を丸吞みにし、更に“二匹の鬼”が大きな太刀と大きな斧で黄巾を次々と斬殺していったと言う話が....。

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで。

正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった

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