真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照   作:武者ジバニャン

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駄文と勝手なオリジナル要素が含まれています。ご注意ください。
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。

それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。



イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end

イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴


第十五章 登場、第一の絆

前回、朝廷から黄巾党への討伐に協力せよと書状が届き、家康たちは官軍から派遣された中朗将を務める皇甫嵩と共に青州の更に奥地にて、大規模な黄巾党残党部隊を発見。

これに対して官軍の立場上、皇甫嵩は真っ正面から敵と衝突して、これを小細工せず殲滅しなければならないと告げてきた。

しかし官軍に比べて戦力が低い家康と桃香たちからすれば、無駄に貴重な兵を失うのは困る。

だが皇甫嵩の立場上もあり強く抗議することも出来なかった...ならばと、家康がある提案を具申するのだった。

 

愛紗「ご主人様の策とはいえ....本当にこれで良かったのか」

 

複雑な表情で口にする愛紗。その彼女の傍らに立っている鈴々が不思議そうな顔で愛紗に問いかける。

 

鈴々「ふえ?皇甫嵩も何も言わなかったよ?」

愛紗「それは...まぁ」

 

趙雲「まぁ、我々は命令を無視して専行した不調法者の集まりゆえ、何も言う事などないだろうさ」

 

鈴々の疑問に耳を傾ける愛紗の後ろから近寄りながら、気にもしない風に口走る。その直後、彼女の顔が不敵な笑みを浮かべるのだった。

 

趙雲「...ふっ。それにしても、天の御使い殿もなかなか悪いことをお考えになる」

愛紗「随分と楽しそうだな、趙雲」

 

そんな楽しげに語る彼女を睨みながら愛紗は声掛ける。愛紗としてはこの戦、勝てたとしても自分たちにとって手痛い結果になってしまえば意味がない。

彼女たちには家康と元親という強力な猛将がいるが、しかしそれに対して愛紗は桃香と共に主と仰ぐ家康には必要以上に最前線出て欲しくないのだ。

だが現状、愛紗の気持ちが優先できるほど余裕があるわけではない。自分の気持ちを封印して目先のやるべきことをしなければと複雑ではあるがやらねばという愛紗と、そんな彼女と違って目先のことに楽し気な趙雲はまことに正反対と言える。

 

趙雲「知らんのか?世の中で二番目に楽しいことは、するなと言われたことをこっそりする事だろう」

鈴々「一番目は何なのだ?ごはん?」

愛紗「...言わなくていい。大体わかる」

 

雑談に耽る彼女たちではあったが、趙雲の顔つきが変わる。

 

趙雲「それよりも、連中の背後が見えてきたぞ。

ここからなら、良い奇襲になりそうだな」

鈴々「まだ鈴々たちに気づいてないみたいなのだ」

愛紗「ならばなおのこと良かろう。2人とも、準備はいいな」

趙雲「無論」

鈴々「鈴々も大丈夫なのだ!」

 

愛紗「うむ!元親殿もよろしいですか?」

 

元親「おう!俺もいつでもいいぜ」

 

愛紗は元親にも準備のほどを問いかけるも、元親は今から始まる戦に今か今かと待っていた様子である。そんな気張る元親ではるが、愛紗に声をかける。

 

元親「愛紗よ」

愛紗「はい?なんでしょ」

元親「家康はな。思ってるよりもお前さんを期待してると思うぜ」

愛紗「いきなり何故...そのような...」

 

突然のことにドキっとして顔を赤くしてしまう愛紗。家康のことになると熱くなってしまう彼女に元親は笑いながらに伝える。

 

元親「あいつはな。日ノ本じゃあ自軍で頼れるのはいつも本多忠勝ぐらいだったから、ここに来てあんたたちと出会ってからそれが嬉しいのだろうよ」」

愛紗「ご主人様がそんな...」

元親「ま!あとは家康から聞くんだな」

愛紗「.....はい!!では....突撃!!」

 

 

 

▼▼▼▼▼▼▼▼

 

 

桃香「ご主人様!皇甫嵩さん!愛紗ちゃんたちの奇襲、始まったみたいだよ!

火の手が上がってる!」

家康「分かった!」

皇甫嵩「了解よ」

 

桃香からの報告を受け取る家康と皇甫嵩。その隣で溜息を漏らすのが止まらない公孫瓚は家康に愚痴る。

 

公孫瓚「まったく....。屁理屈もいい所だろ、家康」

家康「ん?はっは。いいだろ、ワシらの統率が取れてないのが悪いだけなのだから、皇甫嵩殿や官軍は悪くはない」

 

家康が立てた案とは...いつもみたく奇襲を掛けるだけなのだが、それは飽く迄も家康たちが官軍の将である皇甫嵩の命令を無視して勝手に奇襲に行っているという体を為しているに過ぎない。

それに対して官軍である彼女は、これに無理矢理に付き合わされただけ。

公孫瓚からしたら、思いっきり屁理屈である...それが、家康の描いた絵面であった。

稟としても軍師の立場上、これに眼鏡を押さえながらもこの方法に全面的に否定できない。

 

稟「確かにこれは、そうかもしれません....しかし、これならば我らにとっても何ら問題は起きないと思われますが...」

家康「しかしこれで上手くいけば、大丈夫だ」

皇甫嵩「....本音を言えば、こちらから頼むわけにもいかないしね。色々汲んでくれて助かったわ」

 

皇甫嵩としては家康の案は渡りに船と言えるものではある。家康たちのような自由に軍を動かす者たちとは違い、立場や見栄など過剰な官軍だと『賊相手に小細工や狡猾な策許さん』などと言う、そのような堅苦しい考えで動く軍では窮屈である。

 

桃香「でもこっちもできる限りをしたんだけだし。これ以上は、何かあったらごめんなさい」

皇甫嵩「十分よ。これ以上はわたしたちの問題だから」

桃香「あ、でも。これ...不興を買わないための策なんじゃ...?」

家康「そうなんだが....そんな簡単ではないだろ?朝廷は」

 

やらなければ重大な立場として重い責を背負っているのは確か。

恐らく正面から激突しても、『被害が大きかった』などの適当な理由を付けて責任を追及されてしまうだろう。

だとしたらと家康は、自分たちのやりたいことを好きにやった方が良いと考える。

可能な限り、逃げ道や言い分を作っておいて。

 

公孫瓚「だな。私たち州牧でさえ、何をやっても文句を言われる時は言われるしなぁ」

桃香「何をやっても....」

稟「それが、今の朝廷の仕組みですからね...」

皇甫嵩「ふふっ、そういうこと」

 

彼女は公孫瓚と稟の言葉に同意しながら笑みを浮かべる。

 

皇甫嵩「でもね....ここで私が感謝の言葉したことと、兵の犠牲を最小限になるよう力を尽力したということは、確かな事実よ」

 

彼女は自身の素直の気持ちを述べる。

 

皇甫嵩「あなたも家康さんも、それは胸を張って」

桃香「....ありがとうございます」

皇甫嵩「なら、そろそろ我々も攻撃を始めましょう!

本隊は天子さまの軍らしく、小細工なしで行くわよ!」

 

皇甫嵩の天高く響く声に兵士たちは顔を引き締め、これからの戦に臨む。

 

皇甫嵩「総員、攻撃を開始なさい!」

 

「「「「「「うぉおおおおおおおおおおーーー!!!」」」」」」

 

 

▼▼▼▼▼▼▼▼

 

 

家康たちが戦を始めたその戦場から離れた場所から、その光景を見ている“者たち”がいた。

一人はぽけっーとした顔で、顔には猫髭のような模様があり、裸に近い三角ビキニを着て小柄ながらその体格に見合わぬ斧を持っている少女が、自身の隣にたつゆうに3メートルはあろうかという巨体を全身鋼の鎧で覆ったその存在に声をかける。

 

???「あそこにいくの?」

 

???「....!!」

 

彼女の問いに声ではなく、けたたましい機械音で返事をしている様子。これだけ会話などしているなんて成立している筈もないと、誰もがそう思うであろうが....

 

???「うん、わかった。なら、シャンも一緒にいく」

 

なんと会話出来ている様子であり、シャンと自称して随行すると宣言する。

その彼女に、巨体の持ち主はその大きな手で彼女を持ち上げ背に乗せた。

 

???「....!!」

 

その大きな機械音と共に、背中の鎧の一部が変形したと思いきや、そこから噴射装置のような二つの筒が現ると轟音と共に火を噴く。

巨体の者の背に乗っている少女はこれから起きることを知っているみたいで、しっかりとしがみついている。

するとその直後、轟音と同時にその巨体は一気に飛び上がり、家康たちがいる戦場へと飛んでいくのであった。

 

▼▼▼▼▼▼▼▼

 

 

その頃戦場では...。

 

元親「うおおッ、いただくぜッ!」

 

碇で敵を引き寄せる元親は、引き寄せた敵を至近距離で豪快に碇槍で叩き潰して容赦なく蹂躙する。

 

元親「沈みなッ、漁り火よォッ!」

 

その場で碇を振り回す固有奥義である乱舞攻撃・六限で以て更に蹂躙の速度を加速させる。目の前の黄巾党らに手加減や情けなどかける必要はない。

彼らは嘗ては天和たちの先導によって変わったとはいえ、自らの欲望のまま弱き民を虐げてきた獣同然である。

 

元親「てめぇらに慈悲はいらねぇ!!どぉおオラァ!!!!」

 

碇槍・長槍皇炎を振り回しながら、火の竜巻を巻き起こして周囲の黄巾党たちを巻き込みその餌食にしていくのであった。

元親一人でもいけるのでは?と錯覚してしまうが、まだまだ敵は大量にいる。元親が奮闘している最中、愛紗たちも負けじと己の武を振るい黄巾党たちを倒している。

 

愛紗「はあああっ!!」

 

鈴々「鈴々が全部やっつけるのだぁ!!」

 

趙雲「はいはいはいぃー!!!」

 

愛紗が偃月刀でもって迫る黄巾たちを薙ぎ、切り裂き、一刀両断にしていく。更に大地を蹴り駆けて次の敵勢へと切り込んでいく。

その愛紗の背を守りながら鈴々が蛇矛で連続した目にも止まらぬ突きで、眼前の敵をハチの巣にして亡き者にしてく。

そして次の敵へと標的を変えて蛇矛を振り回しながら、黄巾どもを切り刻む。

趙雲も勇ましい愛紗、荒々しい鈴々とは違い美しいほど優美な動きで敵を翻弄して、槍を以て神速とも言える連続した槍技にて黄巾兵を物言わぬ屍に変えていく。

 

愛紗「むぅ....これは」

 

これだけの敵を屠っているはずなのだが、敵に未だ勢いに衰えが見受けられない。寧ろ....

 

「張角さまを取り戻せー!!」

 

「大賢良師さまを俺たちの下にぃ!!!」

 

今自分たちが追い詰められている者たちとは思えぬその勢い...油が注がれた大きな火の如くで、その瞳も正気とは思えないぐらい血走っている。

その様子に愛紗たちは無自覚にも一歩後ろに下がってしまう。

 

鈴々「うぅ....こいつら、倒しても倒しても向かってくるのだ。なんか怖いのだーっ!」

趙雲「それに、ここまで数を頼みに押されてはな」

 

そう苦悶の表情を浮かべる三人に雷々と電々の二人がやってきた。

 

雷々「愛紗ちゃん!鈴々ちゃん!趙雲さぁん!アニキぃー!」

電々「敵も後退を始めたから、奇襲部隊も戻ってきてってー!!」

 

愛紗「わかった!こちらも敵陣を離れるぞ!!...元親殿!後退します!!」

 

元親「おう!...っ!?雷々、電々!!」

 

雷々・電々「「え?」」

 

鈴々「後ろ!!」

 

愛紗「っ!?」

 

「すきありだぁ!!」

 

雷々と電々が振り向いた先には狂気に満ちた表情で、巨漢の黄巾兵士が二人に襲い掛かろうとしていた。愛紗や趙雲、鈴々、そして元親の今の距離では間に合わない。

雷々と電々も唐突のことに思うように反応できず、このままではやられてしまう。

 

愛紗「危ないっ!!」

 

愛紗が叫んだ、その時であった。上空から何かが高速で飛来、そのまま雷々と電々を襲い掛かろうとしていた巨漢の黄巾兵を真上に轟音と落ち、叩き潰してしまった。

黄巾兵は原型も無くなってしまった、雷々と電々は怪我もなく無事であった。愛紗は急ぎ二人に駆け寄る。

 

愛紗「大丈夫か!?」

 

雷々「う、うん...」

電々「で、でも....あ、あれ...」

 

愛紗「え...え?」

 

雷々と電々が指差した先には....。

 

趙雲「な、なんだ、あれは....」

鈴々「お、大きいのだぁ!」

 

愛紗たちは目の前に存在しているモノに言葉もなく啞然としてしまうが、元親は驚愕しながらもその存在を知っていた。

 

元親「あ、あいつはっ!!」

 

 

 

 

 

「....!」

 

その者...全身を覆う赤茶けた鎧、というか分厚い装甲板と時折赤く輝く右目が特徴。

一見すると全身機械の完全なロボットのようだが、左目・口・鼻などには生身の生体部分らしきものもある。

ゆうに3メートルはあろうかという巨体を全身鋼の鎧で覆い、手にした削岩用回転式突撃槍――つまりドリル状の巨大な槍を携えたその者を、長宗我部元親は知っている。

 

元親「お、おめぇは!!本多、忠勝!!」

 

愛紗「っ!?ほ、本多、忠勝って...!!こ、この、方が...!?」

 

 

 

この者こそ、徳川家康にとってなくてはならない徳川第一の絆にして、家康の過ぎたる者、そして戦国最強の称号を持つ無双の武人・本多忠勝である。

 

忠勝「....!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまで。いつも雑な出来で申し訳ありません。

正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった

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