真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。
それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end
イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴
前回、家康たちの下に伏龍と鳳雛と呼ばれし諸葛亮と鳳統が現れ、桃香に仕えたいと願ってきた。
諸葛亮は此度の戦において、真っ正面から敵を討伐するという案を出し、家康はこれを採用するのだった。
そしてとうとう戦が始まるのであった。
鈴々「愛紗!黄巾党の連中がやってきたのだ!」
鈴々の知らせに愛紗は自分の目で確かめる。その通りに黄巾党らは、街から打って出て愛紗と鈴々が率いる部隊に向けて進軍してくる。
愛紗「よし、予定通り、正面からぶつかるぞ!総員、攻撃開始!」
「「「「うおおおーっ!!」」」」
愛紗たちの部隊はそのまま敵部隊と激突し、戦闘を開始する。
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鳳統「始まりました...」
高台に築いた本陣から、敵と味方の様子がよく見える。
黄巾の軍勢も、家康たちの動きが分かっているのだろう。
作戦通り正面からぶつかってくる、その勢いはまるで自棄を起こしているようにも見える。
公孫瓚「黄巾の連中、前回本多一人にボロボロにされたにも関わらず、勢いが凄まじいな。
こちらの規模に自棄になっているのか....?」
諸葛亮「....向こうにも後がないと悟っているのでしょう。敵陣の中には、今は居ない張角への忠義を尽くそうといるのでしょう」
そんな諸葛亮と公孫瓚の冷静な分析を尻目に、最初の激突を受け止められた官軍と幽州連合軍は、砂塵を立ててゆっくりと撤退を始めていく。
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愛紗たちの撤退に黄巾党たちは勢いづいた。
「おっ。連中、ひと当てしただけで逃げ腰だぜ!」
「進め進め!このまま一気に連中を追い返してやれ!」
「官軍をやっつけろーっ!!」
黄巾の連中はそのまま愛紗たちの部隊に追撃をかかる。その際、街を占拠していた兵力をそのまま全部追撃に出て、街にはもう黄巾は居なくなりもぬけの殻となる。
撤退中の愛紗は、敵が全力で追撃に出たことを察した。
愛紗「....連中、思った以上に勢いがあるな」
趙雲「勢いに飲まれておるのだろう。
それが孔明殿の手のひらの上とも知らずに、な」
愛紗「そして引き際を見誤るわけか。
.....ならば趙雲、我々も離脱する。殿は任せるぞ」
趙雲「分かった」
愛紗「総員、私に続け!落ち着いて動けば問題ない!!」
趙雲「我らは出来るだけ派手に砂埃を立てて走るぞ!
こちらも慌てず、連中を引き離さない程度に加減して構わんからな!」
愛紗の率いる部隊は先に進み、趙雲が率いる部隊がその背後を守り且つ、砂塵を立てながら適度な距離を保ち敵を誘き寄せながら引く。
敵を誘き寄せながら撤退していく愛紗たちの部隊、それを知らずに黄巾の部隊は必死になって追う。
「追いかけろー!!」
「逃がすなぁ!!」
「へへっ!行けるぞ!!」
「先頭を率いてる奴、女だったぜ!それもかなりの上玉だ!」
「マジかよ!なら、追い詰めた後にじっくりと嬲ってやるっ!!」
自分たちが追い詰められ、そして今誘い出されているとも知らずに、敵に女がいると知ると下卑た嗤いを浮かべて自分たちの正直な欲望を表に出しながら追い続ける。
官軍を追い続けると周りの風景が変わっていく。広い場所であったのが、徐々に道のりが狭くなっている。
「おい、なんか道が狭くないか?」
「あ?そう言えば....」
「おい!前方を逃げていた官軍が.....消えた!」
「なんだって!?」
自分たちが追っていたはずの官軍が居なくなったことに驚愕する黄巾党。
彼らが居るのは道のり険しい、狭く見通しがつき難い難所であった。
まともに指揮する者が居なければ、その場を潜り抜けるのは難しい。
しかも黄巾党たちが居る場所は、おかしな点がもう一つあった。
「この足元....なんだか、ベトベトしてないか?」
「さっきまではこんなのなかったぞ。まるで、いま撒いたばかりみたいな....」
「こ、これって...罠じゃ!!一度進軍を止めろ!!」
「バカ!!止まれって言われて止まるもんじゃねぇだろ!!」
彼らの足元にはベトベトした粘着したものが撒かれており、黄巾党の進軍を著しく低下させる。
それどころか後方から味方が続々と来ている所為で、進軍を思うように止めることなど出来ない。
おかげで先頭と後方が混乱を起こして、その場に停滞してしまう。
だが更に奴らに襲い掛かることが起こる。
「おい!俺たちの後方に、官軍の軍団が....!!」
「なんだって!?」
混乱を起こしてしまっている黄巾党の後方に、官・幽州連合の軍勢が迫っていたのだった。
黄巾党から逃げているように見えて、実はその立ち位置はすっかり逆転していた。
家康「砂塵で誤魔化して、少しずつ部隊を離脱させるとはな」
そして大きく周囲を回り込んで、奴らの後方に再集結していくというものであった。
砂塵の中であれば少しずつ減っていくから気付き難いし、迫っている側も優勢だと勢いに乗せられて、余計に前しか見えなくなってしまう。
それが変だと、逃げていた側に誘導されたんだんと気づいた頃には、もう止まれなくなって今に至るというわけである。
元親「おうおう!こりゃあ大量に釣れたな!」
忠勝「....!!」
家康「ああ、忠勝。策は見事にハマったというわけだ」
香風「すごい」
公孫瓚「とは言え、こんなに鮮やかに決まる物なのか」」
諸葛亮「砂埃もよく立ってくれましたし、皆さんの部隊ほどの練度があれば、このくらいの動きは十分出来ますから」
皇甫嵩「私たちの練度って....いつの間に見ていたの?」
諸葛亮と鳳統は既に家康たちの兵力とその練度を見ていたようだ。それ故、此度の策を練ることが出来た模様。
諸葛亮の代わりに傍に居る鳳統が答える。
鳳統「避難していた時に、何度か」
公孫瓚「....それでこれか、恐れいったな」
諸葛亮「追い込んだあの山道は、先月の大雨で崩れたままになっていますから。
このまま奥に逃げても、身動きが取れなくなるだけです」
稟「流石ですね」
そしてダメ押しは、殿の趙雲たちが離脱する時に捨てていった油の樽である。
黄巾党たちの追撃の中で踏みつぶされたそれは、奴らの足元を油まみれにしていき....。
諸葛亮「では、油を撒いた辺りに向けて、火矢を一斉に放ってください!
相手の動きが鈍ったら、一斉に攻撃をお願いします!」
公孫瓚「なら、私たちも攻撃隊に合流するぞ」
家康「よし!ワシらも行くぞ!皇甫嵩殿と桃香、雷々と電々は、本陣の守備と遊撃を頼む」
桃香「わかったよ!」
皇甫嵩「ええ!」
雷々と電々「「うん!!」」
家康は元親、忠勝、香風に振り向き前線に赴くことを告げる。
家康「元親、香風、忠勝。行くぞ!」
元親「おう!」
香風「任せて、家康さま。お兄ちゃんと一緒にやる」
忠勝「....!!!」
家康「よし!では出陣するぞ!!」
号令と共に家康は元親、忠勝、香風、それに公孫瓚とその兵士たちを引き連れて前線へと向かう。
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諸葛亮「今です!一斉に火矢を!」
諸葛亮の下知により兵士たちが一斉に黄巾党たちがいる場所へ、火矢を放った。放たれた大量の火矢は面白いように油が撒かれた地面に次々と突き刺さると、瞬時に引火。
奴らが居る場所は火の海と化し、黄巾党たちを巻き込みながら広がっていく。
「うわぁああああっ!?燃える....地面が燃えるっ!!」
「熱いぃ!!!熱いぃいいいいい!!!!!」
「ぎぃいいいいいやあああああ!!!」
阿鼻叫喚...地獄絵図、正にその光景はその二つの言葉に尽きていた。猛烈な業火によって黄巾党たちを飲み込み、燃やし尽くさんとどんどん広がる。
その光景に愛紗は胸を痛む、義を重んじ常に正道を大切にしている彼女にとってこれはキツイものがあった。
愛紗「ぐっ....なんとも....胸の痛む光景だが....」
趙雲「ここでひるんでいるようでは、勝てる戦も勝てぬぞ?」
しかしその愛紗に趙雲はこれが現実だと知らせるように、突き放すような言葉を投げかける。
愛紗「分かっている!今度こそ、この戦乱を終わらせるのだ!!突撃ぃぃぃ!!!」
愛紗の号令によって部隊は総出で一気に混乱する黄巾党に攻撃を敢行する。彼らの攻撃に黄巾はまともに反応など出来ない、火計によってもう軍勢は全く機能などしていない。
最早烏合の衆以下の群れと成り果てた奴らにもう何も出来ない。
そこを愛紗、鈴々、趙雲率いる部隊が容赦なく攻め立てる。
愛紗「はあああっ!!」
鈴々「でりゃりゃりゃりゃ!!」
趙雲「はいはいはいぃいいいいい!!!」
三人の振るう力によって敵は続々と屍となり倒れていく。彼女らが率いる兵士たちもここまで上手くことに驚愕しながらも、黄巾党たちへ慈悲などくれてやるかと情など沸くことはなく、自身が握る武器に家族や友人を奪われた怒りを乗せて切り込んでいく。
「うおおお!!」
「これは家族の仇だぁ!!」
「死ねぇ!!黄巾のクズどもぉ!!」
「お前らなんぞ同じ人間じゃねぇ!!犬畜生以下の獣だぁ!!くたばれぇ!!」
進撃を受ける黄巾は彼らの鬼のような猛追に何とか反撃しようにも、歯が立たたず死に絶えていく。
「ぎゃあああああああ!!!」
「ぐぎゃあ!!」
「ひぃ!!たすけ...ぶびゃああ!!」
やられる仲間の姿を見て最早どうにも出来ないと見たのか、黄巾の中で逃げるように指示して声をあげる。
「逃げるぞぉ!!」
「そ、そうだ!ここで逃げて、再起をはかるんだ!!」
「そうだ!そしていつか張角さまを見つけて、また大暴れするんだ!」
「ああ!!にげ....っ!?」
だがそこへ....。
家康「はああああっっ!一撃だッ!!!」
突如彼らの頭上から現れた家康が、地面に拳を撃ち放ち巨大な衝撃波を引き起こす。
その強烈な衝撃波によってその場にいた黄巾兵たちは大量に吹き飛ばされ、そして物言わぬ死体となる。
更に家康は敵に突進技していき、そのまま正面に強烈な正拳突きを行うと凄まじい衝撃が黄巾兵らを襲い、亡き者にする。
そのまま目にも止まらぬ猛烈な拳のラッシュで、多勢の相手を次々にその剛拳で息の根を消す。
家康「まだまだ行くぞ!!」
元親「おぅらっ!追い風だぁ~~ッ!」
碇で敵を引き寄せ、炎を纏った碇による2段攻撃を行い燃やし尽くした。
続いて碇にぶら下がって蹴りを繰り出して、叩き潰す。
更に武器を前方に投げつけ、衝撃波を発生させると黄巾兵らは吹き飛ばされ地面に叩き付けられた。
碇槍を振り回しながら敵を巻き込み、次いでその槍の先端をとばしては何人かの身体を射抜き貫いた。
鬼の荒ぶる姿に恐怖する黄巾たちは逃げようとするが、碇槍に乗り逃げる敵を追いかけては容赦なく轢き潰す。
元親「鬼ヶ島の鬼ってぇのは俺のことよ!さぁ!鬼の生贄になりてぇ奴は!!どいつだぁ!!!」
忠勝「....!!!」
家康と元親の二人...確かに凄まじい武ではあるが、だがそれよりもこの忠勝が黄巾兵らの前に聳え立つと、対する黄巾たちは忠勝の巨大さと圧倒的な存在感に怯え竦んでしまう。
だが忠勝はそんな奴らに情けは掛けない、掛ければまた無辜の民草がこの者たちによって命や大切なものを奪われてしまう。
ならばここでその全ての禍根を一切合切断ち切らんと、忠勝は巨大な機功槍を振り回しながら敵を潰し、叩き、射殺す。
公孫瓚「私だってやるぞ!」
公孫瓚も白馬に乗り部下を従えて切り込む。家康や愛紗たちみたくそんな武に秀でているわけではないが、その見事な気馬術で敵を翻弄して剣で斬る。
香風「シャンも、やる!!」
香風も忠勝に続き、その華奢な身体には似つかない大きな斧で周りの敵を次々に叩き斬り、または潰してまわる。
香風のような背が小さな少女ならばと、甘く見た何人かの黄巾たちは彼女に襲い掛かるが、それを逆に返り討ちにして真っ二つにしてしまう。
そんな香風の背後から襲おうと密かに黄巾の一人が迫る....だが。
「ぎゃあああああああ!!!」
香風「ん?」
香風が振り向けば、そこには身体中に無数の風穴があけられた無惨な死に様を遂げた敵が倒れていた。
何事かと思いきや、香風の周りを浮遊する3つの物体があった。それは本多忠勝の戦闘形態の一つである、援護形態によって背中の鎧から射出された支援兵器であった。
その三つの支援兵器は自動追尾し、ビームで攻撃するという全くもって時代感が可笑しいと禁じ得ない代物である。
香風「ありがとう...お兄ちゃん」
忠勝「...!」
頬を赤く染めながら嬉しそうに忠勝に礼を言う香風。その彼女の頭を優しく撫でる忠勝、その忠勝に家康の声が響く。
家康「忠勝っ!!」
忠勝「....!!」
家康が何を望んで声をあげたのか理解しているのか、忠勝は何と己の得物である機功槍をそのまま彼に向かって投げる。
家康はそれを見事に両手で掴み受け取ると、敵に向けて忠勝の槍を前方に投げ入れた。
着弾した槍は地面で回転し進み周囲を巻き込み、竜巻が発生させ、範囲が広げて敵を倒していく。
家康「このまま突き進むぞ!!」
元親「おうよ!」
忠勝「....!!!」
香風「うん!」
公孫瓚「分かった!」
「「「「うおおおー!!!」」」」
家康の大きな声に元親や忠勝、香風やそれに兵士たちは呼応する。
愛紗「ご主人様!」
趙雲「流石は家康殿....兵士たちをその気にさせる。それにその武も」
鈴々「お兄ちゃんたちに続くのだ!」
愛紗たちも家康の下に馳せ参じようと敵を倒しながら戦場を疾駆する。家康を先頭にして戦意が今まで以上に高い軍勢が集結して黄巾たちの前に立ちはだかる。
家康「行くぞ!ここでこの騒乱を終わらす!絆の名の下に!!」
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家康の号令の下、多勢の敵をどんどん蹂躙していく様は本陣から見ている桃香、稟、諸葛亮、鳳統、皇甫嵩がそれを眺めている。
諸葛亮と鳳統は家康の見事な統率力に驚嘆していた。
諸葛亮「御使いさま....すごい」
鳳統「うん....統率しながら黄巾をやっつけてる」
桃香「ご主人様...やっぱり凄い」
稟「流石!家康さま!わたしの尊い御方!!
皇甫嵩「....」
驚嘆する桃香たちを余所に、皇甫嵩は静かに見つめている。家康や元親、忠勝の凄さには改めて感じるが、彼女は別のことを感じていた。
皇甫嵩「(彼ら三人のような存在が、もしかしたら他にも居たりしないのかしら...?)」
そんな疑問を抱く中、雷々と電々が何かに気づいて桃香に知らせる。
雷々「桃香ちゃん!あれ!」
桃香「あれ?」
電々「あれって....どこの部隊だろ」」
皇甫嵩「部隊?」
電々の指した先に見えるのは、さっき趙雲が立てていた以上の大量の砂塵であった。
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鈴々「お兄ちゃん!愛紗!逃げる奴が出始めたのだ!」
愛紗「ご主人様!」
家康「みんな!もうすぐだ!敵の攻撃は全力で受け流すんだ!死兵の攻撃を正面から受けても、いいことはないぞ!」
公孫瓚「家康!後ろから何かきたぞ!!」
愛紗「なんだって!?」
公孫瓚の知らせに家康たちはその方角に向く。すると...。
家康「いや、あれは....!」
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「Let's party! Ya-ha-!!」
「「「「「イエー―――――っ!!!!」」」」」
その部隊は幽州連合軍みたく不揃いな軍装とは違い、且つ黄巾党ようなボロボロの装いでもない。
だがその見た目...世に言う暴走族のそれである。
それを率いる者――具足に、青い陣羽織、兜には三日月の前当て、腰には6本の刀、そして手綱を握らず悠々と腕を組みながらも愛馬を乗りこなす男...家康、そして元親と忠勝もその姿を見て驚愕する。
元親「あいつは!?」
忠勝「....!?」
三人はその男を知っている。まさかあの男もか!?とそう動揺するしかなかった。
だが彼らの心境など知らぬが如く、軍勢を率いる男は尚も進む。
そして家康はその名を口にするのだった。
家康「ど、独眼竜!?」
その男こそ、奥州筆頭・独眼竜 伊達政宗。
政宗「独眼竜・伊達政宗!!推して参るっ!!」
今回はここまで。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
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はい
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いいえ