真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照   作:武者ジバニャン

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駄文と勝手なオリジナル要素が含まれています。ご注意ください。
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。

それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。




イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end

イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴


第二十章 争乱の後

前回の戦いで黄巾党を撃破することに成功した家康たち一行、その夜彼らは曹操の使者――片倉小十郎に残党の引き渡しを終えていた。

 

家康「では片倉殿、引き渡した賊は任せた」

小十郎「ああ、任せろ徳川。それにしてもお前はあの劉備と行動、か」

家康「お主と独眼竜はあの曹操殿とか、凄いな」

小十郎「うちには政宗様と俺だけじゃない」

家康「というと?」

 

訝しげに問いかける家康に小十郎は言う。

 

小十郎「ああ、うちには島津義弘殿と、その甥、島津豊久だ」

家康と忠勝「「っ!!」」

 

小十郎から聞いた名前に家康とその背後に控えていた忠勝は衝撃を受けた。その家康の傍に居る愛紗と稟は一体どういう人物なのか知りたそうにしていた。

 

愛紗「ご主人様、あのう....その御仁らはどういう」

家康「義弘殿は生粋の武人でな、鬼島津と呼ばれ、この忠勝の唯一無二の好敵手なんだ」

愛紗「忠勝殿の!?」

稟「なんと!?」

 

二人は思わず忠勝を見上げる。まさかこれまでの戦いで無双の戦ぶりを見せ、最早彼に敵なしと思っていたがその好敵手と聞いて驚き、っと共に戦国最強の唯一無二の好敵手と聞いて興味を抱いてしまう。

 

愛紗「っでもう一人は?」

家康「もう一人、島津豊久は....」

 

家康は複雑な顔でもう一人の人物のことを教えた。島津豊久...島津家四男で義弘の弟、家久の子供で義弘の甥。

日ノ本、西国の武将で武芸は義弘に勝るとも劣らない強力な武を持ち、豊臣の九州征伐や小田原城攻略で多くの敵兵を恐怖させ、関ヶ原の前哨戦である杭瀬川にて一人で東軍兵士1000人を斬殺し、本戦関ヶ原でも敗北確定したにも関わらず島津軍による中央突破し、義弘と島津軍将兵を逃がす為に一人で殿を務めて東軍兵士を2000を斬り殺し、甚大な被害を与えた。

彼は恐れられ、付いた異名が「島津の悪鬼」。

 

愛紗「鬼島津と島津の悪鬼、ですか....恐ろしいですね」

家康「ああ、その関ヶ原では島津豊久相手にワシが率いる兵士たちは次々に命を落としてしまった」

稟「その際はどうやって切り抜けたんですか?やはり家康様か忠勝殿が?」

 

稟の問いに家康は首を左右に振り、否定する。

 

家康「いや...以前稟に言ったろ?忠勝ともう一人――“徳川の双璧と呼ばれし武将”が居るって。その時、その者が島津豊久と激しい血みどろの死闘を繰り広げて、漸く彼の者に深手を負わして退けたんだ。

療養するきっかけの怪我はその時だ」

 

稟「なんと....」

愛紗「そのような者が曹操殿の下に...」

 

二人が啞然とする中、小十郎はお暇すると言って馬に跨る。

 

小十郎「じゃあな、徳川――ああ、そうだ」

家康「ん?」

 

小十郎が何かを伝え忘れたとある事を口にする。

 

小十郎「うちの夏候惇が、以前にある集団を目にしたそうだ。二本の槍を持つ男と、梯子のような長物の武器を持つ大柄な男が赤い装束の兵団を率いていたそうだ」

家康「まさか...!」

 

家康はその特徴を聞いて“二人の男”を思い起こす。その間小十郎は兵士たちと共に捕縛した賊を連行していき去っていく。

何であれ漸く事が終わったことに実感しながら、愛紗は口を開いた。

 

愛紗「とりあえず...今回の遠征は、此処までですか」

家康「....そうだな。今回でこの争乱は収まったと言えよう」

 

皇甫嵩「そうね、家康さんの言う通りね」

 

家康の言葉に肯定しながら皇甫嵩や、桃香や公孫瓚たちが家康たちの元に来た。

 

公孫瓚「あの乱戦だったし、最後は曹操の乱入もあったしな。

けど、あの眼帯の男やさっきの強面の男、ほんと強かったな――家康たち並みに強いって感じだな」

趙雲「やれやれ。世界はまだまだ広いですな、家康殿らと同じ強さの御仁らと手合わせ願いたいものだな」

愛紗「....骨が折れるぞ」

皇甫嵩「ともあれ、公孫瓚さん、劉備さん、そして家康さん今回は本当にありがとう」

 

皇甫嵩は今回の争乱終結に導いてくれた家康たちに感謝の言葉を送る。

 

桃香「私たちも皇甫嵩さんや董卓さんに助けてもらいましたし、風鈴先生や皆さんのお役に立てたなら、何よりです」

 

桃香は笑みを浮かべて首を左右に振り、謙虚に返答する。

 

桃香「何よりも、最後の戦いで大きな犠牲が出なかったのは、諸葛亮さんと鳳統さん、そしてご主人様や元親さん、忠勝さんのお陰です」

諸葛亮「いえ.....曹操さんの軍を見て、世の中にはまだまだ上がいると.....思い知りました」

 

諸葛亮は自分の才が全て通用したとは思っていないとそう言う。鳳統も彼女に同意するように首を何度も縦に振る。

その二人に桃香は彼女たちの軍師としての才能に、高い評価を抱いている。それは家康も同じようで、桃香からの視線に気づき彼は笑みで頷く。

 

桃香「私たちには諸葛亮さんと鳳統さんの力が必要なんだ。だから....ね、ご主人様」

家康「ああ」

 

諸葛亮「それって...」

桃香「これからは、二人には桃香って呼んでほしいな」

 

諸葛亮「はわわ!!」

鳳統「やったね、朱里ちゃん!」

 

二人は桃香と家康からの求めに対して思い寄らなかったらしく、余りのことに驚きそして喜びへと変わる。

 

諸葛亮「うん!雛里ちゃん!――私のことは、朱里って呼んでください」

鳳統「わたしは雛里です。これからよろしくお願いします、桃香さま!」

 

喜び自ら真名を教え伝える二人。すると鈴々がとあることを口にする。

 

鈴々「だったら、お兄ちゃんのこともご主人様って呼ぶのだ?」

諸葛亮→朱里「はうっ!?」

鳳統→雛里「あ....そ、そうですね」

 

鈴々の言葉に朱里と雛里は顔を赤くして恥ずかしがりながらも、二人はモジモジとしながら家康に視線を向ける。

その二人の天才少女に家康は頬を搔きつつ苦笑いを浮かべる。

 

家康「ははは...あれは桃香が勝手に呼んでるだけだ。嫌だったら無理に呼ばなくていい」

 

鈴々からその話を聞いた瞬間から、二人とも真っ赤になったまま。しかし家康の隣にいる稟と愛紗は頷くように縦に振りながら話を挟む。

 

稟「いえ、家康様は今やそう呼ばれるに相応しい御方。当然です」

愛紗「稟の言う通りです。ご主人様は皆に親しまれる、呼び名はその証です」

家康「いやぁ...しかしだなぁ...」

 

何とも言えず苦笑いで複雑な心境の家康。ご主人様などと言われるのは正直慣れてはいない、日ノ本では政威大将軍という位を持ち、天下人なども言われて気恥ずかしさも抱いていた。

ご主人様と呼ばれるより、家康様と呼ばれる方がまだいいとすら思う。

 

朱里「それはその.....桃香さまたちも呼んでいらっしゃるわけですし、嫌っていうわけじゃないんですけど....」

雛里「でも、その.....。ご、ご主人....はぅぅ」

雛里「あの.....れ、練習してからで、いいですか?」

 

元親「ははは!じゃあ俺もご主人様って呼んだほうがいいか?家康(笑)」

家康「おいおい、勘弁してくれよ、元親」

 

元親が場を和ますつもりで家康に揶揄う。そのお陰か、皆笑いに包まれる。

二人ともご主人様と呼ぶのに躊躇いと恥ずかしさで、恐る恐る懸命に言おうとするがやはりモジモジとしてしまう。

愛紗ですら最初、家康にご主人様と呼ぶのに慣れるまで地味に時間が掛かっている。

家康は別段呼び名に関して本人に全て任せるつもりで、これ以上は口を挟むのはやめておこうと思う。

 

雷々「.....」

電々「.....」

 

そんな中....いつもなら率先して騒ぎに加わってくるはずの元気な二人は、じっと黙ったままだった。

気になった桃香は2人に問い掛ける。

 

桃香「....どうしたの?雷々ちゃん、電々ちゃん」

雷々「うん.....。あのね」

電々「えっとね....」

 

何処か言いにくいような態度の二人、すると漸く電々からそれが語られる。

 

電々「あのね?....電々たち、徐州に帰ろうかなーって」

桃香「.....そっか。じゃあ仕方ない、ね?ご主人様」

家康「そうだな」

 

突然の申し出に皆驚くが、桃香と家康は驚きはせずそれを微笑みながらに受け入れる。するとそんな突然の申し出をした二人は慌てて弁明する。

 

雷々「あっ。別に桃香ちゃんやご主人様たちが嫌いになったわけじゃないよ!」

桃香「ふふっ。わかってるよ、ね?ご主人様」

家康「ああ、二人がこれまで頑張ってくれたことは知ってるさ」

 

家康も桃香も薄々は察していたのだろう。返す言葉は優しくあったが、それほど多いわけではない。

更に電々が徐州に帰る理由を話す。

 

電々「青州は幽州と徐州で半分こしてるのに、徐州の話って聞かないでしょ....?ここだって、徐州の方が近いのに」

雷々「だからね、雷々たち、幽州ででっかい事をする前に生まれ育った徐州の力になりたいなーって思ったの」

電々「それに、徐州が青州みたいになったら嫌だもん」

家康「....そうか」

忠勝「.....」

元親「おめぇら...」

 

二人の話に家康や忠勝、元親も同情する。確かにこの中原は今や荒れるに荒れ、人心も荒んでいる。

二人の故郷もこの青州や先の幽州と同じ状況となっていると思うと気が気でないのだ。

 

愛紗「...ふむ。寂しくなるな」

稟「そうですね」

公孫瓚「まぁ、青州を経由すればすぐだよ。徐州の陶謙殿とは、それなりに繋がりもあるしな」

電々「そうそう。だから、徐州が元気になったら....また平原に帰ってくるね」

雷々「その時は、またでっかい事、頑張るから!.....いい?桃香ちゃん」」

桃香「勿論。雷々ちゃんと電々ちゃんには、今まで沢山お世話になったし、二人が決めたことなら、私も応援するよ」

 

雷々のお願いにも似た問いに桃香は笑みのまま、二人のこれからの背中を推すように後押しする。

 

桃香「二人の力で、徐州を元気にしてね?」」

 

電々と雷々「「うん!ありがとう、桃香ちゃん!ご主人様も頑張って!」

 

家康「ああ。ワシも応援しているぞ!そしてまた二人との絆が再び相まみえることを願っている!」

 

電々と雷々「「うん!」」

 

 

そして次の日。家康たちは南に向かう雷々と電々を見送って、改めて西....平原や洛陽への帰路につくのであった。

 

 

 

正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった

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