真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。
それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end
イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴
家康たちの前に現れた風魔小太郎、その姿に家康、元親は驚いた。
元親「あいつは北条の忍び...風魔小太郎じゃねぇか」
家康「まさかお主まで居るとは...」
小太郎「.....」
2人の言葉に対し、小太郎は一切のリアクションをすることはなかった。それどころか彼自身、一切一言も喋る気配すらない。
ただ無言に腕を組んで微動だにせず立っているのみである。
その小太郎を見て、桃香と愛紗が彼が何者なのかと、知っていると思われる家康に問い掛ける。
桃香「あ、あの...ご主人様。あの人、誰なの?」
愛紗「お知り合い、なのですか?」
家康「あの者は、風魔小太郎。ワシらが住む日ノ本では伝説の忍びと言われている強者だ」
忍びと言われて桃香たちは、何のことかと不思議がる。なので元親から「こっちで言えば間者、刺客みたいなもんだ」と教えられると、桃香は「え!?刺客!?」っと驚き、愛紗は思わず小太郎に偃月刀を向けて、鋭く睨む。
愛紗「刺客!!どこの者だ!!桃香さまか!!それともご主人様が狙いか!!答えろ!!」
小太郎「......」
だが対する小太郎は一切動じることなどなく、ただ自身に刃を向ける愛紗を顔を向けるだけである。
その全く相手にしない小太郎の態度に、愛紗は憤る。
愛紗「貴様ぁ!!」
桃香「あ、愛紗ちゃん!!だ、ダメ!!」
家康「よせ!!愛紗!!」
桃香と家康の制止は間に合わず、愛紗の偃月刀の刃が小太郎に振り下ろされる――っが、彼女の斬撃は当たる直前に小太郎が姿が一瞬で消え、彼が消えた場所には羽だけが舞い落ちる。
突如消えたことに動揺し、周囲を見渡し「どこだ!!何処にいる!!」っと愛紗は怒号を上げる。
だがすぐに彼女の首筋に冷たく硬いモノの感触がした。
愛紗「っ!?」
小太郎「.....」
公孫瓚「か、関羽の後ろからいきなり!?」
愛紗の背後より小太郎が対刀“零”の刃先を少し程度に充てる。桃香たちは何が何のか分からず、どうなっているのかも理解できないが、家康が小太郎の肩に軽く叩く。
家康「風魔――こちらの身内が無礼をした、すまない。だから矛を納めてくれないか?」
小太郎「.....」
家康からお願いされ、小太郎は素直に対刀を背中の鞘に納める。その謝罪を述べる家康に愛紗が食ってかかる。
愛紗「ご主人様!!なぜ謝るのですか!?その者は刺客なのですよ!!」
小太郎が刺客、または間者と聞かされれば黙っていることなど出来ないのが、長年桃香を守り共にしてきた愛紗である。
しかし家康に同調するように元親も待ったをかける。
元親「悪いがな、お前じゃあ風魔に勝てねぇぞ。それにこいつは恐らく味方っぽいしな――そうだろ?孫乾さんよ」
っと元親が問いかけると、桃香たちは「え!?」驚愕しながらも孫乾に振り向くと孫乾は笑みを浮かべながら、小太郎の傍まで近寄る。
孫乾「はい。小太郎さまは、現在我が主陶謙様の下に身を置いております」
家康「そうだったのか」
忠勝「....!」
孫乾「ええ。ですので、小太郎さまは敵ではありません」
その言葉を口にする瞬間、孫乾の眼が鋭くそして冷たく彼に敵意を向けた愛紗を睨む。
まるで彼に敵対する者は絶対に許さないとばかりに。
愛紗はバツが悪そうにして眼を伏せてしまい、桃香が彼女の肩に手を乗せながら心配
そうに見つめる。
そして居心地が悪そうに顔を俯かせる愛紗ではあるが、彼女は渋々と小太郎に謝罪を述べる。
愛紗「す、すまなかった」
孫乾「分かってくださればいいのです」
小太郎「....」
一方の小太郎はやはり喋らない。この空気を変えるため、公孫瓚が人払いをお願いする。
公孫瓚「すまないが、桃香。ちょっと人払いできるか?大事な話をしたいんだ」
桃香「え....あ、うん。だったら、わたしのお部屋でいい?わたしも、話したい事があって.....」
桃香の部屋に通されたのは、家康、元親、稟、朱里、公孫瓚、そして雷々だけだった。
家康「ん?電々は?孫乾殿は?」
元親「風魔もいねぇな」
公孫瓚「ああ.....ちょっとな。少し遅れてくる」
人払いという時点で面倒な話なのは家康たちは理解していたが、公孫瓚があそこまで言いにくそうにしてるのは珍しい。
しかし面倒事を話すのは何も公孫瓚だけではない。
桃香「それで、白蓮ちゃんのお話って?」
公孫瓚「それなんだけどな。私じゃなくて....」
すると扉が開き、入ってきたのは孫乾と電々、そして桃香と公孫瓚の恩師である盧植...風鈴であった。
風鈴「....桃香ちゃん」
桃香「先生!?」
孫乾たちに連れて来られた風鈴、彼女は神妙な顔をしている。
家康「公孫瓚、これは....」
家康が彼女に問い掛けると、風鈴が申し訳なさそうに謝罪してくる。
風鈴「.....ごめんなさい。でも、どうしても月ちゃんの気持ちが知りたくて.....白蓮ちゃんに無理を言って、ここまで同行させてもらったの」
公孫瓚「問題なのは分かっているよ。でも.....先生に平伏までされたら、嫌だなんて言えないだろ。董卓の件は、私もずっと疑問に思ってたしな」
彼女の話を聞いて「これはもしや...」と思った家康と桃香は、彼女に問いかけると公孫瓚は頷く。
公孫瓚「ああ。わたしたちは、連合には参加するが.....董卓討伐をするんじゃなく、助ける為に動く。少なくとも、断ずるのはその本心を確かめてからだ」
稟「それは、徐州の方も承知なのですか?」
此処に本来来てはならない風鈴を、孫乾や雷々たちと共に連れてきたということは、承知の上ではあるのであろう。
雷々「雷々たちも、董卓さんを助けたいもん」
電々「そうそう。徐州の賊の平定も、董卓さんがたくさん応援をだしてくれたんだよ」
孫乾「はい。仲頴殿は徐州にとっても大恩ある御方です。
この件も踏まえた上で、全ての判断は公孫瓚さまにお預けしております」
っと孫乾も董卓は恩人であり、助けたいと思っているようだ。公孫瓚も事が事ではあるが、反董卓連合の諸侯らを皆出し抜こうと考えている。
一歩間違えれば、連合全体を敵に回す羽目になる。
公孫瓚「徐州の連中は、聞いてなかったで通す建前にはなってるけど、桃香はそれも難しいだろうからな」
家康「....そうか」
それはそうだ。桃香と公孫瓚、そして風鈴の三人の関係を少しでも調べれば、2人の企みに桃香が無関係だなんて思わないだろう。
朱里「だから、返答は軍を平原にいれてからで良いと?」
公孫瓚「どこに間者がいるかもわかんないし、事前に妙な動きを察知されるわけにはいかないしな。
出立は明日の朝になるから、それまでに答えてくれればいい」
桃香「.....」
公孫瓚「で、桃香の話は何なんだ?出来うる限りの無茶は聞かせてもらうつもりだ」
公孫瓚の話を聞いた後、桃香は笑みを浮かべる。
桃香「ううん、もう必要ないよ」
公孫瓚「?」
桃香「わたしたちも、同じことを白蓮ちゃんにお願いしたかったんだ。
みんなに迷惑をかけるのはわかってるけど……わたしたちも、董卓さんがどうしてこんな事をしたのか知りたかったの」
桃香も自分たちと同じ考えだと知り、驚きはせず公孫瓚は静かに笑みを浮かべただ「そうか、助かる。桃香」っと口ずさむ。
風鈴「ありがとう、桃香ちゃん」
その結果、幽州と徐州、それと実質勢力下の青州の連合軍は、同じ計画を抱えた同盟となって、平原を出発する。
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家康「そろそろだな」
家康たちは順調に街道を進んで司隷に入り、反董卓連合の集合場所まであとわずかの所まで迫っていた。
その道中、桃香は孫乾に問い掛ける。
桃香「あの、孫乾さん」
孫乾「はい、何でしょうか」
桃香「あの....風魔さんは?」
桃香はずっと行軍中である軍勢の中に、風魔小太郎が居ないことに気になった。これに孫乾は「嗚呼、小太郎さまでしたら」っと言った直後、彼女の隣に小太郎が風のように出現する。
公孫瓚「いやほんと、心臓に悪いな」
雷々「ビューン!ってくるよね!」
電々「うんうん、初めて会った時なんかも驚いたもん」
肝っ玉が冷えたと溜息を吐く公孫瓚とは違い、電々と雷々は小太郎に対して「凄い!」だとか、「カッコイイ」とか彼に称賛するかのように、はしゃいで騒ぐ。
その彼に愛紗は未だ警戒するように睨んでいる。そんな彼女に家康が苦笑いで諭す。
家康「ははは...愛紗。風魔は、忍びという立場上仕方ないんだ....分かってやってくれ」
愛紗「しかし...」
しかし義に厚い彼女からすると、忍びが刺客と同然の存在だと聞かせては怪しんでしまうのは仕方ないのであろう。
元親「けどよぉ家康。あの風魔が居るなんざ、こりゃあ心強いな」
稟「それほどなのですか?」
家康「ああ。忍びというのは暗殺だけじゃない、間者や密偵なのも長けている」
朱里「つまり...諜報には誰よりもずば抜けているのですね?」
雛里「であれば、それは私たちにとっても利になりますね」
彼らが小太郎に対し、批判的ではないのに愛紗は一人拗ねるように顔を俯かせてしまう。その彼女に桃香が言う。
桃香「愛紗ちゃん。風魔さんは孫乾さんに信頼されてんだよ、だからきっと信じられるよ」
愛紗「はい....」
神妙な顔で返事する愛紗。その間に彼らは連合軍の集結場所にたどり着いたのだった....。
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袁紹「まぁまぁ、ようこそおいでくださいましたわ」
公孫瓚「....」
桃香「.....」
愛紗「.....」
連合軍の使いと名乗って現れたやたらゴージャスな人物を前に、誰もが言葉を失っていた。
使いというより、本人登場である。
袁紹「わたくしがこの連合軍の主催を務めさせていただきます、袁本初と申します。
こちらが、わが軍の筆頭を務める文醜と顔良」
顔良「よろしくお願いします」
文醜「よろしくな!」
笑みを浮かべ家康たちをグイグイと迫るように歓迎する袁紹ら。これにタジタジとなるが、袁紹から主要な人物で集まって全体の顔合わせするらしいのでその案内をしてもらうことに。
顔合わせには家康と公孫瓚、稟と朱里、桃香と雷々の四人で行くことになり、他の者たちは陣地の構築に向かってもらうことになった。
無数の陣地や天幕が並ぶ荒野の中央――周囲の天幕の何倍もある巨大な天幕は、その偉容だけで十分なランドマークになっていた。
桃香「凄い...これが連合」
集まりに集まった諸侯の顔ぶれに桃香は驚嘆の声を漏らす。中に詰めていた将たちは、百人を超えていた。
彼女ら、彼ら一人一人が、桃香や公孫瓚と同じように袁紹の呼びかけに応え、軍を率いてここに集まってきたということだ。
そこで家康は曹操と一緒に来ている伊達政宗の姿を目にする。
家康「(独眼竜....やはり来たか)」
政宗「(やっぱ来たな、家康。だが他に....フッ、やっぱな)」
政宗は不敵な笑みを浮かべて、家康が立っている場所とは違う方向へ眼を向けている。家康もそれに釣られてそこへ眼を向けると―――
家康「(あ、あれは!?)」
そこには2人の男が立っていた、一人は鍛えられた筋肉やチャンピオンベルトのように巻いた六文銭、身長185cm以上あろう大柄な体躯。
連獅子をイメージしたツインテールのような白髪をしたクールな雰囲気を持つ男...真田家長男であり、「信濃の獅子」の異名で呼ばれ、家康と共に天下取りに貢献した戦人・真田信之。
そしてもう一人は、長い赤鉢巻を頭に巻き、真田家の家紋である六文銭を首に下げており、下半身は具足、上半身はライダースジャケット風の装束を纏った彼...信之の弟、伊達政宗の好敵手でもあり、日ノ本一の兵と呼ばれし武将・真田幸村。
家康「(信之....それに真田!お主たちも此処に居るとは!!)」
戦国において圧倒的な力を誇る英傑たちが今、この反董卓連合の場にて集う。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
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はい
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いいえ