真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。
それと当作品のバサラ武将たちはかなり無双してしまいますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
イメージOP『Thunderclap』戦国BASARA Judge end
イメージED『黄昏』戦国BASARA3宴
呂布「.....死ね」
吹き飛ばされ体勢が崩れた孫堅の隙を、呂布は見逃すことはしなかった。彼女は素早く孫堅の懐に入り込み、反応できる時すら与えることなく一撃を加えようとしていた。
このままでは孫堅は間違いなく斬られ死ぬ....っが、その時だった。
呂布「っ!!」
二人が立っている場だけ暗くなる。何事かと思いきや、呂布が勢いよく孫堅から距離を離した。
それと同じくして上から家康と忠勝が地上に降りてきた。
孫堅「....おめぇらは、徳川と本多」
家康「大事ないか!孫堅殿!」
忠勝「!!!」
呂布「.....」
家康が孫堅の無事を確かめる中、忠勝は呂布と対峙するのであった。
家康と忠勝の出現の直後に、信玄たちや孫策らが駆けつける。
孫権「母様!」
孫策「母様!無事!」
孫堅「見りゃ分かるだろ、生きてるに決まってるだろうが……」
二人の娘が母孫堅の傍に駆け寄り、その無事の姿に安堵の溜め息を吐く。
黄蓋たち家臣らも同様の気持ちを抱き安堵する。
信玄らも同じくであったが、それと同時に目の前で本多忠勝が、呂布と対峙しているのに目が行く。
信玄「本多忠勝が、呂布と対峙しておる」
昌幸「これは見物ですな、お館様」
信玄「うむ」
幸村「兄上!」
信之「よく見ておけ、幸村」
幸村「は!」
信玄や幸村たちは目の前の出来事に食い入るように見つめる。
その中で、人間とは思える図体と鋼鉄の本多忠勝の姿を目撃した孫家家臣武将たちは、その余りの大きさの忠勝に驚嘆の声を漏らす。
黄蓋「な、なんじゃ!?あ、あの鋼鉄の巨人みたいな奴は…」
程普「で、でかいわね……」
太史慈「うっわぁ~!凄いねぇー!武器もおっきい!!」
韓当「何物なのだ、あやつは……」
甘寧「人間なのか?」
その彼女らに勝頼が静かに話し教える。
勝頼「……徳川殿の家臣、本多忠勝」
程普「本多…?」
太史慈「忠勝…?もしかして人間なの?あの鋼鉄のおっきいの」
勝頼「……そうだ。そしてこうも呼ばれている……戦国最強、と」
太史慈「戦国最強……(家康って斉で会った時もそうだけど、あんなとんでもないのが家臣ってどんだけなの?!)」
勝頼の言葉に彼女らはただ黙って忠勝の背を見つめる。
そんな外野らがそうしている最中、孫堅の一撃を喰らい気を失っていた華雄が目を覚ます。
華雄「....っ...うぅっ....っ!呂布!!」
彼女は真っ先に呂布の助太刀をしようと向かうが、それを家康が阻んだ。
華雄「貴様!!」
家康「忠勝!任せたぞ!」
忠勝「!!!」
家康は忠勝に命じつつ華雄と対峙する。
主である家康よりの命じに応えるように、けたたましく機械音を鳴らしつつ三池光世改槍の穂先を呂布に向ける。
呂布もまた忠勝に倣うかの如く、方天戟を対峙する彼に確と向け敵意を放つ。
そうして戦国最強と天下無双の決闘が始まる。
手始めに動いたのは忠勝であった、三池光世改槍を上段より力を乗せて叩き下ろす。
そのドリル状の穂先を回転させたまま、振り下ろす一撃は当たれば間違いなく即死である。
だが呂布は辛うじてそれを回避することが出来たが、さっきまで彼女が居た場所には巨大なクレーターが出来上がってた。
直撃していれば、いかに呂布であっても命は無かったであろう。
呂布は空かさず攻撃直後の為、硬直してるであろ忠勝の懐まで駆け寄り、反撃を行う。
呂布「……次、恋の番」
あれだけの図体、更にあれだけの武器だ……きっと真面に早く反応なんて出来ないはず。
ならば振り下ろした直後の真横から一撃喰らわせれば終わりだろうと呂布の方天戟が閃く。
だが………。
呂布「うそ………!」
忠勝「……!」
結果、呂布の一撃は忠勝に届くことはなかった。
常人では振るう所か、持ち上げる事すら不可能な機巧槍•三池光世改槍を軽々と振るい、余裕で攻撃を防いだのである。
信玄たちや、華雄と対峙している家康は当然かと笑みを浮かべており、逆に忠勝の凄さを知らぬ孫家の者たちや敵将の華雄は、呂布相手に単身で真っ向から攻防を見せる彼の強さに、驚きの余りに開いた口を閉じることが出来なかった。
そんな中、呂布は再度忠勝に強烈な一撃を振るう。しかし忠勝はそれをいなしてからの薙ぎ払い、次いで大上段からの振り下ろしで呂布を牽制。
それを何とかして躱すが、その最後の振り下ろしで起きた大きな土煙によって目の前の忠勝の姿が見えなくなった。
だが彼女は自身の直感にて不味いと感じ、すぐさま後ろに跳躍する。すると目の前の土煙から忠勝の槍のドリル状の穂先が突き抜け迫ってきた。
呂布「っ...!」
呂布は驚きつつも方天戟で翳しこれを防御、なんと忠勝の圧倒的な膂力を真っ向より受け止めた。
機功槍の牙突に耐えた呂布に対し、忠勝は突き出したまま槍の先端部を高速回転させてそのまま呂布を巻き込む。
呂布「くっ...!」
三池光世改槍の穂先による高速回転に呂布は方天戟で防御し身動きは出来ず、苦悶の表情を浮かべる。
華雄「あの呂布が、押されているだと?!」
家康と対峙している華雄は信じられぬと眼を大きく開いて焦点が定まっていない。
その時、愛紗の報告を受けて孫堅の救援に桃香たちが駆けつける。
桃香「ご主人様!」
愛紗「ご無事ですか!!」
家康「桃香!愛紗!」
愛紗が桃香たちの本隊を連れて来てくれたのは、軍の動ける速度からすればあっという間であった。
だが彼女らもまた目の前で起きている二人の最強のぶつかり合いに目がいってしまう。
愛紗「こ、これは...!」
香風「お兄ちゃん!」
彼女らの視界には忠勝と呂布が尚も戦っている。呂布が方天戟で忠勝の攻めを弾き、反撃を行う。
呂布「はぁ....!」
忠勝「!!!」
だが忠勝は薙ぎ払った後、槍を身構えてから強力な突進攻撃を繰り出して呂布を吹き飛ばす。
呂布「っ...!!!」
体勢を急いで整えた呂布は尚も忠勝に挑む、忠勝も体勢を整えて呂布を迎え撃つ。
二人は真っ向から互いの力をぶつけ合い、恐ろしい程の轟音と閃光、そして衝撃波が戦場を襲う。
戦国最強たる忠勝にこの世界の住人である呂布が互角に戦えてることに感嘆の声を信玄らは漏らす。
信玄「ほう...あの本多忠勝と互角とはのう」
昌幸「流石は呂布ですな、こりゃ我らの日ノ本でも確と武将ができるでしょうなぁ」
佐助「いやいや、すんごいねぇ~こりゃあ」
信之「呂布にも引けを取らない、流石は忠勝殿」
幸村「この幸村!本多殿に負けぬよう更に鍛錬をつみとうござる!!」
勝頼「....うむ」
忠勝と呂布、二人の武のぶつかり合いは凄まじさを増していくのだが、だが呂布が押されていってしまう。
呂布「......うぅっ!」
忠勝「!!!」
だがその時だった、一騎の馬が走り込み二人の間に割って入る。
張遼「せやあああああああああああああっ!!」
忠勝「!」
現れたのは張遼だった。彼女は忠勝に防がれるのは承知で攻撃を行い、呂布を救援したのだ。
張遼「恋!華雄!撤退すんで!!」
華雄「お……おう!」
呂布「……わかった」
張遼は自分が乗っている馬とは別に、もう二頭誰も乗っていない騎馬を連れており、二人に乗れと促す。
二人はそれぞれ騎馬に乗り込み、張遼は直ぐに汜水関に戻ろうとするが呂布は馬を動かさず、忠勝を見つめる。
呂布「……」
張遼「どないしたんや!恋!はよせい!」
呂布「……」
忠勝「……」
呂布はジッと忠勝を見つめた後ーー
呂布「……名前、教えて」
忠勝「……!」
呂布「……ただ、かつ…覚えた。恋の真名、恋って呼んで」
忠勝の名前を覚え、自らの真名を教える呂布の顔は、何処か嬉しそうだった。
そうして張遼や華雄の後を追うように、呂布は汜水関へと後退していくのであった。
その後ろ姿を忠勝はただジッと見つめるのみであった。
その彼の隣に家康がやってきた。
家康「呂布は強敵だったか?忠勝」
忠勝「……!」
家康「ハッハッ!そうか!それは良かったな!」
忠勝と呂布の一戦は終わり、家康たちの汜水関での最初の攻防は、こうして幕を閉じたのであった。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
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はい
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いいえ