真・恋姫†BASARA 革命 劉旗の大望を創世する東照 作:武者ジバニャン
恋姫主人公である北郷一刀はでません、出しません。
それと当作品のバサラ武将たちはかなりの無双を行うと思いますが、どうかご理解くださいますよう宜しくお願い致します。
オリジナルのBASARA武将が登場したり、オリジナルの恋姫キャラも出すことがあります。
恋姫キャラとBASARA武将とのカップリング描写などあります。
ご理解の程、宜しくお願いいたします。
前回。糜竺たち共に賊たちと戦い、彼女たちの大事な荷物を取り戻した徳川家康ら一向。
糜竺と糜芳ーー二人から真名を預かり、共に幽州の都である薊へと旅路を再開することに。
桃香「ふわぁ.....。凄い都....」
雷々と電々の二人を一向に加え、更に北へと向かうことしばらく。
家康たちは漸くたどり着いたのは、幽州の都として存在する薊である。
家康「うむ。本当良く出来た都だ、ワシらがいた街よりも活気がある」
最初の街やこの旅路の途中寄った他の街よりも、規模は正に文字通り『都』と言う表現そのものである。
雷々「はれ?ご主人様は大きな街って初めてなの?」
家康「ああ....この地に来てから、ここが一番大きな街だな」
外から来た家康からしてみると、古代中国の都に居るというのが異例。
だが賑わいなどを見ると家康個人からしてみると、何処か居心地が良くとすら感じ得る。
家康「まるで...三河に居るように思えるな」
愛紗「みかわ...?」
電々「それが天の世界?ご主人様の?」
彼が発した故郷の名に二人は反応して問いかけてきた。
家康「あー。三河というのはワシが生まれた故郷で、代々守ってきた土地なんだ」
桃香「そうなんだ!(やっぱりご主人様って、凄い人なんだ...)」
戯士才「.....」
桃香は興味深く聞きながら家康は普通の者ではないと感じ、戯士才もまたそんな家康の話を一言一句聞き逃さずにいる。
電々「でもこっちの都って、もっと大きいよね?」
雷々「うん。もっともっと、もーっとおっきいよ」
やはり此処以上の都の存在を知っているのか、二人は自慢気に胸を前に突きだして見せる。
商いを生業をしていた豪族出身なだけに都の往来経験は、多々あると見るべきと家康は納得する。
家康「二人とも、やはり此処よりも栄えた都にも行ったことがあるのだな」
雷々「うん!行った事あるよ、都!」
家康「都、か....」
雷々たちが言う都というのは、家康で言う天下の中枢である江戸と京の都と言った場所を指しているに違いない。
彼女たちの反応からすると、幽州の都は地方自治の大きな街...程度の規模と見ているのやも知れない。
桃香「うぅ。わたし、幽州の北から出たことなかったもんなぁ...」
愛紗「戯士才も色んな所を旅をしてると言っておりましたし...」
戯士才「はい」
警護の兵を連れて一足先に城に戻った馬岱も、北西の地から来たと家康たちは聞いている。
桃香「そ....そうだ!愛紗ちゃんと鈴々ちゃんは...!!」
愛紗「そ、それが、その....」
あまり外の世界に出たことのない桃香は、自分よりも各地を回っていた愛紗に期待を込めた視線を向けるが、当人は露骨に視線を反らしてみせる。
その代わり、鈴々が呆気なく正直に話した。
鈴々「都はないけど、もっと大きな街に行ったことあるのだ。薊もお姉ちゃんに会う前に来たよ」
桃香「あぅぅ....わたしとご主人様だけかぁ。あ、でもご主人様は...」
先ほど家康から聞いた三河の話を思い出すと、田舎者は恐らく自分だけと感じる。
そんな彼女に家康は苦笑する。
家康「は、ははっ...ワシとてこのような都来たの初めてだから、桃香と同じさ」
桃香「うん....ん?」
小さく呟いたきり、その先をぼうっと眺めたまま。
愛紗「.....桃香さま?どうかされましたか?」
桃香「ううん、あれ」
桃香の視線の先に居たのは、大通りを城へと向かう騎馬兵の一団だった。
揃って天を指す槍は光をキラキラと弾き、青空にひるがえる大きな軍旗がそれに続いている。
人も馬も揃いの装備で大通りを進むそれは、家康から見ても練度が高いと伝わってくるほど。
家康「(雄壮、だな...)」
まさにその言葉をそのまま形にするとこうなると思わせる行軍に、通りのあちこちから拍手や感嘆が自然と沸き起こる。
愛紗「これは....凄いですね」
鈴々「カッコいいのだ....」
戯士才「あれは...馬孟起殿の西涼兵ですね。
彼女も私たちと同じ、伯挂殿の客人ですよ」
桃香「そ....そう、なんだ」
行軍の後ろ姿が見えなくなるまで、西涼の騎馬隊をぼんやり見送ってた桃香だが....。
ふと彼の腕をそっと掴みながら、何やら様子が変化を見せる。
家康「どうした?桃香」
桃香「ね、ねぇ....ご主人様。わたしたち、この格好で行っても大丈夫かなぁ...?」
洗濯はそれなりにしてるから小綺麗だとは思うが...桃香たちの服はあちこちすり切れている、継ぎや補修の跡も少なくはない。
対して家康の元々戦の為にある格好なので、小綺麗などは気をつけてはいるが...彼女たちみたくそこまでとはなかった。
しかし彼女たちからすると、先ほどの孟起と呼ばれし武将の風格漂う行軍を見せられた後では、お世辞にも立派とは言えないのだろう。
男である家康はまだしも、桃香たちは女子なのだから。
電々「だったら、先に服屋さんに行く?お金なら電々たちのがあるでしょ?」
桃香「うーん....でも電々ちゃんたちのお金は、これからのための大事なお金だし...」
電々「でもでも、商談も顔合わせも、第一印象ってとっても大事だよ!」
桃香「そ、そうなのかなぁ...」
電々「だからほら、まずは服をちゃんとしよ!電々たちのお金なんだから、使い方は電々が決めていいよね!けってーい!」
確かに最も且つ正論でもある。元々電々たちの資金なのだから、本来の持ち主である電々がその決定力を持つのは何ら問題はない。
それにこれから幽州州牧に目通りするのなら、見映えなどの第一印象欠かしてはそれこそ不味い。
電々「戯士才さん、この辺りの服屋さんってどこにあるの?出来るだけかわいい服のあるお店がいいなー!」
戯士才「....可愛いかどうかはわかりかねますが、向こうに服飾店街はありますね」
電々「ありがと!じゃあ、とつげきーっ!」
桃香「え、あ、ひゃあっ!」
電々は元気よく桃香の手を取って走りだしてしまうのだった。
電々「雷々も早く来てねー!」
雷々「はいはい。しょうがないなー、電々は」
姉妹である電々に呆れる雷々ではあるが、彼女は鈴々と愛紗に笑みを浮かべて....。
雷々「じゃ、鈴々ちゃんと愛紗ちゃんもね!」
連れさられた桃香を呆然と見送っていた愛紗と鈴々の手を取って掴んでみせる。
愛紗「わ、私もかっ!?」
鈴々「鈴々も今の服でいいのだー!」
雷々「雷々は別にいいけど、電々が許さないよ。
ほら、いくよー!」
雷々も、このような時の電々がどういう時かとよく知っているのだろう。
愛紗や鈴々の手を取ると、やはり元気よく走りだしたのだった。
家康「....いってしまった」
戯士才「やれやれ.....伯珪殿との面会の刻限に、間に合えばいいのですが」
結局置き去りにされたのは家康と戯士才。家康は苦笑交じりに戯士才に言葉を投げると、戯士才は勝手気ままに行動する桃香たちに呆れてしまい溜息を隠さないのであった。
戯士才「難儀しますね?家康殿」
家康「ハハハッ、そうだな。女子とこのように旅をするというのは初めてだから、新鮮だ」
確かに今まで日ノ本統一の為に懸命に奔走する毎日...日ノ本各地での諸侯との覇権を賭けた戦い...艱難辛苦ばかりの道のり...血涙血反吐を耐えて耐えて戦い抜いた結果、ようやく安寧した日ノ本にすることが出来た。
その道程の半ばにて、彼自身が述べていたように桃香や愛紗みたいな少女たちとこんな旅をするなどと言う経験はないし、新鮮そのものである。
だが彼自身がこの世界に居ることも尚も不思議と思う、それに気掛かりなのは自身が居ない日ノ本はどうなっているかという気持ちもある。
家康「(しかし、もしかしたら慶次や軍神殿、それに独眼竜が居れば...きっと大丈夫、だろう)」
戯士才「....」
だが絆で紡いだ諸侯がきっと家康不在の半ば、何かしらの行動をしてくれていると信じてもいる。
そう信じながら天を仰ぎ見る家康...そんな彼の横顔を戯士才はただ見つめているのだった。
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公孫瓚「あはは、そりゃ大変だったな!」
桃香「笑い事じゃないよぅ。もう.....」
電々たちに振り回されて大変だったと愚直漏らす桃香。衣装はああでもないこうでもないと大騒ぎする電々を何とか宥め...結局は元の格好を新品にするということで落ち着いたのだが、その間家康はずっと女子たちの衣装騒ぎのせいで放置されていたのは言うまでもなく。
その彼女に労うように笑みを浮かべて口にする相手、赤いポニーテールの美少女...公孫瓚、字は伯珪。
幽州州牧を務める役目をもっている彼女と桃香は、同門の塾にて勉学を励んだ友人であった。
桃香「でも....久しぶりだね、白蓮ちゃん」
公孫瓚「ああ。風鈴先生の所を出て以来か...?
....っと、積もる話はあとだな」
そう彼女は姿勢を正してみせると....
公孫瓚「....改めて、公孫伯珪だ。この幽州の州牧をしている」
州牧としての威厳を見せる彼女はしっかりとした自己紹介をして見せる。
公孫瓚「平原の件、州牧として礼を言わせてもらう。
こんな田舎じゃ大したもてなしも出来ないが、客人として歓待させるから、ゆっくりしていってくれ」
家康たちに暖かく迎えてくれる彼女。今回彼らを連れてきた戯士才にも労う。
公孫瓚「戯士才も案内ご苦労だったな、助かったよ」
戯士才「構いません。私としては得難い経験と“貴重な出会い”が出来ました」
公孫瓚「あとは....報告はだいたい馬岱から聞いたけど、彼女たちが桃香の妹分と、そして天の使いって人か」
桃香「うん。関羽ちゃんと、張飛ちゃん。
それから、ここに来る途中で一緒に来てくれることになった、麋竺ちゃんと糜芳ちゃんだよ」
そして微笑む彼女は自分の隣に立っている家康も紹介して見せる。
桃香「それと....こちらが、ご主人様」
家康「お初にお目にかかる。某、徳川家康と申す、今は縁あって桃香たちと旅をしている」
公孫瓚「そんなに堅くならなくていいって。
桃香の旦那なら、私の弟...?いや、家康殿私よりも年上っぽいから、この場合兄みたいになるのかな?
まぁ!私のことは気軽に呼び捨てにしてくれ」
桃香「ふぇっ!?白蓮ちゃん!!」
公孫瓚「なんだ、ご主人様って呼んでるからそうかと思ったけど、違うのか?」
家康「ん?」
公孫瓚はどうやら桃香と家康の関係に対してあらぬ方向で誤解している模様。
突然のことばに桃香は頬を赤くしてしまい、余りの気恥ずかしさにもじもじしてしまって動揺を晒してしまう。
桃香「あぅぅ。そういうのじゃなくって....ご主人様は、わたしたちを導いてくれる大事な人だから、ご主人様って呼んでるんだよぅ....」
公孫瓚「あ、そうなのか...?」
桃香「旦那さまだんて、そんな....あぅぅ....」
家康「桃香?どうした?」
桃香「な!!何でもないよ!!///うん!!///」
っが、当の家康自身は何ともないとした風で桃香の様子が気になって声をかける。家康に突如声をかけられぎょっとなり驚きながらも何とか平静を取り戻そうとしている、が...内心では家康に対して、激しく思い揺らいでそうではある。
公孫瓚「なるほどなぁ。ま、挨拶も終わったし、こんな所で話すのもなんだな。
食事も用意させてるから、後の話は食べながらにするか」
鈴々「ごはん!!」
食事と聞いていの一番に反応するのは当然であろう鈴々。やはり遊ぶ食べるは子供にとって何よりの楽しみなのだろう、そんな鈴々に「やれやれ」と愛紗は呆れているのは当然。
愛紗「......鈴々。そういう所だけ反応するんじゃない」
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公孫瓚を先頭に州牧である彼女が使う屋敷の案内を受ける家康たち。
公孫瓚「何か入り用な物があったら遠慮なく言ってくれ。
今日は風呂の支度もしてあるから、自由に使ってくれよ」
桃香「ホント!?ありがとう、白蓮ちゃん!」
雷々「やったー!お風呂!」
電々「わぁい!電々、お風呂だいすき!」
この世界においてにも、風呂は存在している。
ただ日ノ本の時とは違い三国志時代...古代中国のこの時代に水や燃料も限られている。
そう中々にやたらと気軽に入れるようなものではない。
この時代においての風呂とは正に客人に対しての歓待の証として申し分ない、それをわざわざ用意してくれた公孫瓚は、本当に桃香が来たことに嬉しいのだろう。
馬岱「あっ、劉備さん!」
公孫瓚に食堂まで案内してもらってると...廊下で声をかけてきたのは馬岱だった。
桃香「馬岱ちゃん。さっきは兵士さんたちのこと、ありが....」
そう言いかけた桃香が思わず言葉を途切れさせたのは、馬岱一人じゃなかったからである。そこには昼間家康たちが見た長いポニーテールの騎馬武者少女――馬孟起が立っていたからだ。
馬超「.....ん?」
桃香「あ....っ。さっきの....!」
公孫瓚「なんだ馬超。もう玄徳に会ってたのか?」
家康「(馬超....三国志でも有名なあの錦馬超か....)」
馬超の名を聞いて内心驚く家康。馬超と言えば、西涼の有力者馬騰の長男でその武者振りの見事さから「錦馬超」の異名を持つ。
更には史実にて馬超は関羽、張飛、黄忠、趙雲の四名と共に「五虎大将軍」と呼称されるほど後の蜀に無くてはならない勇将となっている。
馬超「いや....鶸?」
馬超は隣にいる彼女と似た髪型で胸が馬超に比べて控えめな少女...馬休に尋ねる。
馬休「いえ、私も覚えが...」
桃香「あ、そうじゃなくって、ですね。
お城に着いた時、騎馬隊を率いて戻ってくる所を見かけたので...」
馬超「そういうことか。伯珪殿、こちらは?」
桃香から理由を聞き納得したように微笑む馬超は公孫瓚に尋ねる。その彼女に馬岱が呆れるように口を開いた。
馬岱「もう。さっき話したでしょうー!
劉備さんと、天から来た家康さんだよ」
馬超「ああ、平原の!話は色々と聞いてるよ」
桃香「ふぇっ!?」
馬超から思わぬ言葉に驚きを隠せない桃香だが、家康はふとある事に気付く。
家康「....馬岱殿と馬超殿の姓が同じということは...」
馬岱「翠姉様は、たんぽぽの従姉妹だよ」
それを聞いて家康は納得する。馬岱は西涼から来たと告げており、言われてみれば二人の雰囲気や格好などほとんど似通っている。
しかし馬超の方が纏う気が強いと感じると家康は思う。
馬超「あたしは馬超。字は孟起だ。
我が母・馬騰の命で、天下を見て回る旅をしてる....さん付けなんて堅苦しくしないで、馬超でいい。殿も要らない」
彼女は爽やかに笑みを浮かべて呼吸するような自然さで劉備に握手を求める。
桃香「え、あ....はいっ!わたしは劉備...字は、玄徳って言います。
こちらこそ、よろしくおねがいひます!!」
公孫瓚「噛んだ」
愛紗「噛みましたね」
鈴々「嚙んだのだ」
馬超に握手を求められた桃香は緊張の余り嚙むという始末を見せる。そんな情けなくも一応弁明する桃香。
桃香「だ、だって....いきなりこんなすごい人に握手されたら、緊張しちゃうでしょ...!白蓮ちゃんまで...」
桃香からすれば、先ほどまで見劣りするしないで大分気にしていた相手であるからして仕方ないのであろう。
そのような相手からいきなり気軽に挨拶と握手をなどされれば、それは緊張するのも致し方ない。
馬超「あはは、そんな大したもんじゃないよ。で、こっちが...」
馬休「馬超の妹の馬休です。
このたびは、馬岱がご迷惑をおかけしました」
馬岱「ちょっとぉ!なんでいきなりたんぽぽの謝罪からなの!」
馬休が自分の謝罪の言葉を述べることに納得できず文句言うが...
馬休「だって、蒲公英だし。絶対迷惑かけてるでしょ」
馬岱「えー!そんなことないよー!」
桃香「あの...馬岱ちゃんには、たくさんお世話になりましたから」
桃香がそんな馬岱に擁護するべく馬休に告げると、馬岱は胸を張って自慢げな態度を見せる。
馬岱「ほら。劉備さんもこう言ってるでしょ」
馬休「はいはい」
公孫瓚「馬超。これからみんなで食事なんだが、お前たちもどうだ?」
馬超「さっき済ませたばかりだし、遠慮しとくよ。
それに、古い友が遠くから来てくれた時は、まずはそっちを優先するもんだ」
っと中々に律義なことを言う馬超。家康は内心彼女の真摯な姿勢に感心してしまう。
馬岱「だ、だったらたんぽぽだけ....」
馬休「ほら。蒲公英も邪魔しないの」
さり気なく食事に混ざろうとする馬岱に、馬休は首根っこを捕まえて連行する。
馬岱「あーれー。家康さん、たすけてー!」
馬超「今日の件の報告は、また明日にさせてもらうよ。それじゃな」
そして馬岱は馬超と馬休に引きずられるようにして、廊下の向こうへと消えてしまうのであった。
雷々「...ふぇぇ。なんだか、格好良かったねぇ」
電々「うん...。ああいうのを、男前って言うんだろうね、女の人だけど」
家康「だが、思ったよりも気さくな話しやすい御仁だったな、馬超殿は」
公孫瓚「ここからはるか西の、涼州の出身だからな。
あっちの生まれは、ああいう性格の連中が多いぞ」
公孫瓚がそう説明してくれる中、愛紗が尋ねる。
愛紗「すみません、公孫瓚殿。馬騰殿といえば....あの?」
すると公孫瓚は真顔で首を縦に振りながら肯定する。
公孫瓚「ああ、あの、だよ」
鈴々「あの....って、愛紗は知ってるのだ?」
愛紗「....お名前くらいはな」
戯士才「馬騰殿は、近隣の異民族にもその名は知れ渡る、西涼の大英雄ですからね」
家康「ほう...」
それ程の英傑の娘である馬超と馬休は正に一族のサラブレッドと称されても、何ら可笑しくはない。
公孫瓚「ま、その辺りの話も食堂でな。こっちだよ」
公孫瓚に連れられ一同は食堂向かい、そこで皆楽しく美味しい食事を堪能することが出来た。
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公孫瓚「なるほどな.....にわかには信じられない話だが、桃香が信じてるっていうなら、それでいいか」
翌日。家康は桃香や馬超たちが一緒に公孫瓚の部屋にて呼ばれ、ここまでの経緯を話を聞かせることとなった。
彼がこの世界の住人ではないこと、本来は日ノ本の人間でありこの世界に来た切っ掛けも話した。
家康がそれを語る姿一挙手一投足を公孫瓚は真剣に見つめている。
それでも家康は己が噓偽りを申していないことを口にする。
家康「ワシは此処に居る皆を騙すつもりはない。
それにワシ自身も自分の状況を分かっていない所の方が多い....だが、桃香や愛紗たちの夢には協力を惜しむつもりはないとワシは決めている」
桃香「ご主人様...」
愛紗「...///」
彼の姿勢に誰もが怪しいとは思っていなかった。桃香はそんな家康の姿に頬を赤くして見つめ、愛紗は彼女と同様に嬉々として聞いている。
鈴々や雷々、電々に至ってはニコニコして嬉しそうにしている。
馬超などは家康と会話など交わしては未だないが、それでも彼の真摯な姿に好感を抱いていた。
馬超「正直で真っ直ぐな人だな」
戯士才「ええ。それに家康殿は武将として高い資質を持っていますよ....何せ此処に来るまでの黄巾党をほとんど家康殿が倒していますから...」
馬超「それほんとか!?」
戯士才からの驚愕する馬超。その彼女に戯士才が嘘を言っているわけではないと馬岱が肯定する。
馬岱「ほんとだよ。家康さんすんごい強いんだから、黄巾党たちがまるで紙みたいにぶっ飛ばされたんだから」
馬超「とんでもないな...」
戯士才「....」
馬岱からも此処まで言わせる家康に心から驚きながら見る馬超。そんな彼女の横で戯士才は家康をジッと眼を反らすことなく彼の挙動一つ一つを見逃さんと、その全てを瞳で見つめるのであった。
戯士才「(益々、貴方から眼を反らすことなど出来ませんよ....家康殿)」
今回は此処まで。
正直、北郷一刀は出来れば出して欲しかった
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はい
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いいえ