怠惰の才能   作:まるぱな♪

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Vの沼にハマってしまった…気が付いたらYouTubeばっかり開いてる…スパチャはしてないけどね?

ってことで…12話行っちゃいましょ~~!


突然の試練

 

普段より早くに起きてしまった龍治は学校に行くついでに昼食を買って行こうとし玄関から出ると…

 

一龍「あっ」

 

花火大会の時と似たように一花とばったり出会ってしまった。

 

龍「…いっつもお眠長女にしては早起きだな」

 

一「そっちこそ授業中いっつも寝てるくせに」

 

龍「まあいいや…一緒に行くか?」

 

一「お、珍しいそっちが誘ってくるなんて…でもごめんちょっと行くとこあって」

 

龍「付き合うぞ?どこだ?」

 

一「それじゃあ来てもらおうかな」

 

龍治はどこに行くかも聞かないで一花と同行することにし…

 

龍「ちょっとコンビニ寄っていいか?」

 

一「いいけど…何買うの?」

 

龍「昼飯」

 

一「なら今日は購買じゃないんだ」

 

龍「人込みの中時間取られるはきつい」

 

一「最近は購買だよね?」

 

龍「…誰かさん達のせいで睡眠時間削られてるから朝だけでも長く寝たい」

 

一「…私たちの事?」

 

龍「さぁ?」

 

と龍治はコンビニの中に入っていくと…昼食と隣のコーヒーチェーン店のキャラメルフラペチーノを買ってくると

 

龍「ほい」

 

一「え?いいの?」

 

そのキャラメルフラペチーノ

 

龍「わざわざ学校の反対側に来てるんだ…どこかの勉強バカを待ってるんだと思ってな」

 

一「あ~バレた?」

 

龍「バレるわ。ここアイツの通学路だし」

 

龍治は自分の分で買っていたココアを飲んでいた。

 

一「わざわざここで買ったのにココアとは…龍治君意外と子供だね」

 

龍「…コーヒーは苦くて無理…せめてカフェ・ラテならいけるけどここのはコーヒーが強くて無理」

 

一「ならなんで私はこれなの?」

 

龍「一花になら似合うと思ったから」

 

一「ふ~ん…まあそういうことにしておくよ、ありがとう」

 

そんな会話をしていると…

 

龍「来たぞ…」

 

一「あ、おっは~」

 

風「ん?オッス」

 

一「冬服へのコメントなし?」

 

龍「…あれ今日から冬服だっけ」

 

風「この期間は自由だ…暑い日もあるし…で何の用だ」

 

一「用がないと来たらダメなの?」

 

風「お前は目立つから嫌なんだ」

 

龍「それはわかる」

 

一花はそんな2人に対して少しだけ頬を膨らませると

 

一「ふ~ん…あ、でね昨日改めてみんなに仕事のこと言ったんだ…みんなびっくりしてたな~」

 

昨日聞かされた人たちの反応は…

 

五『女優!?』

四『本当ですか!?』

二『ええ!?』

三『サイン頂戴』

 

と驚きと嬉しそうな表情をしていた

 

風「は?女優だと?」

 

一「あ、風太郎君には言ってなかったね」

 

龍「俺が言うより本人から聞いた方が良いだろ?」

 

一「でも…スッキリしたよ」

 

龍「…よかったな」

 

風「…勉強両立できるんだろうな?」

 

一「効率化の天才が君のサポート役にいるじゃん?」

 

風「そうだな…龍治、一花は任せていいか?」

 

龍「任せとけ…っても効率的にやるだけで応用とかは無理だぞ」

 

~~~~~

 

学校に着くと龍治、一花は風太郎と別れて自分の教室に行き…

 

龍「…寝る」

 

一「私も寝ようかな…」

 

と2人そろって机の上で眠り始めた…

それから数分経ちHRが始まると…

 

先生「あ~誰か中野と豊倉を起こしてくれないか?」

 

近くの女子生徒が一花を起こすと

 

一「あ、ありがとう…ふぁ~」

 

あくびをしながら起きて…

 

一「龍治君先生が起きろって」

 

龍「ん…珍しいですね…先生が起こす…あ、そっか…」

 

先生「豊倉を起こすってことはそういうこと…来週から中間試験が始まる…今回も各教科赤点は30点未満は赤点とします」

 

すると龍治の目つきが変わりそれを見た先生が…

 

先生「珍しいな豊倉…前期はこの話しても途中で寝ていたのに」

 

龍「あ~いえ…今回はちょっと事情がありまして…」

 

先生「?まあなんでもいいが普段も起きといてくれよ?」

 

先生は授業のために教室を後にして

 

龍「ふぅ~…さて…やりますか」

 

~~~~~

 

時間は過ぎて昼休みになり…

龍治はあらかじめ買っておいた昼食をすぐに食べ終えて教室を出て行った…すると購買に向かう四葉と出会い

 

四「豊倉さん!今から購買ですか?」

 

龍「いや…昼はもう食った…ちょっとパソコン室にな」

 

この高校にはパソコン室なる部屋が用意されており…現代では使えて当たり前とされているExcelやWordといったモノが勉強できるようになっている

 

四「なるほど…頑張ってくださいね!」

 

龍「ああ」

 

龍治はパソコン室に着くとUSBを接続して…

 

龍「さて…やっちゃいますか!」

 

とすぐにWordを開いて作業を開始した

 

~~~~~

 

そして放課後…図書室に集まっていた風太郎、一花、三玖、四葉は勉強会を開いていた…が風太郎の左頬に大きな紅葉が付いており

 

三「風太郎…赤くなってる」

 

風「二乃にビンタされた」

 

一「豪快にやられたね」

 

風「それよりも…龍治は?」

 

四「なんだか用事があるようで…でも下駄箱のところとは逆方向に」

 

風「あいつも裏切ったか…」

 

一「それは無いんじゃない?龍治君は最後まで手伝うみたいだし」

 

四「それよりも上杉さん!今日の私はどこが違うでしょうか!」

 

と風太郎の周りをうろうろしていて

 

風「お前らもうすぐ中間テストってことは聞いてるな」

 

四「無視!?」

 

風「いいか?」

 

四「ヒントは首から上で~す!」

 

途中で風太郎のセリフを遮るように四葉が話しているが…

 

風「いいか?このままじゃ全員赤点だ…試験は乗り越えられない」

 

四「じゃ~ん!正解はリボンの柄がいつもと違うでした!」

 

正解を言った四葉のリボン風太郎がを掴むと

 

四「いまはチェックが流行で」

 

風「よかったなお前のテストもチェックが流行みたいで」

 

四「わぁ~最先端~」

 

一「あははw」

 

風「一花笑っているが四葉はやる気があるだけましだ…お前は龍治に見てもらう予定だがあいつも自分のこともある…だから一週間徹底的に対策していくぞ!」

 

一「えぇ~」

 

風「当然だ!だから三玖も日本史以外も…ん?」

 

風太郎が三玖の勉強内容を見ていると…アルファベットが並んでいた

 

風「三玖が自ら苦手な勉強をしている!?」

 

三「少し頑張ろうと思っただけ…」

 

四「よ~し!みんな頑張ろ~!」

 

四葉が大声を上げると

 

?「図書室ではお静かに」

 

四「は、はい!って!」

 

一「龍治君じゃん用事は?」

 

龍「とりあえず一段落…この調子だと明日の朝までには完成する」

 

風「なにしてたんだ?」

 

龍「ん?パソコン室で中間試験の対策問題を全教科作成中」

 

一「それがあれば余裕なんじゃないかな!」

 

龍「ただし…お前らに渡すのは二日前だ」

 

三「でも対策ってどこが出るかわからない…」

 

龍「ある程度範囲は先生がプリントで配布してくれてるだろ?そこから絞ってある」

 

風「ホント器用だな」

 

~~~~~

 

そして帰る頃になり

 

風「…まずいな…放課後だけじゃ足りない…週末もどこまでできるか…」

 

龍「風太郎」

 

いきなり龍治が肩に手を置いて

 

龍「あまり焦るな…時間はまだある…それに足りないなら俺を頼れ…それと何かあったと器用に俺の携帯の番号とアドレス」

 

メモ用紙に書いてある電話番号とメールアドレスを渡して

 

風「…ああそうだな…頼らせてもらうよ」

 

一「2人とも何話してるの?」

 

龍「こいつが全員赤点回避するのに深く考えてるからな」

 

一「でもさ…赤点取っても退学になるわけじゃないし気楽に行こう?あ、赤点回避したらご褒美くれるとか」

 

四「なら私駅前のフルーツパフェが良いです!」

 

三「私は抹茶パフェ」

 

一「なんか食べたくなってきた」

 

三「今から誘って行こっか」

 

風「帰りたかったんじゃないのか…」

 

前を歩く3人は風太郎と龍治の方に振り返り

 

四「上杉さ~ん、豊倉さ~ん行きましょう~」

 

龍「あ、悪い俺は対策作るから無理」

 

~~~~~

 

風太郎は4人と離れて帰路についていた

 

五「って!待ちなさい!」

 

風「ん?」

 

五「あなたあの状況でよく帰りましたね」

 

風「龍治も帰ったじゃないか」

 

五「あの人は用事でしょ?」

 

龍「それの為に追いかけてきたのか?」

 

五「違います…あなたに連絡があると父が」

 

すると電話をかけ始める五月が携帯を風太郎に渡して

 

風「も、もしもし」

 

?『上杉君だね。娘たちが世話になっているね』

 

風「は、初めましてお父さん!」

 

中野父『君にお父さんと呼ぶ筋合いはないよ』

五「あなたにお父さんと呼ぶ筋合いはありません」

 

中野父『顔を見させられなくてすまないね。家庭教師はうまくいってるかい?』

 

風「今まさにしている最中です!あ~おいおい五月その答えは後で」

 

五「むっ…」

 

風「この調子なら問題ありません」

 

中野父『近々中間試験があると聞いてね君にノルマを与えようと思ってね』

 

すると電話に出ている風太郎は石のように固まり

 

中野父『次の中間試験…一人でも赤点が出るようなら…君を解雇するつもりだよ…それでは健闘を祈る』

 

電話を切られると風太郎は握っているスマフォを

 

風「クソっ!」

 

と言いながら投げようとしていて

 

五「ちょっと!?私のスマフォですけど!?」

 

風「悪い…ちょっと気がったって」

 

五「父に何か言われましたか?」

 

風「せ、世間話をしたまでだ」

 

そういう風太路のの額からは滝のような汗が出ており

 

五「それだけでその汗ですか?」

 

風「それより自分の心配をしたらどうだ?中間試験の対策はできているんだろうな?」

 

五「問題ありません!」

 

風「問題ないことないだろ…今日の小テストの点悪かっただろ」

 

五「見たんですか!?」

 

その言葉を聞くと風太郎は溜息を吐いて

 

風「ど、どうだ五月不安なところがあれば教えてやるぞ」

 

と聞くと五月は頬を膨らませて

 

五「わ、私が信用できないんですか?あなたには教えてもらわないと言ったはずです」

 

五月はそそくさと風太郎の元から離れて行き

 

風「一花や三玖を少しは見習えよ!」

 

風太郎が気が付いたときには五月に向かって叫んでいた

 

五「あなたは忘れてるかもしれませんが…私は最初にあなたを頼りました…それを拒否したのはあなたでしょ?いやいやされるならごめんです」

 

風「だったらお前ひとりで赤点回避できるのかよ!」

 

五「一人では無理ですが…私には頼れる人がいるので結構です!それに今回赤点でも次があります」

 

風「今回赤点なら次はない!」

 

五「え?」

 

風「これも仕事なんだ!わがまま言ってないで」

 

五「わがまま言ってるのはそっちでしょ?」

 

風「お前だって成績上げたいだろ?だったら黙って俺の言うことを聞いてろよ!」

 

その一言で五月は完全にキレてしまい

 

五「あなたの事少しは見直したんですが…勘違いだったようですね…お金のためですか?」

 

風「金のためじゃなきゃ誰がお前みたいな利かん坊の世話なんてするか!」

 

五「無理しなくて結構!私はあなたの金もうけの道具じゃありません!」

 

風「そうかよ!後悔しても知らねえからな!」

 

五「ええ!たとえ退学になってもあなたにだけは絶対に教わりません!」

 

風「お前にだけは絶対に教えねぇ!」

 

五月と喧嘩別れした後の風太郎は携帯をとり…

 

風「もしもし」

 

龍『なに?』

 

風「やらかした…」

 

龍『は?』

 

風「ノルマだ…五つ子全員赤点回避だそうだ…じゃなきゃクビ…」

 

龍『…了解…ただ…二乃には知られるな…何があっても』

 

風「…わかってる」

 

~~~~~

 

電話を切った後…龍治は…

 

龍「ったく…いきなりすごいこと言ってくるね"あの人"も…まあ…あの人らしいか…」

 

そういいながら龍治は作業を再開した…

 

龍「ただ…言ったことはホントにする人だからな…」

 

龍治はリビングから見える誰も使用していない部屋を見つめていた

 

龍「さて…"恩人"の娘達のために頑張りますか!」





はい…ながくなった…

ちなみに…わかるように龍治と中野父は知り合いです。
何故知り合いなのかは…後々出てきます。
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