怠惰の才能   作:まるぱな♪

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唐突な過去エピソード来ます。


少しの亀裂

 

次の日の昼休み…

龍治は珍しく起きて食堂に向かった

 

龍「おい上杉目の下のクマどうした…目つきが怖いのがさらに怖くなってるぞ」

 

風「…寝ずに歴史の勉強」

 

龍「珍しいな…そこまで追い込まれてるのは」

 

風「…三玖に負けてられるか」

 

龍「…なんで三玖が…まさかお前が三玖に負けたのか?」

 

風「…ああ」

 

その答えを聞くと龍治は口元を抑えて笑いをこらえていて

 

風「…言っておくが三玖はすごいぞ」

 

~~~~~

 

そして放課後になると…

 

龍「帰るか…」

 

龍治が帰ろうとしていると…敷地内で走っている三玖と風太郎の姿を見つけると…

 

龍「なにしてんのあいつ…」

 

一「なにみてるの龍治君」

 

龍「あれ…」

 

走ってる二人を指差すと

 

一「風太郎君も強引だね~龍治君はそこまでって感じだけど」

 

龍「俺は雇われてるわけじゃないからな…」

 

一「龍治君にも聞きたかったんだけど…恋したいとか思わない?」

 

龍「新手の告白か?でもまあ恋はいいかもな」

 

一「あ、龍治君は肯定なんだ」

 

龍「あれほどうまくいかないものはないからな…出来たら楽しいだろうな」

 

一「ならこれから見つけたら?ほら私たち五人の誰かからとかね」

 

龍「なら一花以外かな…」

 

一「なんで!?」

 

龍「…部屋みたから」

 

一「あ、あはは…でも…体はどうか…」

 

そのセリフを全て言わせまいと頭に軽くチョップをかました

 

龍「女子がそれ言うな…」

 

一「あはは…私たち自堕落コンビだもんね」

 

龍「…たしかにな…帰るか」

 

一「なら一緒に帰ろ?」

 

龍「たまにはいっか…」

 

こうして龍治と一花は2人で家に帰っていった

 

~~~~~

 

一方風太郎は…

校庭で大の字になって寝転がっていた

 

風「ま、まさか俺と体力で互角何て…」

 

三「わ、私…クラスでビリ…」

 

と2人で息が上がっていた

 

三「あ、暑い…」

 

すると三玖は恥じらいもなくタイツを脱ぎだした

 

風「お、おい!ほんと…あいつの羞恥心はどうなってるんだ…」

 

すると風太郎は自動販売機で抹茶ソーダを買っていた…するとベンチに座っている三玖の頬に当てて

 

三「ひゃ!」

 

風「わ、わるい!ほら抹茶ソーダだ。言っておくがもちろん鼻水は入ってない」

 

三「え?」

 

風「あれからまた歴史について勉強したからな」

 

三「…みんなにいったの?」

 

風「それなんだが姉妹にも隠しておく必要あるのか?」

 

そう風太郎が聞くと三玖は目元を隠して

 

三「姉妹だからだよ…姉妹の中だと私が一番落ちこぼれだから」

 

風「でも一番点数が高いからな」

 

三「優しいね…でも…私にできること…他の子も出来るよ…五つ子だから」

 

風「ん?五つ子だから他も出来る?」

 

三「そうだよ…だから諦めて…」

 

風「大丈夫だ全員そろって卒業させてやる!」

 

三「私たち五人で100点の姉妹なのに」

 

風「だからだよ三玖の言葉を聞いて分かった…三玖にできることは他の4人も出来るって」

 

三「そうだよ…」

 

風「なら…他の4人ができることも三玖はできるってことだ」

 

するとこの前のテスト結果を見せると

 

風「なにか見えないか?」

 

三「あ…みんな正解してるところ違う…」

 

風「だから全員100点を目指せる逸材ってことだ」

 

三「…五つ子を過信しすぎ」

 

~~~~~

 

それから時間が過ぎて中野宅では

 

二「三玖あいつと何話してたの」

 

三「別に…なんでもないよ」

 

二「最近あの2人来てからみんな変わったわね…五月も四葉も…あんたも」

 

三「変わってない…」

 

一「そういえば上から見えたんだけど三玖と風太郎君どうして走ってたの?」

 

すると三玖の顔が赤くなり…

 

三「な、なんでもないよ…」

 

と言って階段をそそくさと上がり部屋に入った

 

二「一花…あんたも最近様子おかしいわ」

 

一「そうかな?」

 

二「豊倉となにかあった?」

 

一「あはは…昔の人と重なっただけだよ…」

 

二「それって…昔私たちと遊んでくれた子?」

 

一「うん…」

 

~~~~~

 

時はさかのぼり五つ子がまだ小学生の頃…

 

四「みんなこっち~」

 

二「よつばはやい~」

 

五「ま、まって2人とも~」

 

一「ほらみくもいくよ」

 

三「うん」

 

と大人数で遊ぶのには狭い公園がありそこで五つ子は遊んでいた…そこに

 

?「みんなってしまいなの~?」

 

四「そうだよ!わたしたちみんなかぞくなの!」

 

?「ぼくもいっしょにあそんでいいかな?」

 

二「いいよみんなであそぼ!」

 

?「うん!」

 

一「きみなまえは?」

 

?「ぼくのなまえは……」

 

~~~~~

 

現在に戻ると…

 

二「でもあの日以来あの子来なかったじゃない」

 

一「そうなんだけどね…ただ…龍治君とその時のかれが重なって見えるの」

 

二「ありえないわ!もしあの時の彼が大人になってるならもっとしっかりしてるはずよ!」

 

一「あはは…否定できないな…」

 

~~~~~

 

そして次の日の図書室…

 

風「また四葉だけか」

 

四「あはは…ん?上杉さん私だけじゃないみたいですよ!」

 

すると三玖がやってきて

 

風「よ、よう三玖!」

 

すると歴史コーナーの貸し出し履歴を確認すると

 

三「ほんとにしてるなんて…」

 

風「え?」

 

三「あんなことしたんだから…責任取ってよね?」

 

そのタイミングで龍治が図書委員の手伝いとしてくると…

 

龍「…何をした上杉」

 

風「誤解だ!三玖の言い方が悪いんだ!」

 

龍「教師が生徒に手を出すのはどうかと思うが…」

 

風「だから違うって!」





…あれ?三玖が風太郎に取られちゃう…?
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