ようこそ才能至上主義の教室へ   作:ディメラ

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王様の誕生日‐後編‐

 

 

 

 

 

 

 

 

 10月20日の放課後。

 特別試験の告知がされた次の日だが、Cクラスでは平和な日常生活が送られている。

 普段通り部活に行く者や固定メンバーで遊ぶ者、発表されたペアで交流を深める者などと人それぞれ。

 そんな中1人、そわそわと落ち着かない様子を石崎は見せていた。

 強面で170中盤の身長がある石崎はその雰囲気に似合わない笑みを見せながら、彼の尊敬する人物であるカムクラの席へと近づく。

 その際、クラスを確認して本日の主役といえる龍園の存在を確認するが、本人は既に不在。

 教室でサプライズがバレるようなへまはないことを確認した石崎はカムクラの元へ赴く。

 現在、カムクラは石崎の友人である山田アルベルトと話している。

 近づくにつれて話し声が聞こえてくるが、2人は英語で会話を行っているため、石崎には話の内容が分からない。

 自分にはできないことを平然とやっているカムクラに尊敬の念が溢れるが、それより本題に入る必要があるため、今はその感情を押し殺した。

 

「カムクラさん、お疲れ様っす。龍園さんの放課後の予定は聞けましたか?」

 

 挨拶の後、龍園の今日の予定という本題に切り込む。

 今日は龍園の誕生日だ。

 前準備を石崎はしているが、当事者である龍園に予定があってはその準備も水の泡になるので、その確認をしていた。

 

「問題ありません。龍園くんは今日一日暇だとアルベルトが確認しています」

 

 カムクラの発言にアルベルトも頷き、石崎は土壇場で本人が来れないような大事に至らないことに安堵した。

 

「なら、後は盛大に祝うだけっすね! ケーキの方は大丈夫そうすっか?」

 

「昨日必要なものは買いましたからね。僕はさっさと帰って作成に移ります」

 

「さすが、カムクラさん!」

 

 昨日、カムクラをケヤキモールに呼び出してケーキ作成を頼んだ石崎はその時に材料を購入した。

 ちなみに、ケーキの材料だけでなく今日の夕飯の材料まで石崎持ちなのでそれなりのポイントを使用している。

 よって、石崎は11月に入るまで大節約生活が決定していた。

 

「飾り付けとかの準備は……」

 

「以前伊吹さんの誕生日を祝ったものがありますので、それを使えば良いでしょう」

 

 会場はカムクラの部屋。

 物が少なく、清潔に使用されているのでパーティをやるには持ってこいの部屋だ。

 

「……何? 今日龍園の誕生日なの?」

 

 帰宅準備をしていた伊吹が自分の名前を出されたことから会話に参加する。

 伊吹の席はカムクラの前なので話の内容は全て聞こえていたようだ。

 

「おう! 伊吹も参加するか? もちろん、プレゼントは必要だけどよ!」

 

「……時間による。もし帰ってすぐとかなら無理」

 

「なんか予定あるのか?」

 

「今日は椎名と図書館行く約束があるんだよ」

 

 伊吹の予定は椎名と遊ぶこと。

 昨日も伊吹は椎名に本を紹介されていたことをカムクラは思い出し、今日は実際に借りに行くのだろうと推測する。

 

「断らないのはあなたらしくないですね。てっきり、龍園くんの誕生日なので嫌悪を見せると思っていましたが」

 

「……まぁ、あいつは嫌いだけど私の誕生日を祝ってたからな。借りを作っている感じなのは嫌だから祝いかえそっかなって」

 

 実に伊吹らしい理由にカムクラは納得を見せる。

 

「なら椎名も連れて来いよ! 多い方が賑やかでいいしな!」

 

「誘ってはおくよ。でも椎名は騒がしいところは苦手だから来るかは分からない」

 

 物静かな性格な椎名なら、静寂を感じられる場所の方が好むのは当然だ。

 

「良いですね。私も行きたいです」

 

「おわっ!? 椎名、いつの間に!」

 

 この場にいるはずのない椎名の声を聴き、驚く石崎。

 いつの間にか会話に参加していたようでカムクラ以外の全員が石崎と同じような反応をしていた。

 

「プレゼントさえあれば参加していいんですよね?」

 

 驚きが晴れない石崎の代わりにアルベルトが頷きで答える。

 

「では、私たちは図書館に行った後、プレゼントを買ってからカムクラくんの家に参加する形でよろしいでしょうか?」

 

「ええ、それで構いません。準備が終わるのは18時くらいだと思うので、それくらいを目安にして来てください」

 

 その答えに椎名は幸福に包まれたような笑みを見せる。

 

「カムクラくんの料理がまた食べれるなんて嬉しいですね」

 

「ポイントさえ払えばいくらでも作りますよ」

 

「……金取るのかよ」

 

「当然です。僕の料理は無償で口にできるほど安い物ではありません。

 むしろ、札束を持たずに食べれるあなたたちがいかに幸運であるかを自覚してください」

 

 その発言に伊吹はドン引きするが、確かにカムクラの料理は食事にあまり興味のない伊吹でも夢中になるような一品ばかり。

 やや誇張しすぎに聞こえるが、幸運なのは間違いないと心の中では認めていた。

 実際、超高校級の料理人の才能を持つカムクラは超一流の料理技能を有している。

 環境や食材が完璧ではないこの状況でも世界有数の味を引き出せるだろう。

 

「Kamukura, Can you really make any kind of food? (カムクラ、あなたは本当に何でも作れるのか?)」

 

 この中でカムクラの料理にあまり世話になっていないアルベルトが英語で問いかける。

 アルベルトは自炊をしているため、外食で済ませたり、他人の料理を食べる機会は少ない。

 

「Of course. If you want, shall I make you anything to eat sometime? (当然です。あなたが望むなら、今度何か作りましょうか?)」

 

「Yes, please. I'd like to know the recipe if possible.(お願いしたい。可能ならレシピも教えてくれないか?)」

 

 カムクラはレシピを知りたいというアルベルトが頻繁に料理する人間であることを思い出し、「Fine」と答える。

 アルベルトは珍しく喜びを表情に映しながら「Thank you」と礼を言った。

 本来、超高校級の才能を持つ人間がその技能を妄りに教えるようなことはしない。

 総じて才能に関する点ではプライドの高い人間が多いからだ。

 性格に難がある“超高校級のシェフ”花村輝々ですら同業者にレシピを教えることは簡単にはしないだろう。

 しかし、カムクライズルにプライドは欠片も存在しない。

 ゆえに、才能の価値を誰よりも理解している人間にもかかわらず、何の見返りもなく知識を与えてしまう。

 

「僕は準備に取り掛かるのでお先に失礼します」

 

 会話を終えたカムクラは席から立ち上がる。

 それをきっかけに各々行動を開始する。

 石崎とアルベルトはカムクラの手伝いを、椎名と伊吹は本を借りた後プレゼント選びを。

 教室の扉を境にそれぞれの目的地へ解散した。

 

 

 

 ────────

 

 

 

 時刻は18時を回り、いよいよ龍園の誕生日を祝う下準備が完了する。

 一般家庭のような食卓はないために、机に料理を置いて床やらベッドなどのスペースに座る場所を作る。

 パーティというには小規模だが、学生寮の一部屋ではこれが精一杯。

 それでも石崎はやり切った達成感に満たされていた。

 

「おじゃまします」

 

 玄関から1人の女性の声が聞こえると、制服姿の椎名と伊吹が現れる。

 手にはプレゼントと思われる袋を持っているので、参加資格は満たしている。

 

「椎名のプレゼントが本なのは分かるが……、伊吹のってまさか……」

 

 本を包装したことが分かるプレゼントは実に椎名らしいチョイス。

 しかし、伊吹はやたら大きな袋を持っている。

 

「うん、これ。龍園にはこの蛇のキャラがお似合いでしょ」

 

 嘲笑う伊吹は用意したプレゼントを見せつける。

 袋越しに透けて見えるは全長50㎝ほどの龍のぬいぐるみ。

 鱗のような緑色の皮膚にクリーム色の腹は蛇を連想させるが、より特徴的なのは顔だ。

 鮫のような牙に明確に存在する二つの鼻穴、そこから横に離れた所に伸びる緑の髭、そして木のような角。

 それはドラゴンというか、ボールというか。

 

 

「〇龍じゃねえか!!」

 

 

 石崎は迫真の顔をして突っ込みを入れる。

 

「……いくらしたんだこれ?」

 

「300ポイント。ゲーセンで取った」

 

 石崎が払った材料費の10分の1にも満たない値段だが、プレゼントはプレゼント。

 怒りを抑えて会話を再開する。

 

「アルベルトのプレゼントは何なんだ?」

 

 アルベルトはやや派手な袋からプレゼントを見せる。

 それは数種類のプロテインだ。

 龍園が筋トレをする人間であることをアルベルトは知っており、彼の好みに合わせていくつか買ったようだ。

 

「そういうあんたは?」

 

「俺は……というか俺とカムクラさんはこのパーティそのものだ! 俺が費用を出してカムクラさんが料理を作った!」

 

 どや顔で告げる石崎に伊吹は呆れた様子だ。

 

「……物は言いようというか何というか」

 

「まぁまぁ。事実この場を用意したことそのものが石崎くんの功績ですし、間違いじゃないでしょう」

 

 伊吹と違い、椎名は石崎のプレゼントに肯定的だ。

 

「……It smells good」

 

 アルベルトはキッチンを見ながらそう言う。

 その言葉をきっかけに他の人間もだんだんと部屋に料理の良い香りが流れていることに気づく。

 

「石崎くん、そろそろ龍園くんを呼んでもいいですよ」

 

 キッチンからエプロン姿のカムクラが歩いてくる。

 料理が完成した、カムクラの発言を石崎はそう受け取った。

 すぐに携帯を取り出して龍園にコール。耳に当てながら電話に出ることを待った。

 

「ケーキの出来はどうですか?」

 

「あとは組み立てるだけです」

 

「……組み立てる? 盛り合わせをするってこと?」

 

 ぼんやりと返答の意味を考える椎名の代わりに伊吹が追及する。

 

「それもありますが、文字通り組み立てます」

 

「まさか、ウェディングケーキみたいな大きさのやつを作ってないよね?」

 

「流石にあれほどの高さのものは作っていません。しかし、装飾はあれらに負けていないかと」

 

「……たかが誕生日に本気出しすぎじゃない?」

 

「昨日クレープを食べたからか、ちょうど甘いものを作ろうと考えていたんですよ。であれば、手を抜く必要はありません」

 

 伊吹は冷蔵庫に視線をずらす。

 今冷やされているケーキはあの中だ。

 いったいどんなものを作ったのか、その興味が尽きない一方で、またカムクラの才能に間抜け面をさらしそうな自分がいるという2つの感情に悩まされる。

 

「まっ、期待しとくわ」

 

 どちらにしろケーキは食べるのだ。

 切ることがもったいないくらいとんでもないものを作られても最終的に食べれると考えれば、余計なことは考えなくていい。

 伊吹は自分の誕生日の時に出てきた頬が落ちるケーキを思い返して、心の底から期待した。

 

「────面倒くさいってそりゃないですよ龍園さん!」

 

 伊吹が思考を纏め終えると同時に、石崎の声が部屋に響き渡る。

 焦った様子の石崎と会話内容から察するに、龍園は招待を断っているようだ。

 

「お願いしますって龍園さん! 今から1階のエレベーター前に来てください! 晩飯奢りますから!」

 

『……面倒なものは面倒なんだよ』

 

 漏れる声色は煩わしさを払いのけるように刺々しい。

 その態度に石崎は涙腺が崩壊しかける。

 手に持つ携帯を落としそうな程弱弱しい姿を見せていた。

 肝心なところで難航している。

 折角のパーティなのに主役がいなくては盛り上がらない。

 

「仕方ありませんね」

 

 カムクラとて、今日この場に龍園が来ないことはつまらない。

 わざわざ手の込んだ料理を作ったのにそれを口にしてもらえない。

 飲食店で起こる無断キャンセルと同義であり、カムクラの怒りが沸かないにせよ、多少の制裁をしなくては道理に反する。

 カムクラは石崎に携帯電話を渡すように指示する。

 サプライズをしたい石崎はこの場にカムクラがいることを悟られたくないため、どんな手段を使ってもいいのでこの場に呼んでほしいという懇願を表情のみで伝える。

 カムクラは常人ならば受け取れないその信号を持ち前の超分析力で正しく理解する。

 そして、 

 

 

「────おい、龍園! 来ないとお前が童貞なこと学年中に言いまわるからな!」

 

 

 石崎の声(・・・・)でそう告げ、即座に電話を切った。

 静まり返るパーティ会場。否、これから死人が出る可能性があるため葬式会場の方が表現が正しくなっていた。

 

「返しますね」

 

 放心状態の石崎にカムクラは直接手に握らせる形で携帯を渡す。

 用いた才能は超高校級の詐欺師の才能。

 カムクライズルにとって誰かの声を声帯ごと模写することなど児戯に等しい。

 

「……な、何やってんだあんたぁぁぁぁぁ!!」

 

 わなわなと小刻みに震えていた石崎の感情は爆発的な速度で沸点を通過した。

 カムクラの両肩を掴み、訴えかけながら揺らす。

 されるがままに揺れるカムクラだが、特段気にした様子はない。

 

「あなたがどんな手段を使ってもいいと僕に伝えましたので、その中で最も効率の良い手段を選択したまでです」

 

「伝えてねぇよ! ……いや、確かにそう思ったけどぉ……これはないですよ! 俺この後殺されますよ!」

 

「あなたがサプライズをしたいと言っていましたので、僕が出るわけにはいきません。だからこれです。

 まぁもっとも、彼はこの後の展開に気づいていたからあなたの誘いを断っていたのでしょうが」

 

 カムクラの途方もない発言に石崎は目を点にする。

 

「……えっ、サプライズに気づいてる? なんでそんなこと分かるんですか!?」

 

「あなた、今日1日嬉しそうな表情をしていましたから。超分析力がなくてもその心情は誰でも察せられますよ」

 

「……そ、そんな顔に出てましたか」

 

 石崎に自分を客観視する思考は滅多に生まれない。

 だから今日1日の表情を思い返すことは出来ない。

 そして存外、人間は他人を見ている。

 どれだけ興味がなくても視力がある限り人間は変化があれば気にしてしまう。

 それはあの自由人、高円寺六助とて例外ではない。

 龍園も自分に従順な人間の表情がやたら明るく、今日が自分の誕生日であることを踏まえれば推測は容易だっただろう。

 

「……いや待ってください。サプライズがバレているなら別に俺の声で言う必要はなくないですか!?」

 

「……まぁ、効率の良い方法に違いはありませんから」

 

「絶対嘘でしょ! 俺頭悪いけど今のは嘘な気がします!」

 

 珍しく石崎が核心をついてきたことで思わぬ反撃を食らうカムクラ。

 だが、とりあえず目力で黙らせる。

 石崎は案の定狼狽え、口を噤んだ。

 そんな騒々しいやり取りを椎名は微笑みながら見守っていた。

 騒がしい所を好まない椎名だが、友人と思える人物のやり取りを見るのはとても楽しかった。

 伊吹もまた、石崎に同情しながらもパーティが予定通り行われることに内心喜んでいる。

 決して表情には見せないが、一匹狼な気質に変化が起きているのに間違いはなかった。

 そして、

 

 

「……What means “doutei”?」

 

 

 日本語の意味が分からなかったアルベルト。

 その爆弾発言に氷河期が再来したかのようにパーティ会場は静まり返った。

 

「……カムクラさん、頼みます」

 

「この僕に責任を取れと?」

 

「あんたしか英語話せないんだから適任者でしょ」

 

「……流石にカムクラくんが説明する義務があると思います」

 

 全責任を取らせようとする龍園の忠実な部下筆頭。

 面倒から全力で逃げようとする超高校級の希望。

 珍しすぎるカムクラのミスを弄りたい性悪な一匹狼。

 語彙力が豊富なためちゃんと理解している文学少女。

 とても高校一年生に見えない男子生徒は混沌とした状況を見守りながら説明の機会を待っていた。

 

 仕方なくカムクラが説明しようとしたその時、この空気を一度リセットするかのように玄関のチャイムが鳴り響いた。

 

「僕が出ます。おそらく龍園くんなので、雑談はこの辺にしておきましょう」

 

 逃げ口を見つけた超高校級の希望は持ち前の反射速度で素早く話を切る。

 玄関に向かい、覗き穴を確認せずに扉を開ける。

 

 

「よぉ、カムクラ。ここに石崎はいるか? ────いるよなぁ?」

 

 

 訪問者は独特な笑みを浮かべるCクラスの王、龍園翔。

 王の声だと分かった瞬間、石崎は菩薩のような表情になり悟りを開きかけた。

 強調する低い声から笑顔の裏に張り付く感情を読み取ったカムクラは石崎の心情を理解しながら遠慮なく首を縦に振る。

 

「どうぞ上がってください」

 

 カムクラは一流の執事のように龍園を部屋へと案内する。

 学生寮の部屋構造はどこも共通だ。今更知らない場所はない。

 だが、龍園は本日の主役。

 これくらいのサービスは超高校級の希望には朝飯前だ。

 

「……ちっ、やっぱりそういうことか」

 

 装飾された部屋。キッチンから漂う食欲を刺激する匂い。

 石崎だけでなく椎名、伊吹、アルベルトがいること。

 奥へと進んだ龍園は自分が呼ばれた理由をすぐに察した。

 

 

「龍園くん、お誕生日おめでとうございます」

 

 

 椎名がプレゼントを渡しに行きながら祝いの言葉を述べる。

 立派に切り込み隊長を務めたことで色々と大変だった空気は静まり、正しくパーティ開始前へ。

 会場のボルテージは最高潮に引き上げられた。

 

「……クク、礼は言っておいてやるよ」

 

 馴染み深い笑い方ともに、龍園はそのプレゼントを受け取った。

 その笑顔はどこか朗らかでとても暴君の笑みとは思えない。

 しかし照れ隠しと思えば、龍園 翔もまた齢16の子供にふさわしく、どこも可笑しいところはなかった。

 

 

 

 龍園翔との親密度が上がった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 余談だが、石崎はしっかりと龍園に脅され、カムクラはアルベルトにちゃんと日本語を教えた。

 

 

 

 




連投終わり。
余談ですが、カムクラの話す英語にめちゃ悩んだ。
日本語同様、慇懃な言葉遣いなのか。それとも、翻訳機を使ったような機械的な単語を用いるのか。もしくは、ネイティブな話し方なのか。
そんな感じで迷った結果、分からんくなって適当になってしまった感が否めない。
言語の壁って厄介です。
次回からChapter7になります。
矛盾がありましたら、ご指摘お願いします。

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