ガールズ&パンツァー 普通科斯く奮闘せり   作:まきばのまさき

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腹痛に見舞われながら書きました。

どうぞ




第7話

「もう少しいけるな」

 

桃田がそう言った。

 

「せやな」

 

青田が同意した。

 

「なら、抱こうか」

 

橙がそう言って目の前にいた佐々に、手にしたものを渡した。

 

「もう無理だ、やめてくれ。いや違う、すいません許してください!なんでもしますから!」

 

「「「ん!今何でもするって言ったよね?」」」

 

そこにいたのはコンクリートブロックを膝の上に乗せられていた佐々とその周りでブロックを持って尋問(?)をしていた桃田、青田、橙だった。

 

ことの発端は先ほどの伊丹教官の発言である佐々の想い人のことであるが、佐々は口を開かないので狭いヘリコプター内で何故かあったコンクリートブロックを使っての尋問であった。

周りの学生は我関せずか、横目で見つつどのような関係かを気にしているようであった。

 

そこに助け舟を出したのは伊丹教官であった。

 

「おい、もう少しで学園艦に着くから佐々を解放してやれ」

 

「伊丹教官、、、」

その一言でとても救われたが、そのあとの一言で地獄に落とされた

 

「着いてからなら問題ないぞ」

 

「上げてから落とすとはやりますねぇ」

 

「ここに味方はいないのね、、、」

佐々がぽつりと呟いたときヘリのパイロットが大声で他の学生に聞こえるようこう報告した。

 

「あと三分で学園艦に到着!」

 

そう言って窓の外を見てみれば駿河湾に停泊している自分たちが在校している自衛隊学校の学園艦がみえてきた。

 

この学園艦は陸上自衛隊員を目指している学生だけで9000名所属しており、各建屋において戦闘職種である普通科や機甲科、野戦特科等を教育を施しており、また後方支援部隊の教育もしているため大雑把にしてみれば、学園艦だけで一個師団相当の兵力を有しており、そして教官役の隊員も約3000名もいるためそれも合わせると増強一個師団または二個旅団相当の戦力構成になる。

 

装備品も見れば自衛隊が保有している全部の装備品もあり10式戦車もあれば90式戦車、74式戦車もありこの装備を持って訓練をしているため他の部隊からも怨めいそうな眼差しで見られることしばしばみられる。

 

「スゲーF-15EJ<ストライクイーグル>だ」

「隣にはAV-8Ⅱ<ハリアー>だぜ」

「学園艦の回りにはいつも護衛艦がいるなー」

 

違う窓からは航空機や護衛艦も見ることができた。

 

この学園艦は陸上自衛隊員を目指している学生だけではなく航空自衛隊員を目指す学生や海上自衛隊員を目指している学生もいる。

海自の学生は約6000名おり護衛艦乗りを目指す隊員もいれば航空集団を希望する隊員もおり、また地上勤務をも希望している隊員もいるため日夜教育を受けている。

空自の学生も約6000名おり、パイロットを目指しているものや地上にて機体の整備や地上管制等の教育を受けており、教官役の隊員は海自、空自両方で約3000名もいる大所帯でもある。

 

学園艦のほうも見れば滑走路に自衛隊が保有している航空機が所狭しと待機しており代表的な機体であるF-15やF-2F-4、そして練習機でもあるT-4が待機していた。

 

少し離れた場所ではここ数年以内で運用が開始され今飛行していたF-15EやAV-8Ⅱが待機していた。

 

隣国での紛争時において、航空機においての対地攻撃能力は自衛隊は限定的であり数の上ではかなりの不足が報告がされていたため、防衛省は新規に開発するのではなく米国の有償援助のもと不足していた航空機を援助してもらい日本政府はF-15EとAV-8Ⅱを運用することになった。

 

AV-8II〈ハリアー〉は軽攻撃機の役割を持ち日本版の海兵隊たる水陸機動団の前進を助けるべく導入された機体である。

他の攻撃機であるF-15やF-2、F-4などでは他の任務があるため、必要な時に必要な支援が受けれない場合があるために導入された経緯があり離島奪還時には水陸機動団からの要請を受ければ後方に待機している空母や学園艦から直ぐに支援を行うことが出来るが、ペイロードの問題も空母や学園艦からの発進があるため問題ないのである。

 

 

 

そしてF-15E は敵防空圏を突破して防空網制圧の航空作戦や対地攻撃、独自の改修で対艦攻撃が出来る様になり、F-15の機体性能の高さゆえ制空任務もできるため、ハリアー同様とても重宝しておりすでに二個飛行隊が新設され日夜日本の防空任務を担っている。

 

 

ヘリコプターの前方には、滑走路がありそこには陸上自衛隊が保有している固定翼機であるLR-2や対戦車ヘリコプターである、AH-1S<コブラ>やAH-64D<アパッチ・ロングボウ>、観測用ヘリコプターOH-1や退役が進んでいるOH-6Dなどのヘリがあり、又離れた場所では汎用ヘリコプターであるUH-60JAやUH-1Jなどの各種ヘリコプターが整備のためかハッチが開いていて、教官役の隊員が生徒に対し講義をしているのを見て取れる。

 

その滑走路の一角に佐々達が搭乗しているCH-47JAが降下をはじめ、そして地面にヘリのタイヤが接地した感覚を感じ取り後部ハッチが開き始めた。

 

「総員立て!素早く出て集合するぞ。後がつかえているんだ。」

 

伊丹教官がそう言って周りの生徒をせかした。

 

「ちょっ、待って、、、」

 

佐々が立ち上がりついて行こうとしたが尋問(?)のせいか、ハッチから出たが外に出て少し走ったところでこけてしまった。

 

「いてて、、まだダメージが、、」

 

周りを見たがすでに他の生徒は集合場所に向かっていたため、自分にきずく人がいなかった。

 

急いで立ち上がろうとした時、手を差し出す人がいた。

 

手を掴んで立ち上がって顔を見たらどこかで見た顔だった。

 

「大丈夫?歩ける?」

 

「はい、大丈夫です」

 

声を聴いて思いだし「生徒会長?」と聞いたら「そうだけど、どうしたの?」と聞いてきた。

 

生徒会長野呂勝{のろしょう}は鋭い眼光、鍛えられた体、大きな体格であり成績優秀であると同時にレンジャー課程と空挺課程を修了し潜水や、格闘課程などをクリアした人物である。

そして一部では自衛隊の精鋭部隊である空挺団や冬季戦技教育隊等の部隊と一緒に訓練を受けており学校卒業後は一般部隊に勤務後、すぐ精鋭部隊の門を叩くことだろうといわしめてる人物である。

 

「いえ、大丈夫です。ヘリコプターの中で石抱の刑を受けていただけですから、、」

 

「ごめん、よくわからない」

 

野呂会長が困惑しているが、服装や装備を見て佐々は驚愕してしまった。

 

まず服装は自分たちが着用している迷彩服3型ではなく、コンバットシャツに使い古したカーゴパンツ、防弾チョッキ3型ではなく他国のチェストリグ、鉄帽ではなくブーニーハットであった。

 

装備も89式や64式などではなくM4カービン銃などの海外製の装備であり、腰につけていたサブウェポンも自衛隊の制式採用銃であるP220ではなくM9A1であった。

 

佐々は装備を見て驚いていると会長は「あぁ、これ」とチェストリグを掴んでこう説明した。

 

 

「ちょっと今回の演習は特別でね、箱根の山中で現地にいる部隊との共同訓練でこのような装備を付けて訓練してくれと、向こうの意向にそったものさ」

 

「会長だけこの装備ですか?」

 

「いんや、今回の演習に参加する生徒全員さ。見てごらん」

 

そう言って後ろを見ていると、服装も装備もバラバラでM4カービンを持っている生徒もいればHK416、HK417の装備もいればFNSCARやM249などの装備でかためられていた。

 

「どんな演習ですか?」

 

佐々は聞いてみたが「秘密」と返されてしまった。

 

「あとどうしたら、このような装備を付けてこのような訓練に参加できるんですか?」

 

聞いてみたが、会長は今までの表情であった朗らかな表情から、一転して歴戦の勇士みたいな男臭い顔になった。

 

「そうだな、人為的に作られた地獄の炎に焼かれてもなお、前に進む意志と、どんな状態でも最良の動けるような屈強な体があればもしかしたら参加できるかも」

 

とって自分たちが乗ってきたヘリコプターに乗り込み始めた。

 

未だ見ぬ高みを佐々は少し垣間見たような感じをみた佐々であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




遅くなってすいません

もうちっと早く更新したいですが、タイピングが遅くてうまくできません
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