「可哀想なのは抜けない」
「へぇ、そうなんすか」
訳あって通り魔に刺されて自転車に轢かれ、その上トラックに轢かれてからガス爆発に遭って死んだ訳だが現在神さまとエロいシチュエーションについて語り合っていた
「本当にギャグ漫画みたいな死に方だったのお、お主」
「いやもうクッソ痛かったですけど自転車に轢かれるぐらいの時から出血多量でぼぉーっとしてたんでそれから後はそこまで苦しくなかったですね」
「そうだったんか。というわけでドン、転生させてあげましょう」
「わあいやったぁーーーー!!!」
「転生先はなんとぉー?」
机を叩いてドラムロールみたいな音を出すお爺さんはシュールだ、最後にドン!と大きく叩いて何処からか運動会とかで見るプラカードを掲げた
「エロ同人的な世界ーー!」
「わぁーー!…場合によってはヤバくね?」
「ワシ、可哀想なのは抜けないからそういう展開に持ってかれてる娘とか助けるという使命の元旅立ってもらいます。チートは、まあバカみたいな身体能力とS○X関連強化でいいよね」
「ちょっと草、でもどうやって見つければ?」
「君のスマホ改造しといたから見れば分かるぞい、じゃあね!」
「あっはい、行ってきます」
〈催眠アプリ〉
「ふ、ふふ、このアプリがあればうるせぇ風紀委員長の高井を…」
彼はエロ本を風紀委員長の高井桜に取り上げられて晒し者になった根暗のモブ男!動機が完全に自業自得という救えねぇド屑!遠慮なくぶん殴れるね!
そして教室を出て人気の無い屋上行きの階段の見回りをする高井にモブ男は近づいた!
「お、おい高井」
「…なんだモブ男か、前没収した物は返さないぞ?」
こちらを向いたのは黒髪ロングで四角い黒縁眼鏡をかけて風紀委員会の腕章を腕に留めるクール系美少女の高井桜さんだ!このままではモブ男の毒牙にかかってしまう!催眠状態にされるまで秒読み段階だー!
「させるかァーー!」
出て行くタイミングを探っていた自分は鍵がかかっていた屋上のドアを蹴りでぶち破り、そのままの勢いで階段を飛び越して踊り場に着地してモブ男の顔を殴る…のは遠慮して強烈なビンタをお見舞いした!
「悔い改めろクズ野郎!」
「へぶっ!?」
バチィン!と大きな音が響きモブ男はぶっ倒れる、それを見ていた高井も展開について行けず目を白黒させているぞ!
そしてスマホを取り上げた
「危ないところでしたね、あと少しで操られる所でしたよ」
「…は?」
「見てもらった方が分かりやすいかな、オラ起きろッ!」
もう一発ビンタしてモブ男を現実に引き戻すと催眠アプリで催眠状態にした、完全に自我があやふやとなったモブ男を見て高井はゾッとする
「最近出回った催眠アプリでしてね、もう規制されたけどネットではまだ出回ってるらしい。んで解除するには…強烈な刺激を与えるだったかな?」
モブ男は3回目のビンタを喰らった
深夜テンションの産物ですのであしからず。