夏バテとセールで買ったロストプラネット2が主な原因です
「な、なんじゃこりゃあーーー!」
俺の名前は戸田大輝、朝起きたら女の身体になってたぜ!
親も俺が女になったことに全く気がついてないみたいだ、仕方なくバイトに行くことにしたぜ!
「…いや、誰?今日のシフト見た?戸田大輝君のはずなんだけど」
「先輩分かるんすか!俺ですよ、戸田っす!」
「え、こわい」
空を向いて神様って第2人格と話してる先輩に言われたくないっす!
かくかくしかじか
「そっかぁ…女の子になっちゃったかあ…」
「でも分かってくれる人がいて良かったっす、みんな何も言わないんで困ってたんすよ!」
「男の頃の面影ないレベルで女になってるもんね、そりゃ不思議に思うよね」
「いやー、これからどうしましょう先輩!」
「いや知らねぇよ、俺にどうしろと」
ーーー
「というわけでバイトの後輩が女になってたんですが」
「十中八九邪神の仕業じゃ」
「色々手広くやってますね邪神」
「どうせTS物の本かなにか読んだんじゃろ。しかし困ったのう、肉体が完全に作り変えられているから元に戻すのは困難じゃ」
「邪神の気まぐれの癖に効果が重い」
「邪神の魔の手にかからないように助けてやるしかないのう」
「あの後輩グイグイ来るから苦手なんですよね…お湯かけたら元に戻らないかな」
「そのネタ結構古いと思うぞい、二分の一とか今時見る若者いたりするんじゃろうか」
そして次の日のバイト、戸田大輝…名前も変わって戸田輝子はコンビニに来たもののなにか周りをキョロキョロと見回していた
「どうしたんだ戸田」
「なんか見られてるような気がするんすよね…」
「そうか…(これは邪神の手下かなんかが来る予感)」
予感は的中する、明らかにやばそうなオーラを纏った男性がふらりとコンビニに立ち寄り缶ビールを買って帰っていったのだ。
「なんか今のお客さん変…何かあったんすかね?」
「やっぱり分かったか、何も無いといいんだけど」
その瞬間衝撃波がコンビニを襲い自動ドア側のガラスが勢い良く割れ、破片がこちらに向かって飛びかかる。なのでドアの蝶番を力技で壁から引き剥がして、ドアを盾にした。
「大丈夫か戸田」
「せ、先輩…」
残骸となった自動ドアから入ってきたのは戦隊モノの怪人ですと言いたげなボディをした謎の生物だった。虫っぽいデザインと流線型を混ぜましたという、カッコいいと思う人はカッコいいと思えるフォルムだろうか?
「TS少女…見つけたぞおぉお!」
「うわあ明らかにやべえ奴だ」
「か、カラーボール投げるっすよ!警備会社にも通報するっす!」
「落ち着け、頼むから俺には投げるな」
「いたぞぉーー!いたぞぉおーー!」
「残念ながらカルロ君や元コマンドーはこのコンビニにはいません」
そんな台詞とともにドアを投げつけると怪物はTS少女しか眼中無いようでドアにぶつかっても速度を下げずにレジカウンターに突っ込んでくる。
「レジには前から並べボケッ!」
「アグゥッ!?」
顔面にクリーンヒットした拳は赤色の液体がべとりと付着する、血液か何かだろうか?
「ウルトラマンの怪獣でさえ血は緑色だってのに…お茶の間の子供が泣くだろうがッ!」
もう一発容赦のない打撃が怪人を襲う
「ゴフッ!」
「てめぇの血は何色だぁーっ!…いや赤色かハハハ面白いね」
「せ、先輩?」
馬乗りになってゴスゴスと顔面を殴りつつける、もう顔面はぐちゃぐちゃになっていて原型をとどめていない。
「エンジニア直伝ストンピング!相手は死ぬ!」
超強化されたゾンビのような何かと毎回戦わされるエンジニアもかくやという速度で右足が怪人の頭蓋骨を砕き、脳漿を床にぶちまける。
「…ふぅ、工事完了です」
「掃除しなきゃっすね、あはは」
どこか吹っ切れた戸田輝子であった。
ーーー
あれから怪人が襲ってくることはなかったけど、先輩は何かと世話を焼いてくれた。自分が男の頃は出来なかった事とかを色々やっていく内に、心まで女になったのかもしれない。
「なんだ急に呼び出したりして」
先輩だ、ちゃんと呼び出した時間の10分前に来てくれた。今日私は一世一代の勝負に出るのだ!
「先輩、好きっす!」
「ゔぇっ?!」
結局、玉砕したっす…
返答はお友達からって言ってたし、失敗したわけではないかも知れないっす!
主人公の受難は続く
ーーー
「それでですね、夢の中でまでその人電車乗って仕事行ってたんですよ!それ見て私もこの人から精力絞ったら死ぬなっておもったんです」
「世知辛いなぁ…前自分も二度寝したら朝飯食べる夢みたよ」
「面白いですねそれ!あはは!あはははっ!」
「そんなに笑うほどのネタじゃないぞ!ははは!」
「こんな時ぐらい、笑ってたいんです」
「悪かった、急に真顔になるのはやめてくれサキュバスさん」
結局仲良くなって、今ではお酒を飲む仲である
またネタが切れたので多分遅くなります、お兄さん許して