「あなたがた、バカなんですか?」
ヴィランに襲われた幼馴染を助けようと咄嗟に飛び出した僕は、現場に駆けつけたヒーローから説教を受けていた。隣でふて腐れるかっちゃんは褒められている、まあ当然だろう
ヘドロのようなヴィランに捕まって個性を使えない状況で息を止められていたのに約1分は持ちこたえ、抵抗を続けていたのだから。
僕は結局何も出来なかった、一瞬目を反らせただけで解決したのはオールマイトと
「プロの邪魔をした?は?動かないどころかできない誰かやれなんて言ってた癖にどの口がいってんです?」
現在進行形で僕を叱りつけるプロヒーローに喧嘩を売っている女の子である。
うん、どうしよう
「は、いや君、俺たちはプロなんだ、その仕事を妨害するのは「妨害?フォローの間違いでしょう子どもが死にかけているのに「できない」とか「無理」とかふざけたこと言って人任せにして動かないあんたらを見て耐えきれず動いたんでしょう誰がどう見ても役立たずだったくせにプロヒーローだから説教?人1人見殺しにしかけといて?勇気振り絞って考え抜いた手段を使って一瞬でも呼吸させて死にかけた彼の命を長らえさせたのはその緑くんですよ間違いなく。実際に動いて撃退したオールマイトが注意するならまだしもなにもしてないあんたらが緑くん攻めるんですか。あープロヒーローとしての宣伝ですか私たちはこんなふうに子どもを叱って褒められる出来るヒーローであって決して役立たずの目立ちたがりではないというアピールですかご苦労様です」ッいい加減にしろヒーローに対する中傷は犯罪「自分たちの尻ぬぐいをした子どもを責め、助けなかったくせにタフネスがすごいだの自分の事務所にこいだの心配より先に自分たちの利益を考える輩をヒーローというんですか、勉強になります」・・・・・・」
ほぼノンブレスで女の子は淡々と罵倒した。女の子を注意しようとしたヒーローは完全に言い負かされ黙り込んでいる。周りのヒーローも気まずそうに目を反らしている。オールマイトは女の子を止めようと肩に手を置こうとして撥ね付けられている、ついでに呼びかけも全てスルーされている、オールマイト泣きそうだどうしよう。野次馬はスマホや録音機を掲げているのが見えた。かっちゃんは不機嫌そうに掌で爆破を起こしているやめてくれ。
「ま、まあ少女。少し落ち着こうよ、ね?」
「なんですか私落ち着いてます、すっごく冷静です」
冷静な人は目上の人に喧嘩なんて売らないと思う