桃色の花   作:飛翔するシカバネ

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第2話

 

長い髪が腰まで伸び、それを三つ編みで纏め、肩にかける。

 

 

朝に下忍としての班決めのためにアカデミーに行く。

午後には班の担当となる上忍と顔合わせだ。

 

そこにはキラリと輝く額当てをつけてニコニコしているナルトくんの姿があった。

 

そしてその隣にはひたすら窓の外を眺めているサスケくんもいる。

 

「ナルトくんおはよう」

 

「さ、サクラちゃ〜ん!なんだってばよ?」

 

「額当て…合格したんだ。やったね!」

 

「そうだってばよ!サクラちゃんにも俺のすごいとこ見せたいってばよ!」

 

「今度見せてね。……それで、隣座っていい?」

 

「全然いいってばよ!」

 

「ありがとう」

 

そういってナルトくんの隣のサスケくんの隣に行く。

 

別に行かなくてもいいんだけど、それに嫉妬したナルトくんとサスケくんの熱い接吻が見たいだけ。

前世の記憶で女の子に魂が揺れ動けばそりゃ魂も少しは腐るという訳で。

 

因みにそれで女子に睨まれることは無い。

サスケくんには女子たちの間で停戦が協定されている。

停戦っていっても他の人の邪魔はしないということ。

純粋に女の武器使って落とせという。

 

私は全然狙ってないけどね。

顔はいいけど大人になってからがいいかなー

 

そんな反応で確かにサスケくんに媚びを売らないから停戦の実行力としている。

 

 

こんな顔のどこがいいんだとガンをつけるナルトくんとそれに合わせて睨み返しているサスケくん。

そして立ち上がりざまに後ろを押してしまう誰か。

 

そして交わされる熱いキス。

 

すぐさま離れて嗚咽と吐き気により、顔を青くしている2人。

 

「さ、サクラちゃん!俺別にそういうんじゃないから!」

 

「そ、そう…」

 

少し引いとくか。

 

「」

 

班はスリーマンセル3人1組の班を作り各班事に上忍が1人つく。

その先生の指導の元任務をこなしていくという訳だ。

 

「班は力のバランスが均等になるようにこっちで決めた」

 

「「「「「えーーー!!!」」」」」

 

好きな男子と一緒になりたかった女子や友達と一緒になりたかった生徒から叫びがあがる。

 

実力によってはバラバラになるかもしれない。

私の実力上がってるし。

 

それは杞憂だったが。

 

「次は7班。春野サクラ、うずまきナルト」

 

「ヤッター!!!」

 

「それとうちはサスケ」

 

ヤッター!!!と声を上げたのはナルト。

そしてサスケくんの名前を聞き分かりやすく首を下げるナルトくん。

 

「イルカ先生ーよりによって何でコイツと一緒なんだってばよ!?」

 

「サスケは卒業成績1番。ナルトはドベ。いいか!班の力を均等にすると自然にこうなんだよ」

 

「フンっ…せいぜい俺の足を引っ張ってくれるなよ、ドベ!」

 

「なんだとコラァ!」

 

「じゃ午後から上忍の先生たちを紹介するから。それまで解散!」

 

 

とりあえずそれまで中庭のベンチで休むか。

 

座っているとサスケくんがこちらを見ている。

目が合うとこちらに歩いてくる。

 

しかし、歩法の仕方がナルトくんだ。

 

普通はそこら辺までは覚えないんだけど、原作で名前がついているキャラについては深く調べている。

何が役に立つか分からないからな。

 

「なーんてな。ナルトならそう言うだろうな」

 

やべ聞いてなかった。

 

「サクラお前に1つ聞いときたくてな。ナルトどう思う?」

 

「かっこいいんじゃない?」

 

「え?」

 

本気の困惑。

予想外の返答が帰ってくる。

変化しているにも関わらず、うっかり顔がナルトに少し戻っているり

 

「な、か、かっこいい?」

 

「だってナルトくん。何もしてないのに里の人から何か嫌な目で見られているでしょ。両親もいないらしいし、ドベって言われてもそれでも笑っているんだよ。私がそんなことされたら泣いて死にたくなっちゃう。それなのにナルトくん、どんなに辛くても笑って頑張ってる。それって……少しかっこいいんじゃないかな?」

 

「………」

 

「あ、サスケくんもかっこいいよ。クールで。ただ、系統は少し違うなーって話。情熱と冷静って違うでしょ!」

 

「あ、いや、……ありがとう」

 

「うっ!……す、すぐ戻るから…」

男の尊厳を失いそうになる。

そんな表情をしてサスケくん(ナルトくん)はトイレに向かう。

 

「サクラか…そろそろ集合だ。ナルトのヤローはどこだ?」

 

そこに本物のサスケが来る。

 

「ナルトくんならさっきサスケくんの姿で来たよ」

 

「なんだと?アイツ何かやったのか?」

 

「自分がなんて思われてるのか気になってたみたい。お腹抑えてたからトイレに行ったんじゃない?」

 

「アイツ…」

 

「先に教室に行きましょう。どれくらい時間かかるか分からないし」

 

「……そうだな」

 

 

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