Fate/Grand Order たっちゃんがグランドオーダーに挑むようです   作:這い寄る影

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内臓は、ちゃんと、これで鮮度止めて、タレさえ決めれば。苦手な味が出るとか出ないとか。
そう言う物って一切ないんですよ。
触感と脂のバランスと後に続く余韻それだけしかないんで。
内臓が食べれないだととか嫌いだとか言う前にまず。
ちゃんと処理して鮮度保った。
きっちり、タレの決まった内臓を食べれば、お肉も内臓も、遜色ないどころか食べ続けると。
内臓もどんどん美味しくなってくる。

某ウザい食レポ芸人のYouTubeちゃんねるの炭火焼ゆ〇じ回より抜粋。



05 焼肉と過去の姿

結果は散々だったと言えよう。

まず第一に、カルデア側の偽装がほぼバレた。

キャスター陣営として偽装していたのにギルガメッシュへの対応で手札を晒さずにはいられなかった。

即ち複数のサーヴァントを所持しているという事実。

加えて神野の暴露のせいで正規参加者で無い事が他陣営にも漏れた。

下手したら袋叩きかもしれない。

だが怪我の功名と言うやつでカルデアは複数騎のサーヴァントを所持しマスター達も一級サーヴァントクラスの実力があるとは見せつけられたしランサー陣営と同盟もしていることを見せつけられた。

悪いことも良い事もあったが。

遠坂が暴走すれば碌でもないことがあるのは事実。

最悪、遠坂陣営VSカルデア&ランサー陣営の全面戦争に発展しかねない。

 

「でもそれは無理ね」

「なぜかね?」

「突発的な同盟ほど足を引っ張り合う物はない。連中の連携ガタガタよ。思惑が交差する以上監督役も統率できるとは思わない。それに神野ことニャルラトホテプの化身が引っ掻き回しているんですもの、盤面は混沌になるわ」

 

そう普通、我が強い連中が集まるのこの聖杯戦争。

即座に同盟を結んだところで策謀を巡らし足の引っ張り合いだ。

まず共闘路線なんて見込めたものではないのは確かな話で、

其処に神野が引っ掻き回しに掛かっているのだ。

もう最低、何騎が落ちるのは覚悟して良いだろう。最悪聖杯起動だ。

 

「なんにせよ、状況は混沌化している。整理も加えて焼肉にしましょう」

「そんな余裕があるのかね・・・」

「こんな緊急事態だからこそ、リフレッシュ大事。今まで五つの大特異点を攻略して学んだ教訓よ。それに手札全ブッパしたおかげでどこも大混乱でしょう。聖杯戦争の大前提が狂ったのだから」

「それで連携が遅れ、策謀が渦巻くと?」

「そう言う事、だから明日の夕方までに聖杯汚染の最重要資料を漁っておけば提出期限に間に合う訳。最もそれで止まるか分からないけど」

「神野明影ことニャルラトホテプの先導か・・・」

「そう言う事よ、これから事前知識が無い連中は暴走するわね」

 

ハンドルを左に回しつつオルガマリーが言う。

通常の聖杯戦争において召喚すべきは最も自分との相性のいいサーヴァントを召喚すべきである。

下手に強力なサーヴァントを呼んでも我が強かったりなどして制御下に置けない。

その典型例が時臣とアーチャーことギルガメッシュと切嗣とセイバーだ。

ニャルラトホテプの化身である神野がいる以上、試されるのは信頼関係だ。故に上記二組は神野にとって美味しい相手にしか見えない。

ウェイバーは孔明の例から見ても別だ。触媒召喚で好相性を引き当てた形となる。

という訳で、いくら何でも神野とはいえ他陣営を引っ掻き回すのには時間がいると思う。

ニャルラトホテプの化身である神野が出てきた以上、噂結界は張られていると思うが。

幸いにも噂結界はまだ十全な効力を発揮していないかそも張られていないみたいだしという事で。

故に今夜はリフレッシュして、明日の戦いに英気を養う方が良いだろうとオルガマリーは判断した。

ニャルラトホテプが相手な以上、精神力を蓄えておかねばならない。ここ最近激動な流れだったのだから当たり前だ。

それに桜との約束もある。

今夜くらい焼肉を楽しんでくれても構わないだろうと思った。

そう言う訳で新都の一角にある炭火焼ゆーじーへと到着する。

ゆーじーは冬木でも有名な焼き肉店だ。

値段も手ごろなわりにはいい肉といい仕事をする名焼き肉店で有名だった。

もっとも平日の現在は混雑しておらず予約の必要も無さそうだったが、

一応の予約はしておいた。

オルガマリーは器用に駐車場にレンタルハイエースを止め全員が車から降りる。

そして全員が入り口前に移動すると、

 

「「「「「「「「「「あっ」」」」」」」」」

 

全員が唖然となった。Tシャツにジーンズ姿のライダーとウェイバーも丁度入り口前にいたからである。

 

「なんだ? 貴様等も焼肉か?」

「ああ、桜との約束でな、ここ一番の焼肉が食いたいから昨日から予約していた。そちらは?」

「いいや、食事が不味いと坊主が言っていたから、ここ一番と言う噂の食事所且つ焼肉という未知の場所に来たわけだ!!」

「・・・日本料理が不味いとは何処の店に入ったのかね・・・」

 

ケイネスは英国紳士であるがゆえにグルメだ。

まだ、ハイアットホテルに陣地を構えていた頃は日本食や色とりどりの各国の食にビュッフェにも舌鼓を打ち。

やっぱ祖国の料理って不味いんだなぁと思った次第である。

故にウェイバーが一体どんな安い店に入ったんだと疑問を口にするしかない。

 

「師よ、そいつコンビニに入って冷えた弁当でこの国の食を評価してます」

「はぁ?」

 

そしてこっぱずかしくなった未来のウェイバーこと、孔明に言葉の刃で刺される事態になった。

もう正体ばれてるから遠慮なしである。

因みに、孔明こと未来のウェイバーには立場上何件もお気にの日本食の店が在ったりする。

 

「・・・それで他国の食文化をけなすのはいけないな、スシ、トンカツ、サシミ、この国にはいろいろ多くの美味しい物がある」

「ですけどぉ」

「まぁ君の財布では手を出せないのはわかる」

「っ・・・」

 

嫌味たっぷりに言われウェイバーは両拳を握りしめる。

 

「だがしかし君でもラーメンくらいは手が出せるだろうに昨晩入ったラーメン屋は美味かった」

 

実はケイネス、昨晩、ディルムッドにオルガマリーと孔明を引き連れて近くのラーメン屋に深夜食として出向いたのである。

理由、そりゃソラウに料理を期待する方が酷という物だった。だって彼女英国式淑女教育は受けてきたが英国式故に料理の腕は察して欲しいレベルなのである。

調べ物でオルガマリーも疲れていたし、深夜ハイテンション!!と言う感じで小躍りしながら抜け出したのである。

 

「今の君は私に対抗することで視野搾取に陥っている。私も彼らから学んだが、視野を広く持ちたまえ。でなければ死ぬ」

「今のアンタに僕をころせーーー「よせ坊主」

 

イスカダルがウェイバーを庇うように前に出てその先の言葉をウェイバーは紡げなかった。

既にケイネスの掌に魔力が充填していることが分かる。

ケイネスレベルに成ればガンドを使わなくても魔力の刃でウェイバー程度の首なんか切断可能だ。

 

「格上相手に挑むという気概は認めるがな、なんの策もなく挑むのは匹夫の勇というのだ」

「ライダーまで・・・ッッ」

「認めろ過去の私、今の私とて孔明の力抜きでは師に容易く葬られる」

「なんでお前はそうやって認められるんだよぉ!!」

「客観的事実だからだ。だからこそ目指せる。だからこそその事実を受け入れた上でそれでもと歩めるのだ。私は取り返しのつかない段階でそれに気づいてしまった」

「取り返しのつかない段階って」

「この世界の私こと君がどういう道を歩むかは知らぬがな、これだけは言える。君は果ての無い旅をすることになるだろう」

「わかんないよ」

「どのような結末であれいずれ分かるさ。だが楽しいぞ」

 

孔明はそう言ってウェイバーに言い聞かせほほ笑む。

果て無き旅路と言うのも存外悪くはないのだと。

 

「ふむ、未来のウェイバーよ」

「何ですか? ライダー」

「ふたたび「これ以上の言葉は邪魔です、確かに私の目指す夢はアナタと同じ、そうあれるように努力してきましたがまだ途上、そして今はこの子らが挑むは未曽有の大災害、一大人として夢を優先している時ではないのです」そりゃまた・・・だがいい男になったな」

「まだまだですよ」

 

イスカンダルの勧誘を孔明が蹴る。

当たり前だ。此処にいるのは一大人として未曽有の大災害たる人理焼却に挑む若人たちを助けるためである。

第二で散々エリザベートに説教され右ストレートをぶち込まれたのだ。

いやでも自覚はある。今はその時ではない。これが終わって孔明ではなく一ウェイバー・ベルベットに戻ってから再び目指す事なのだ。

孔明という力に酔ってはいけない。

そのありようを見てイスカンダルは孔明の評価を高める。

今隣の少年が立派にこのように成長するとはなと。

孔明の経験した聖杯戦争では自分と何かあったのだろう。夢を共有するというのだから。

もしかしたら臣下の礼でも取ったのかもしれない。

 

「まぁ無粋よな」

 

だが今は成すべきことを成すという孔明の気概に茶々を入れるわけには行かない。

という事でイスカンダルは引き下がった。

それと同時にケイネスも掌に集めていた魔力を四散させ通常へと戻る。

 

「あのさぁアンタらさぁ、店前で問答はやめてくれない? 店の迷惑になっちゃってるし」

 

オルガマリーがブチギレ寸前だった。

店の前で問答に戦闘となれば出禁間違いなしである。

 

「おおっとそりゃすまん」

「すいません・・・」

 

これにはライダー陣営も大人しく謝罪した。

オルガマリーの威圧感はそれだけ凄まじい物だったのである。

伊達に英霊及び英傑と精鋭を束ねて運用するカルデアの長ではない。

 

「ちょっと待ってて、店主に人数増えたって交渉してくるから」

「ちょっと待ってくれ僕そんなにお金が・・・」

「だから人数増やすって話よ。奢ってあげるから、積もる話もあるでしょう。それにウェイバーの懐事情寂しいみたいだし」

 

オルガマリーは右手で額を抑えつつそう言う。

ああもう頭が痛いとばかりににだ。

 

「好きに食って良いのか!! 是非にご同伴にお預かりしたい。なぁウェイバーよ!!」

「懐事情が寂しいとか言うな!! そう言うお前らはあるのかよ」

「少なくとも私が持ち込んだ財布よりは暖かいぞ、ウェイバー君」

「え、そうなんですか?」

「礼装を抜きにしたらの話だがね」

 

カルデアは金ばっか余っている。宝物保管庫に金銀のインゴットの山だ。

使う機会はこうやって特異点攻略時の資金に換金するくらいしか無いので、

現在の財布事情は礼装を抜きにすればケイネスよりは暖かいのである。

という訳で今更二人増えた所で財布事情に痛みはない。

問題は予約より二人増えたという事の説得が大事だろう。

交渉するとオルガマリーが店に入って店主に表向き事情説明すると、

 

「良いですよ、今夜は客が少ない」

 

との事で快諾してくれた。

聖杯戦争と蟲爺のせいで夜に出歩く人が少なくなっている影響もあってか、

客の足運びも少なく人気店なのに席が空いているとの事だった。

正しく怪我の功名である。

そして連結された座敷のテーブル席に全員が座った。

 

「うーむ、私は焼肉と言うのは初めてでメニューを見てもピンと来ないのだが・・・達哉君、桜、此処はややこしいから孔明と呼ぼう。なにかお勧めと言うのはあるのかね?」

「私もケイネスさんに同意、焼き肉初心者だから任せるわ」

「私も所長の言う通りですんで先輩に任せますね」

 

達哉と桜そして孔明、それとサモライザーの中のエミヤ以外、焼き肉初心者だった。

オルガマリーは何度か日本で宮内庁との交渉で接待受けているが料亭のすき焼きとかが殆どである。

焼肉屋に来店したことが無い。

 

「とりあえず人数分のドリンクと飯にカルビでも行っておくか?」

「達哉お兄ちゃん、ここのお店、ホルモン煮込みとハツのタタキが前菜として美味しいですよ」

「ならホルモン煮込みは人数分で、ハツのタタキは量が多そうだから皆で摘まむ前提で二人前でウェイバーとマシュ、桜に俺はコーラで他はまずビールジョッキで良いな?」

 

達哉、マシュ、桜、ウェイバーは年齢的にお酒駄目なのでコーラ。

特にマシュに間違ってでも酒は飲ませていけない。店が更地になる。

という訳で他のメンバーは適性年齢なのでア〇ヒスーパードライをジョッキで頼む事にした。

桜の勧めもあってホルモン煮込みとハツのタタキを前菜として起用する。

そしてドリンク類が先に運ばれてきて、

皆がジョッキを手に取る。

 

「では、一同再会した事にカンパーイ」

「「「「「「「「カンパーイ」」」」」」」」

 

達哉が音頭を取って乾杯の合図とともに皆がビールやらコーラを飲む。

 

「おお!! こりゃキンキンに冷えている上にキレがあって美味いのぉ」

「炭酸が強く冷やしているのが特徴的ではあるね、祖国のビールとは趣が違うがああ美味い」

「うう、イギリスならビール飲めたのに」

 

イスカンダルとケイネスは実に美味そうにビールを飲んでいる。

それを見たウェイバーは恨み言だ。

イギリスであれば飲酒可能だが日本では無理である。警察呼ばれる。

ソラウは炭酸が強かったのか男どもと違いチビチビ飲んでいる。

因みに孔明は接待で何度も飲んでいるし、ディルムッドは昨日の抜け出しラーメン屋で飲んでいるので美味しく飲んでいるだけだった。

そんなこんなで豪快にビールを飲み干すイスカンダル。

此奴に自重とか遠慮はないのかと思いながらもオルガマリーもビールを飲み干す。

その時であるちょうどよく小鉢に入ったホルモン煮を持ってくる店長。

量こそ少ないがこれは飲むためのツマミであり胃をを刺激させ肉を食うために必要な物だ。

 

「ビール追加で」

「あいよ」

 

オルガマリーの追加注文を受けて小鉢を全員の前に置いた後。

厨房に引っ込む。

普通、ホルモン煮込みとかもつ煮込みとは味噌ベースの出汁が通常だが。

此処では塩ベースの出汁だった。

これにはオルガマリーも孔明もと言うか全員初体験である。

 

「量少なくないか?」

「アイドリング用とツマミ用を兼ねているからね。それより食べましょう」

 

些か量が少なくないかとウェイバーは突っ込むが、オルガマリーはどこ吹く風である。

兎に角食べてみれば分かるのだ。

ウェイバーは箸でホルモンを一つまみし口に運ぶ。

そして机の上に崩れ落ちた。

 

「おい坊主、どうした? 腹でもやったのか?」

「ちがう・・・美味すぎる・・・」

 

美味すぎて崩れ落ちたのだ。そりゃ今までイギリスの伝統食やらコンビニの冷えた弁当、良くも悪くもマッケンジー夫妻の手料理しか食ってこなかった彼は本物のプロの仕事を知らないからである。

 

「おおこれは美味い!! 店主、ビールを早く!!」

「コーラ早くください」

「あいよ」

 

イスカンダルと桜がドリンク早くと店主にせかす。

ホルモンの甘味と塩ベースの出汁で酒やらジュースが進む進む。

なおなんで桜こんな渋い趣味してんだろうと思ったのだが、

 

「桜はどうしてこの店を知ってたの?」

 

それにソラウが突っ込む。

桜は興味なさげに答えた。

 

「前の家と今の家にいた時の暇だった時の暇潰しで見たテレビと雑誌特集で知ったのとある芸人さんが冬木ならここって言って、ここで食べるならまず、ホルモン煮込み、それからハツのタタキからスタートだって」

「へぇそうなんだ」

 

ぶっちゃけ桜は遠坂からは魔術鍛錬受けていないし、間桐では拷問以外暇だった。

だから外の世界を見るためにテレビとか雑誌を見ていることが多かった故に知っていた。

自由になったら某芸人さんが絶賛していた、この店に行きたいとも思っていたのだ。

これで願いの一つは叶ったと思う。

という訳で各種ドリンクお代わりとハツのたたきが来る。

ハツのタタキは外はこんがりと焼かれていたそしてタレが波々とかけられその上に大根おろしが乗っている。

香りも実に良い。

カットも適切に一口大だ。

 

「これローストビーフと何が違うんだよ・・・」

 

ウェイバーは文句を言っていたがそれを他所にケイネスは我先にと一切れ箸で掴んで食べる。

 

「うむ、このコクのある甘辛ダレに隠し味としてバターでも入れているのかな?仄かなバターの風味、そして噛めば噛むほど感じる肉々しさ。ローストビーフととはまた違った感触で実に良い。さらに口の中に感じる風味をこの大根おろしが際立たせてくれる上に余計な余韻を残さない。素晴らしい仕事だ、店主」

「ありがとうございます」

「赤ワインがあればなぁ・・・あとは最高なのだが」

 

そう言ってググっとビールを飲むケイネス。

このハツのタタキには赤ワインが合う。

だがここは大衆焼肉店だ、日本酒とかビールとか角瓶はあってもさすがに赤ワインはないだろうと思った次の瞬間。

 

「あるよ」

 

店主がぶっきらぼうに言って、カウンターに高級赤ワインの瓶を置く。

 

「あるんだ、じゃボトルで貰って皆で飲みましょう」

 

という訳で飲めない未成年組以外はワインを飲むことにした。

これが実によく合うのだ。良い値段するワインと言う事もあって実によく合う。

これにはイスカンダルもご満悦だ。

なんせハツのタタキなんてものやホルモン煮込みなんてものは生前食べたことが無いからだ。

それで酒も上手い、相席する相手も上等となれば気分は良くなるという物である。

ウェイバーはあまりの美味さに轟沈していたのに対して孔明は優雅にビールを飲んでいる。

 

「ねぇ達哉お兄ちゃん、マシュお姉ちゃん、あの人たち放って置いて大丈夫なんですか?」

「まぁ好きにさせれば良いんじゃないですか」

「マシュに同意、しかし此処は何を頼めばいいのか・・・」

 

前菜はすでに終了している。

後はメインに移行するだけの話だが。

此処はカルビと言うより達哉も知らぬものが色々書かれていた。

 

「このゆーじースペシャルと言うのは?」

「宴会向けのセットで内もも、牛テール、ハバキ、ハラミのセットだよ。一人前で五人は行けるかな?」

「ならゆーじースペシャルを二人前、後桜、ホルモンミックス食いたかったんだよな、それは9人前で」

「あいよ、お客さん、ご飯はもう御出ししますか?」

「いや、肉を焼き始めた頃合いを見て出してくれ・・・後、レバーってあるがこれは?」

「単品のレバーだよ、新鮮な物を取り寄せているから臭くはない」

「ならお試しでレバーを一人前、今の所、そんなもんだな」

「ところで、ご飯はいつごろ出しますか?」

「肉と同時に出してくれ」

「あいよ」

 

注文を聞き終えた店長は再び引っ込む。

恐らく肉を切りに行ったのだろう。包丁仕事も腕の見せ所であるが故にだ。

 

「なんだウェイバーよ!! 全然美味いではないか、かつて余が主催した酒宴にもこのような美味い物はでなかったぞ!!」

「ううっ、そうだけどさぁ」

 

ウェイバーから聞いていた事とは違い滅茶苦茶美味いではないかと。

イスカンダルはウェイバーの肩を叩きながらハツのタタキを一摘みして食べワインで喉を潤おしながら言う。

ウェイバーも涙目だ。ケイネスの言う通り日本食は美味い。

だったらコンビニで買ったあの弁当は何だったのかと思う。

 

「正規の弁当屋に入らなかった己が愚を恨め、若い頃の私。イギリス料理は不味く、主食はフランス料理か中華だ」

「お前はそれでいいのかよぉ!!」

 

そう言う孔明に食ってかるウェイバーを他所に孔明は三杯目のビールに手を伸ばしていた。

 

「孔明、悪いが、そろそろメインだ。手伝ってくれ」

「了解した」

 

テーブルの上に三台の箱型七輪が置かれる。

焼肉を焼いたことのあるのはこの場においては達哉と孔明だけだ。

焼肉は自分の加減で焼ける反面、逆に失敗した時が悲惨な物になる自由と言うのは自己責任というのを表す料理あるのだ。

だから先陣切るのは達哉と孔明だ。

エミヤが居ればいいのだがサモライザーの中で待機組だ。

しょうがないので二人で捌く事にする。

内ももはまだよかった。薄く脂身が少ない。

ウェイバーはこんなの薄くカットしただけのステーキじゃないかと文句たれていたが。

食べて気が変わったらしい今は皆と一緒にご飯と肉をカッ喰らっている。

 

「マスター」

「なんだ・・・」

「これ私達、食えるのかね?」

「次のミックスホルモンに期待しよう」

「・・・そうだな」

 

そして次はテール。

脂身がすごくキャンプファイヤーになっていた。

これでは大事に育てるのも一苦労である。一時も目が離せない。

貰った氷を網に押し付けて鎮火を計りつつ慎重に焼くが。

その間にも焼き上がった片端から皆が食べていくので達哉と孔明は食べれないでいた。

次はハバキ、これは思ったより火も立てずに焼けたので、何とか達哉と孔明も焼肉に在りつけたと思われたが。

薄いのですぐ焼ける。

結局皆にとられ食べれなかった。

もう二人とも泣きたかった。いい加減自分たちも肉に有り付きたいのである。

そしてハラミだ。これはじっくり育てるべき肉であろう。

漸く二人も一息付けた。なお食べれる肉は無かった。

 

「いいか!! 次は俺たちの分残しておけよ!!」

「「「「「「「すいません」」」」」」」

 

達哉の喝に全員が謝った。調子に乗って食い過ぎたという自責の念には彼らもあった。

それに達哉も孔明も残ったこの分厚いハラミは是非に食いたい。

サシの入り具合も立派だ、これは食いたい絶対喰いたいと思う。

そういってハァとため息を吐き、達哉と孔明は席に座り、ため息を漏らしつつ自分たちの飲み物を飲む。

 

「そう言えば坊主、彼らとの同盟は持ち出さんのか」

「持ち出さないよライダー、だってどう足掻いたって規格外の集まりじゃんか。最後の決戦になったら負けるよ」

 

そう英霊と言うのは恐ろしいというのは痛感できた。今のカルデアは複数騎を所持している。

しかもマスターたちはそれ等と肩を並べる実力者でイレギュラーだ。

単純にサーヴァント一人従えていたところで勝てるはずがない。同盟を組んでも組まなくても最終的には袋叩きだ。

それなら明日行われるであろうカルデア&ランサー陣営討伐会議に出席し、他陣営と同盟を組んだ方がまだ勝ち目がある。

 

「ああそれなら無理ね。停戦協定出すから」

 

そんな思惑もビールを飲み干したオルガマリーの手によって潰される。

 

「何でだよ」

「これ見なさいよ」

 

そう言ってオルガマリーからウェイバーに手渡される魔導書じみた分厚さの資料。

それを訝しげに見つつ見る。

そして読み進めるうちにウェイバーの顔の色は急降下していく。

昼の時臣と同反応だなとオルガマリーは思った。

 

「嘘だろこんなことって・・・」

「どうした? 坊主? 何か不味い事でもあるのか?」

「なぁ、この情報は「直接間桐から分捕った資料よ、確度は高いわね」」

 

目の前の現実を見たくないウェイバーの問いに無慈悲に切って捨てるオルガマリー。

 

「焼肉の場でこんな話はしたくないけれどね。明日には資料を教会側と時計塔に提出するし、監督役にも提出する。これでENDよ」

「まてよ!! それじゃ」

「それでも止まらないけれどもね。でも物証はある」

「物証?」

「神野明影・・・、普通なら正規サーヴァントとして呼ばれない筈の神霊級でアレほどの悪性情報がサーヴァントとしてきているのになぜ汚染されていないと言い切れるのかしら?」

 

そう本来なら神霊級なんて呼び出せない筈だ。

幾ら制限が本人に掛かっていても正規の聖杯戦争なら神霊クラスは呼び出し不可能だ。

神野明影という名前の由来は、異境備忘録に登場する神野悪五郎日影からだと思われる。

魔界の13の悪魔の棟梁の1人であり、「神野悪五郎日影」の名で第6の魔王とされている。

神野を含む魔王たちの風貌については皆髪逆立ちて、長上下ながかみしもに似たるものを服したり。

常に形を変化することをなさず。

種々様々な形をして半身、或あるは三目、或は四手一足、或は無首大足、或は横面大口、或いは大頭一大目と種々変化して異形を見するなりと記述されているほどの物だ。

普通なら神霊級に分類されてもおかしくない存在である。

それにカルデアマスターズが見た感じ他の神格の欠片も混ざっている。

つまるところ、

 

「アレは阿頼耶識の太極絵図の黒の絵図を司る邪神、ニャルラトホテプの化身よ。そんなのが介入できるのですもの。汚染されていると見なした方が良い」

 

つまるところニャルラトホテプの化身という事である。

 

「まぁ湿った話はまた今度という事で、同盟の件についてはその時ってことでね」

 

ゆっくり考えておいてとオルガマリーが言いつつハラミを食う。

正しく肉々と言った感じだ。

 

「うむ、余はこれが一番いいと思うぞ!!」

 

ハラミの味に、これにはイスカンダルもにっこりである。

そしてようやくミックスホルモンが来た。

 

「ちょっと桜」

「なぁに? オルガマリーお姉ちゃん?」

「何で混ぜるのよ」

「混ぜることによって油が有る物から油の無い物に油を移せるんだって、焼くときもこう!!」

 

今度は桜が先陣を切る。

付けダレにたっぷり使った各種内臓系を混ぜ合わせて七輪に乗り切るくらいまで乗せる。

 

「後は多少焦げて食べ時の奴を皆で好きに取るのが良いんだって」

「ほう、ビュッフェみたいなものか」

 

桜の言葉にケイネスが感心し全員で七輪の上のミックスホルモンを鋭い目線で見つめながら魔力強化までして睨みつけ焼けるのを今か今かと待ち続けた。

それからは肉の醜い取り合いだった。

 

「あー食べた食べた」

 

それで激戦を行った一行はあらかた焼肉を食べ最後にレバーを食う。新鮮なレバーは臭みがなくクリーミーで実に美味だった。

ふとケイネスは疑問を口にする。

 

「ところでホルモンとはいったいどういう部位の肉なのかね?」

「牛か豚の腸ですね。この国ではシロコロとかシマチョウ、マルチョウと言われて格安で食べているんです」

「アレが! 牛や豚の腸なのかね!? あれほど美味しい物が?」

「最後に食べたレバーだって肝臓ですよ。ですけど美味しかったでしょう?」

「ううむ、其処に文句は言えぬな。よろしい今夜は解散である」

 

確かにイギリス人にとってはホルモンなんて食べるものではないがゆえにカルチャーショックだったが。

美味ければいいの精神で納得した。

それどころか内心、時計塔に戻って研究も一段落したらソラウと桜もつれて日本旅行も悪くはないとケイネスは思うのだった。

 

「それでだ、身の振り方はよく考えておきたまえ、私達はいつでもウェルカムだ」

 

そう言ってカルデアとケイネス陣営はレンタルハイエースに乗って去って行った。

ウェイバーはただ悔しそうに両手を握りしめる他なかった。

乗り越える壁はそれほどにデカいのと第三次にアインツベルンがやらかしたせいで今が無駄になるという蚊帳の外に置かれた屈辱感もあってだ。

 

「坊主」

「分かっている・・・満足の行くような答えを出そうと思う。どうなってもだ」

「やけっぱちになっているようではなさそうだなそれは何よりだ!! 酒を買って今夜は宅飲みしようではないか」

「いや僕未成年・・・」

「余が買えばいいだけの話だろう。あと家内なら飲んでいても警察とやらにはバレまい」

「そりゃそうだけどさぁ」

 

そうわちゃわちゃしながらウェイバーたちも己が拠点へと戻るのだった。

 

 

 

そしてカルデア勢とケイネスが焼肉から戻り間桐家の資料漁りをして日が昇った頃、

間桐雁夜は裏路地を足引きずって歩いていた。

全ては桜を遠坂に戻すためにと気合と根性でバーサーカーを維持する為に体中の激痛に耐えながらだ。

敵は圧倒的、なにせ本気は出してはいないが慢心抜きのギルガメッシュと互角にやりあった上に複数騎のサーヴァントを雁夜視点からはどんな裏技を使ってか所持している。

誰も彼もが手練れだった。

 

「はぁ・・・はぁ・・・桜ちゃん」

 

現に最強だと思っていたバーサーカーはクー・フーリンの前に一蹴された。

その後は這う這うの体で場を脱出したのである。

如何すれば勝てる? あれらに勝てなきゃ時臣だって殺せない。

と思った瞬間だった。

 

「君が戦う必要は無くなったよ」

「!?」

 

バッと雁夜は後ろを振り向く。

逆立つ黄金の髪の毛、されど歯は白く、瞳は真紅。そして金色のロザリオに後は肌も着ているカソックも漆黒な人型の異形こと神野明影がその顔面を雁夜の横顔に近づけ、ふっぅっと耳に息を吹きかけつつそう言う。

 

「誰だお前!!」

「ああ、そう言えば君、バーサーカーがボコボコにされてからあの場に居なかったよね。僕は神野明影!! 真のキャスターにして賑やかし役さ♪、よろしくねー!!」

「ころせバーサーカー!!」

「おっと」

 

バーサーカーが具現化。雄たけびと共に神野の上半身と下半身を両断するが、

ギルガメッシュの持つエア以外の最上級宝具の掃射でも生きている神野である。

この程度では死ねないし死ぬ気はない。

 

「無駄はよせよ~、君の願いはかなったんだぜ?」

「なに?」

「いや言葉の通りさ!! カルデアとランサー陣営が間桐家に殴り込んで、まぁ僕が言えた義理じゃないけどー蟲爺滅却されたよぉ。だから昨晩、治療を受けた桜ちゃんは親睦会も含めて焼肉食べに行ってたよぉ。喜べよ君がもう戦う必要はないんだ!!」

「嘘だ」

「・・・」

「お前のいう事なんか信じられるか!!」

「信じるも糸瓜もさぁ、昨日カルデアとランサー陣営の戦力は見ただろう?」

「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ」

「言ってること矛盾してるよ。君、折角願いがかなったのに何でそう嘘だとかいうのさ?」

 

そう普通に考えれば真実と考え着く。カルデアの戦力、ケイネスの腕前と実力さえあれば臓硯自体が殲滅されたと考えるのは真実だ。

信じられなくとも今すぐ使い魔当たりを飛ばして確認すればいい。

だが昨晩、バーサーカーがクー・フーリンに蹂躙されたせいでそんな余裕は無かった。

第一神野は嘘を言っていない。真実を言ってるだけである。

 

「ほらこれが証拠♪」

 

神野は証拠を提示し右手に光学映像を投影する。

其処には必死の形相でホルモン取り合戦に楽しそうに参加している桜が居た。

 

「―――――」

「あと桜のその後も心配する必要ないよぉ!! かの魔術の名家、アーチボルト家の養子入りが決定したしねぇ、将来札束扇にして暮らせるよぉ」

 

そう普通に考えれば桜の未来はバラ色だ、魔術師として大成する才能もある。そうでなくても普通に遊んで暮らしていくことができるのだ。

魔術の大家=御貴族様であるからである。

だが雁夜の特大級の地雷でもあった。彼の中では魔術師=蟲蔵レベルのキツイ鍛錬と言う固定観念が根付いていたからである。

 

「だったら余計に駄目だ、魔術に桜ちゃんを関わらせるわけには行かない―――!!」

「なんでさ?」

「なんでって当たり前だろうが!! あんな思い二度としちゃいけないんだ!!」

 

未だにバーサーカーに蹂躙されつつある神野の疑問にそう返す雁夜。

そこでついに神野が牙をむく。調理済みの美味しいステーキでも見るかのように歯をむき出しにした。

 

「いや、常識的に考えろよ。あんなのが正規鍛錬な筈じゃないじゃーん」

「え?」

「えじゃないよ。だったら今頃、桜の姉である凜がただですんでるはずないじゃんよ」

「あっ」

 

そうよく考えてみれば分かる事だったのだ。

桜に行われた虐待は胎盤加工の為の調教、雁夜に行われたのはインスタントでサーヴァントを使役する為だけに仕上げたものでしかない。蟲の使役はその副次効果だ。

魔術の鍛錬は血を流す物とよく言うがそれでもじっくり緩やかに行われる。

結論として間桐家が可笑しいだけなのだ。

 

「本当はさー、桜ちゃんを助けたいってのは副次的効果なんだろう?」

「なにを・・・」

「本当はさぁ葵さんを寝取りたいだけなんだろう君? 命を削ってでも不幸な少女を颯爽と助け親元に送る。なるほどなるほどこれほど女性に黄色い悲鳴上げさせて好感度爆上がりって手法はない訳だ」

 

そう、雁夜は桜を通して葵だけしか見ていない。今も初恋にしがみ付く哀れな間男と言われても仕方ないのである。

現に桜が救出されたことに一度も嬉しがっていないだものこの男。

彼が見るのは桜を救出して葵が振り返ってくれることだけ。

 

「でもそうはならないんだよ、君のしみったれた思考じゃあね。時に救出したいだけなら、ささっと時臣の所に駆け込めばいいじゃん」

 

そう雁夜は桜が間桐に養子に出された事を知っていたし、臓硯の人食いの件も知っていた。

現実、鶴野の妻が食われているのだから、間桐に養子に出された時点で雁夜は時臣のところに駆け込めばよかった。

それが出来ていない。

 

「100歩譲るにしてもだよ、バーサーカーを召喚した時点で他陣営と同盟結んで速攻で攻め入ればよかったじゃん。カルデアみたいにさぁ」

 

そして100歩譲るとしてもバーサーカーを呼び出した時点で聖杯譲るから桜を助けて欲しいと他陣営に身売りさえすれば速攻で助けられた。

それらの手段を講じていない以上。神野の答えを否定はできないのである。

 

「結局、君は葵とかいうメンヘラに自分を見て見て見て貰いたくて仕方ないというどうしようもない間男という訳さぁ!! キハハハ・・・アーハハハハハハハ!!」

「黙れぇ!!」

「でもね僕はそんな君を尊敬するよ!! 馬鹿な考えでも余命一か月になるまで命を削る執念。実に素晴らしい、という訳で僕からプレゼント♪」

 

その瞬間雁夜の脳髄に激痛が走る。

それで悲鳴を上げる。

シャドウを無理やり引きずり出し、ペルソナとする。

 

「これで君はカルデアと戦う事ができる(勝てるとは言っていない)」

「戦える? あんな規格外な連中と?」

「うん、じゃ頑張ってねぇ~ がんばれ!! がんばれ!! 雁夜!! 僕は君の欲望を応援しているよ!!」

 

そう言って神野は掻き消えた。

 

「体が軽い、この力さえあれば、待っていろ、桜ちゃん、葵さん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー眠い、頭痛い」

「私もだ」

「昨日調子乗って飲み過ぎるからよ」

 

案の定、オルガマリーとケイネスは二日酔い気味かつ徹夜作業で意識が飛びそうだった。

そんな二人に紅茶を渡しつつ呆れるソラウ。

その時であった。

ドンと振動が鳴る。

 

「「キャ!?」」

「なにがあった。ランサー!?」

『バーサーカーとそのマスターが襲撃仕掛けてきました!! 現在達哉殿とマシュ殿ともに迎撃中です!!』

「わかったバーサーカーの迎撃は任せたぞランサー!!」

『御意!!』

「ソラウ!! 桜を起こして此の工房に退避してくれたまえ!!」

「わかったわ!!」

 

ケイネスが忙しなく指示を飛ばす。

ソラウと桜はこの地下工房に避難、ケイネスは迎撃に出る。

オルガマリーも迎撃に出るべくアルコール分解剤をペン型注射器で首筋に注入し迎撃に出る。

醜い嫉妬と勘違いによる闘争が始まろうとしていた。

 

 




焼肉回ですた。
炭火焼肉ゆーじーのモデルはゆ〇じさんとスタ〇ナ苑ですね。
店長モチーフはゆ〇じの店長さんとHEROのあるよの人を足した感じにしました。
なお後の王問答回で焼肉ゆーじーに行った方がよかったかなと呟くイスカンダルに英雄王キレる模様。
店長の腕は良いし良い肉を使ってるし上等なワインとかも出してくれるしで。
そりゃ神野を追いつつ怪異対峙で過労死しながら働いているのにこいつらはと言う感じです。
なおこの状況をセイバーが知った場合・・・

セイバー「何で私はああではない・・・(キャッキャッしてるカルデア&ランサー&ライダー陣営を見ながら)」

某狐の様な目で眺めている様子。
最も知ることはないけれど。

そして雁夜おじさん、ニャルにドスドスとマジレス真拳喰らって大暴走。
標的をトッキーからカルデア&ランサー陣営にチェンジしつつ逆恨みの八つ当たり。

雁夜おじさん「ゆるせねぇ、よくも桜ちゃんを洗脳したな!!ヤロォぶっ殺しってやるぅぅうううう!!」
カルデア陣営「うっせぇお前が死ね!! 間男!!」

てな感じ。
因みにニャル的には要約すると。

ニャル「いいやさぁwwwお前の正解はバーサーカー呼んだ時点で、ケイネス先生に同盟持ちかけるなりして現状を伝える事だったんだよwww本気で桜を救出したいならさぁ、でも結局は葵に好かれたいかつヒーロー像を演じる自分自身に酔っていただけだろうwwww」

てな感じです。
結局現状、カルデア陣営、ランサー陣営、ライダー陣営以外自分の事しか考えていない。
現状ライダー陣営も成長前のウェイバーなので危なかったりする。
ニャルからすれば付け込み放題、どの陣営からニャルるのか迷っている所存でしたが雁夜おじさんからニャルられました。
カルデアが聖杯起動を阻止するならば他を煽って動かすまでの事、ニャルには軽く行える行為でありカルデアにとっても迎撃行動しないと自分たちがヤバいので手が打ちにくいシンプルイズベストな戦術です。

あと次回も遅れます。
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