Fate/Grand Order たっちゃんがグランドオーダーに挑むようです 作:這い寄る影
ぼくにはそれが、完璧に筋の通った話のように思えた。
The Indifference Engineより抜粋。
どこかの誰かが幸せな夢を見ていた。
贋作に勝って第一特異点は勝利したという夢、最もそこには達哉もオルガマリーもいない。
故に、二人がいないからこそ藤■が微笑む、マシュも笑っている、ダヴィンチも――――――といったところで。
ザクリと音がする
そこにいたのはジル元帥だった彼が■丸を刺し、マシュが泣く、ダヴィンチは呆然としていた。
―間抜けめ―
夢を見る存在に混沌はそういって嘲笑う。
―あの程度の存在、その気になれば第一から詰ませている―
混沌は影はそういう。そうしなかったのは偏にそうできないからだと。
当初より詰んでいた世界は実験ケースとして好き勝手やれる、故に全力が出せる。
だから達哉は刺され彼岸の岸を彷徨う羽目になったのだと。
―あれは最低レベルでの可能性ケースを作る為の世界だ。ご都合主義がなんどもそう続くわけないだろう? 七つの特異点を越えてなお、異聞帯の切除にいちいち躊躇している奴など。人理のオーダーがないのならば即座に潰している。―
混沌にはそれが出来る。
散々特異点で人を殺してきたのに、異聞帯の切除でいちいち悩む輩など潰せると。
そう今見た光景の様に。
もし、藤■がこの世界の達哉ポジションであればゲームオーバーだ。
ジル・ド・レェを嗾けるまでもなく、ジャンヌ・オルタの手で終わらされている。
―まぁそれはどうでもいい―
だがそれは論ずるに値しないことで。
彼が言いたいのは即ち
―お前は殺人を強要した。治せばすべてが戻ってくると言って彼らを戦場に送り出した―
死者は戻ってこない、どういう理由があろうともだ。
それを黙って彼らを送り出し手を血で染め上げた。
如何に綺麗に話を盛っても本質はそうなのだ。
故に―――――
―今回はお前が思い知れ―
ここは処刑場にして試練場。
思い知れと、彼のもっとも幸せだった夢をIFという藤●が達哉と同じ難度で挑んだ場合を見せつけ、彼の体感した現実を踏みにじり弾劾しながら言う。
お前のそれは責任放棄をした結果に起きた事だろうと。
都合よくいったのはそういう風に難度を調整してやって裏から手を回したに過ぎないのだと。
今回は一切そういうことはないのだと知れと影が彼を嘲笑った。
達哉は二度目になる医務室での覚醒だった。
刺されてジル・ド・レェをタコ殴りにしたところまでは覚えているがそこから先は覚えていない。
あやふやな記憶はあるが、あやふやすぎて覚えているかどうかという判別がつかないのだ。
腹部への痛みはない。いつものように癒えている。
致命傷に至らねば回復スキルを使って一晩寝ればいつも通り。
それがペルソナ使いであるがゆえに。
「フォーウ!!」
「フォウ?」
テシテシと左足でフォウに叩かれて覚醒する。
「フォウ! フォフォウ!!」
今度はグシグシとフォウが頭を達哉の頬にすり付けてくる。
心配したよと言わんばかりだ。
達哉は苦笑しつつ、フォウを撫でて落ち着かせ、酸素マスクを取って上半身を起こす。
衣類は病人服ではあるが、体調に問題はないように達哉自身感じ取れた。
腹に若干の違和感があったので、服の中を覗いてみると槍で抉られた傷が残っていった。
皮膚は癒着しているが抜糸は済んでおらず縫合糸が点々としている。
「皆無事か・・・」
皆は無事なのかと思いつつベッドのナースコールを押そうとして。
横を見れば机に突っ伏して寝ているロマニがいた。
爆睡中である、そりゃ気が気でなく、ついに緊張の糸が途切れたがゆえに寝ていたわけで。
起すのも悪いかと思った時、
ロマニが激しく唸った。
と言うよりうなされている。
「フォウ!?」
これにはフォウも達哉もびっくりだ。
かなりひどいうなされ方である、故に達哉は自分の左腕に刺さっている点滴用の針を慎重に抜いて。
ベッドから降りてフォウと共にロマニに近づく。
三日とは言えど体を動かしていないゆえに酷く硬い。
「フォーウ?」
「大丈夫だ、この程度は・・・・」
背伸びよりもロマニを起こす方が先決であるとして達哉はしっかりと歩みを刻み込みつつ。
足元にフォウを伴って、ロマニに近づく。
うなされる彼は「藤丸君、マシュ」と呟いていたがマシュは兎にも角にも藤丸という人は達哉は知らなかった。
達哉自身の記憶に該当する人物はいなかったし、カルデアのスタッフにもそういう人物はいなかった。
だからこそ、それに嫌な予感がした。
もっとも致命傷になるとかではない、ただ、天井から吊り下げられたナイフの切っ先が自分に向いており。
それが致命傷になるではないかと言う妄想染みた思いである。
妄想は所詮妄想、現実ではないと達哉は切って捨てて。
ロマニの背を摩ろうと接触する寸前で、ロマニが跳ね起きる。
本人も予想だにしなかった悪夢だったのか。ロマニは呆然と達哉を見て、部屋を見渡し達哉を見る。
「―――――ここは?」
そしてロマニは一筋の涙を流しながらそう呟いた。
藤丸と言うのはロマニの失った友人なのかなと思い、達哉はあえて触れずに至極まっとうに。
「カルデアの医療室ですよ」
と言ってのけた。
ロマニは現実を受け止めきれていないのかそういわれても部屋を数度見回してしてようやく現実に戻ったのか。
「あ、僕は!? 僕は!?!?」
と酷く狼狽していた。瞳孔が安定せず錯乱状態である。
患者の達哉がロマニを落ち着かせるという逆構図が発生していた。
「ロマニさん落ちついて!」
「フォフォフォウ!!」
錯乱し暴れるロマニの両腕を押さえ達哉が説得。
フォウもロマニの髪の毛にしがみ付き右足をペチペチとしている。
それでも戻らないので。
「フォウ、離れろ」
「フォウ?」
フォウに離脱を指示。
そして達哉は。
「ふんぬ!」
「ぬふぉう!?」
ロマニの顔面にビンタを叩き込んだ。
ロマニはコマのように回転しつつ倒れる。
無論達哉はかなり手加減し、威力的には成人女性の全力ビンタくらいの威力である故に。
「ごめん、此処に来る前の夢を見ていた・・・」
ロマニはそう言った。実際には違うが誤魔化した。
あの夢の人たちが自分にどう関係するのか分からないゆえにロマニ自身あれがどうなのか分からなかった故だ。
達哉はロマニがどんな夢を見ていたのか知らないので、そのうわべの理由で納得する。
なんせロマニはカルデアに来る前には紛争地域で緊急医療に従事していたと聞いていたからである。
そんな事をしていれば、うなされるのも道理だろう。
紛争に内戦となれば死体と轟音は御供だからだ。
「それより達哉君、君立っていちゃいけない! ベッドに戻って!」
「いや、これくらいなら日常生活や戦闘行為に支障は「戻るんだ!!」はっはい・・・」
先の混乱などもあってロマニの顔面はえらいことになっていた。
ビンタで顔の左頬は若干腫れており鼻水に涙である。
さらに夢見の影響やで喜怒哀楽ごちゃ混ぜである、そうとしか形容し得ない表情だったので。
達哉は押し負けおずおずとベッドの上に戻る。
ロマニは大慌てで関連各所に連絡を入れつつカルテをすごいスピードでめくっていた。
もっとも達哉からすればロンギヌスの一撃と言うことを抜けば、日常茶飯事だった。慣れないころは脇腹抉られたり、
腕がすっ飛んでリサの世話になるのは日常茶飯事であったから。
ついでに財布を見つつ守銭奴妖精相手に涙流しながら治療を依頼することもだ。
「・・・冷静に考えれば、刺されただけって事でも拙いのか」
故に、そこらへんの危機感が薄れていたことは否めない。
即死しなければペルソナスキルで重傷でも治せるからだ。
自分自身の負傷に無関心になるのも無理はない、なんせ治せるからだ。
無関心に無頓着になるのも道理だろう。
普通の人間なら腹を槍で刺されたら大騒ぎ物だから。
「鈍くなってるな」
さらにそこで孤独な一人生活というのも相まって余計に鈍くなっているというのもあった。
「フォウ?」
「気にするな、フォウ・・・ちょっとした自嘲さ、皆には迷惑かけたな・・・」
もっとも思い返しても、あの時、あのタイミングと疲労的に考えて回避は不可能だった。
言い訳染みているなと苦笑して、ベッドに身を横にする。
そうして数分経てば、皆が駆け込んできた。
これには達哉もびっくりである。
泣き散らすマシュとオルガマリーに抱き着かれ、美少女二人に泣きつかれるとは男明利に尽きるだろうが。
デミサーヴァントとペルソナ使い二人に抱き着かれるということは絞めあげられると同意義だ。
ギブギブと二人の肩を叩き、達哉は役得感よりも窒息の危機を訴える。胸の柔らかさなんぞ気にしていたら死ぬだろう。
それでもご褒美ですと言える特殊性癖を達哉は持ち合わせていないので必死に訴えかけた。
なんとか二人がやっとのことで離れ、
達哉は息をと整え二人を見る、半泣きだ。
「先輩、大丈夫ですか? どこか痛いとかそういうのは」
「大丈夫だよ、マシュ、ロンギヌス抜きにすれば向うじゃ、日常茶飯事だからなぁ・・・ん、傷もふさがっているし問題ないだろう・・・それよりすまん、迷惑かけた」
「な、なんでアンタが謝んのよ!?」
「いや、何故も何も、あそこで俺が避けられないのが悪かっただけだろ、それよりも二人とも怪我は? 大丈夫なのか?」
マシュもオルガマリーもまさか宗矩の言う通り、二人に対して達哉が思うところがなかったのが事実であるということを知って呆然とする。
寧ろ達哉的には自分が迷惑かけてしまったわけで。
「なっ、宗矩の爺さんが言った通りだろ? 気にしちゃいねぇって」
「長可さん・・・、説明欲しいんだが・・・」
「いやよ、そこの二人、自分たちに力がないから、達哉が大怪我したって焦ってたのさ」
「・・・気持ちは分かるが。所長や、マシュは悪くないぞ」
長可の説明で十分伝わった。
達哉も通った道だからだ。
「ですが・・・」
「マシュ、気にしすぎだ。あそこではあれでよかったのか?」
「そこは言い切れよ達哉・・・」
「しかしだな。自分の行動というのは他人からの評価が無いと分からないぞ。普通」
「・・・正しかった。これは俺もクーフーリンも宗矩の爺さんも同意見だよ」
既に戦闘評価は終了している。
達哉の装備礼装から回収された戦闘データでそういう評価が出た。
ジャンヌ・オルタはあそこでなにがなんでも倒しておくべき敵であり、悠長なことをしていたら後がなくなるという評価であった。
「と言うわけだ。所長もマシュも気にしすぎだ。」
「うん」
「はい」
「・・・まぁそういわれても納得できないのは分かるけどな、そこはそれで納得してくれ。」
いくら本人が言っても納得できない。
後は時間や日頃のコミュで解決していくしかないかと達哉は思いつつ。
「ロマニさん・・・俺はもう動けるが、日常生活に戻って「あと二日は検査とかやってもらうからダメ」はい・・・」
ロマニに退出許可を貰おうとしたが笑顔でダメと言われちゃ何も言えない。
「そう言えば。ドクター、顔面がすごいことになってますけど・・・何があったんです?」
泣きはらし喚き散らし達哉にビンタされたのだ。左頬が腫れており涙痕やら鼻水痕が残っている上に髪の毛が派手に乱れている。
「いやその「ロマニさん、俺が目覚めた時慌てて来たもんだから盛大にコケてな」
咄嗟の言い訳が利かないロマニのフォローを達哉が行う。
もっとも本人の名誉を守れているのかどうかは激しく疑問形なフォローではある物の。
まぁロマニだからと言うことで皆が納得した。
「ああ、所長、マシュ。頼みたいことがある」
「なんです?」
「なぁに?」
「俺のジッポもってきてくれ」
今は病人服だ。達哉は手癖の御供がないことに寂しさを覚えていたがゆえと言う事と。
やはり約束のジッポだ。傍に無いと不安になる。
「それと本とか持ってきてくれると嬉しい」
さらには二日は手持ち無沙汰と言うのも、アレだったので。
達哉は思い切って、二人に書物をお願いする。
欲を言えばバイクの専門誌などが良いが。達哉は活字は苦手ではないため。
そこまで頼むのも気が引けたため。あえて二人のチョイスに任せることにしたのだ。
二人ともそれを了承する、心持が楽になったのか向日葵のような笑顔を浮かべてだ。
「やるねぇ色男」
長可は口笛を吹きつつ茶化すものの。
「なにが?」
「そりゃねぇよ・・・大将」
「??」
達哉の鈍感ぶりは長可も呆れるほかなかった。
もっとも二人とも自分自身の心の内に気付けるほど情緒が成長しているわけでもないため。
恋とかそういうものではないのはない、あえて形容するなら父性を求めているというものだろう。
今はまだという概念が付属されるが。
「今、気づいたのだけれど」
「なんだ?」
「なんで、魔術組織にこんなに銃火器があんのよ!!」
アサルトライフルの射撃練習を終えてキルハウスから出てきたオルガマリーは叫んだ。
今の今まで気を回す余裕はなかったが、
カルデアには大量の火器が搬入されていた。
最新鋭を嫌うにしろ保安部を有しているなら当然なのだが。
それでも過剰なレベルで銃本体とカスタムキット、
そしてコンテナにたっぷりと詰め込まれた弾薬である。
レフボンバーを喰らう前の保安部だったら、驚異的な練度と火力、
ダヴィンチやスティーブン製の装備に身を固めて色持ち魔術師の工房に攻め入っても攻略してお釣りがくる量である。
叫びたくなるのも当然と言えた。
「アンタら、私に内緒で購入したわけ?!」
「いや、購入したのは前所長だ」
「糞親父かよぉ!!」
「ストレスフルだったからな。雄たけび上げながらランボーやってたぞ」
「だったらくたばるなぁ!!」
意外なことに主犯はマリスビリーであったらしい。
無論、経費削減的な意味合いもある。対魔術戦闘であっても、基本7.62mmNATO弾 神経弾仕様を使えば片づけられるためだ。魔術師に対し魔術師あるいは魔術使いを配備するより安上がりである。
そして火器の大口径化 高威力重視も魔術師という一般の人間からすりゃクマやら人間サイズのタクティカルを通常火器で相手取るのだからと言う理由もあるが、
ストレス解消もかねての事だったらしい。
オルガマリーは絶叫した。
「で・・・宗矩、アンタなんで銃なんて撃ってるわけよ」
「武器の性能を知り、対策を練るのも兵法の一つ。故に分かる為に訓練している次第」
キルハウスから出てきた宗矩は着物姿でゴーグルに消音ヘッドフォンを付けて腰には愛刀。
なんというか侍が銃器ぶっ放しているというB級映画染みた光景である。
「しかし、楽でいいですな。ちなみに聞きますが。新兵などでも使いやすい物などもあるのですかな?」
「ん? なんでまたそんなことを・・・」
「いや、銃の評価を聞いているとそういう類の物もあるのかと」
「あるぞ。子供から大人まで。発売した1949年以降から現代まで紛争地域での御供」
二人をしり目にガンケースに歩きつつ、年季の入ったAK―47を取り出し、
テーブルの上に置く。
オルガマリーも宗矩も興味津々だった。
「それがこれだ。AK-47」
「・・・なんか安っぽそう」
「実際に安い。だが集弾率と反動に目をつむれば現役で行ける優れものだ。何より多少の訓練で使えるようになるくらい構造が単純で、田んぼの泥水に浸そうが、砂地に埋めようが正常に動く。」
「・・・それはそれで頑丈すぎませんか、しかも安いとくれば、幾らほどで?」
「30$以下・・・、ああ侍には分かりにくいか。生きた鶏一匹以下だ」
「なんですと・・・」
当時、火縄銃は高級装備だった。
それより
「アフリカの紛争地域に潜入した時の任務で市場で見かけた中には5ドルくらいの奴もあった」
「「5、5ドルって・・・」」
さしものオルガマリーも宗矩も戦慄し恐れおののいた。
5ドルとくれば日本円にして500円から600円前後の値段である。
つまり、子どもが100円コンビニスナックを5個買うのと大差が無い値段である。
流石のアレっぷりに宗矩はドン引きだった。
先も言ったように、火縄銃はそろえるだけでも大金が掛かる。
訓練だって現代の銃器に比べれば難しく数をそろえなければまず当たらないのだ。
それを超安価で揃えられ多少の訓練で撃てる上に連射可能とくれば江戸の人間としては引くものがあるという物だろう。
「もっとも撃てるかどうかは流石にそこまでくると保証しかねるな
ヒロシマ&ナガサキでの被害以降、直接的被害は出していない核兵器よりも人を殺している。先も言った整備性からか、それこそそこらへんの適当なガキ拉致して、ガウンパウダーとスティックを摂取させてランボーなんかを見せて洗脳。これで少年兵の出来上がりだ。」
「・・・安価で使いやすく高性能というのも・・・考え物ですな」
「ああ。その分、人材育成の難度が下がるから、それと同時に命の価値も暴落する。」
「そう考えると武器は多少扱い辛く専門性を求めた方がいいってことなのかしらね・・・」
銃器の発展は兵士を容易く生み出すことを可能にした。武器の性能が古代の達人の技を安く再現できるようにしてしまったからである。
だが同時に、それ以上に命の価値は暴落したと言っても過言ではないのだ。
多少の訓練さえあれば銃はぶっ放せる。
英雄の時代も終わろうというものだが、
ここ最近の流れは違う流れになっている。
「いやここ最近は歩兵装備の機械化が進んでいるのと戦術の高度化で兵士に掛ける金も訓練も倍増しつつ高度化している、数はそこそこ技量を高めたワンユニットでスマートに任務をこなすというが主流だ」
兵士の機械化、戦術の複雑化と機械化、それに伴う高度な専門知識がものをいう時代になってきており。
個と言わないまでにしても、少数精鋭が現在の軍の方針だった。
維持費だって馬鹿にならないから少数精鋭で経費を浮かせる。
さらに高性能火器と衛星監視網、そして優れた兵士で物事はスマートに終わらせる時代になってきているのだ。
「少年兵なんて初見殺しでしかない、テロリストやら数をそろえられないテロ組織の悪あがきだよ」
「アマネは・・・」
「ん?」
「アマネは殺せるの?」
「殺せるよ」
少年兵を初見殺し、使い捨ての盾と言い切る時点でアマネの人間性が垣間見れた気がする。
宗矩は顔を顰め、故にオルガマリーは殺せるのかと愚問を問うて。
アマネは表情一つ変えず言い切った。
「私自身が少女兵だったからね、連中の手は私の過去そのものだ。だから殺せる。一発の銃声を惜しむ間があれば少年兵は複数人の戦友を殺すから」
アマネは少女兵上がりだった。
ウィンドリン・アマネと言う名も本名ではない、自分で適当に識別のために名付けた名でもある。
生きるために少女と言うことをフル活用して敵兵を惑わし殺して生き残ってきたのだ。
少年兵の手管は熟知している故に殺せる。
油断すれば戦友が死ぬから躊躇はしない。
「所長、今から言うのはぶっ壊れた人間の割り切り方かサイコパスの割り切り方だからあんまり参考にはするなよ。貌も知らないガキと戦友、天秤にかければどっちが大事かなんて決まっている。不要な憐憫を戦場で抱けばそれは致命傷だ。だが抱けなければもう人間じゃない」
謂れの無い憐憫は人間の傲慢その物である。
故に刹那の判断がものをいう戦場では致命傷にしかならない。
だがそれを捨てたやつが人間と言えるだろうか?
言えるはずもない、良い所、肉塊が銃を持ってぶっ放す兵器と形容するほかない。
「だったらどうすればいいのよ」
「憐れんだうえで飲み干して行動には出さず引き金を引け」
だったらどうすればいいのかとオルガマリーはアマネに問う。
それらを承知のうえで引き金を引けという。
かなり無茶な問題だが戦場で人間性を失わず大事な物を守る為にはそれしかないと言い切る。
現実それしかないわけで、だから米軍はメンタルケアにも力を入れている。
「憐憫を悪と断ずる奴もいるだろうが、人間にとっては切り離せない構成物質でもある。人間で居たいならそうするほかない」
「辛くても?」
「ああ、皆そうしている、それが出来なくなってしまったのが私のような戦闘マシーンで、それをしたくなかったのが革命家とかの類だ。ああいう奴らは急激な変化で変えられると考えている、発生する反作用も考えず、それで失敗もする。歴史が示すとおりにな。そんなわけないのに、急激な流れで変えられるのは希望的観測をせず前準備に掛ける羽目になるから。結局ゆっくりと変えることと変わらない、故に急激なご都合主義を使って変えようとしている奴は、基本現実に屈した負け犬、世界と戦うと言いながら戦うこと自体を放棄したくだらない存在だよ、テロリストと一緒だ。勝てないから暴力に訴える阿呆・・・っと話がそれたな、次の講義に行こう」
アマネはカルデアに来るまで、米国の非正規特殊作戦群としてあらゆる紛争 内戦 戦争を渡り歩き。
彼女なりの見解を述べつつ話しがズレたと言いながらアマネはテーブルの上に置かれたガンボックスを開く。
そこにはM4SOPMODⅡが収められていた。
と言ってもその様相に、オルガマリーも宗矩も顔を顰めた。
「これがアサルトライフルの悪いカスタム例、通称クリスマスツリーだ」
M4のレールにありとあらゆるアクセサリーを取り付けたものを取り出す。
そりゃもうゴテゴテ超デコレーションと言った有様だ。
昔の人の宗矩も何するんだ此れと言うレベルである。
「十手器・・・ですかな」
宗矩、渾身の皮肉である
十手器とは宮本武蔵の父である無二が考案した代物で薙ぎ突き絡めとりに対応した多機能武器だが、
ぶっちゃけ多機能すぎてまともに扱える代物ではない。
現実、現代に至り、十手器の操法はものの見事に失伝でしているのだ。
「似たようなものだよ、多機能すぎて使えたもんじゃない。持ってみる?」
アマネが差し出し宗矩が持つ。
「重い・・・しかも装備があり過ぎて邪魔になっていますな」
「サバゲーとかガンシューティングでやる分には良いがな・・・」
宗矩は重いと言いつつかなり手慣れた手つきで各種動作を行っていく。
侍がそれでいいのかと二人は思った。
それぐらい手慣れた手つきであるし、本職であるアマネが見ても謙遜が無い動きであったから。
「ハンドガンで二丁拳銃と言うのも悪い礼だ」
次に二丁拳銃は駄目と言いつつガンボックスからLARグリズリーを取り出しつつ言う。
「なんで二丁拳銃って駄目なの? 映画とかじゃドカドカやってるけれど」
「まず拳銃は片手での保持が難しいから、自動拳銃はスライド機構を衝撃で行うから余計に。次に弾の装填の問題、両手がふさがっている状態だから装填が難しいんだ。混戦状態で冷静に判断できるかって問題もある」
「ふぅん」
「まぁやってみろよ、実際に体感した方が手っ取り早い」
そういってアマネはLARグリズリーを机の上でスライドさせオルガマリーに寄越す。
「女の子なんだけど私」
「ペルソナの成長補正でペルソナの身体補正抜きでも現役軍人顔負けいわせる奴が女の子な物かよ」
普通ならまず扱いきれないが、ペルソナの成長補正とLvアップシステムによってオルガマリーの身体能力は現在、現役軍人顔負けである。
マグナムも片手で保持できるだろうと考えての事だった。
「そういえば気になってたんだけど・・・保安部の持ってる銃ってほとんどマグナムとかだけどなんで?」
「突撃銃クラスになれば神経弾持ち出せば魔術師は確実に鎮圧及び殺傷できるが、サイドアームは普通の拳銃を神経弾使用にしても十分な効果が期待できないからね」
保安部は万が一の外部からの敵や内部でやらかした馬鹿の始末も業務のうちである。
確実に仕留める為の装備をきちんと取り揃えているわけだ。
故にサイドアームは強装弾使用の拳銃神経弾を込めれる大口径拳銃かマグナムを使えるマグナム拳銃に限られているのだ
「ベリルの件でももめてたものね」
「ベリルの一件は肝が冷えたよ、そんじょそこいらの魔術師なら素手で撲殺できるがね、ペペやベリルクラスとなると私に信頼のできる部下複数人と完全装備が必要だからな」
「件の事件は、フラッシュバンからの素手で鎮圧したって聞いてるけれど」
通称ベリル籠城事件である。
珍しくキレたロマニが保安部員の出動を要請。
フル装備のアマネ率いる保安部員が出動。
ベリルは魔術協会でも腕を鳴らす殺し屋として有名だった。
故に確実に鎮圧すべく、アマネは殺傷を前提としたプランで進攻
危うくベリルは殺処分が決定されるところだったが、キリシュタリアと律とそこまでしなくてもと顔を青ざめさせたロマニの説得によって無殺傷の鎮圧手段が取られた事件である。
「ベリルは五感が良かったからな、フラッシュバンを焚けば初回は効く、あとは怯んだところを締め上げたわけだ」
「貴方とペペでね」
流石にアマネ一人では分が悪いじゃないかと言う事でペペロンチーノも同チームとしての責任を取るということでアマネと共に鎮圧作業を行い、
フラッシュバンからの二人の奇襲でベリルはつるし上げられ独房に叩き込まれたのが事の顛末である。
五感が鋭いということはフラッシュバンなどの効果が倍増するということに他ならない故に。
もっとも次は通用しないだろうとアマネは思いつつ、シガレットケースから煙草を取り出し口に咥える。
「準備は?」
「いつでも」
マガジンポーチを取り付けたタクティカルベルトをオルガマリーは腰に付けて。
両手にグリズリーを持ってキルハウスに入った。
同時に完全ランダム式、最新鋭の3Dターゲットが表示さられる、それらは生きているかのように動く。
早い話が投影式のゲームだ。
スコアとタイムを競う。
ちなみにぶっちぎりでアマネが一位、それで二位に宗矩が付けていた。
本当に古代人は恐ろしいとも思いつつアマネは煙草に火をつける。
ブザーが鳴る、ゲームスタートだ。
「―――――――うそだろ?」
その様子を最初は二丁拳銃を持って入るのだから無駄弾を使いつつタイムも食い込めないとたかをくくってみていた。
「嘘ではありませんよ、アマネ殿」
「ペルソナの身体補正と魔術回路による演算補助抜きでこれか」
だが現実は上位トップテンに食い込みそうな勢いである。無論ペルソナによる身体補正は抜き 魔術回路による演算補助も抜きだ。
技術とは生身で身に付けてこそ真に自分の物となるゆえに。
そして的を正確に把握しながら両手の拳銃を巧みに撃っていった。
ターゲッティングを複数同時に行っている。
弾数の管理も問題なし、マグチェンジも銃を保持しつつ中指と親指をうまく使って、マガジンホルダから上手い事取り出し左右交互に弾を込めてサイトを利用しつつ片手コッキングして弾倉を確認。
元々空間把握能力が高い傾向にあるとは思っていたが、此処までとはアマネは思っていなかった。
空間把握能力は生来の物で。それがカルデアに来てからのストレスと生来魔術回路を宿しており、それを常日頃回していたから脳が自動的に鍛えられた結果であると結論付ける。
狙いが若干定まっていないのはマグナムの使用による反動でのブレだろう。
「全然使えるじゃない」
タイマーストップをオルガマリーが掛けて若干息を切らせつつキルハウスから出てくるなりそういう。
順位はタイムとスコアの合計数でランク付けされる。
結局十一位であったが十分すぎる物だった。
「所長、片手コッキングなんて教えた覚えないんだが?」
「映画で見たのよ、使えるかなぁって」
「・・・見て聞きかじったテクニックを使うのは減点だな、失敗すればジャムする可能性がある、サンソンの時のようにはなりたくないだろう?」
「ええまぁ」
聞きかじったテクニックを実戦でやるのは馬鹿である。
特に銃器ではだ。ジャムや動作不良の危険性が伴う。
使っているのがオートマグナムに分類される拳銃なら倍率はドンだ。
「まぁとりあえず、シューティングレンジに入って一連の動作がものになるまで練習だ」
「へ? 二丁拳銃って駄目なんじゃ」
「前言撤回、君向けのアーツだよ、接近戦は足技でどうにかすればいいし、銃で殴る為のアタッチメントもある、と言う分けで、練習しておいてくれ、君の新しい武器の手配とそれに合った体術の会得メニュー作ってから行くから」
「わかったわ」
オルガマリーがそういってシューティングレンジにありったけのマグを抱えて入っていくのを見届け。
アマネと宗矩は宇宙を背景にした猫のような表情。
或いは珍種を偶然発見した動物学者のような表情をしていた。
「まぁ適性も分かったところで。意外な所に来たから。所長の教練メニューの見直しと、銃のカスタムプランを見直しだな」
「ダヴィンチちゃん殿が悲鳴を上げますな」
「意外なところに入ったからな~」
一丁運用で専用リボルバー、そして体術はCQCでいいだろうとたか括っていたらこれである。
宇宙猫になるのも無理も無いと言えた。
「才能あるやつは出来るって話だ。でこの状況下で才能を開花させないという方針は無しなわけだ・・・。ところでマシュの具合は?」
「主殿の事は聞かないのですな」
「だってあれ。明らかに才能限界までいっている。あとはムソウキョウチとかそういう領域に達しないとキャパ解除にはならんだろうよ・・・」
もうすでに達哉は才能の限界値だ。
それは身体的と言う意味合いで、これ以上鍛えても筋肉などは付きはしないという意味だ。
元々が凡人である。
運命に選ばれただけの只人だ。
ニャルに絡まらなければ、それこそ藤丸立香とどっこいどっこいであるし。
鉄壁メンタルの藤丸とは違い達哉は凡人メンタルでもある。
あくまで試練に挑み成長したから優れているだけの違いでしかない。
能力の有無も試練の内容違いでしかないのだ。
故に太刀筋のブレなどを矯正する、現状の身体能力を維持するくらいである。
技術に関しては良くも悪くも凡才、時間が掛かる。
要するに達哉は肉体作りを終えて技を習得することでしか成長できない段階であり、技術という点の習得時間も才能的に二人に劣る。
もっとも一からすべてを磨き上げる二人に比べれば楽ではある。
「まぁそうですな、此処からは境地的な話です、主殿の場合。それでマシュやオルガマリー殿のことですが」
「才能が有り過ぎるか?」
「はい、二丁拳銃の件を抜きにしてもオルガマリー殿は銃器の扱いや足技に才が有り、マシュ殿は体術や盾捌きに才がありますな、言っては何ですが・・・主殿を鉄とするなら二人は金銀と言うレベルです」
「そりゃな、ある意味、調整されて生まれて来た二人だからな」
オルガマリーもマシュも、調整されて生まれて来たデザインチルドレンでもある。
オルガマリーは魔術師として古臭い血の手法で、マシュに至っては遺伝子段階からのデザインドが施されている。
用途は別だが普通に生まれてきた達哉とは違うのだ。
二人とも渇いたスポンジのように技術を吸収していく。つまり達哉と比較しても吸収速度がダンチである
「もっともあってるかどうかは別ですがな、三人とも致命的に戦いに向いていない」
「当たり前だ。所長にはああ言ったが、良い兵士の条件は理論の崖っぷちに立たされたら疑問符などぶん投げろ。無神経かつ鈍感になれ。正しいのだから正しいというトートロジーを受けいれられる、そういうサイコかソシオだ。三人はそうじゃない」
と言っても心の戦える才能とは別口である。
良くも悪くも三人とも割り切れる様な心理構造をしているわけではない。
本当なら三人とも普通に学園生活でもして就職目指すなり、大学目指すなりの普通がよく似合うのだ。
達哉も殺人への割り切りはあれだけ酷い目にあっても改得していないのだから。
故に兵士と言う職業に向いているのはサイコパスやソシオパスであろう。
無論メンタル的意味での話になるが。
「・・・すまないボヤいたよ」
「ぼやきたくもなる物です」
「・・・」
「なんでしょうか?」
「心理才能云々で思い出したが、達哉たちを一か所にまとめるという計画は誰が言い出すんだ。これ・・・」
「あー」
メンタル的焦りは一応抜けたとはいえ他の精神的外傷は癒えているとは言えない。
日常生活に支障が出て来ている。
故に達哉、マシュ、オルガマリーを三人まとめて生活させるという計画が立案された。
達哉は強い、徐々に本来の精神性を取り戻しつつある、二人のフォローも可能だろう。
包容力もある、父を知らぬがゆえ、あるいは父の愛を知ったがゆえだ。
ぶっちゃけた話、一括管理のついでに都合がいいから達哉に押し付ける計画ともいえる。
というかそうせざるを得ない、アマネも今に至るまで戦場で過ごし続けた故に歪な精神性、ダヴィンチは天才過ぎて他人が共感しずらい。ロマニは言っては何だが情けない部分もある。故に完全なメンタルケアは不可能だ。
本当にレフボンバーでメンタリストが消し飛び、最後に残った一人は氷漬けだ。ケアできる人材がいないのである。
このまま放置しておくと自傷行為やら薬に手を出しかねないとして監視兼二人のメンタルケアを行える人物が必要だった。
だからこそ今のところ一番二人が心を開いているのが達哉であるゆえに押し付けるほかないわけで。
その言いだしを誰がするのかと言う事である。
「クーフーリン殿は?」
「クーフーリンなら別の意味でもうやっちまえって言いかねんから却下」
「戦士としては尊敬していますが、彼の女性遍歴は信用なりませんからな」
「責任取って切実さを持ってる分だけマシだよ、これがランスロット辺りなら余計に拗らせるトンチンカンなことを言いだしかねん・・・」
クーフーリンも多重婚である、故に女性遍歴は信用ならないとしてアマネは責任取っているだけマシとしつつもそう切って捨てる。
そしてこの場にはなぜか召喚されていないのにディスられるランスロット。
それも第一特異点で敵側で召喚されればそりゃ信用度が地の底に埋まるのも仕方がないことだろう。
それ+伝承での女癖の悪さだ。
間が悪いのもあるが、あれは八割方本人が悪いで片付く為である。
「・・・書文殿も違いますし、長可殿も違う・・・もうアマネ殿しかいないのでは?」
「貧乏くじ引くのは慣れているがね。それは戦場での貧乏くじだ。こういうメンタル系の貧乏くじをどうにかしろと言われてもなぁ」
「・・・ロマニ殿」
「駄目だ。アイツ何故かそういう事では即座にヘタレるぞ。一度泣きつかれたことがある」
「ロマニ殿が女性関係で泣きつくですか?」
宗矩、目を見開き宇宙猫である。
あのロマニが女性関係で悩むというのは一体何があったのかと言う驚愕があった。
アマネはタブレットペンを動かしトレーニングメニューを書き込みつつ答える。
「アイツ顔は良いし、普段の性格もいいからな。だからカルデア内での人気はあって、当然告白してこようとするスタッフは出てくるわけで。それでコクられて。断り方が分からんからとダヴィンチと私に泣きついてきたんだよ」
「―――――ヘタレ過ぎやしませんかな・・・それは・・・」
「だろ? いい年こいて女性を袖にすることすら知らんのは問題だ。何とか取り成しして解決したがね。故に一人の女性相手に慌てふためいている奴に達哉君、二人と同棲しろなんて言わせてみろ、変な方向に飛ぶぞ」
そうため息を吐きつつアマネはタブレットのデータを保存しいったん画面を落し煙草を灰皿に押し付けてもみ消す。
そしてしばらく考え込み。
「悪い、あこぎな事だが宗矩手伝ってくれ」
「承知しました」
結局説得はアマネ自身がすることに決めた。
青年少女たちに武を伝え殺し方を教え、割り切り方を伝える。
嘗てアマネ自身がそうするしかなかったとはいえ、される側からさせる側になったことにため息を漏らす。
こうはなりたくない物だと擦り切れた思い出の怒りの中で思ったことが今になって返ってきた。
まさしく因果応報と言う奴だろう。故に思わずにはいられない
ーいつになったら、こういう類の寒い時代は終わるんだか・・・・―
人理焼却という熱い日々なのに寒い時代は未だ尚続いている
そして銃声がシューティングレンジから鳴り響いていた。
今回はギャグにするつもりやったんや・・・
宗矩が張っちゃけたり、アマネがピザで狂乱したり、所長怒りのカルデアとかやりたかったんや・・・
なんかどんどんシリアスなってこんなことに・・・どうして・・・
フォウさんやっとのことの出番です。
ちなみにフォウさんセンサーにたっちゃんは引っ掛かりません。
選ぶしかないかないからね、その上で糞真面目に選んでいるという事もあって。フォウさんからは同情目線。
寧ろフォウさんがキレたいのはニャルだったり。
そして所長意外な銃適正に関係者全員頭を抱える羽目に。
二丁拳銃適正が一番高いとはアマネも思っていなかった。
突撃銃適正が高ければいいいかなーていどだった
アマネ「ダヴィンチちゃん。予定変更な リボルバーからオートマ二丁お願いね」
ダヴィンチちゃん「キェェェエエエエエエァァアアアアアアア!?」
施設修繕、装備調整などなど数多の掛け持ちしているダヴィンチにやるしかない理由あるの無茶ぶりが襲う!!
そしてたっちゃんに忍び寄るラブコメの波動。
彼もまたペルソナ主人公だからね女難に会ってなんぼよ。
ニャル的にはギンコや舞耶を切り捨てて選べるのかニヨニヨしていたりする。
ニャル「P主人公共の女難は私関係ないからな!! マジで!! 連中の選択の結果だからな!! でもバロスwwwwwwwwww(P3P4P5修羅場を見ながら)」
カルデア重装化の原因
ぶっちゃけと魔術師に対抗するためには魔術で対抗するよりダヴィンチ&スティーブン製の神経弾搭載した。銃使った方が安上がりだから。
それでも大口径が多いのはアマネが魔術師は人間の頭脳を搭載したジャガーノート着込んでる熊だと思っているためです。
だから保安部員の装備はサブアームがLARグリズリー。メインが。IWI ACE52
スナイパーにはDSRー50やらバレット。
対戦車兵器として魔改造済み対戦車ロケランなどが正式採用されています。
その他には訓練用や施設内戦闘も考慮し通常火器も潤濁にあったりする。もしくは保安員個人の私物だったりする。
あと所長魔術はどうした?
所長「だって、魔術演算するよりマグナム神経弾使ったり蹴り叩き込んだり殴った方が早いし、演算は危機回避やら戦闘に回した方が効率的ですもの」
次回はギャグ回か召喚回やります