神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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3.目でまとめる話

島の旅行から帰り、カルマと共にアジトに帰る。せっかくカゲロウデイズのことが解決したのに、急いで行ってしまったから、少し気まずい気持ちもあるが、考えないことにする。

 

『だだいま帰りましたー…。』

「「「おかえり(なさい)!」」」

 

人が沢山増えたので、アジトはかなり賑わっていた。それに、私達が今日帰ってくることも伝えてあったのもあるのか、ここに住んでいない人達も大集合だ。

 

「やっと全員揃った事だし、改めて全員で自己紹介しよう。」

「No.0の楯山 文乃です。能力は、目を掛ける…?です。」

 

この人が文乃さんか…。優しそうな雰囲気をしている人だ。

 

「No.1、団長の木戸 つぼみだ。能力は隠す。」

「No.2、瀬戸 幸助っす。目を盗む力を持ってるっす。」

「No.3の鹿野 修哉でーす。能力は、目を欺く!」

「No.4の、マリー…あ、小桜 茉莉です。目を合わせる能力を持っていて、メデューサの末裔です。」

「No.5、16歳、アイドルをやっている如月 桃です!能力で、注目を集められます!」

「No.6、榎本 貴音です。元々はエネ…です。能力は確か、目を覚ますだったっけ…。」

「No.7、如月 伸太郎。能力は焼き付ける。」

『No.8の梅宮 花音です! 能力は、逸らすです。』

「No.9の雨宮 響也です。目を凝らす?力を持ってます…。」

 

ここからはカルマ以外全員知らない人かな…。あれ、コノハさんがいないような……。

 

「No.10、九ノ瀬 遥です。僕は元コノハです。能力は……あれ、なんだっけ?」

「醒ますでしょ。」

「あ、そっか。ありがとう貴音~。」

 

コノハさんって、(ruby:こ:・)こ(ruby:の:・)せ(ruby:は:・)るかを取ってるのかな?ちなみに、コノハさんの人格は消えてしまったわけではなく、自由に出てこれるそうだ。よかった…。

 

「新しくメカクシ団に入りました、No.11の朝比奈 日和です。能力は、目が冴えるです。」

 

日和、というと、ヒビヤくんとカゲロウデイズに巻き込まれてしまったのはこの子だろうか。礼儀正しいけど、ハキハキしてて、しっかりしてそうな子だなぁ。

 

「つぼみの姉、木戸 凛だ。」

 

キドさんのお姉さんは、結構キドさんの雰囲気に似ている。いや、カノさんから聞いた昔のキドさんは今とはかなり違っていたのを考えると、きっとキドさんはお姉さんである凛さんのようにいたいのだろう。

 

「茉莉の母、小桜 紫苑です。家は遠いうえ、茉莉はここに住んでいるので、私もここに住むことになりました。よろしくお願いします。」

 

見た目はマリーさんと似ていて、穏やかそうな人だ。

そこで、まだ自己紹介していないのはカルマだけになったことに気づく。

 

『ねぇ、多分次はカルマだよ?』

「あ、そっか。えーっと、赤羽 業でーす…。」

「よし、一通り終わったな。改めて、言おう。ようこそ、メカクシ団へ。」

「え、俺も?」

 

カルマがびっくりして言う。確かに、メカクシ団の存在を知った以上は入団しなきゃいけないならば、カルマも入ることになるのだろう。カゲロウデイズのことも、能力のことも、全部知っているし…。

 

「すまないな。本当に嫌なら、出て言っても構わない。ただし他言無用だ。入団するのならば、ここのアジトに住むもよし、たまに顔を出すのもよし、だ。」

 

カルマに聞いてみると、突然のことに驚いただけなので、入団するのは構わないらしい。それを聞いて、カルマと一緒に居られる時間が増えそうで、少し嬉しくなる。

そして、私はまだ新しく増えた人達と話したことがないことや、沢山話したことがない人がいることに気づき、話すことになった。

 

『えっと、遥さん…よろしくお願いします。』

「よろしくね~。」

『そういえば、コノハさんはどうなったんですか?』

「コノハくんは、僕の中にいるよ。自由に出てこれるみたい。」

 

消えちゃったわけじゃないんだ…。少し安心。

次は日和ちゃんかな?日和ちゃんはヒビヤくんと一緒にいるみたいだ。

 

『日和ちゃん、よろしくね。ヒビヤくんも、改めて。』

「カノンさん、よろしくお願いします。」

「よろしく、カノン。」

 

そこで私は、ヒビヤくんが最初、モモさんのことをおばさんと呼んでいたことを思い出し、私はおばさんじゃないのかと聞いてた。すると、むしろ私は中3に見えないと言われてしまった。……確かに身長低いけど…酷い…。それに、

 

「なに、アンタ、モモさんのことおばさんって言ったの!?」

「いや、違うんだ、日和…!」

 

という話が始まってしまったので、聞かない方が良かったかもしれない……。

次は、凛さん。

 

『凛さん、これからよろしくお願いします。』

「あぁ、よろしくな。」

 

喋り方も、雰囲気も、やっぱり似てるなぁ…。前にキドさんが言っていたように、確かに名前の通り凛とした人だ。

次は、紫苑さん。

 

『紫苑さん、よろしくお願いします。』

「ええ、よろしくお願いします。茉莉と仲良くしてくださって、ありがとうございます。」

『いえいえ…。』

 

と、話していると、マリーさんがやってきて、言われた。

 

「カノン、あのね。私もっと仲良くなりたいから、マリーって呼んでほしいなって…。あと、敬語じゃなくて喋って欲しいなぁ。」

 

か、可愛い……。私も仲良くなりたいな、と思っていたのでもちろん了承した。

そして、遠くから私も私も!と、モモさんが言っていたので、これからはマリーさん……いや、マリーちゃんとモモちゃんとはもっと仲良くなれそうだ。

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