カルマ
>「明日の夏祭り、一緒に行かない?」
>『もちろん!』
カルマ
>「みんな殺せんせーに誘われてるから、他の奴らもいるかも。」
>『OK!』
今日は8月30日。明日は夏祭りが行われる。カルマからメールで誘われたし、楽しみだな~。
『キドさん、明日は夏祭りに行くので夜ご飯はいりません。』
「ああ、わかった。楽しんで来るんだぞ。」
すると、それを聞いたマリーちゃんがやって来て、言った。
「お祭りがあるの? 何か買って来て~!」
『あ、マリーちゃん。うん、何か買って来るね』
「やったー!」
●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●
次の日、少し早い時間帯からカルマと合流して夏祭りに来ていた。
「うわー、やってるねー。」
『うん、何処行く?私、射的行きたいんだよね。』
「前も好きって言ってたよね。最近は、普段からやってるけど…。」
そうえばそうだな…と思いつつ、やっぱりおもちゃの銃で景品をゲットするのは楽しいと思うので、射的屋に向かう。しかしそこには人だかりが出来ていて、覗いてみると、千葉くんと速水さんが居た。この2人は射的屋に入れたらダメだよ…。2人はたくさんの景品をゲットし、周りから大きな拍手が起こり、そして………出禁をくらっていた。
「俺らもやり過ぎないように気をつけよう…。」
『そうだね…。』
銃のおもちゃにコルクを詰め、撃ち始める。やり過ぎないようにはしているが、やっぱり例年よりも精度が上がってる気がする。すると、店主が話しかけてきた。
「お嬢ちゃんとお兄ちゃん、上手いねえ。これ、おまけだよ。」
『え? あ、ありがとうございます!』
思わぬ収穫……。やりすぎたら出禁だけど、程々にしたら上手いねーってなるのか……。
「あそこにいるのは茅野ちゃんと渚君じゃない?……おーい!」
カルマの声に気がついた2人は、こっちに来てくれて、4人で一緒に回ることになった。
しかし、カルマが何かを見つけたようで何かの屋台へと向かっていった。どうやらあれは糸くじの店らしい。
「じゃあ、僕らはあの水風船釣りやって待ってよっか。」
「そうだね。すみませーん、やります。」
「はいよ! これを使って釣ってな。」
久しぶりだなー、これ。運が悪いと1個目で切れちゃって何も取れないんだよなぁ………って、あれ?めっちゃ取れるんだけど…。
「これは、暗殺技術の繊細な部分が活かせるね。」
『だからいっぱい取れるのか……。』
「き、君達凄いなあ…。5個までだから選んで、それ以外は戻してくれな。」
3人で大量に取れた水風船を選ぶ。隣でやっている小さな子がすごく驚いてるような気もするけど、気にしないでおこう……。
すると、カルマがゲーム機を持って帰ってきた。こういうのって当たるんだ…。
『当てたんだ!凄いね~。』
「いやいや、ああいうのは大体大当たりは入ってないんだよ。で、脅したらくれた♪」
うん、カルマはカルマだった。
そんなカルマに苦笑いしつつ、みんなで好きにご飯を買って、木の下に集合することになった。
●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●
私が買ったのは焼きそばとチョコバナナとラムネ。
カエデちゃんはわたあめとすもも飴とじゃがバター。
渚はたこ焼きとフランクフルト。
業はいちご煮オレとかき氷と焼き鳥を買っていた。
「うん、甘いものはやっぱり美味しいね!」
『カエデちゃん、甘いものから食べるの?普通それはデザートじゃない…?』
「カルマ君はこういう時もいちご煮オレ?」
「渚君も買ってくれば?」
「僕はいいよ…。」
甘党の人は甘いものをたくさん。いつも食べている好きな食べ物はこういう時も食べる。やっぱり食べ物にはみんなの個性が出るなぁ。
『そうだ、そろそろ花火だね。』
「ほんとだ!食べ終わったら行こう!」
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花火が上がる。
そして…
唇にやわらかい感触が伝わってくる。カルマがキスをしてきていた。
『……!カル、マ?』
「花音、誕生日おめでとう。」
そうだ、今日は私の誕生日だ。
カルマはいつも、あんまりこういうことはして来ないけど、嫌じゃ、無いな。
『カルマ…ありがとう…大好き!』
マリーちゃんにはくじでとった可愛いピン留をあげた。