神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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第1章 暗殺し、終わらない夏を終わらせた少女の物語
第1節 暗殺教室~裏切りのE組~ 1.転校生の時間


『カルマ、おはよ~!』

「あ、花音おはよ」

 

 赤羽カルマ。私の好きな人。私のことを……好きでいてくれる人。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

「おはようございます、皆さん」

 

 もう見慣れた、黄色いタコのような生物が入ってくる。このタコは殺せんせー。私達が卒業するまでに殺さなきゃいけない超生物。

 あ、 今日私日直か。号令かけなきゃ。

 

『起立! 気を付け! ……礼!』

 

 この3‐E……いや、暗殺教室では朝に決まって一斉射撃がある。殺せんせーはその弾を避けながら出席をとるのだ。

 

「赤羽くん!」

「はーい」

「磯貝くん!」

「はい!」

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

「今日は誰も遅刻でないですねぇ。……さて、今日は転入生がいます。入ってください」

 

 しっかりとセットされた綺麗な黒髪の女の子が入ってきた。私より身長が高いのはもう当たり前なので、気にしない。

 

「みなさんこんにちは、海瀬優香です! よろしくお願いします!」

「取り敢えず、残りの時間は質問タイムに使しましょう」

 

 海瀬さんかー。せっかく進学校に転校して来たのにE組なんて大変だなぁ。頭いいからここを選んだんじゃないのかな?

 

「改めて、質問はありますか? 答えられることならなんでも答えますよ!」

 

  質問かぁ。よし、このこと聞いてみようかな。

 

『なんでE組になっちゃったの? なんか失敗しちゃったとか?』

「あ、えっと……はい、そうなんです。テストの日、具合悪くて……」

『そっかぁ……』

 

 たまにそういう人もいるからね。まぁ、そのための救済処置があるんだけど。でも……暗殺に協力するなら簡単にはE組出れないのかな?

 

「……もう質問も無い様なので座ってもいいですか?」

「はい、海瀬さんの席は寺坂くんの隣です」

「わかりました。ありがとうございます」

 

 

 

 

優香side

 

『なんでE組になっちゃったの? なんか失敗しちゃったとか?』

 

 いきなりこの質問? 気が使えないバカなの?

 

「あ、えっと……」

 

 転校した理由はいじめ。今まで私の邪魔になるやつはいじめて来た。立場を作って、楽に学校生活を送るために。もう、何回かバレて、進学校なら厳しいからって親がお金払って入ったけど、嫌だったから問題起こしてここに来てやったわ。

 ……でも本当のことを言うとちょっと不便かもね。

 

「はい、そうなんです。テストの日、具合悪くて……」

 

 静かすぎでもなく、クラスの中心という訳では無いこの子がちょうど良さそうかな。

 

 

 

 

花音side

 

「海瀬さん! 一緒にお昼食べようよ!」

 

 あれから時間がたって、昼休みになった。

 

「はい、いいですよ。あと、優香って呼んでください」

「わかった! 私もカエデって呼んでね。じゃあ、他の人も一緒だけどいい?」

「もちろんです!」

「渚、神崎さん、杉野くん、カルマくん、花音。一緒に食べよー!」

 

 お、今日もカエデちゃんと一緒に食べれる! それに、海瀬さんとも仲良くなれるといいなぁ。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

「改めて、潮田 渚です。できれば、下の名前で呼んで欲しいな」

「わかりました、渚くん!」

 

 お? 自己紹介timeはじまった!

 

「茅野 カエデだよ。よろしくね!」

「杉野 友人。よろしくな」

「神崎 有希子です。よろしくね」

「赤羽 カルマだよー、よろしく」

『梅宮 花音です。よろしくね』

「…よろしくお願いします!」

 

 ん? なんか今、間があったような気が……。多分気の所為だね。

 みんなはもう、お喋りをしながらそれぞれの昼食の準備を始めていた。

 

「じゃー食べよっか。」

『いただきます。……うん、今日もちゃんと作れた! 昨日の夜の残り物も入れたけど』

「花音ー、それちょーだい」

 

 カルマが私のお弁当の中の卵焼きを指して言った。今日の卵焼きは自信があるから食べられるのはいいんだけど……。皆さんはこんなシーンで何を想像するだろうか? そう、お決まりの……。

 

『え? いーよ。……は、はい……』

 

 私の箸でつかみ、カルマの口元に持っていく。いわゆるあーん、ってやつだ。

 

「え……うん」

 

 カルマの顔が少し赤くなった。きっと私の顔はもっと赤いと思うけど。

 

『美味しい?』

「うん。ありがと」

「リア充め!」

「え? 2人恋人なんですか?」

「あ、優香は知らないもんね。あの二人はリア充だよ」

「そうなんだ……」

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

優香side

 

 あいつと花音は、付き合ってるらしい。これ、使えるかも…………。




初心者あるある、展開が流れるように進みすぎてはやい。直したい…。
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