殺せんせーの過去を知り、みんな悩みつつも冬休みを迎えた。冬休みということで、ヒビヤくんとヒヨリちゃんもこっちにきているし、今日はクリスマスイブ。せっかく楽しい日なんだし、切り替えていかなきゃ!
『おはようございます。』
「おはよう、カノン。今日の夜はメカクシ団でクリスマスパーティーをしたいんだが、誘いたいやつとかいるか?」
『じゃあ……クラスメイトを2人呼んでもいいですか?』
「もちろんだ。」
誘いたい友達と聞いて思い浮かぶのは、やっぱりいつも一緒にいる、カルマ、渚、カエデちゃんの3人。カルマはもちろん来るので、これから2人を誘おうかな。
>『急なんだけど、私の知り合いとクリスマスパーティーやるから、来ない?』
渚
>「せっかくだし、行こうかな。」
カエデちゃん
>「いいの? 行きたいな。」
>『OK! 二人とも、待ってるねー。あ、ちなみにカルマもいるよ!』
楽しみだな~。
実は、しっかりカルマへのプレゼントも買ってあるし、喜んで貰えるといいな。
「それで、パーティーの準備分担なんだが…。」
『はい。』
ということで、
~分担~
料理…アヤノ、キド、マリー、ヒヨリ
買い出し…カノ、ヒビヤ、貴音、遥、カルマ、カノン
ツリー…セト、シンタロー、紫苑、モモ
に決まった。
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『えっと、買い物の品が多いので、二人ずつ別れた方がいいかと…。』
「僕とヒビヤくんで行くから残りの4人で分かれててよ。じゃあね。」
「じゃあ行こっか、花音。」
『あ、うん。』
貴音さんと遥さん置いてきちゃったけど……まぁ、あの二人ならちょうどいいかな。
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マリーside
「よし、料理を始めていこう。」
「言われた通りみんなの飲み物のリクエスト聞いてきました。」
「じゃあ私はそれをやるね!」
えっと、アヤノちゃんとお母さんと私は紅茶で、モモちゃんは…た、炭酸おしるこ…。カノンちゃんはレモン煮オレで、カルマくんはさば煮オレ…。シンタローはコーラ。他の人は、お茶とかジュース。変な飲み物も混ざってるけど、ちゃんと買ってあるみたいでよかったぁ。
「終わったよ。」
キッチンに戻ったら、アヤノちゃんがちょっと失敗しちゃってみんな慌ててたけど、無事に料理できてよかった♪
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モモside
今は、セトさんとお兄ちゃんと屋根裏にいます。なぜかというと…。
「なかなかツリー見つからないっすね…。」
「そうだな…。そろそろほかの場所も探すか。」
ツリーを探しているから。秋頃にカノさんが安く買ってきたらしいけど、何故か見当たら無い。
「電話してみるっすね……。もしもし、カノ。ツリーが屋根裏に見当たらないんすけど、どこにあるかわかるっすか?」
【屋根裏になければ床下じゃ無い? そこにもなければ新しく小さいツリー買って帰るよ。】
「分かったっす。じゃあ、切るっすね。」
「じゃあ俺は床下見てくる。」
「あ、待って、お兄ちゃん。私も行く!」
お兄ちゃんはこないだまで引きこもりだったから、ツリーが見つかっても持ち上げられないと思うから!
それにしても、パーティー楽しみだな。カノンちゃんの友達も来るみたいだし!
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花音side
呼び鈴がなる音が聞こえる。渚とカエデちゃん来たかな?
「やっほー、花音!」
『いらっしゃい! 入っていいよ。』
「お邪魔しまーす。」
2人を招き入れ、リビングへ連れていくと、モモちゃんが寄ってきた。
「その子達がカノンちゃんの友達?」
「こ、こんにちは。花音の友達の茅野 カエデです。」
「潮田 渚です。」
「私は如月 桃。よろしくね!」
なんか、カエデちゃんが焦ってる……??
突然、カエデちゃんが迫ってくる。
「ちょっと、芸能人がいるなんて聞いてないよ!? 一応共演したことあるんだから…。」
なんだ、そういう事だったのか。子役時代のカエデちゃんを見てもみんな気づかなかったんだし、モモちゃんはそういうのに鈍感だし、大丈夫だと思うけどなぁ。
と、なんやかんや話していると、リビングにカルマが入ってくる。
「渚君、茅野ちゃん。来たんだね。」
「カルマ君。……って、こんな時も煮オレ飲むの? しかもさば…。」
「意外といけるよ。渚君も飲む?」
「いや、遠慮しとくよ…。」
私もフルーツ系の煮オレは好きだけど、流石に鯖に牛乳入れて甘くするのは飲む勇気が出ない……。
そういえば、モモちゃんが好きな炭酸おしるこもすごく甘いって言ってたような…。
『カルマは炭酸おしるこ飲んだことある?』
「無いけど、興味はあるなー。」
「じゃあ後で飲んでみたら?」
「そうしようかな。」
ちなみに、私は餡子が嫌いだから飲むつもりはない。
「じゃあ、クリスマスパーティーを開催する。」
「「イェーイ!!」」
「ところで、気になってたんだけど……君は女子?」
カノさんが指を指しているのは………渚。私達は大爆笑。うーん、渚が女子っぽいのは、髪のせいだけじゃないような……。
「ええ!? 男子ですよ!?」
「いや、でもこの写真みてくださいよ。」
カルマが出したのは、夏の暗殺旅行の時に撮った渚の女装写真だった。
「カルマ…その写真まだ持ってたの?」
「当然じゃーん。いつでも弄れるように…ね♪」
カルマが悪い顔になってる…。………こういうカルマも好きだ…。
「カノが女の人に欺いてる時よりかわいいね!」
その発言に、私達はさらに笑ってしまった。
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「そろそろプレゼント交換しよう!」
という声で、プレゼント交換が始まった。といっても、あげたい人にあげたい人があげる、という自由なものだけど。
「花音、これプレゼント。」
『あ、ありがとう。私からもあるよ、はい。』
カルマからのプレゼントは、宝石の飾りが付いた、髪につける小さめのリボンだった。もちろん、宝石の飾りは偽物だ。
可愛いなぁ……。大切にしよう。
「な、渚…。私も、渚のあるんだけど…。」
「え? あ、ありがとう…。」
お、渚とカエデちゃん、いい感じになってるねー!
「シャッターチャーンス♪」
「「カルマ君!?」」
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次の日の朝、モモちゃん達が準備したクリスマスツリーの下に、大きい箱が1つあった。
「あ、お父さんとお母さんからだ…。」
「アヤノさんのお父さんって…あのお義兄さん?」
そういったのはヒヨリちゃん。なんと、アヤノさんのお母さんはヒヨリちゃんの姉らしい。この辺の関係は複雑……。
「中には新しいテレビと最新のゲーム機が入ってるっすね。」
「手紙には、”メリークリスマス!! 私と、研次朗からみんなにクリスマスプレゼントだよ。メカクシ団の団員も増えたんでしょ? 使ってね。年末に見んねで家にきてもいいからね。文乃、頑張って! ”って書いてあるよ。」
カゲロウデイズから帰ってきて、元の家に戻ったアヤノさんの両親。私たちにクリスマスプレゼントくれたんだね…。
メカクシ団のみんなと、渚と、カエデちゃんとクリスマス過ごせて、楽しかったな…。