神さえも予測できなかった運命を辿る少女の物語   作:~時雨~

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14.楯山家での年越し

今日は大晦日。今は、アヤノさんに誘われて、キドさん、セトさん、カノさん、マリーちゃん、貴音さん、私、遥さんで楯山家にお泊まりすることになったので、みんなで向かい、ちょうど着いたところだ。

 

「お母さん、お父さん、ただいま。」

「お帰り、文乃。つぼみちゃんと幸助君と修哉くんも久しぶりね。後の人は初めましてかな。」

『梅宮花音です、初めまして。アヤノさん達と一緒にアジトに住まわせてもらってます。』

「貴音と遥は前の教え子だ。」

「「よろしくお願いします。」」

「マリーは、母さんが研究してた、メデューサのクォーターで、俺が森の中から連れてきたんす。」

「マ、マリーです。」

「みんな、ゆっくりしていってくれ。」

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

今は大晦日の夕方。みんなは紅白をみたり、のんびりしたり、それぞれ好きなことをやっていた。

すると、マリーちゃんが話しかけてくる。

 

「ねえねえ、カノン!この、年越しジャンプっていうのやって見たい!」

『年越しジャンプ? ああ、カウントダウンして、ジャンプするやつか。いいね。やろう! …でも、マリーちゃん起きてられる?』

 

アヤカさんとアヤノさん、キドさんは話をしていて、カノさんは携帯をいじっている。遥さんと貴音さん、ケンジロウさんはお菓子をたくさん食べている遥さんを突っ込んだりしている。

今思えば、ここにいる楽しそうな人たち全員カゲロウデイズに巻き込まれた人なんだなぁ…。

 

「そろそろ紅白歌バトルが始まるわね。」

「今年も楽しみだね!」

「お母さん、そろそろお蕎麦の準備しよう。」

「そうね。みんなはゆっくりしてて。」

 

楯山家は、夕食として年越し蕎麦を食べるのか…。夜食として食べる家もあるらしい。

 

【では、準備ができたようです。如月モモさんで、オツキミリサイタル!】

 

という声がテレビから聞こえ、目を向けるとモモちゃんが映っていた。

 

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

 

「♪もうどうやったって無駄かもな。泣きそうな顔みていた。諦めないでよ。みたいな言葉じゃ全然足りない!そしたらもっと元気を出さなきゃ、明日も眩んじゃうって君を連れ出してく、無理やりかなぁ。♪」

 

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

 

【以上、如月モモさんでしたー!】

 

モモちゃん、凄かったなぁ。めっちゃ緊張してそうだけど……。

 

「お蕎麦できたよー!」

「遥、あんなにみかんとか食べたのに食べれるの!?」

「全然いけるよ?」

 

遥さんっておっとりしてるのに、よく食べるし、ゲームも上手いし、結構意外性がある人だなぁ。

 

「「「いただきます!」」」

『私、お蕎麦久しぶりに食べました…。』

「そういえば、僕も食べてないかも。」

「おいおい、しっかり色々食べなきゃダメだぞ? 文乃、ちゃんとバランスよく作ってるよな?」

「うん、一応つぼみと一緒に頑張ってはいるんだけどね…。」

 

アジトでは、主にキドさん、アヤノさん、紫苑さんが料理を作ってくれる。私も手伝ってはいるが、学校の関係でやっぱり任せてしまうことも多い。もう少しお手伝い出来たらいいんだけどな。

 

「そろそろカウントダウン始まるっすね。」

「セトも一緒にジャンプしよ!」

【10秒前! 9、8、7、6、5、4、3、2、1】

「「『ジャーンプ!』」」

「「「あけましておめでとう(ございます)!」」」

 

ついに、年明けたかぁ…。暗殺期限まで、あと2ヶ月半。どうなるかは分からないし、やっぱり不安が募る。

 

 

●○●^・ω・^●○●^・ω・^●○●

 

 

「じゃあ、年も越したっすから、初詣行くっすか?」

 

朝になり、みんなが集まるとセトさんが言い出す。

 

「じゃあ、ちょっと着物に着替えてくるから、まってて~。」

「はーい、先に外出てるねー。」

 

 

みんなで協力して着物を着る。

着物って、着るのいつ以来かな…? ちなみに、文乃さんは、赤が基調の花柄の着物。キドさんは紫が基調のクールな着物。マリーちゃんはピンクを基調とした着物風ワンピース。貴音さんは青を基調としたシンプルな着物。そして、私は黄色を基調とした着物を着る。

 

「あ、貴音。貴音の着物姿は初めて見たけど、似合ってるよ!」

「本当は着たくなかったんだけどね…。」

「まあまあ。じゃ、行こっか。」

 

そして、みんなで近くの神社まで歩く。途中、マリーちゃんが疲れて躓いたりしていたので、着くまでセトさんがおぶることになったが、それ以外は特に問題はなく神社まで来ることが出来た。

 

『やっぱり、人いっぱいいるね。マリーちゃん大丈夫?』

「う、うん。大丈夫…。」

 

マリーちゃん人混み苦手だから、気遣ってあげないと……。

 

「じゃあおみくじ引きに行こっか。」

「あれ、梅宮さん?」

「花音ちゃんも着てたんだ。」

 

という声の方向を見ると、そこに居たのは有希子ちゃんと凛香ちゃんだった。

 

『2人とも、何でここに?』

「実は、家から近い方はこっちなの。」

『そうだったんだね。そうだ、あけましておめでとう!』

「「あけましておめでとう!」」

 

さすが有希子ちゃん。着物がすっごく似合っているなぁ。

 

「どうせなら一緒に回るか? それとも、花音はあの二人と回るか?」

「いいんですか?」

「じゃあ、一緒に回らせてもらいます。」

 

そして、私達はおみくじを引いたりして初詣を楽しんだ。

 

★みんなのおみくじの結果

・アヤノ:凶

・キド:中吉

・セト:小吉

・カノ:吉

・マリー:末吉

・貴音:大吉

・(主人公):大吉

・遥:中吉

・有希子:吉

・凛香:末吉

 

↑インターネットのおみくじサイトで全員分引いてきました(笑)

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